笑福亭鉄瓶
五枚笹は、笑福亭一門の定紋である。 | |
| 本名 | |
|---|---|
| 生年月日 | 1978年8月14日(47歳) |
| 出身地 | |
| 師匠 | 笑福亭鶴瓶 |
| 出囃子 | 品玉 |
| 活動期間 | 2001年 - |
| 活動内容 | 上方落語 |
| 所属 | 松竹芸能 |
| 公式サイト | 「れっど鉄ぺりん」〜ぼくと天国への階段を昇りませんか?〜 |
| 受賞歴 | |
| 第50回 なにわ芸術祭 落語部門 新人賞(2013年) 第71回 文化庁芸術祭 大衆芸能部門 新人賞(2016年) 第17回 繁昌亭大賞 奨励賞(2022年) | |
| 備考 | |
| 上方落語協会会員 | |
笑福亭 鉄瓶(しょうふくてい てっぺい、1978年8月14日 - )は、日本の落語家(上方噺家)。本名:天野 幸多郎。所属事務所は松竹芸能。身長174cm。血液型B型。既婚、子あり。奈良県香芝市出身。出囃子は『品玉』。
奈良県立大宇陀高等学校卒業。
来歴・人物
[編集]『鶴瓶上岡パペポTV』(よみうりテレビ)を視聴して笑福亭鶴瓶にあこがれ上京。この時期、鶴瓶は落語家としての活動をほとんどしておらず、最初から落語家を目指していた訳ではない。2年近く出待ちを続けながら弟子入りを懇願[1]。ようやく2001年2月11日、鶴瓶に入門が認められた。
最初は落語ではなく漫談で、若手芸人たちと混ざり舞台を踏む。番組の前説やテレビ・ラジオのリポーターとして活動を始める。
第50回 なにわ芸術祭 落語部門 新人賞、第71回 文化庁芸術祭 大衆芸能部門 新人賞、第17回 繁昌亭大賞 奨励賞受賞。
DAIHATSU MOVE 道頓堀角座にて月1回月曜日に開催されていた「角座月夜はなしの会 新型HANASHIKA MOVE」での大喜利や、「上方落語をきく会」の2014年以降のつなぎコーナーなどで、仕切り役としても定評がある。
2021年からは、取材をもとに創作したノンフィクション落語を開拓[2]。夜間中学で学ぶ読み書きができない60代男性[3]、シングルファーザーと高校生の娘[4]、保護司として活動した80代女性[5]などを新作落語の題材にした。
2025年、3代目桂米朝生誕及びNHK大阪放送局開局100周年を記念して制作されたテレビ番組『桂米朝 なにわ落語青春噺』では、ドラマパートで大師匠にあたる6代目笑福亭松鶴の若い頃を演じた[6]。収録の際の取材会では、4代目桂米團治役で出演した5代目桂米團治が「次の松鶴が決まりそうですね。八代目やろ」とつっこみ、「冗談でも書いたらダメですよ。直系から電話がかかってきます」と応じていた[7]。
出演番組
[編集]テレビ
[編集]- 住人十色(MBSテレビ)
- ほしおび(MBSテレビ)
- ゆうドキッ!(奈良テレビ)
- 笑点(元日恒例の特番内「東西対抗大喜利」、日本テレビ) - 2024年・2025年
- 桂米朝 なにわ落語青春噺(NHK総合テレビ、2025年6月21日…近畿広域圏限定、8月2日深夜…全国放送) - 6代目笑福亭松鶴 役
ラジオ
[編集]- 歌謡大全集(ABCラジオ) - 2003年度金曜日リポーター
- 笑福亭鉄瓶のMusic Smile(2013年8月24日 - 2014年3月29日、ABCラジオ) - 南山千恵美の産休代役
- 上方落語をきく会(2014年 - 、ABCラジオ)
- 2014年の時点では上記『Music Smile』の時間帯にて放送されていたことから、昼の部と夜の部のつなぎコーナーでパーソナリティを務めるようになる(同年は昼の部の開口一番も務めた)。
- 本編へは、2019年昼の部、2021年夜の部、2022年昼の部、2024年昼の部、2025年夜の部に出演。
- 2020年は本編出演もつなぎコーナーもなかった(同年は5夜連続2時間ずつの放送となったため)が、2月12日放送分の中入りに、舞台袖での司会陣のトークに加わった(同公演前に実施された「第三回 桂紗綾といく落語ツアーin上方落語をきく会」の行程である『日曜落語 〜なみはや亭〜』との連動企画「鉄瓶・紗綾の落語塾」に出演した関係で)。
- うたバッカ水曜日 笑福亭鉄瓶・久川実津紀のイマコレバッカ(2014年4月 - 2015年3月、MBSラジオ)
- 角座演芸アワー〜道頓堀から生放送!〜(2014年10月2日 - 2015年9月17日、ラジオ関西) - 司会
- こんちわコンちゃんお昼ですょ!(2018年4月 - 、MBSラジオ) - 月1回木曜日レギュラー(森脇健児の後任)。鶴瓶門下では銀瓶、べ瓶(出演当時は瓶成)に続く通算3人目のレギュラー出演者に。
- hanashikaの時間。(2019年4月 - 2025年3月、ラジオ大阪) - 月曜日パーソナリティ(アシスタント・松本美香)
