マンチェスター大学
モットー | ラテン語: Cognitio, sapientia, humanitas | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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モットー (英語) | "Knowledge, Wisdom, Humanity" | ||||||||||||||||||||||||||||||||
設立年 | 2004年 | (UMISTとの再統合 est. 1824; Victoria University of Manchester est. 1851)||||||||||||||||||||||||||||||||
資金 | £174.3 million (as of 31 July 2014)[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
総長 | Tom Bloxham MBE | ||||||||||||||||||||||||||||||||
学長 | Dame Nancy Rothwell | ||||||||||||||||||||||||||||||||
教員数 | 3849[2] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
学生総数 | 38,430[3] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
学部生 | 27,080[3] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
大学院生 | 11,350[3] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
所在地 |
イギリス イングランド マンチェスター | ||||||||||||||||||||||||||||||||
キャンパス | 都市・郊外 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ノーベル賞受賞者 | 25 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
スクールカラー |
Blue, Gold, Purple | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Universities Research Association ラッセル・グループ EUA N8 Group NWUA ACU | |||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | manchester.ac.uk | ||||||||||||||||||||||||||||||||
マンチェスター大学 (英: University of Manchester、略称UoM)は、イギリスの都市マンチェスターにある国立総合大学である。25名のノーベル賞受賞者を輩出する全英屈指の名門校として知られ、複数の世界大学ランキングで上位の常連校である。
概要
[編集]産業革命の発祥地であるマンチェスターに、1824年に本校の前身の一つであるマンチェスター工科大学(UMIST: University of Manchester Institute of Science and Technology)[4]が創立され、2004年10月にヴィクトリア大学マンチェスター校(Victoria University of Manchester)と統合され、現在のマンチェスター大学となった。詳細は下記歴史欄を参照。世界初のコンピューター[5](マンチェスター・コンピュータ)[6]は1948年にヴィクトリア大学マンチェスター校で生まれた。また、今日の労働時間の世界基準である「1日8時間、週40時間制[7][8]」は産業革命時、1817年にロバート・オウエンらがマンチェスターの紡績工場で最適な労働時間を見つけるための研究[9][10]を繰り返し、提唱されたものである[11][12][13][14]。
QS World University Rankings 2019,2020,2021,2022では世界第27位[15](欧州第8位、英国第6位)[16]、Academic Ranking of World Universities 2019 (ARWU)では世界第33位[17](欧州第8位、英国第6位)[18]と位置付けられた。UCASの統計による受験者数はロンドン大学連合を除き全英最多であり、合格率は12.0%[19](学部平均)であった。国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)に対する同校の取り組みが評価され、Times Higher Education, Impact Rankings 2021[20]において世界第1位[21]を獲得した。英国版アイビー・リーグとも呼ばれる大規模研究型大学連盟、ラッセル・グループ(Russell Group)の創立メンバーであり、赤レンガ大学群(Red Brick University)にも属する[22][23][24][25][26][27]。また、世界最古の大学ネットワーク[28]、コモンウェルス大学協会(ACU: Association of Commonwealth Universities)のメンバーでもある[29][30][31][32][33]。オックスブリッジを含む研究集約型エリート大学トップ5校(Oxbridge, UCL, ICL, UoM)を括る、ゴールデン・ダイアモンド(Golden Diamond)の一校である[34][35][36][37][38]。 マンチェスター・ビジネス・スクール(AMBS)は、ロンドン・ビジネス・スクール(LBS)、オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクール(SBS)、ダラム・ビジネス・スクール(DBS)と共に、イギリス最古のビジネススクール(MBA提供校)の一つとして名高い。
