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栗東市立栗東中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗東市立栗東中学校
地図北緯35度01分09秒 東経135度59分44秒 / 北緯35.01915度 東経135.99558度 / 35.01915; 135.99558座標: 北緯35度01分09秒 東経135度59分44秒 / 北緯35.01915度 東経135.99558度 / 35.01915; 135.99558
過去の名称
  • 栗東中学校
  • 栗東町立栗東中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 栗東市
設立年月日 1948年6月18日
創立記念日 6月18日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード C125220800019 ウィキデータを編集
所在地 520-3015
滋賀県栗東市安養寺6丁目6-15
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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栗東市立栗東中学校(りっとうしりつ りっとうちゅうがっこう)は、滋賀県栗東市にある公立中学校。略して「りっちゅう」や「りっちゅー」などとも呼ばれる。

沿革[編集]

  • 1947年昭和22年)4月24日 - 金勝村、葉山村、治田村、大宝村に各村立の中学校を設置。中学校は各小学校に併設された。
  • 1948年(昭和23年)
    • 4月1日 - 学校組合立規約制定により、金勝村・葉山村・治田村・大宝村学校組合立栗東中学校(各村に分校舎)として発足する。
    • 4月20日 - 金勝村・葉山村・治田村・大宝村学校組合立栗東中学校設置許可がおりる。同日を創立記念日とする。
  • 1949年(昭和24年)
    • 5月21日 - 新校舎(当校)の前館が落成する。
    • 10月12日 - 運動場第1期工事が竣工する。これを記念して記念運動会を開催する。
  • 1950年(昭和25年)8月25日 - 各村の栗東中学校分校舎を廃止し、栗東中学校に統合する。
  • 1951年(昭和26年)5月21日 - 新校舎(当校)の後館が落成する。
  • 1953年(昭和28年)
  • 1954年平成29年)10月1日 - 町村合併により栗東町が誕生し、栗東町教育委員会が発足する。同日、栗東町立栗東中学校に改称。
  • 1957年(昭和32年)8月10日 - プールが竣工する。
  • 1961年(昭和36年) - 新校舎、後館が落成する(技術室、製図室、機械室、音楽室)。
  • 1962年(昭和37年) - 子ども銀行、大蔵大臣賞を受賞する。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 障害児学級を新設する。
  • 1964年(昭和39年) - 相撲場が完成し、土俵開きを実施する。同年、(男子生徒の)頭髪丸刈りとすることを決定する。
  • 1965年(昭和40年) - 文部省より、生徒指導推進校の指定を受ける(2年間)。
  • 1967年(昭和42年) - 生徒指導推進校の研究成果に対し、文部省初等中学校教育局長から感謝状を受ける。
  • 1968年(昭和43年) - 全日本学校環境緑化コンクール中学校の部において、国土緑化推進委員会理事長および日本放送協会会長から入選(賞)を受ける。
  • 1969年(昭和44年)
    • 7月24日 - 初心の塔の除幕式を開催。
    • 11月15日 - 環境緑化と生徒指導の教育成果が評価され、第14回学研教育賞(後援:都道府県教育長協議会)を受賞する。
