御幸辻駅
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御幸辻駅* | |
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西口(2017年12月) | |
みゆきつじ MIYUKITSUJI | |
◄NK75 林間田園都市 (2.0 km) (2.8 km) 橋本 NK77► | |
所在地 | 和歌山県橋本市御幸辻567番地1 |
駅番号 | NK 76 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所属路線 | ■高野線 |
キロ程 |
41.9km(汐見橋起点) 難波から41.2 km |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[南海 1]2,416人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)3月11日 |
備考 |
無人駅 *この間に小原田信号所あり(当駅から0.9 km先)。 |
御幸辻駅(みゆきつじえき)は、和歌山県橋本市御幸辻にある、南海電気鉄道高野線の駅。駅番号はNK76。
歴史
[編集]かつては、橋本方面の電車に乗ると、進行方向右側に単線時代の廃線跡が確認できたが、一部が国道371号橋本バイパスのルート上になったためレールが剥がされており、現在では見ることができない。
- 1915年(大正4年)
- 1922年(大正11年)9月6日:会社合併により南海鉄道の駅となる。
- 1923年(大正12年)4月21日:御幸辻駅に改称[1]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1981年(昭和56年)11月22日:紀見峠 - 当駅間複線化。
- 1992年(平成4年)4月2日:高架化工事のため駅構内が単線化される[2]。
- 1992年(平成4年)11月10日:20m級車両4両編成の乗り入れ開始[3]。これに伴いホームが林間田園都市方に15m延伸される[4]。
- 1994年(平成6年)7月21日:高架化された新下りホームが完成(完成当初はこのホームで上下線とも発着)。有効長も4両編成分 (約90m) から、8両編成分 (176m)に延伸[5]。
- 1995年(平成7年)8月29日:当駅 - 橋本間複線化。同時に新上りホーム、新駅舎が完成[6]。
- 2012年(平成24年)4月1日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[7][8]。
- 2013年(平成25年)4月1日:終日係員無配置駅となる。
- 2016年(平成28年):西口にロータリーが完成する。
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ高架駅である。ホーム有効長は8両編成分 (176m)。
改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。コンコースとホームを結ぶエレベーターが設置されている[9]。便所は1階改札内にあり、男女別の水洗式。高架化以前は島式ホーム1面2線の交換可能な地平駅で、駅舎とは構内踏切で連絡していた。その地平駅時代末期(1992年)には複線化工事進捗によりいったん交換不能な棒線駅となり、御幸辻駅 - 橋本駅間複線化開業までこの状態が続いた。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先[10] |
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1 | 高野線 | 下り | 高野山方面 |
2 | 上り | なんば方面 |
-
切符売場と改札口
-
改札内
-
コンコース
-
ホーム(左側が難波方面、右側が橋本方面)
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は2,416人[南海 1]で、南海の駅(100駅)では64位[南海 1]である。大阪・堺都市圏に通勤・通学するいわゆる"和歌山府民"も利用している。
各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
順位 | 出典 |
---|---|---|---|
1980年(昭和55年) | 2,787 | - | [県統計 1] |
1985年(昭和60年) | 2,935 | - | [県統計 1] |
1990年(平成 | 2年)3,450 | - | [県統計 1][市統計 1] |
1991年(平成 | 3年)3,645 | - | [市統計 1] |
1992年(平成 | 4年)3,606 | - | [市統計 1] |
1993年(平成 | 5年)3,485 | - | [市統計 1] |
1994年(平成 | 6年)3,466 | - | [市統計 1] |
1995年(平成 | 7年)3,566 | - | [県統計 1][市統計 1] |
1996年(平成 | 8年)3,575 | - | [市統計 1] |
1997年(平成 | 9年)3,389 | - | [市統計 1] |
1998年(平成10年) | 3,253 | - | [市統計 1] |
1999年(平成11年) | 3,075 | - | [市統計 1] |