研究費
[編集]産業革命の発祥地であることから理工学系が有名であるが、社会科学、医学、法学等の権威でもある。QS World University Rankings by Subject 2021では、30の学部が世界トップ50以内にランクインされている[39][40][41][42][43]。マンチェスター・ビジネス・スクール(AMBS: Alliance Manchester Business School)はQS World University Rankings 2021, Business School Rankings, CSR Rankingにおいて世界第5位(英国第1位)とされた[44][45]。Research Excellence Framework 2014では、同校で行われている研究の83%[46]が世界トップレベルとされ、第5位にランクイン[47]するなど世界屈指の研究機関でもある。2019-2020年の研究費予算基金単体では10億9000万ポンド(約1670億円)であり、2億2000万ポンド(約340億円)の寄付があった。英国政府から学術研究費国家予算配分として2億ポンド(約305億円)を受け取っている[要出典]。
ノーベル賞受賞者と著名な研究者
[編集]研究者や教授陣、卒業生から現在までに25名のノーベル受賞者を輩出している。受賞者数は世界第28位、欧州第11位、英国内ではケンブリッジ大学、オックスフォード大学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンに次いで第4位である。4名の受賞者が現役で教鞭をとっており、その数は国内最多である。19~20世紀の発明・研究開発に大きく貢献した人物として、原子核や放射線(α, β, γ線)を発見したアーネスト・ラザフォード[48]、コンピューター・サイエンスや人工知能の父とも言われるアラン・チューリング[49]、ジュールの法則を発見したジェームズ・ジュール、現代化学と原子説[50][51]の創始者であるジョン・ドルトン[52]、電子の存在を発見したジョゼフ・ジョン・トムソン[53]、ニールス・ボーア[54][55][56]、中性子を発見したジェームズ・チャドウィック[57][58][59]、ビタミンCの合成に成功したウォルター・ハース[60][61]、人類初の人工的な核変換に成功したジョン・コッククロフト[62][63][64]、天文学者のアーサー・エディントンらが挙げられる。
著名な卒業生
[編集]卒業生には、俳優のベネディクト・カンバーバッチやアップル本社(Apple Park)を設計・デザインした世界的建築家のノーマン・フォスター男爵らがいる。彼はロンドン市庁舎やスタンステッド空港、ロンドンのスイス・リ本社やドイツ連邦議会新議事堂等の他、日本ではセンチュリータワーや旺文社本社ビル、鎌倉歴史文化交流館等の作品を残した。
物理学者のブライアン・コックス、テスコ(TESCO)元CEOのテリー・レイフィー卿、シンガポール元副首相で政治家のテオ・チー・ハン、国際パラリンピック委員会会長のフィリップ・クレヴァン卿が名を連ねる。他にも政府高官や英国議会等、政界に多くの卒業生を輩出している。ビジネス界においては、スペイン大手銀行サンタンデールの英国代表や世界的NGO、オックスファムの事務局長、世界4大会計事務所KPMGのパートナー、財務会計基準審議会(Financial Accounting Standards Board: FASB)元議長、ユニリーバ元CIO(Chied Investment Officer)等が挙げられる。ビジネスの学術分野においては、シカゴ大学、ブースビジネススクールで教鞭をとっているハンス・クリステンセン准教授が有名である。芸術界では作家・作曲家のアンソ・ニーバージェスや、建築家のアルフレッド・ウォーターハウスも挙げられる。彼はロンドン自然史博物館やマンチェスター市庁舎、リバプール王立病院、ロンドン・ユニヴァーシティ・カレッジ病院を手掛けたり、保険大手プルデンシャルの本社オフィスを設計した事でも有名である。
入学難易度
[編集]イギリスの大学受験には、GCSEや国際バカロレア、Aレベルと呼ばれる資格・成績を収める必要があり、特にマンチェスター大学は国内のみならず世界中から学部・院共に受験者が多く集まるため入学難易度は非常に高い[65][66]。なお、これらを保有していない受験生はファウンデーションコースを修了することで本科への入学ができる。UCASによると2017年の受験者数は63,570人であり、合格率ランキングではLSE、エディンバラ大学、セントアンドリュース大学、サウサンプトン大学に続く第5位であった[67][68]。英国人学生を対象に実施されたアンケート調査(2017)で、イギリスで入学したい大学トップ3としてケンブリッジ大学、オックスフォード大学に続いて第3位となった[69]。英国内の学生の学部合格率は平均12.0%であり、また留学生に対する英語力の条件はIELTS 6.0-7.0[70](TOEIC満点・英検1級該当級なし)とされる。入学に求められる成績はA-levelで AAA から ABB、物理学を含む学問は A*A*A とされ、国際バカロレアでは学問によるが34点から38点が最低条件とされる[71][72]。同校の大学中退率は7.8%である[73][74][75]。
所有施設・図書館
