8 1/2 (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

8 1/2ハッカニブンノイチハッカとも)は、日本のパンクバンド

概要[編集]

六本木のS-KENスタジオを中心に活躍した東京ロッカーズの一員でもあり、また渋谷のロック喫茶「ナイロン100%」でも看板バンドとして活動した、日本のニュー・ウェイヴ・バンドのひとつ。メンバーが後に日本のミュージックシーンに大きな足跡を残したことでも知られる。バンド名の由来はフェデリコ・フェリーニの映画8 1/2 より。

略歴[編集]

1978年に千葉で結成。結成当初はボーカル、ギター、ベース、ドラムスの4人構成であったが、程なくギターが抜けて音楽大学卒のキーボード、上野耕路が加入し、現在知られるキーボードを前面に出した曲調が確立する。

1979年に解散し、泉水敏郎と上野耕路は佐伯健三少年ホームランズのメンバーとともにハルメンズを結成。なお、泉水は同時期にヒカシューにも在籍している。また、久保田慎吾、鈴木智文はプライスを結成した。

ハルメンズの解散後、上野耕路は8 1/2、ハルメンズの追っかけをしていた戸川純と、千葉時代から交流のあった太田蛍一の3人でゲルニカを結成。また、泉水は、ゲルニカの活動休止後に戸川をヴォーカルとして結成されたYAPOOSに参加。

戸川がアイドルとして爆発的な人気を得たため、「踊れない」などの8 1/2のいくつかの曲は戸川によるカバーのみで知る人も多い。これらの曲は現在でもライブにおける戸川純の持ち歌となっている。

メンバー[編集]

  • ヴォーカル:久保田慎吾
  • キーボード:上野耕路
  • ベース:中島一徳→谷嶋ちから
  • ギター:小森敏明→鈴木智文
  • ドラムス:泉水敏郎

ディスコグラフィー[編集]

  • 『東京ニュー・ウェイヴ79'』(ビクター 1979年。V.A.、3曲のみ収録。2002年に再発)
  • 『メモアール』(8 1/2の100%レコードから発売されたソノシート。[1] 1980年)
  • 『8 1/2』(VIVID 1985年)
    1. 少年たち
    2. ジュリーにお願い
    3. 踊れない
    4. 上海特急
    5. キネマの夜
    6. ナルシスティック
    7. その絵を踏むな
    8. ベッドルームクイーン
    9. 戒厳令
    10. メモアール

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 発行枚数が少なくほとんど流通しなかった。「NYLON100% 80年代渋谷発ポップ・カルチャーの源流」より

関連項目[編集]