シナワニトカゲ

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シナワニトカゲ
シナワニトカゲ
シナワニトカゲ Shinisaurus crocodilurus
保全状況評価
ワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : オオトカゲ下目 Platynota
: コブトカゲ科 Xenosauridae
亜科 : ワニトカゲ亜科 Shinisaurinae
: ワニトカゲ属 Shinisaurus
: シナワニトカゲ S. crocodilurus
学名
Shinisaurus crocodilurus
Ahl, 1930
和名
シナワニトカゲ
英名
Chinese crocodile lizard

シナワニトカゲ(支那鰐蜥蜴、Shinisaurus crocodilurus)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目コブトカゲ科ワニトカゲ属に分類されるトカゲ。本種のみでシナワニトカゲ属を形成する。別名チュウゴクワニトカゲ(中国鰐蜥蜴)、ワニトカゲ

分布[編集]

中華人民共和国広西チワン族自治区固有種

形態[編集]

全長30-40cm。尾は側扁し、泳ぐのに適している。体色は褐色で、赤や黄色の斑紋が入る個体もいる。

出産直後の幼体は全長10-13cm。

生態[編集]

標高300-760mにある渓流に生息する。昼行性で、水辺の岩や水面に張り出した樹上などで日光浴を行うことを好む。危険を感じると水中へ飛びこんで逃げる。冬季になると冬眠する。

食性は動物食で、昆虫魚類カエルやその幼生、ミミズなどを食べる。

繁殖形態は胎生。水中で交尾を行う。妊娠期間は約9か月。水中で、1回に3-8頭の幼体を産む。オスは生後3年6か月、メスは生後4年で性成熟する。

人間との関係[編集]

飼育下での繁殖例(妊娠中の個体が流通し、飼育中に出産する例も含む。)は少なくないが、幼体の育成が難く飼育下繁殖個体が流通することはまれ。 大きな水場を設置したテラリウムアクアテラリウムで飼育される。協調性に欠けるため、基本的に単独で飼育する。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社2004年、112頁。
  • 首藤康 「Keeping File No.010 ワニトカゲ」『クリーパー』第39号、クリーパー社、2007年、68-72、74-75頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、63頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生・はちゅう類』、小学館、2004年、107頁。

外部リンク[編集]