  • 1970年(昭和45年)5月19日 - 全日本学校環境緑化コンクール中学校の部において、農林大臣・国土緑化推進委員会会長、日本放送協会会長から特選を受賞する。
  • 1971年(昭和46年)
    • 5月10日 - 野生鳥保護の功績により、日本野鳥類保護連盟理事長から褒状を受ける。同年、運動場造成工事が完成する。
    • 6月5日 - 校地拡張工事が完成する。
  • 1972年(昭和47年)4月7日 - 体育館の改築工事が完成する。
  • 1973年(昭和48年)
  • 1974年(昭和49年)3月26日 - 普通・特別教室棟の校舎改築工事が完成する。
  • 1975年(昭和50年)4月1日 - 第26回全国植樹祭を金勝山で開催。当校3年生全員が会場に参列する。
  • 1976年(昭和51年)8月 - NHKのど自慢を体育館で開催。春日八郎小坂明子がゲストとして来校する。
  • 1979年(昭和54年)
  • 1981年(昭和56年)4月1日 - 当校から栗東町立栗東西中学校(現・栗東市立栗東西中学校)が分離し、開校する。
  • 1983年(昭和58年)3月30日 - プール改築工事が完成する。
  • 1985年(昭和60年)4月1日 - 当校から栗東町立葉山中学校(現・栗東市立葉山中学校)が分離し、開校する。
  • 1986年(昭和61年)2月27日 - 柔剣道場が落成する。
  • 1988年(昭和63年)10月11日 - 体育館改修工事が完成する。
  • 1989年(昭和64年・平成元年) - (男子生徒の)丸刈りを廃止。同年より頭髪を自由化する。
  • 1990年(平成2年)
    • 10月3日 - 第1期大規模改造工事が完成する。
    • 11月 - コンピューター室が完成する。
  • 1991年(平成3年)
  • 9月13日 - 第2期大規模改造工事が完成する。
  • 10月9日 - 多目的ホールが完成する。
  • 1992年(平成4年) - 第3期大規模改造工事が完成する。
  • 1993年(平成5年)8月31日 - 第4期大規模改造工事が完成する。
  • 1996年(平成8年)2月29日 - トイレのリフレッシュアップ整備が完成する。
  • 1997年(平成9年)6月 - メディアルームが完成する。
  • 1998年(平成10年)9月 - 音楽室の改修工事が完成する。
  • 2001年(平成13年)10月1日 - 栗東町の市制施行により栗東市立栗東中学校に改称する。
  • 2003年(平成15年) - 光ファイバーによるイントラネットを開始する。
  • 2006年(平成18年)9月1日 - 職員全員にPHSを配置する。
  • 2008年(平成20年)4月1日 - 学校支援地域本部事業がスタートする。
  • 2009年(平成21年) - 耐震補強および大規模改造工事を開始する。
  • 2011年(平成23年)1月24日 - 耐震補強および大規模改造工事が完成する。
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)
    • 3月26日 - 冷暖房エアコンの工事が完了する。
    • 12月8日 - 栗中サポーター事業が「平成26年優れた地域による学校支援活動推進」にかかる文部科学大臣表彰を受賞する。
  • 2016年(平成28年)11月16日 - 教育講演会「栗東教育きらりの日」を体育館で開催[1]。同会には川島隆太が講師として参加し、「脳の不思議〜脳を鍛えて夢をかなえよう〜」をテーマに講演会を開いた[1]。川島は2007年度(平成19年度)に栗東市教育顧問に就任している[1]
  • 2019年令和元年)6月14日 - 国立教育政策研究所教育課程研究指定校事業「将来の生き方を拓く特別活動の在り方〜仲間力を生かした話し合い活動の充実」を開催[2]
  • 2022年(令和4年)10月1日 - グラウンド大規模改修が完了する。
  • 2023年(令和5年)4月1日 - コミュニティ・スクールを設置する。