[編集]UNESCO世界遺産のジョドレルバンク天文台[76]を保有している。マンチェスター大学図書館はイギリスに5か所しか存在しない「英国研究図書館」の一つで[77]、400万冊以上の書物や85万冊を超える電子書籍を所蔵している[78]。ジョン・ライランズ図書館[79]は1899年に完成したヴィクトリア朝後期のネオゴシック様式の建物であり[80]、現在英国で3番目に大きい学術図書館[81]である。
歴史
[編集]マンチェスター工科大学
[編集]マンチェスター工科大学は、1824年に国家教育プロジェクトの一環として設立されたマンチェスター機械工学研究所(Mechanics' Institute, Manchester)に由来する[82]。英国では1870年まで初等教育が義務付けられておらず基礎教育がほとんど行われなかったため、同組織は教育改革に先立つ実験的な役割も担っており苦戦を強いられながらも着実に結果を残し、学校教育の有効性を証明した。産業革命と世界中の広大な植民地による大英帝国一強の時代真っ只中、第一回ロンドン万国博覧会も終えた1853年頃、他の列強諸国の国力増強に伴い英国の工業国としての主導的地位が危うくなるという政府の懸念も追い風となり急速に大学改革が進められた。
構成カレッジ | 設立年 | 備考 |
---|---|---|
マンチェスター機械工学研究所(Mechanics' Institute, Manchester)[83] | 1824 | 1883年にジョン·ヘンリー·レイノルズがマンチェスター機械工学研究所から、特に理工学に特化し教育カリキュラムも一新したマンチェスター工業学校(Manchester Technical School)に改編した。 |
マンチェスター工業学校(Manchester Technical School) | 1883 |
ヴィクトリア大学マンチェスター校
[編集]ヴィクトリア大学マンチェスター校は、1851年にマンチェスターの繊維商ジョン・オーウェンの遺産£96,942(当時のレートでおよそ48億5000万円)により設立されたオーウェンズ・カレッジ(Owens College)に由来する[84]。マンチェスター工科大学と同様に、当時は教育に価値がないと考える人が多く、一刻も早く子供たちを家業に参加させることを望んだため、開校当初は運営が厳しかった。1860年代に入ると、指導教授らは単に伝達するのではなく知識の創造を強調するドイツの大学に注目した。彼らにとって研究は大学の核心要素であり、知識を発展させ、物質的利益の潜在的な源泉だった。学生たちに、未知と向き合い自ら発見する経験を与えたことにより、大学教育はその後のキャリアに対する有効な手段として評価されるようになった。1870年に現在のオックスフォード·ロード(Oxford Road)の敷地にメインキャンパスの建築が始まった[85]。1872年に、1824年設立の王立医科外科学校・マンチェスター(Royal School of Medicine and Surgery, Manchester)と統合した。1880年にリーズ歯科学校(Leeds School of Medicine)、ヨークシャー・カレッジ・オブ・サイエンス(Yorkshire College of Science)、ユニヴァーシティ・カレッジ・リヴァプール(University College Liverpool)と合併しビクトリア大学連合を構成した。しかし1903年、1904年に再び分離され、それぞれリヴァプール大学、リーズ大学として独立した。
マンチェスター大学は1880年にヴィクトリア大学連合(Victoria University)、1903年にマンチェスター・ヴィクトリア大学(Victoria University of Manchester)、そして2004年に現在のマンチェスター大学(The University of Manchester)として合計3回ロイヤル・チャーターを受けている。詳細な変遷は以下の通りである。
構成カレッジ | 設立年 | 備考 |
---|---|---|
王立医科外科学校・マンチェスター(Royal School of Medicine and Surgery, Manchester)[86] | 1824 | ヴィクトリア大学連合は、マンチェスターに本部を置き、マンチェスター、リーズ、リバプールにカレッジを持つ連邦制の大学であった。その後、各カレッジが独立した大学としての地位を求めたため、本連合は1903年に解体された。それと同時に、ヴィクトリア大学とマンチェスターのオーエンズ・カレッジが合併し、マンチェスター・ヴィクトリア大学が設立された。これは後にUMIST と合併し、2004 年にマンチェスター大学(The University of Manchester)として改めてロイヤル・チャーターを受ける。 |
リーズ歯科学校(Leeds School of Medicine)[87] | 1831 | |
ヨークシャー・カレッジ・オブ・サイエンス(Yorkshire College of Science)[88] | 1874 | |
オウェンズ・カレッジ・マンチェスター(Owens College, Manchester)[89] | 1851 | |
ユニヴァーシティ・カレッジ・リヴァプール(University College Liverpool) | 1881 |
構成カレッジ | 設立年 | 統合年 | 備考 |
---|---|---|---|
王立医科外科学校・マンチェスター(Royal School of Medicine and Surgery, Manchester)[86] | 1824 | 1872 | 1880年に誕生したヴィクトリア大学連合は1903年に解体されてから、その後継機関として同連合の運営陣とその他組織機能を統合し、ヴィクトリア大学マンチェスター校として勅許状を授与された。1872年にオウェンズ・カレッジと王立医科外科学校・マンチェスターは統合した。続けて1887年にヨークシャー・カレッジ・オブ・サイエンスと統合されたため、正確には上記2組織が統合されたオウェンズ・カレッジが独立したことになる。 |
