アミオダロン

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アミオダロン
IUPAC命名法による物質名
(2-{4-[(2-butyl-1-benzofuran-3-yl)carbonyl]-2,6-diiodophenoxy}ethyl)diethylamine
臨床データ
胎児危険度分類 D(US)
法的規制 Prescription only
投与方法 oral or intravenous
薬物動態的データ
生物学的利用能 20 - 55%
代謝 Liver
半減期 58 days (range 15-142 days)
排泄 Primarily Hepatic and Biliary
識別
CAS登録番号 1951-25-3
ATCコード C01BD01
PubChem CID 2157
DrugBank APRD00288
ChemSpider 2072
KEGG D02910
化学的データ
化学式 C25H29I2NO3 
分子量 645,31 g/mol
SMILES eMolecules & PubChem

アミオダロン (amiodarone) とは、Vaughan-Williams分類でIII群に分類される抗不整脈薬である[1]。作用機序は複雑であり他の抗不整脈薬が無効でも効果が期待できる一方で、重篤な副作用を惹起する危険性がある薬剤である。

アミオダロンの塩酸塩が製剤化され医薬品として承認を得ている[1]

目次

[編集] 効能

生命に危険のある心室細動心室性頻拍肥大型心筋症に伴う心房細動の再発性不整脈で他の抗不整脈薬が無効か、または使用できない場合[2]

[編集] 使用の限定

難治性、致死性の不整脈に有効であるが、多彩でときに重篤な副作用が高率で発現するため、米国では他剤が無効な致死的不整脈に限定して使用が承認され、日本においても同様に適応患者が限定されて承認されているほか、致死的不整脈治療の十分な経験のある医師、諸検査の実施、緊急対応可能な設備の整った施設でのみ使用するなどの条件が付されている[1][3][4]

[編集] 使用方法

内服の場合一日量を400mg~800mgとして開始し、血中濃度を測定しながら1~2週間で1日量として100~200mg程度に減量する事が多い。有効血中濃度は500~1000ng/dlであるが、分布容積が巨大なため血中濃度半減期が非常に長く(平均58日)、投薬を中止しても血中濃度低下に時間を要するため注意が必要である。

[編集] 副作用

副作用として間質性肺炎甲状腺機能異常症、角膜沈着物、肝機能障害、消化器症状、皮膚症状などが知られている[5]。特に間質性肺炎は致死的となり得るため、投与中は聴診を欠かさずKL-6などの血中マーカーを定期的に測定することが多い。

[編集] 脚注

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  1. ^ a b c サノフィ・アベンティス、p1。
  2. ^ サノフィ・アベンティス、p11。
  3. ^ 山口巌「アミオダロン」、『月刊治療学』1996年4月号1996年4月、2010年2月24日閲覧。
  4. ^ サノフィ・アベンティス、p23。
  5. ^ サノフィ・アベンティス、p27-31。

[編集] 参考文献



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