2000年(平成12年) | 2,994 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2001年(平成13年) | 2,878 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2002年(平成14年) | 3,009 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2003年(平成15年) | 3,035 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2004年(平成16年) | 2,997 | 61位 | [県統計 1][市統計 1] |
2005年(平成17年) | 2,959 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2006年(平成18年) | 2,944 | - | [県統計 1][市統計 2] |
2007年(平成19年) | 3,037 | - | [県統計 1][市統計 2] |
2008年(平成20年) | 3,102 | - | [県統計 1][市統計 3] |
2009年(平成21年) | 2,984 | - | [県統計 1][市統計 3] |
2010年(平成22年) | 2,991 | - | [県統計 1][市統計 3] |
2011年(平成23年) | 2,971 | 61位 | [県統計 2][市統計 4] |
2012年(平成24年) | 2,921 | 62位 | [県統計 2][市統計 4] |
2013年(平成25年) | 2,871 | 63位 | [県統計 2] |
2014年(平成26年) | 2,762 | 64位 | [県統計 2] |
2015年(平成27年) | 2,816 | 65位 | [県統計 3] |
2016年(平成28年) | 2,821 | 64位 | [県統計 4] |
2017年(平成29年) | 2,829 | 63位 | [県統計 5] |
2018年(平成30年) | 2,760 | 64位 | [県統計 6] |
2019年(令和元年) | 2,709 | 64位 | [県統計 7] |
2020年(令和 | 2年)2,227 | 64位 | [県統計 8][南海 2] |
2021年(令和 | 3年)2,214 | 64位 | [南海 1] |
2022年(令和 | 4年)2,329 | 64位 | [南海 1] |
2023年(令和 | 5年)2,416 | 64位 | [南海 1] |
駅周辺
[編集]駅周辺は閑静な集落となっている一方、南西の山肌に住宅地がある。
- 国道371号
- 和歌山県道105号山田御幸辻停車場線
- 和歌山県道731号二見御幸辻停車場線
- さつき台(橋本ガーデンタウンさつき台、西口から徒歩7分)
- 橋本紀見郵便局
- 橋本市立紀見小学校
- 杉村公園(西口から徒歩5分)
- 子安地蔵寺(紀州徳川家安産祈願寺、関西花の寺24番「ふじの寺」西口から徒歩約30分)
-
西口駅前
-
東口駅前
バス路線
[編集]駅西口に「御幸辻駅前」、駅南側を通る和歌山県道731号線に「御幸辻駅口」の各停留所があり、橋本市コミュニティバスの路線が発着する[11]。
- 御幸辻駅前
- 杉尾線
- 不動山の巨石口
- 山田・出塔線
- やっちょん広場
- 御幸辻駅口
- 北部線
- 光陽台東
- 車庫前
- 杉尾線
- 御幸辻駅前
- 不動山の巨石口
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 「地方鉄道停車場名称変更」『官報』1923年4月17日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 南海電気鉄道『複線化工事の記録 高野線(河内長野〜橋本間)』南海電気鉄道、1997年、40、108頁。
- ^ 藤井信夫『車両発達史シリーズ 5 南海電気鉄道 上巻』関西鉄道研究会、1996年12月、79-80頁。
- ^ 南海電気鉄道『複線化工事の記録 高野線(河内長野〜橋本間)』南海電気鉄道、1997年、40頁。
- ^ 南海電気鉄道『複線化工事の記録 高野線(河内長野〜橋本間)』南海電気鉄道、1997年、39-40、119頁。
- ^ 南海電気鉄道『複線化工事の記録 高野線(河内長野〜橋本間)』南海電気鉄道、1997年、40、111頁。
- ^ “南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ 南海電気鉄道『複線化工事の記録 高野線(河内長野〜橋本間)』南海電気鉄道、1997年、39頁。
- ^ “御幸辻駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
- ^ “(令和2年1月より)橋本市コミュニティバス・デマンドタクシー ルート図”. 橋本市(政策企画課) (2022年3月30日). 2022年8月27日閲覧。
- ^ “(令和2年1月より)橋本市デマンドタクシー時刻表”. 橋本市(政策企画課) (2022年3月30日). 2022年8月27日閲覧。
- ^ “(令和2年1月より)橋本市コミュニティバス時刻表”. 橋本市(政策企画課) (2022年3月30日). 2022年8月27日閲覧。
利用状況の出典
[編集]- 和歌山県公共交通機関等資料集
- 橋本市統計要覧
- 南海電気鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c d e f 南海電気鉄道株式会社 (2024年7月). “2024 HAND BOOK NANKAI”. p. 57. 2024年9月7日閲覧。
- ^ ハンドブック南海2021 鉄道事業 (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 御幸辻駅 - 南海電気鉄道