ヨークシャー・カレッジ・オブ・サイエンス(Yorkshire College of Science)[88] | 1874 | 1887 | |
オウェンズ・カレッジ・マンチェスター(Owens College, Manchester)[89] | 1851 | ||
ヴィクトリア大学連合の運営陣 | 1880 |
構成カレッジ | 設立年 | 備考 |
---|---|---|
ヴィクトリア大学マンチェスター校(Victoria University of Manchester) | 1903 | 1824年に設立されたマンチェスター機械工学研究所(Manchester Mechanics' Institute)は、1884年にマンチェスター工業学校(Manchester Technical School)、1956年にマンチェスター工科大学(UMIST: University of Manchester Institute of Science and Technology)となり、2004 年にヴィクトリア大学マンチェスター校(Vitoria University of Manchester)と合併して、現在のマンチェスター大学(The University of Manchester)が設立された。 |
マンチェスター工科大学(UMIST: University of Manchester Institute of Science and Technology) | 1956 |
組織
[編集]学生組織
[編集]480以上という他大学と比較しても多彩なクラブ・ギルドが存在する[90]。マンチェスター大学学生組合(University of Manchester Students' Union)は会員数4万人を超えるイギリスで最大の学生組合であり、8人の共同責任者によって運営されている。毎年3月に行われる学内総選挙で誰でも(交換留学生、短期留学生を除く)立候補することができ[要出典]、学生たちはオンラインで投票に参加することができる。他にも、各スクールのコースごとに学生代表(Student Representative)が同様のオンライン投票で選出される。国籍・年齢・性別関係なく全ての所属する学生に対して機会が提供されている。
学部・院及びデパート(スクール)
[編集]Faculty | Scool | Department (Division) | Specialism |
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Faculty of Humanities | Alliance Manchester Business School (AMBS) | Accounting and Finance | |
Innovation Management and Policy | Entrepreneurship, Innovation and Policy | ||
Management Sciences and Marketing | Information Technology Management for Business | ||
Marketing, Operations and Business Analytics | |||
People, Management and Organisations | People and Organisations | ||
International Business and Management | |||
International Business, Finance and Economics | |||
International Management | |||
Management | |||
School of Arts, Languages and Cultures (SALC) | American Studies | ||
Art History | |||
Arts Management and Museology | |||
Classics, Ancient History, Archaeology and Egyptology (CAHAE) | |||
Digital Humanities | |||
Drama | |||
English Literature and Creative Writing | |||
Film Studies | |||
History | |||
Humanitarianism and Conflict Response | |||
Linguistics and English Language | |||
Modern Languages and Cultures | |||
Music | |||
Religions and Theology | |||
Translation and Intercultural Studies | |||
School of Environment, Education and Development (SEED) | Manchester School of Architecture | ||
Geography | |||
Global Development Institute (GDI) | |||
Manchester Institute of Education (MIE) | |||
Planning and Environmental Management | |||
School of Social Sciences (SOSS) | Criminology | ||
Economics | |||
Law | |||
Philosophy | |||
Politics | |||
Social Anthropology | |||