- 笑福亭鉄瓶のまんてんラジオ(2021年10月4日 - 2024年3月25日、ラジオ関西「こちら、海の見える放送局」月曜日) - パーソナリティ(アシスタント・塩田えみ)
- 鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ。(2024年10月 - 、ABCラジオ) - パーソナリティ
- ラジオビバリー昼ズ(2024年10月2日、ニッポン放送) - トークコーナー「これが流行最前線だ!昇太のなんでも番付」ゲスト
- 山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(2024年10月2日、TOKYO FM) - トークコーナー「誰かに聞きたかったこと。」ゲスト
- 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ(2025年2月16日、ニッポン放送) - ゲスト
- おとなりさんday(2025年3月30日、文化放送) - トークコーナー「教えて! 全国☆ラジオスター」ゲスト
- 征平・吉弥の土曜も全開!!(2025年5月17日[8]、ABCラジオ)
- きっちり!まったり!桂吉弥です(2025年6月20日[9]・9月19日[10]、ABCラジオ)
- 北野誠のズバリ(2025年6月26日 - 、CBCラジオ) - 「ハートにズバリ」コーナー木曜日(『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』出演週を除く)「笑福亭鉄瓶の落語界一口メモ」に電話出演。
脚注
[編集]- ^ “笑福亭鉄瓶さん 履歴書の住所は野宿をしていた青山の公園”. 日刊ゲンダイ (2018年10月15日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ “鶴瓶の12番目の弟子・笑福亭鉄瓶の挑戦 自ら取材して実話をノンフィクションで落語化”. encount (2022年12月2日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ 演題は『生きた先に』。鉄瓶がそれを口演した記事を見た小倉孝保が『35年目のラブレター』という題名で2024年4月にノンフィクション作品として発表し(同作の後書きにあたる「おわりに」にて、小倉が鉄瓶に取材した旨を記している)、師匠・鶴瓶の主演で映画化され(鉄瓶も端役として出演)2025年3月に公開。
- ^ 『newsおかえり』(ABCテレビ)2022年9月9日放送分にて、同作の創作過程が特集された。
- ^ “笑福亭鉄瓶 来月11日に都内で独演会 「ノンフィクション落語」第3弾 元保護司をテーマに”. 東京新聞 (2023年10月13日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ JOBK100年「桂米朝 なにわ落語青春噺(ばなし)」 - NHK大阪放送局(2025年6月3日)2025年6月12日閲覧。
- ^ 「桂米團治 NHK大阪の特番収録で笑福亭鉄瓶をからかう「次の松鶴が決まりそうですね。八代目やろ」」『東京スポーツ』2025年5月8日。2025年6月12日閲覧。
- ^ パーソナリティの桑原征平と桂吉弥が第32回彦八まつり会場の生國魂神社から中継出演した回にて、吉弥が彦八まつり実行委員長の仕事で中座した際、『コロコロラジオ』で共演中の桂佐ん吉(吉弥の弟弟子)と共に吉弥の代役を務めた。
- ^ 『桂米朝 なにわ落語青春噺』(ドラマパートでの米朝役が吉弥)の関西での放送を翌日に控え、10時台中盤の「吉弥のきっちり!イチ押し」コーナーにゲスト出演。
- ^ 同日午前中に行われた『コロラジ』の収録後、佐ん吉と共に飛び入り出演。『きちまり』パートナーの乾麻梨子(ABCテレビアナウンサー)は『コロラジ』の大ファンだという。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 笑福亭鉄瓶 - 松竹芸能
- 笑福亭鉄瓶 - 上方落語家名鑑
- 笑福亭鉄瓶 (@teppei12banme) - X
- 笑福亭鉄瓶 (@teppeishoufukutei) - Instagram
- 笑福亭鉄瓶【公式】 - YouTubeチャンネル
- 笑福亭鉄瓶オフィシャルブログ「れっど鉄ぺりん」〜ぼくと天国への階段を昇りませんか?〜 - Ameba Blog
- 鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ (@cororaji1008) - X