アメリカドクトカゲ

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アメリカドクトカゲ
アメリカドクトカゲ
アメリカドクトカゲ Heloderma suspectum
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 NT.svg ワシントン条約附属書II
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : オオトカゲ下目 Platynota
: ドクトカゲ科 Helodermatidae
: ドクトカゲ属 Heloderma
: アメリカドクトカゲ
H. suspectum
学名
Heloderma suspectum
Cope, 1867
和名
アメリカドクトカゲ
英名
Gila monster

アメリカドクトカゲ(亜米利加毒蜥蜴、Heloderma suspectum)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目ドクトカゲ科ドクトカゲ属に分類されるトカゲ。特定動物。別名ヒラモンスター

目次

[編集] 分布

英名は「ヒラ川の怪物」の意。

アメリカ合衆国アリゾナ州カリフォルニア州コロラド州ニューメキシコ州ユタ州)、メキシコ州ソノラ州

[編集] 形態

全長20-40cm。最大でも50cm程。体色は黒や黒褐色で、オレンジやピンクの斑紋が入る。

幼体はオレンジやピンクの横帯が入る。

  • H. s. cinctum アミメアメリカドクトカゲ

オレンジやピンクの網目状の斑紋が入る。

  • H. s. suspectum オビアメリカドクトカゲ

オレンジやピンクの横帯が入る。

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噛まれると激しい痛みや患部の腫れ、浮腫眩暈吐き気悪寒アナフィラキシーショック等の症状が出る。健康な成人が噛まれても死亡することは稀とされる。

[編集] 分類

斑紋の形状以外に亜種の区別点がないことや中間的な個体が見かけられること、分子系統学の研究結果等から亜種の有効性を疑う説もある。

  • Heloderma suspectum cinctum Bogert & Martên Del Campo, 1956 アミメアメリカドクトカゲ
  • Heloderma suspectum suspectum Cope, 1867 オビアメリカドクトカゲ

[編集] 生態

砂漠や荒地、草原、乾燥した森林等に生息する。主に地表棲だが、高木やサボテンに登ることもある。主に薄明薄暮時に活動する。危険を感じると口を開け噴気音をあげて威嚇する。それでも相手が怯まない場合噛みつく。動きは緩怠だが、突発的に素早く動くこともできる。

食性は動物食で、爬虫類の卵、鳥類の卵や雛、小型哺乳類等を食べる。

繁殖形態は卵生。5-8月に1回に4-7個の卵を産む。

[編集] 人間との関係

原住民の間では、獲物や外敵に毒息を吹きかけ殺す怪物として恐れられていた。

近年、本種の毒液に含まれるホルモンから糖尿病の治療薬が開発され、研究が進められている。

開発による生息地の破壊や、毒を持つことやその形態から駆除され生息数は激減している。

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。流通量は少なく価格も極めて高価。また動物愛護法により特定動物に指定されているため、2008年現在日本で本種を飼育するにあたってはマイクロチップの埋め込みや地方自治体の許可が必要になる。取扱いには細心の注意を払い、皮手袋をはめる等して素手で扱うことは絶対に避ける。

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社1984年、142頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、64頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館2004年、108頁。
  • Go!!Suzuki 『爬虫・両生類ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトカゲ』、誠文堂新光社2006年、124-125頁。

[編集] 外部リンク


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