Social Statistics | |||
Sociology | |||
Faculty of Science and Engineering | The School of Engineering | Department of Chemical Engineering and Analytical Science | Chemical Engineering |
Chemical Engineering with an Integrated Foundation Year | |||
Chemical Engineering with Energy and Environment | |||
Chemical Engineering with Industrial Experience | |||
Chemical Engineering with Study in Europ | |||
Advanced Chemical Engineering | |||
Advanced Process Integration and Design | |||
Subsurface Energy Engineering | |||
Advanced Functional Materials and Analytical Science | |||
Biochemical and Bioprocess Engineering | |||
Catalysis and Porous Materials | |||
Chemical Engineering | |||
Integrated Catalysis CDT | |||
Multi-scale Modelling | |||
Process Integration | |||
Sustainable Industrial Systems | |||
Department of Computer Science | Computer Science | ||
Computer Science and Mathematics | |||
Computer Science (Human Computer Interaction) | |||
Computer Science with an Integrated Foundation Year | |||
ACS: Artificial Intelligence | |||
ACS: Computer Security | |||
ACS: Data and Knowledge Managemen | |||
ACS: Digital Biology | |||
Advanced Computer Science | |||
Computer Systems Engineering | |||
Data Engineering | |||
Software Systems Engineering | |||
Department of Electrical and Electronic Engineering | Electrical and Electronic Engineering | ||
Electrical, Electronic & Mechatronic | |||
Engineering with an Integrated Foundation Year | |||
Electronic Engineering | |||
Mechatronic Engineering | |||
Department of Mechanical, Aerospace and Civil Engineering | |||
The School of Natural Sciences | Department of Chemistry | ||
Department of Earth and Environmental Sciences | |||
Department of Materials | |||
Department of Mathematics | |||
Department of Physics and Astronomy | |||
Faculty of Biology, Medicine and Health | Audiology | ||
Biosciences | |||
Dentistry | |||
Medicine | |||
Nursing, Midwifery and Social work | |||
Optometry and ophthalmology | |||
Pharmacy | |||
Speech and Language therapy |
学生
[編集]総学生数40,250人、内26,855人は学部生。男女比は46:54[95][96]。
同校の新卒就職率は93.6%であり[97][98]、QS Graduate Employability Rankings 2018で世界第33位[99]、Times Higher Education Global University Employability Ranking 2020で世界第53位であった[100][101]。QS World University Rankingsによる世界のリーディングカンパニーからの人気大学ランキングで世界21位[102]とされた。
学費は年間約300-370万円(2021年6月時点のレート)。生活費込みで卒業までの費用は約1600-1800万円である。現在同校は日本人学生に対し奨学金制度を適応していない[103][104][105]奨学金制度[要検証 ]。
教員
[編集]評価
[編集]世界大学ランキングでのマンチェスター大学のランクは以下の通り。
年 | QS World University Rankings (QS世界大学ランキング) | Academic Ranking of World Universities (上海交通大学) | Times Higher Education (タイムズ誌) | ||||||||
