「東岸和田駅」の版間の差分
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'''東岸和田駅'''(ひがしきしわだえき)は、[[大阪府]][[岸和田市]]土生(はぶ)町にある、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[阪和線]]の[[鉄道駅|駅]]である。 |
'''東岸和田駅'''(ひがしきしわだえき)は、[[大阪府]][[岸和田市]]土生(はぶ)町にある、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[阪和線]]の[[鉄道駅|駅]]である。駅番号は'''JR-R40'''。 |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
2018年3月16日 (金) 23:59時点における版
東岸和田駅 | |
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ひがしきしわだ Higashi-Kishiwada | |
所在地 | 大阪府岸和田市土生町2072 |
駅番号 | JR-R40 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 阪和線 |
キロ程 | 26.5[1][4] km(天王寺起点) |
電報略号 | ヒキ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
10,884人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)6月16日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
東岸和田駅(ひがしきしわだえき)は、大阪府岸和田市土生(はぶ)町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。駅番号はJR-R40。
歴史
- 1930年(昭和5年)6月16日 - 阪和電気鉄道の和泉府中駅 - 阪和東和歌山駅(現在の和歌山駅)間延伸により土生郷駅(はぶごうえき)として開業。
- 1932年(昭和7年)4月1日 - 阪和岸和田駅に改称。
- 1940年(昭和15年)12月1日 - 阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる[5]。同時に東岸和田駅に改称。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 山手線が国有化され、鉄道省(国鉄)阪和線の駅となる[5]。
- 1966年(昭和41年)3月 - 跨線橋新設[6]。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 快速停車駅となる。同時に当駅折り返しの普通を日根野・和歌山方面に延長。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[5]。
- 1993年(平成5年)7月1日 - 阪和線運行管理システム(初代)導入。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。
- 2011年(平成23年)12月11日 - 高架化工事のため上り線が仮線に移行。
- 2012年(平成24年)10月14日 - 高架化工事のため下り線が仮線に移行[8]。
- 2013年(平成25年)9月28日 - 阪和線運行管理システムを2代目のものに更新。
- 2015年(平成27年)2月8日 - 下り線が高架ホームに移行[9]。
- 2017年(平成29年)10月22日 - 上り線が高架ホームに移行[10][11]。それに伴い起点(天王寺駅)からの営業キロが26.6kmから26.5kmに変更され、下松駅との駅間営業キロが1.5kmから1.4kmに、東貝塚駅との駅間営業キロが1.5kmから1.6kmに変更される[1]。駅ナカ店舗が開業。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始する予定[12]。
駅構造
島式ホーム2面4線を持ち、待避設備を有する高架駅である。1番線(下り待避線)の和歌山寄りに安全側線が設置されていたが、後述の仮線移行に伴い廃止された。当駅では快速列車と普通列車の緩急接続が行われるほか、一部の快速列車は当駅で特急列車の通過待ちを行う。
地上駅時代の下りホーム幅は、他の島式ホームをもつ快速停車駅より狭かったが、これは1986年10月31日まで快速通過駅だった名残でもある。2013年の運行管理システムの更新前までは、阪和線の快速停車駅の中で唯一発車標が設置されていなかった。
2015年2月8日に下り線が、2017年10月22日に上り線が高架ホームに移行された[9][10]。
便所は改札内にあり、男女別の水洗式。2006年当時は身体障害者向けの便所は設置されていなかったが、上り線の高架化と同時に設置された。高架化工事と並行して防災街区整備事業が実施されている。
和泉府中駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 阪和線 | 下り | 熊取・関西空港・和歌山方面 |
3・4 | 上り | 鳳・天王寺・大阪方面 |
- 2・3番のりばが本線、1・4番のりばが待避線である。下り線の仮線移行時は1・3番のりばが本線、2・4番のりばが待避線となっていた。
ダイヤ
当駅にはすべての快速が停車する。日中は当駅で区間快速と関空快速・紀州路快速の緩急接続が行われる。この時間帯は、当駅発車後の区間快速は両方向とも終点まで先着する。なお、当駅で相互接続・通過待ちする列車はドア横の開閉ボタンで乗り降りする形をとっている。
1986年10月31日までは天王寺駅基準で日中1時間あたり6本の普通のうち、2本が当駅で折り返していた。残り4本は手前の鳳駅発着(そのうちの2本は同駅で区間快速と接続していた)であり、1986年10月31日まで当駅は快速通過駅だった(当駅折り返しの普通が鳳駅で快速と緩急接続していた)。そのため当駅から和歌山方面へは区間快速のみの1時間あたり2本のダイヤで不便だった[13]。2015年3月14日現在、23時過ぎに当駅止まりの快速が設定されている[14]。2011年3月12日のダイヤ改正前までは、平日ダイヤの21時台に当駅折り返しの快速が、22時台(土曜・休日は23時台)には当駅止まりの普通があった。2004年10月15日までは夕方にも折り返しの設定があった。
