大動脈瘤

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大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう、Aortic aneurysm)とは、大動脈血管が拡張ないし血管壁が解離する疾患[1]

病理[編集]

多くの場合、高血圧動脈硬化加齢等によって2次的に生じてくる場合が多い。以下に分類される[1]

種類[編集]

部位別に以下に分類される

胸部大動脈瘤(TAA:Thoracic aortic aneurysm)
  • 上行大動脈瘤
  • 弓部大動脈瘤
  • 下行大動脈瘤
腹部大動脈瘤(AAA:Abdominal aortic aneurysm)

診断[編集]

形態のほか、カラードップラーにより、血流や偽腔の状態も評価できる。撮影困難部位が多い、胸部大動脈の評価は一部でしかできない。
血管の輪郭がみえることで、診断の契機となることがある。確定診断はできない。
超音波検査で問題となる、腸管のガスや、肋骨の影響を受けずに血管の形態を評価できる。


腹部大動脈瘤の推定破裂率
腹部大動脈瘤径(cm) 破裂率(%/年)
<4 0
4-5 0.5-5
5-6 3-15
6-7 10-20
7-8 20-40
>8 30-50

5cm以上の腹部大動脈瘤は、破裂率が高いため、未然に治療することが多い。[2]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 荻野均 (2009年10月10日). “大動脈にこぶができたら:大動脈瘤・解離の診断と治療”. 国立循環器病センター. 2010年1月8日閲覧。
  2. ^ 大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2006年改訂版)

関連[編集]

外部リンク[編集]