高橋徹 (社会学者)

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高橋 徹(たかはし あきら、1926年7月12日 - 2004年)は、社会学者、東京大学名誉教授。知識社会学、文化社会学専攻。広島県出身。

略歴[編集]

  • 1945年3月 第三高等学校文科丙類卒業
  • 1948年9月 東京帝国大学文学部社会学科卒業
  • 1950年10月 東京大学大学院特別研究生(前期)修了
  • 1951年5月 東京大学文学部助手
  • 1953年10月 東京大学新聞研究所助手
  • 1954年4月 東京大学新聞研究所助教授
  • 1956年7月 学術奨励審議会専門委員
  • 1957年4月 東京大学文学部助教授併任
  • 1960年2月 東京大学文学部助教授(新聞研究所併任)
  • 1963年1月 文部省学術奨励審議会委員
  • 1963年2月 労働省婦人少年問題審議会委員
  • 1964年7月 コロンビア大学カリフォルニア大学客員研究員フォード財団の研究助成による「大衆社会における社会変動」プロジェクト)
  • 1970年4月 東京大学文学部教授(社会学第一講座担任)
  • 1973年4月 通商産業省産業構造審議会専門委員
  • 1985年4月 東京大学大学院社会学研究科委員長、東京大学評議員
  • 1985年7月 大学設置審議会専門委員
  • 1987年定年退官、名誉教授、静岡県立大学国際関係学部長、流通経済大学教授

著書[編集]

  • 『近代日本の社会意識』 新曜社、1987
  • 『現代アメリカ知識人論 文化社会学のために』 新泉社、1987

編著共編[編集]

  • 『社会学辞典』 福武直日高六郎共編 有斐閣、1958
  • 『世論』 有斐閣、1960
  • 『叛逆するスチューデント・パワー 世界の学生革命』 講談社、1968
  • 『変動期の国際社会』 西村文夫共編 北樹出版、1988
  • 『ゆらぎのなかの家族と民族』 嵯峨隆共編 北樹出版、1993
  • 『現代市民社会とアイデンティティ』 青井和夫庄司興吉共編 梓出版社、1998
  • 『福祉社会の家族と共同意識』 青井和夫、庄司興吉共編 梓出版社、1998
  • 『市民性の変容と地域・社会問題』 青井和夫、庄司興吉共編 梓出版社、1999

翻訳[編集]

  • 『社会階級』 アンドレ・ジューサン 白水社、1952 (文庫クセジュ)
  • 『現代の診断』 カール・マンハイム 青井和夫共訳 みすず書房、1954
  • 『官僚制と人間』 ペンディックス 綿貫譲治共訳 未來社、1956
  • 『現代の反動思想』 ボーヴォワール 並木康彦共訳 岩波書店、1959
  • 『世界の名著』 イデオロギーとユートピア マンハイム 徳永恂共訳 中央公論新社、1971

論文[編集]

  • 「日本の世論」 『マス・コミュニケーション講座 2. マス・コミュニケーションと政治』 河出書房 1955
  • 「社会心理学」 みすず書房編集部編 『社会科学入門』 みすず書房 1956
  • 城戸浩太郎ほかと共著 「組織と集団の機械化」 『現代思想 8. 機械時代』 岩波書店 1957
  • 「テレヴィジョンと政治-大衆の政治意識に与える影響」 『思想』 第413号 1958年11月
  • 「組織の中の人間」 日高六郎編 『人間と社会』 有斐閣 1959
  • 「テレビと大衆操作」 『講座現代マス・コミュニケーション 2. テレビ時代』 河出書房 1960
  • 「生活意識と政治意識」 『年報社会心理学』 第1号 1960
  • 「都市化と機械文明」 『近代日本思想史講座 6. 自我と環境』 筑摩書房 1960
  • 「日本における社会心理学の形成」 『今日の社会心理学. 第1. 社会心理学の形成』 培風館 1965

参考[編集]

  • 栗原彬庄司興吉編 『社会運動と文化形成』(高橋徹教授退官記念) 東京大学出版会 1987
  • 見田宗介宮島喬編 『文化と現代社会』(高橋徹教授退官記念) 東京大学出版会 1987
  • 『日本心理学者事典』 大泉溥 編、クレス出版、2003年、629頁。ISBN 4-87733-171-9