利用状況
「大阪府統計年鑑[15]」と「数字で見るきしわだ」によると、1日の平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 10,354 |
1998年 | 10,278 |
1999年 | 10,107 |
2000年 | 10,253 |
2001年 | 10,341 |
2002年 | 10,320 |
2003年 | 10,413 |
2004年 | 10,502 |
2005年 | 10,410 |
2006年 | 10,493 |
2007年 | 10,522 |
2008年 | 10,543 |
2009年 | 10,390 |
2010年 | 10,551 |
2011年 | 10,609 |
2012年 | 10,705 |
2013年 | 11,067 |
2014年 | 11,863 |
2015年 | 11,950 |
2016年 | 10,884 |
駅周辺
- 南海ウイングバス南部のりば
- タクシーのりば
- リハーブ(再開発ビル)
- アクロスプラザ東岸和田
- スーパーサンエー東岸和田店
- イオン東岸和田店(トークタウン)
- 過去にはイオンの南裏にワーナー・マイカル・シネマズ2号劇場(ワーナー・マイカル・シネマズ東岸和田)があった。
- 葛城病院(ワーナー・マイカル・シネマズ東岸和田跡)
- コナミスポーツ東岸和田
- 開設当時はトークタウンの一テナントだったが現在は別場所に移設している。
- 国税庁大阪国税局 岸和田税務署 - 大阪府内の税務署のひとつで、岸和田市と貝塚市を管轄している。
- 泉光寺 - 岸和田藩主岡部家菩提所
- 矢代寸神社 - 和泉国岸和田藩一の宮
- 意賀美神社
- 神於寺
- 大阪府立和泉高等学校
- 学校法人神須学園・大阪技能専門学校
- 大阪府立岸和田支援学校
- 国道26号線(第二阪和国道)
- 大阪府道30号大阪和泉泉南線
- 大阪府道39号岸和田港塔原線
-
駅前の
南海ウイングバス南部乗り場 -
駅前のタクシー乗り場
-
葛城街道沿いの
東岸和田駅前商店街
(再開発により消滅)
路線バス
- 南海ウイングバス南部(東岸和田駅前停留所・駅舎山側)
- 葛城線
- 55系統:流木経由天神山町3丁目行き(一日1本のみ運行)
- 南海ウイングバス南部(東岸和田停留所・大阪府道39号線と阪和線の交差部分付近)
- 葛城線
- 41・42系統:塔原行き(運行本数は1日数本程度)
- 43系統:河合経由白原車庫行き(朝・夕のみ運行)
- 44系統:葛城町・河合経由白原車庫行き(日中のみ運行)
- 43・44系統をあわせて一部の時間を除き1時間に1本程度の運行となる。
- 51系統:畑町経由天神山町3丁目行き(運行本数は1日数本程度)
- 53系統:流木経由天神山町3丁目行き
- 45・46系統:天神山町3丁目方面循環(右回り…一の宮・天神山町3丁目・流木の順番でまわる)
- 54・56系統:天神山町3丁目方面循環(左回り…流木・天神山町3丁目・一の宮の順番でまわる)
- 46・56系統は東岸和田始発・終着となる。
- 葛城線(岸和田駅前方面)
- 42・44系統:泉南府民センター・岸城中学校前・上古城経由岸和田駅前行き(日中のみ運行)
- 41・43・45・51・53・54系統:岸和田警察署前経由岸和田駅前行き(日中は20~40分毎の運行)
隣の駅
脚注
- ^ a b c d “東岸和田駅営業キロ変更に伴う乗車券類の取扱いについて” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2017年5月22日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ 2017年10月22日の駅周辺高架化事業完了までは1.5 kmだった
- ^ 2017年10月22日の駅周辺高架化事業完了までは1.5 kmだった
- ^ 2017年10月22日の駅周辺高架化事業完了までは26.6 kmだった
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。
- ^ 「天王寺鉄道管理局三十年写真史」P97
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 阪和線 東岸和田駅線路切換工事に伴う代行輸送の実施について:JR西日本 - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2012年9月19日 本ページの他に別紙 (PDF) でもその具体的な内容を取りまとめてある。
- ^ a b 阪和線 東岸和田駅下り線高架ホーム完成に伴う列車運休のお知らせ - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2015年1月15日
- ^ a b “阪和線東岸和田駅付近高架化の完成について”. 西日本旅客鉄道ニュースリリース (2017年5月22日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ “JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業における上り線(天王寺方面)完成時期について”. 岸和田市 (2016年12月21日). 2017年1月14日閲覧。
- ^ "近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!" (Press release). 西日本旅客鉄道. 20 July 2016. 2017年1月14日閲覧。
- ^ 当時の日中ダイヤでは、区間快速は熊取駅でのみ快速と緩急接続し、接続後は両方向とも終着駅まで先着していた。
- ^ なおこの東岸和田止は一旦東貝塚駅まで回送された後折り返し、鳳まで回送されている。
- ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
外部リンク
- 東岸和田駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 高架事業・道路整備課 - 岸和田市