(注記なき出典:[3]

基礎データ[編集]

象徴[編集]

  • 校歌 - 作詞:鴨原一穂、作曲:澁谷光明[4]

スローガン[編集]

  • 教育目標 - 心豊かで たくましく しなやかに 生きる力をつける[4][5]
  • 教育スローガン - 仲間力でつながる[4][5]

部活動[編集]

運動部[編集]

  • バスケットボール、バレーボール、卓球、テニス、ソフトボール、陸上、サッカー、野球、水泳、柔道[6]
全国大会の出場例

文化部[編集]

  • 科学、美術、吹奏楽、家庭[6]
全国大会の受賞例
  • 科学部
    • 2011年に開催した第55回日本学生科学賞で入選3等を受賞する[9]。受賞したときのテーマは「プランクトンはなぜ池で異なるか - 池に生息するプランクトンはなぜいけによって異なるのかパートⅧ -」であった[9]。なお、同研究は山田拓実ほか11人による共同研究である[9]

学区[編集]

交通アクセス[編集]

鉄道
バス

著名な卒業生[編集]

関連人物[編集]

その他[編集]

  • 広報りっとう2021年9月号では、当校は栗東町が誕生する前に「栗東」が使われた事例の1つであることを公表している[注 1][16]
  • 当校の通学生[注 2]、森田まさのりは自身の漫画作品、『ROOKIES』に登場する二子玉川学園高校の外観モデルが当校であることをTwitter(現X)で明かしている[17]。森田は当初、滋賀県立守山高等学校(現・滋賀県立守山中学校・高等学校[18]をモデルとするため同校に撮影交渉をしたが、許可が下りなかったことも併せて明かしている[17]。また、当校の沿革には2014年に漫画『ROOKIES』の原画2枚を当校に寄贈したことが記されている[3]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ (町名の由来は「栗太郡の東」である[16]
  2. ^ 校区分離に伴う学区変更のため、栗東町立栗東西中学校(現・栗東市立栗東西中学校)を卒業(前述)。

出典[編集]

  1. ^ a b c 「栗東 教育きらりの日」 川島隆太教授による講演会”. 広報りっとう 2016年11月号(No.934). 栗東市. 2024年7月15日閲覧。
  2. ^ 令和2年度研究成果報告書(栗東市立栗東中学校)” (PDF). 国立教育政策研究所. 2022年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。 “(研究に関する資料)”
  3. ^ a b c 栗東中学校沿革” (PDF). 栗東市. 2024年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
  4. ^ a b c 栗東中学校”. 栗東市. 2024年7月15日閲覧。
  5. ^ a b 栗東市立栗東中学校: “学校経営管理全体計画(令和6(2024) 年度)” (PDF). 栗東市 (2024年). 2024年7月15日閲覧。
  6. ^ a b 2024年度 部活動の指導ガイドライン 栗東市立栗東中学校” (PDF). 栗東市 (2024年). 2024年7月15日閲覧。
  7. ^ 栗東市広報課: “フォトNewsいざ、全国へ!”. 栗東市. 栗東市 (2024年2月14日). 2024年7月15日閲覧。
  8. ^ [国内大会] 第25回全国中学選抜卓球大会 〜男子団体第1ステージ(予選リーグ)結果〜”. 卓球レポート. タマス. 2024年7月15日閲覧。
  9. ^ a b c 過去の受賞作品 (日本学生科学賞データベース)”. 日本学生科学賞. 日本学生科学賞事務局. p. 2. 2024年7月15日閲覧。 “(「2011年度、入選3等」の検索結果より)”
  10. ^ 栗東市立学校通学区域(平成30(2018)年4月1日改正)” (PDF). 栗東市. 2023年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
  11. ^ 栗東市立栗東中学校周辺のバス停のりば一覧”. NAVITIME. 2024年7月15日閲覧。
  12. ^ 栗東市立栗東中学校のアクセス”. NAVITIME. 2024年7月15日閲覧。
  13. ^ 武豊(たけとよ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。 “("百科事典マイペディア 「武豊」の意味・わかりやすい解説"を参照)”
  14. ^ 柴田博之 l ドリームネクスト”. ドリームネクスト. アルク有限会社. 2016年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
  15. ^ a b 森田まさのり原画展” (PDF). 栗東市 (2014年). 2024年7月15日閲覧。
  16. ^ a b 知ってる?栗東のまちの成り立ち”. 広報りっとう2021年9月号(No.992). 栗東市. 2024年7月15日閲覧。
  17. ^ a b 二子玉川学園高校(ROOKIES)の外観モデル”. X(旧Twitter) (2022年8月12日). 2022年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
  18. ^ 守山市民新聞; 滋賀咲くブログ(運営:有限会社ウエスト) (2023年2月2日). “森田まさのりさんが守山市などに原画を寄贈!”. 守山市民新聞のブログ. 有限会社ウエスト. 2024年7月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]