東水巻駅
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東水巻駅 | |
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駅舎(2016年1月) | |
ひがしみずまき Higashi-Mizumaki | |
◄JC26 折尾 (2.7 km) (1.4 km) 中間 JC24► | |
所在地 | 福岡県遠賀郡水巻町吉田南[2]一丁目8-1 |
駅番号 | JC 25 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州)[1] |
所属路線 | 筑豊本線[1](福北ゆたか線) |
キロ程 | 13.5 km(若松起点) |
電報略号 | ヒマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
326人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1988年(昭和63年)3月13日[2] |
備考 |
無人駅[1] 駅集中管理システム(Smart Support Station)導入駅 |
東水巻駅(ひがしみずまきえき)は、福岡県遠賀郡水巻町吉田南一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)の駅である[2]。駅番号はJC25。
歴史
筑豊本線の折尾駅 - 中間駅間が複々線だった頃、ここで鹿児島本線直通短絡線の上り線(中間→黒崎方面)と筑豊本線の下り本線(若松方面→中間)を入れ替えていた立体交差の跡に設置された駅である[3]。具体的には、折尾側から筑豊本線上り線、同下り線、短絡線上り線、同下り線の順となっていた配列をここで筑豊本線上り線、短絡線上り線、筑豊本線下り線、短絡線下り線の順に入れ替えていた[3]。外側の2線が大きく開き、その間で筑豊本線下り線が築堤によって上に上がり、その下を短絡線上り線がくぐることで入れ替えていた[3]。輸送量低下によって複々線が廃止された時に内側2線が廃止され、長らく荒地となっていたが、1988年に駅が開設され今に至る[2][3]。かつて駅付近の筑豊本線東側には日本炭鉱第一高松坑(1966年閉山)。西側には日本炭礦専用鉄道の石炭積込場があった(1965年運行停止 跡地は吉田団地)[4]
年表
- 1988年(昭和63年)3月13日:開業[2]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2015年(平成27年)3月14日:無人化[1]。
- 2017年(平成29年)3月4日:若松駅 - 新入駅間(折尾駅を除く)の10駅と共に駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入[6]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅[3]。複々線から複線に線路が撤去された跡地に設置されたホームは、三角形状である[3]。駅本屋はその三角形のホームの端の上下線間に設置されていて、トイレ棟も含め日田杉を使ったログハウス風である[2]。
SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う[7]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 福北ゆたか線 | 下り | 鞍手・直方方面 |
2 | 上り | 折尾・若松方面 |
-
三角形のホーム(2016年2月)
-
ホーム(2016年1月)
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員[9] |
---|---|
1988年 | 592 |
1989年 | 770 |
1990年 | 850 |
1991年 | 858 |
1992年 | 918 |
1993年 | 916 |
1994年 | 940 |
2007年 | 527 |
2008年 | 520 |
2009年 | 504 |
2010年 | 484 |
2011年 | 490 |
2012年 | 505 |
2013年 | 505 |
2014年 | 450 |
2015年 | 460 |
2016年 | 450 |
2017年 | 428[10] |
2018年 | 415[11] |
2019年 | 408[12] |
2020年 | 324[8] |
- 1988-1994年は『水巻町誌 増補』2001年、344頁
駅周辺
- 福岡県道203号中間水巻線
- コスモス薬品ドラッグストアコスモス吉田南店
- スーパービバホーム東水巻店
- スーパーセンタートライアル東水巻店
- 薬王寺
- 吉田団地
- 水巻共立病院
- 水北第一病院
- 水巻町立水巻南中学校
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 小原擁(2015年3月7日). “JR九州:無人化、新たに20駅発表”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c d e f g 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、21頁。
- ^ a b c d e f 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、139-140頁。ISBN 4751205293。
- ^ 1:25000地形図 折尾 昭和27年9月30日 地理調査所、1:25000地形図 折尾 平成11年2月1日 国土地理院
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ 『筑豊本線の一部が「Smart Support Station」に変わります』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2017年2月3日。オリジナルの2018年9月28日時点におけるアーカイブ 。2020年2月7日閲覧。
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月17日閲覧。
- ^ 水巻町統計 (交通) JR乗降客数推移
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年8月5日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 東水巻駅(駅情報) - 九州旅客鉄道