「トカゲ」の版間の差分
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最長種は[[ハナブトオオトカゲ]]で最大全長475cm(最大種は[[コモドオオトカゲ]]とされる)。 |
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[[イグアナ下目]]の樹上棲種を中心に、環境やストレスによって自身の体色を変える能力を持っている。最も有名なのは[[カメレオン]]だが、他の種類のトカゲにも微妙な体色の変化が見られる。 |
[[イグアナ下目]]の樹上棲種を中心に、環境やストレスによって自身の体色を変える能力を持っている。最も有名なのは[[カメレオン]]だが、他の種類のトカゲにも微妙な体色の変化が見られる。 |
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*[[平成16年台風第23号]] 台風の国際的な呼称として「トカゲ」(直接には[[とかげ座]]に由来) |
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== 参考文献 == |
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2012年2月26日 (日) 05:12時点における版
トカゲ亜目 | |||||||||||||||||||||
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![]() フトアゴヒゲトカゲ Pogona vitticeps
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分類 | |||||||||||||||||||||
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下位分類群 | |||||||||||||||||||||
トカゲ(蜥蜴、石竜子)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目トカゲ亜目に分類される構成種の総称。
分布
南極大陸を除く全大陸。
日本に生息する種
- アガマ科 - リュウキュウキノボリトカゲ
- トカゲモドキ科 - リュウキュウトカゲモドキ
- ヤモリ科 - ミナミヤモリ、ニホンヤモリ、タワヤモリ、ヤクヤモリ、オンナダケヤモリ、タシロヤモリ、ホオグロヤモリ、キノボリヤモリ、オガサワラヤモリ、ミナミトリシマヤモリ(他にも未記載種が数種生息)
- イグアナ科 - グリーンアノール(外来種)
- カナヘビ科 - コモチカナヘビ、アムールカナヘビ、サキシマカナヘビ、アオカナヘビ、ニホンカナヘビ、ミヤコカナヘビ
- トカゲ科 - ヘリグロヒメトカゲ、オガサワラトカゲ(基亜種)、ミヤコトカゲ(基亜種)、バーバートカゲ、アオスジトカゲ、ニホントカゲ、キシノウエトカゲ、オカダトカゲ、オキナワトカゲ、イシガキトカゲ、サキシマスベトカゲ、ツシマスベトカゲ
形態
最長種はハナブトオオトカゲで最大全長475cm(最大種はコモドオオトカゲとされる)。最小種はブロケシア・ミクラで、体長は最大でおよそ29mm程度[1]。
イグアナ下目の樹上棲種を中心に、環境やストレスによって自身の体色を変える能力を持っている。最も有名なのはカメレオンだが、他の種類のトカゲにも微妙な体色の変化が見られる。
眼にはヤモリ下目を除き下部に瞼がある。また種によっては頭頂眼と呼ばれる、眼と同じ器官があり、これにより明暗を感知することができる。種によっては顕著で、眼が3つあるように見える種もいる。下顎骨の前部は結合している。側頭部には通常耳孔があり、奥に鼓膜があるが鼓膜が表面に露出している種もいる。また耳孔のない種もいる。
通常四肢を持つが、例外も多くいる。外観に四肢のない種でも骨格には足の骨が残っている。樹上棲種では指に襞状の鱗(指下板)があり垂直面でも登ることのできる種もいる。
分類
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/57/Tokay_Gecko.jpg/200px-Tokay_Gecko.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6c/Iguana_iguana02.jpg/200px-Iguana_iguana02.jpg)
Iguana iguana
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2d/Apothekerskink01.jpg/200px-Apothekerskink01.jpg)
Scincus scincus
爬虫類の中では最も種類数が多いグループで、熱帯地方を中心に4000種類以上が知られている。
ヤモリ下目 Gekkota
- アルデオサウルス科
- ババリサウルス科
- トカゲモドキ科 Eublepharidae
- ヤモリ科 Gekkonidae
- ヒレアシトカゲ科 Pygopodinae - バートンヒレアシトカゲなど
イグアナ下目 Iguania
オオトカゲ下目 Platynota
- アシナシトカゲ科 Anguidae - バルカンヘビガタトカゲなど
- ギンイロアシナシトカゲ科 Anniellidae
- ドクトカゲ科 Helodermatidae
- ミミナシトカゲ科 Lanthanotidae
- オオトカゲ科 Varanidae
- コブトカゲ科 Xenosauridae - シナワニトカゲなど
スキンク下目 Scincomorpha
- ヨロイトカゲ科 Cordylidae - オオヨロイトカゲ、アルマジロトカゲなど
- フタアシトカゲ科 Dibamidae(ヤモリ下目に含める説もあり)
- プレートトカゲ科 Gerrhosauridae(ヨロイトカゲ科に含める説もあり) - オニプレートトカゲなど
- ピグミーテグー科 Gymnophthalmidae
- カナヘビ科 Lacertidae
- トカゲ科 Scincidae
- テユー科 Teiidae - キタテグーなど
- ヨルトカゲ科 Xantusiidae
生態
極地や高山を除く、陸上の様々な環境に生息する。
食性は分類、種により異なり、昆虫類、節足動物、甲殻類、貝類、ミミズ、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、動物の死骸、葉、花やその蜜、果実、種子、海藻等を食べる種が知られている。
繁殖形態は主に卵生だが、卵胎生の種もいる。
人間との関係
ほとんどのトカゲは毒をもたず、よほどの大型種でもない限り人間に害を及ぼすことはないが、オオトカゲ類などに咬まれると口内にいる雑菌が傷口から入りこみ感染症を起こすことがある。実際に毒をもつのはメキシコ北部に分布するメキシコドクトカゲとテキサス南部に分布するアメリカドクトカゲ、そしてインドネシアにいるコモドオオトカゲ(詳しくはコモドオオトカゲの項を参照のこと)の3種類だが、前記2種は動きも比較的遅く、毒はヘビの毒と異なり噛むことでゆっくり注入されるため、それほど危険ではない。が、コモドオオトカゲは大きさのわりにかなり動きが早く、毒もかなり強いとのこと、現地では人間が捕食された例も少なくないという。
関連項目
- 有鱗目 (爬虫類)
- 自切
- 平成16年台風第23号 台風の国際的な呼称として「トカゲ」(直接にはとかげ座に由来)
出典
- ^ Glaw, F.; Köhler, J. R.; Townsend, T. M.; Vences, M. (2012). Salamin, Nicolas. ed. “Rivaling the World's Smallest Reptiles: Discovery of Miniaturized and Microendemic New Species of Leaf Chameleons (Brookesia) from Northern Madagascar” (英語). PLoS ONE 7 (2): e31314. doi:10.1371/journal.pone.0031314.