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世界順位 | 欧州順位 | 英国順位 | 世界順位 | 欧州順位 | 英国順位 | 世界順位 | 欧州順位 | 英国順位 | |||
2025 | 34 | 10 | 6 | 53 | 16 | 8 | |||||
2024 | 32 | 8 | 6 | 52 | 15 | 6 | 51 | 17 | 8 | ||
2023 | 28 | 9 | 6 | 41 | 11 | 6 | 54 | 16 | 8 | ||
2022 | 27 | 8 | 6 | 38 | 8 | 6 | 50 | 16 | 8 | ||
2021 | 27 | 8 | 6 | 35 | 8 | 5 | 51 | 16 | 8 | ||
2020 | 27 | 8 | 6 | 36 | 8 | 5 | 55 | 16 | 8 | ||
2019 | 27 | 8 | 6 | 33 | 8 | 6 | 57 | 16 | 8 | ||
2018 | 29 | 8 | 6 | 34 | 8 | 6 | 54 | 15 | 8 | ||
2017 | 34 | 9 | 7 | 38 | 8 | 6 | 55 | 15 | 8 | ||
2016 | 29 | 9 | 7 | 35 | 7 | 5 | 56 | 18 | 8 | ||
2015 | 33 | 10 | 7 | 41 | 8 | 5 | 52 | 12 | 8 | ||
2014 | 30 | 11 | 8 | 38 | 7 | 5 | 58 | 12 | 8 | ||
2013 | 33 | 11 | 8 | 41 | 8 | 5 | 49 | 11 | 7 | ||
2012 | 32 | 9 | 7 | 40 | 7 | 5 | 48 | 11 | 7 | ||
2011 | 29 | 8 | 7 | 38 | 6 | 5 | 87 | 21 | 12 | ||
2010 | 30 | 9 | 8 | 44 | 9 | 5 | |||||
2009 | 26 | 8 | 7 | 41 | 7 | 5 | |||||
2008 | 29 | 9 | 7 | 40 | 6 | 5 |
主な出身者・関係者
[編集]- ジョゼフ・ジョン・トムソン (ノーベル物理学賞、1906年)
- アーネスト・ラザフォード(ノーベル化学賞、1908年)
- ウィリアム・ローレンス・ブラッグ(ノーベル物理学賞、1915年)
- アーチボルト・ヒル(ノーベル生理学・医学賞、1922年)
- ニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーア (ノーベル物理学賞、1922年)
- チャールズ・ウィルソン (ノーベル物理学賞、1927年)
- アーサー・ハーデン (ノーベル化学賞、1929年)
- ジェームズ・チャドウィック (ノーベル物理学賞、1935年)
- ウォルター・ハース(ノーベル化学賞、1937年)
- ゲオルク・ド・ベヴェシー(ノーベル化学賞、1943年)
- ロバート・ロビンソン (ノーベル化学賞、1947年)
- パトリック・ブラケット(ノーベル物理学賞、1948年)
- ジョン・コッククロフト (ノーベル物理学賞、1951年)
- アレクサンダー・トッド(ノーベル化学賞、1957年)
- メルヴィン・カルヴィン (ノーベル化学賞、1961年)
- ハンス・ベーテ(ノーベル物理学賞、1967年)
- ジョン・ヒックス(ノーベル経済学賞、1972年)
- ネヴィル・モット(ノーベル物理学賞、1977年)
- アーサー・ルイス(ノーベル経済学賞、1979年)
- ジョン・チャールズ・ポラニー (ノーベル化学賞、1986年)
- マイケル・スミス(ノーベル化学賞、1993年)
- ジョセフ・ユージン・スティッグリッツ(ノーベル経済学賞、2001年)
- ジョン・サルストン(ノーベル生理学・医学賞、2002年)
- アンドレ・ガイム (ノーベル物理学賞、2010年)
- コンスタンチン・ノボセロフ (ノーベル物理学賞、2010年)
- ノーマン・フォスター (プリツカー賞、1999年)
- ロジー・セクストン(総合格闘家)
- リアノン・ディクソン(プロボクサー)
- エド・オブライエン(Radiohead)
- The Chemical Brothers (音楽ユニット)
- ベネディクト・カンバーバッチ (俳優)
- 矢野浩二朗 (医療情報学者、大阪工業大学准教授)
脚注
[編集]- ^ “Financial Statements for the year ended 31 July 2014”. University of Manchester. 20 January 2015閲覧。
- ^ Facts and Figures, University of Manchester, 2013, p24
- ^ a b c “Table 1 All students by HE institution, level of study, mode of study and domicile 2012/13” (Microsoft Excel spreadsheet). Higher Education Statistics Agency. 25 November 2014閲覧。
- ^ “History of UMIST”. 2021年8月29日閲覧。
- ^ “Alan Turing Scrapbook - Manchester Computers”. www.turing.org.uk. 2021年8月27日閲覧。
- ^ “Manchester Mark I | computer” (英語). Encyclopedia Britannica. 2021年8月27日閲覧。
