大矢駅
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(美濃下川駅から転送)
大矢駅* | |
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駅舎(2006年11月) | |
おおや Ōya | |
◄18 みなみ子宝温泉 (1.2 km) (1.1 km) 福野 20► | |
所在地 | 岐阜県郡上市美並町大原 |
駅番号 | 19 |
所属事業者 | 長良川鉄道 |
所属路線 | ■越美南線 |
キロ程 | 31.8 km(美濃太田起点) |
電報略号 |
オヤ ミシ(転換前) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
19人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)10月9日[1] |
備考 |
無人駅[2] * 開業時は美濃下川駅[3] |
大矢駅(おおやえき)は、岐阜県郡上市美並町大原にある[4]、長良川鉄道越美南線の駅である。駅番号は19。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)10月9日:鉄道省越美南線美濃洲原駅(現・母野駅) - 当駅間延伸時に終着駅の美濃下川駅(みのしもかわえき)[3]として開設[1]。旅客・貨物取扱開始[5]。
- 1928年(昭和3年)5月6日:当駅 - 深戸駅間延伸[1]。
- 1962年(昭和37年)11月29日:車扱貨物取扱廃止[6]。
- 1974年(昭和49年)
- 1986年(昭和61年)12月11日:越美南線が長良川鉄道へ転換、同社の駅となる[1][5]。同時に大矢駅(おおやえき)に改称[1][5]。
- 2018年(平成30年)8月1日:平成30年7月豪雨による被害で美濃市駅 - 当駅間の信号設備が損壊したため、運行再開に合わせてこの区間で指導通信式による運行開始[9]。このため要員配置[9]。
駅構造
[編集]無人駅。美濃市駅 - 郡上八幡駅間で唯一列車交換可能な駅であるため、昔から列車交換が行われている。両ホームは構内踏切で連絡している。下りホーム側に駅舎があり、ここには以前使用された鉄道備品等の展示が行われている鉄道館を併設している(観光列車「ながら」運行日に開館)[3][4][10]。また、2022年には駅スタンプが期間限定で駅舎内に設置された(金 - 日及び祝日のみ)[11]。
トイレは男女別のものが駅舎南側にある。観光列車「ながら」は当駅での客扱いは行わないが、10分程度停車、トイレ休憩が取られる。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
駅舎側 | ■越美南線 | 郡上八幡・北濃方面 |
反対側 | 美濃市・関・美濃太田方面 |
- 付記事項
- 案内上ののりば番号は割当てられていない。
- 場内・出発の各信号機は「行先」と記した方にしか設置されていないため、逆走運転は不可。
利用状況
[編集]年度 | 1日平均乗車人員 |
---|---|
2011年(平成23年) | 15 |
2012年(平成24年) | 28 |
2013年(平成25年) | 18 |
2014年(平成26年) | 21 |
2015年(平成27年) | 19 |
駅周辺
[編集]- 桂昌寺
- 美並南部コミュニティーセンター
- 美並南部体育館
- 長良川
- 岐阜県道324号白山美濃線
- 岐阜県道325号大原富之保線
- 国道156号
バス路線
[編集]- 郡上市自主運行バス
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、10-11頁。
- ^ a b 「通報 ●越美南線美濃立花駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1974年11月28日、7面。
- ^ a b c 稲見眞一 (2022年6月15日). “稲見駅長の鉄道だよ人生は!! 長良川鉄道「おくみの号復活企画」(3)大矢駅の「ふるさとの鉄道館」。”. 中京テレビ放送. 2022年8月16日閲覧。
- ^ a b “鉄道ファン感激、長鉄「おくみの」復刻記念で企画列車 タブレット閉塞機体験”. 岐阜新聞Web. (2022年5月11日). オリジナルの2022年5月11日時点におけるアーカイブ。 2022年8月16日閲覧。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、170頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日誌(昭和37年度11月分)」『鉄道統計月報――昭和37年度11月分』、日本国有鉄道経理局審査統計課、1963年2月、3頁、doi:10.11501/2267838。
- ^ 「越美南、明知両線の営近 名鉄 四月一日から順次実施へ」『交通新聞』交通協力会、1974年2月27日、1面。
- ^ “日本国有鉄道公示第289号”. 官報. (1974年11月28日)
- ^ a b “長良川鉄道が全線で運転を再開”. 鉄道ファン・railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2018年8月3日). 2018年8月4日閲覧。
- ^ “長良川鉄道「急行おくみの号」に乗ってみた”. 中日新聞Web (2022年4月21日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “長良川鉄道、駅スタンプの旅 レトロデザイン、全8種コンプで記念缶バッジ”. 岐阜新聞Web. (2022年7月22日). オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブ。 2022年8月16日閲覧。
関連項目
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