トカゲ科

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トカゲ科
Apothekerskink01.jpg
クスリサンドスキンク Scincus scincus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : Scincomorpha
上科 : Scincoidea
: トカゲ科 Scincidae
Gray, 1825

トカゲ科(-か、Scincidae)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目に属する科。別名スキンク科

分布[編集]

南極大陸をのぞく全大陸に分布。

形態[編集]

最大種はオマキトカゲで最大全長約80cm。胴体は円筒形で頸部との境目は不明瞭で、全身が光沢のある滑らかな鱗で覆われる種が多い。

四肢が小さい種が多く、地中棲の種では地面に潜りやすくするため四肢がさらに小型化して平たくなったり完全に退化した種もいる。

分類[編集]

本科は約1300種の構成種で形成され、トカゲ亜目の3分の1近くの構成種を含むトカゲ亜目最大の科である。複数の亜科に分ける説や逆に亜科を一切認めない説もある。属内だけでなく別属でも類似した種が多く、同定は困難で分類も流動的。そのため本項では亜科を分けず属名を羅列する。

生態[編集]

草原森林岩場砂漠などの様々な環境に生息する。多くの種は地表棲だが、水辺、海辺、樹上で生活する種もいる。

食性は動物食の種が多く、小型哺乳類鳥類、爬虫類、両生類魚類昆虫、陸棲の貝類ミミズなどを食べる。補助的に果実などを食べる種や、オマキトカゲのように植物食の種もいる。

天敵はヘビや肉食鳥類、肉食哺乳類など。

繁殖形態は卵生の種と、卵胎生の種がいる。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 今泉吉典、松井孝爾監修 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社1984年、140頁。
  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社2004年、83-101頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社2000年、226-227頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、120、212頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社、2000年、110-113、208-212頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社、2001年、128-129、242-245頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、56-62頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、100-105頁。