- ^ “The Eight Hour Work Day”. www.marxists.org. 2023年1月16日閲覧。
- ^ “History of Working Time - The Federation of International Employers (FedEE)”. www.fedee.com. 2023年1月16日閲覧。
- ^ “Robert Owen and New Lanark” (英語). Robert Owen and New Lanark. 2023年1月16日閲覧。
- ^ “The Co-operative movement” (英語). WCML. 2023年1月16日閲覧。
- ^ Bauer, Stephan; Maylander, Alfred (1919). “The Road to the Eight-Hour Day”. Monthly Labor Review 9 (2): 41–65. ISSN 0098-1818 .
- ^ “working day,rights, conditions,Tom Mann,Corn Laws,Robert Owen,IWA, Eight Hour League,Factory Act 1833”. www.caef.org.uk. 2023年1月16日閲覧。
- ^ Wade, Lizzie. “The 8-Hour Workday Is a Counterproductive Lie” (英語). Wired. ISSN 1059-1028 2023年1月16日閲覧。
- ^ “Eight Hour Work Day” (英語). Success Tax Professionals. 2023年1月16日閲覧。
- ^ “QS World University Rankings 2021” (英語). Top Universities. 2021年8月27日閲覧。
- ^ “Rankings and reputation of The University of Manchester” (英語). The University of Manchester. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “ShanghaiRanking's Academic Ranking of World Universities”. www.shanghairanking.com. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “ShanghaiRanking's Academic Ranking of World Universities”. www.shanghairanking.com. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “These are the most oversubscribed universities in the UK according to UCAS” (英語). UK (2017年6月27日). 2022年10月8日閲覧。
- ^ “Impact Ranking” (英語). Times Higher Education (THE) (2021年4月16日). 2021年8月27日閲覧。
- ^ “THE Impact Rankings 2021 Released” (英語). Times Higher Education (THE) (2021年4月21日). 2021年8月27日閲覧。
- ^ “Russell Group | Home” (英語). The Russell Group. 2021年8月30日閲覧。
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- ^ “What is a red brick university? List of red brick universities - The Uni Guide”. www.theuniguide.co.uk. 2021年8月30日閲覧。
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- ^ “【イギリス留学】赤レンガ大学群とは?【前編】”. SI-UK: Move Forward. Be Great.. 2021年8月30日閲覧。
- ^ Hydrant (http://www.hydrant.co.uk), Site designed and built by (2013年7月30日). “Association of Commonwealth Universities (ACU)” (英語). The Commonwealth. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “ACU members”. www.acu.ac.uk. 2021年8月30日閲覧。
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- ^ “Become a member | ACU”. www.acu.ac.uk. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “About the ACU”. www.acu.ac.uk. 2021年9月3日閲覧。
- ^ UCL (2006年8月4日). “Golden diamond shines at raking in research riches” (英語). UCL News. 2022年1月29日閲覧。
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