CAMERA EGAL STYLO / カメラ=万年筆

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CAMERA EGAL STYLO / カメラ=万年筆
ムーンライダーズスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ORPLID
プロデュース ムーンライダーズ
ムーンライダーズ 年表
MODERN MUSIC
1979年
CAMERA EGAL STYLO / カメラ=万年筆
1980年
東京一は日本一
1981年
『CAMERA EGAL STYLO / カメラ=万年筆』収録のシングル
  1. 「彼女について知っている二、三の事柄/地下水道」
    リリース: 1980年7月25日 (1980-07-25)
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CAMERA EGAL STYLO / カメラ=万年筆』(カメラ・エガール・スティロ / カメラ・イコール・まんねんひつ)は、ムーンライダーズの5枚目のオリジナルアルバム。1980年8月25日発売。

解説[編集]

クラウン・レコード在籍時の最終スタジオ・アルバム。一般的には、日本語読みの『カメラ=万年筆』で呼ばれる。

コンセプトは『架空の映画サウンド・トラック』で、鑑賞した映画作品を、独自の解釈で楽曲化するというもの。アルバム・タイトルは、フランスの映画理論『カメラ万年筆』より。B面は『太陽の下の18才』からで、この曲と『第三の男』、『ロリータ・ヤ・ヤ』のみカバー。

前作から映画がモチーフの曲はあったが、本作では全てが映画作品に関連している。楽曲は同名映画からインスパイアを受けているが、映画から曲を作ることもあれば、曲から映画に当てはめることもあった。内容は映画に則さず、勝手な解釈でもいいとのこと。過去にライブで演奏することは殆ど無く、メンバーも映画が先に浮かんでしまい、楽曲自体を思い出せなかったという(JAPAN ぐる~ヴ、2016年11月13日、鈴木慶一の発言)。

前作以上に実験的な作品となっている。鈴木慶一は、周囲がニューウェーブ熱ですごかったので、本作からの三作を急いで作ったと話し、制作中は何を作っているかわかってなかったという。

最後の『大都会交響楽』は2011年発売のスペシャルエディション盤では演奏時間が43分となっているが、これはオリジナルのアナログ盤に施された特殊な仕掛け、すなわちアナログ盤ではピックアップ部を持ち上げないと(盤と針の物理的耐性を度外視すれば)半永久的に最内周(一般的なアナログレコードでは無音の部分である)がループするという仕様を利用したエンドレス再生を、CDの仕様で可能な形で再現しようとしたため。

収録曲[編集]

  1. 彼女について知っている二、三の事柄
    作詞:鈴木博文 / 作曲:鈴木慶一 / 編曲:ムーンライダーズ
  2. 第三の男
    作曲:Anton Karas / 編曲:ムーンライダーズ
  3. 無防備都市
    作詞・作曲:鈴木博文 / 編曲:ムーンライダーズ
  4. アルファビル
    作詞・作曲:白井良明 / 編曲:ムーンライダーズ
  5. 24時間の情事
    作詞:かしぶち哲郎, 鈴木慶一 / 作曲・編曲:ムーンライダーズ
  6. インテリア
    作詞・作曲:鈴木博文 / 編曲:ムーンライダーズ
  7. 沈黙
    作詞:鈴木博文 / 作曲:岡田徹 / 編曲:ムーンライダーズ
  8. 幕間
    作詞・作曲:佐藤奈々子 / 編曲:ムーンライダーズ
  9. 太陽の下の18歳
    作詞:Luciano Salce / 訳詞:音羽たかし / 作曲:Ennio Morricone / 編曲:ムーンライダーズ
  10. 水の中のナイフ
    作詞:鈴木博文 / 作曲:岡田徹 / 編曲:ムーンライダーズ
  11. ロリータ・ヤ・ヤ
    作曲:N.Riddle, B.Harris / 編曲:ムーンライダーズ
  12. 狂ったバカンス
    作詞・作曲:かしぶち哲郎 / 編曲:ムーンライダーズ
  13. 欲望
    作詞・作曲:鈴木慶一 / 編曲:ムーンライダーズ
  14. 大人は判ってくれない
    作詞:鈴木慶一 / 作曲・編曲:ムーンライダーズ
    歌詞に登場する「Enfants Terribles」は、『恐るべき子供たち』を指す。
  15. 大都会交響楽
    作曲・編曲:ムーンライダーズ