MODERN MUSIC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
MODERN MUSIC
ムーンライダーズスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
レーベル ORPLID / CROWN
プロデュース ムーンライダーズ
ムーンライダーズ 年表
ヌーベル・バーグ
1978年
MODERN MUSIC
1979年
カメラ=万年筆
1980年
『MODERN MUSIC』収録のシングル
  1. 「ヴァージニティ/ヴィデオ・ボーイ」
    リリース: 1979年10月25日 (1979-10-25)
テンプレートを表示

MODERN MUSIC』(モダーン・ミュージック)は、ムーンライダーズの4枚目のオリジナル・アルバム1979年10月25日発売。

解説[編集]

ルイ・マル監督の映画「鬼火」にインスパイアされたというかしぶち哲郎作の「バック・シート」ならびに鈴木慶一作曲の「鬼火」などにより、アルバム全体が暗く厭世的なムードに覆われている。サウンドは当時のニュー・ウェーブからの影響を感じさせるソリッドなもの。当時のパンフレットなどに書かれたキャッチコピーは「オレ達の心、いつもNew Wave!」。

鈴木慶一によればニュー・ウェイブが出てきたこの時期、音楽界の友人がいなくなっていったという。その結果、本作がリリースされた辺りで友人がといったニュー・ウェイブの人達に変わっていった。また、「この頃、音楽嫌いになっていた時期。というか、自殺の歌が多いんだ。自己嫌悪に陥っている。30を前にして、嫌な予感がしてるわけね。自己を完結しようという。これになるとサウンドもニュー・ウェイブに接近してくる。ポップスだね。ポップスっていうのは、定義をいうと、時代の流れとか世の中の動きとか、その時々の様々なものがうまく反映されていて、しかもこっち方が変わったりするくらいの力を持ったもの。だから音楽だけじゃなくて、その時観た映画とか、いろんな要素が入り込んでくるわけ。例えば、この頃ヴィデオが普及しだせば『ヴィデオ・ボーイ』が出来る。曲は割と民主主義的に決めたんだ。○×式で点数の多い曲から入れていく。このアルバムぐらいから、また僕ががんばりだしたのね。その時々に感覚の盛り上がっている人がメインに躍り出るわけね」[1]とインタビューで答えている。さらに「アルバムで核になる曲が出来ると、それからイメージがどんどん広がっていくんだよね。このアルバムだったら『バック・シート』がそうなの。これは良い曲だって、広がっていったね」[1]とも答えている。

収録曲[編集]

全編曲:ムーンライダーズ

SIDE A[編集]

  1. ヴィデオ・ボーイ
    作詞・作曲:鈴木慶一
  2. グルーピーに気をつけろ
    作詞:鈴木博文、作曲:岡田徹
  3. 別れのナイフ
    作詞・作曲:橿渕哲郎
  4. ディスコ・ボーイ
    作詞:鈴木博文、作曲:白井良明
  5. ヴァージニティ
    作詞・作曲:鈴木慶一

SIDE B[編集]

  1. モダーン・ラヴァーズ
    作詞:鈴木博文、作曲:岡田徹・鈴木博文
  2. バック・シート
    作詞・作曲:橿渕哲郎
  3. バーレスク
    作詞・作曲:橿渕哲郎
  4. 鬼火
    原案:松山猛、作詞:佐藤奈々子・鈴木慶一、作曲:鈴木慶一

脚注[編集]

  1. ^ a b 鈴木慶一「MUSICIAN FILE ムーンライダーズ徹底研究」、『隔月刊ミュージック・ステディ』第3巻第1号、ステディ出版、1983年2月20日、 94-113頁。“FILE INTERVIEW”

外部リンク[編集]

Moonriders Web Server (Official Fan Site)