西澤健太

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西澤 健太
名前
愛称 けんち
カタカナ ニシザワ ケンタ
ラテン文字 NISHIZAWA Kenta
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-09-06) 1996年9月6日(27歳)
出身地 静岡県静岡市
身長 171cm
体重 67kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 清水エスパルス
ポジション MF
背番号 16
利き足 右足
ユース
筑波大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019- 清水エスパルス 121 (15)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月3日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

西澤 健太(にしざわ けんた、1996年9月6日 - )は、静岡県静岡市出身のプロサッカー選手Jリーグ清水エスパルス所属。ポジションはミッドフィールダー

略歴[編集]

清水エスパルスの下部組織出身で、ジュニアユースから6年間在籍。しかし、トップチームに昇格することはできず、筑波大学に進学。筑波大学では2016年に全日本大学サッカー選手権で優勝すると、2017年には関東大学サッカーリーグ戦でリーグ優勝を果たした[1]。その年、西澤は関東大学サッカーリーグのアシスト王を獲得。3年時には清水エスパルスの練習に参加し、4年生となった2018年10月に加入が正式に決まった。大学経由で加入する史上初めての清水ユース出身選手となった[2]

2019年に清水エスパルスに入団。5月に監督が篠田善之に交代すると出場機会が与えられ、5月19日、第12節の大分トリニータ戦で途中出場から初出場を果たした[3]。以降、左サイドハーフのポジションを掴み、数多くのゴールやアシストを記録。この年の優勝クラブである横浜F・マリノスにエスパルスはリーグ戦で2勝(シーズンダブル)しているが、決勝点を挙げたのは2試合とも西澤[4]。9月13日、第26節の名古屋グランパス戦では2得点を決めて前回対戦に続いて勝利に貢献[5]。次節の9月29日に行われた、アウェー湘南ベルマーレ戦では2ゴール2アシスト、4得点に絡む活躍でチームの勝利に貢献して、明治安田生命J1リーグ9月のKONAMI月間MVPに選ばれている。

2020シーズンはリーグ戦全試合に出場し、4ゴール10アシストを記録。8月19日の横浜F・マリノス戦ではクラブ通算の1300得点目を記録した。チームは開幕から5連敗を喫し、シーズン途中の監督交代と、とても難しいシーズンであったが、その中でもきちんと結果を残していて、このシーズンから右サイドハーフのポジションでもプレーをしている。2021年1月8日、以前から交際していた一般女性と入籍。

2021シーズンはロティーナ体制のもと、リーグ戦では27試合に出場したが2ゴールに留まった。オリンピック中断明けの横浜F・マリノス戦で、後藤のクロスボールにヘディングシュートで合わせ、今シーズン初ゴールを記録。第34節のホーム最終戦では西澤の1ゴール1アシストでチームの勝利に貢献した。

2022シーズンは13試合で2ゴールという結果になり、思い通りにはいかないシーズンとなった。序盤では、昨年痛めていた手の怪我により開幕に出遅れてしまう。シーズン途中で監督交代となり、ゼ・リカルド監督体制になるとずっとスタメンで出続けていた。しかし、7月16日の浦和レッズ戦で足の怪我を負ってしまい、再び戦線離脱という状況になってしまった。

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 清水 16 J1 23 7 3 0 5 0 31 7
2020 34 4 1 0 - 35 4
2021 27 2 6 0 2 0 35 2
2022 10 2 3 0 2 0 15 2
2023 J2 27 0 4 0 1 0 32 0
通算 日本 J1 94 15 13 0 9 0 116 15
日本 J2 27 0 4 0 1 0 32 0
総通算 121 15 17 0 10 0 148 15

タイトル[編集]

クラブ[編集]

筑波大学

個人[編集]

  • 全日本大学サッカー選手権大会・ベストMF(2016年)
  • 関東大学サッカーリーグ戦・アシスト王(2017年)
  • J1リーグ・月間MVP:1回(2019年9月)

代表・選抜歴[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]