田原本駅

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田原本駅*
西口駅舎(2009年12月12日撮影)
西口駅舎(2009年12月12日撮影)
たわらもと - Tawaramoto
B35 石見 (2.1km)
(1.4km) 笠縫 B37
所在地 奈良県磯城郡田原本町戎通3丁目171
駅番号  B36 
所属事業者 社章近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 B 橿原線
キロ程 15.9km(大和西大寺起点)
電報略号 タワ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
13,173人/日
-2015年-
開業年月日 1923年大正12年)3月21日
乗換 西田原本駅田原本線、西へ200m)
* 改称経歴
- 1928年 田原本駅→大軌田原本駅
- 1941年 大軌田原本駅→関急田原本駅
- 1944年 関急田原本駅→近畿日本田原本駅
- 1964年 近畿日本田原本駅→田原本駅
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田原本駅
配線図

黒田駅 石見駅

2 1


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西田原本駅 笠縫駅

東口駅舎

田原本駅(たわらもとえき)は、奈良県磯城郡田原本町戎通にある、近畿日本鉄道(近鉄)橿原線

当駅からの接続路線[編集]

一般道を通じて下記の路線に乗り換えが可能である。

運賃通算で乗り換える事が可能で、スルッとKANSAI導入前は当駅が途中下車指定駅として連絡していた。なお、当駅までスルッとKANSAI対応カードで乗車して田原本線に乗り換える場合は、当駅改札口付近の自動精算機で目的駅までの差額運賃を支払い、目的駅までの乗車券を購入してから改札を出る必要がある。

歴史[編集]

  • 1923年大正12年)3月21日 - 大阪電気軌道畝傍線(現在の橿原線)平端 - 橿原神宮前(初代)間開通時に開業[1][2]
  • 1928年昭和3年)8月 - 大軌田原本駅に改称[1]
  • 1941年(昭和16年)3月15日 - 大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道の駅となる[2]関急田原本駅に改称[1][3]
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 戦時合併により関西急行鉄道が近畿日本鉄道に改組、同社の駅となる[2]近畿日本田原本駅と改称[1][3]
  • 1964年(昭和39年)10月1日 - 田原本駅に再改称。この日近鉄は信貴生駒電鉄を合併しており、それまで田原本駅を名乗っていた同電鉄の駅が西田原本駅へ改称している[1][3]
  • 1990年平成2年)3月12日 - 駅舎改良工事完成。これにより構内踏切が廃止され地下道化されると共に、ホーム延伸が行われ6両編成対応となった。
  • 1992年(平成4年)3月 - 自動改札機設置。また同年に端末機が設置されており、定期券予約発売駅から即時発売駅に変更となっている。
  • 2001年(平成13年)2月1日 - SF(ストアードフェア)システムの導入および「スルッとKANSAI」対応カードの取り扱い開始に伴い、当駅における「途中下車指定駅」の制度が廃止される。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始[4]
  • 2009年(平成21年)12月6日 - 西口駅舎供用開始[5]。東口駅舎に定期券・特急券自動発売機を新設され、窓口が季節営業化(原則廃止)。

駅構造[編集]

相対式2面2線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は6両分。駅舎は下り線側(東口)と上り線側(西口)にそれぞれあり、上りホームと下りホームは地下道(改良工事前は構内踏切)で連絡している。東口改札と下りホーム、西口改札と上りホームはそれぞれスロープでつながっている。ただし、地下道と両ホームの行き来は階段のみで、エスカレーターエレベーターとも設置されていない。

自動改札機東芝製のものが設置されている。赤い自動改札機 (EG-2000) は、出場時2枚一括処理とPiTaPaICOCAに対応する。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 B 橿原線 下り 大和八木橿原神宮前吉野大阪上本町大阪難波尼崎神戸三宮方面
2 B 橿原線 上り 平端天理大和西大寺奈良京都・大阪難波・尼崎・神戸三宮方面

のりばの行先案内標では上記のように案内されているが、下り列車は橿原神宮前までの運転のため、吉野へは同駅で吉野線の列車に、大阪上本町方面(河内国分経由)へは大和八木で大阪線の列車に乗り換えとなる。上り列車は最遠で京都駅までの運転のため、近鉄奈良および大阪難波方面(生駒経由)へは大和西大寺で奈良線の列車に乗り換えとなる。

また、のりばの行先案内標では1・2番のりば双方に「大阪難波・尼崎・三宮」の表記が存在する(「大阪上本町」は1番のりばのみ)。これは、布施以西から来た場合、大和西大寺経由と大和八木経由ともほぼ同等の時間がかかるためと考えられる(実際の営業キロだと大和八木経由の方が短いが、目的地によっては乗り換え回数が大和西大寺経由より多くなるため実質同格。)。なお、布施以西へ行く場合は運賃特例があるため、大和西大寺経由でも大和八木経由でも運賃は変わらない。

田原本信号場・連絡線[編集]

駅の大和西大寺寄りには田原本線との連絡線が設けられている。通常、この連絡線を通る旅客営業列車はない。

田原本駅の連動装置上では、橿原線からの分岐部分は便宜上「田原本信号場」と言う名称が付けられている。そのため、田原本駅2番線(上り線)西大寺方に設置されている信号機は、(田原本駅からの)出発信号機ではなく、(田原本信号場への)場内信号機である。また、下り線は分岐手前(西大寺方)に第一場内信号機(橿原線/田原本線)があり、田原本線側に進入すると、田原本線との合流手前に第二場内信号機(一号線/二号線)がある。

ただし、田原本駅に近接しており、運転時刻に大きな影響は無いため、ダイヤやスタフ等には“田原本信号場”と言う名前は記載されておらず、正式な信号場の名称でもない。

2014年10月5日(日)生駒線・田原本線の近鉄合併50周年記念イベントの一環として、臨時急行電車が連絡線を運行した[6]

駅前再開発事業[編集]

田原本・西田原本の両駅を合わせると乗降客数は1日2万人近くにのぼる(田原本駅 13,000人、西田原本駅 5,000人で、乗換え客 4,000人も両駅の乗降人員に含む)[5]。しかし、駅周辺は民家が密集し、駅前に通じる道路は狭小な生活道路しかない。西口が新設されるまでは、両駅の乗り換えには踏切を渡る必要もあり(さらに田原本駅上りホームの利用には、地下道も通る必要がある)[5]、歩行者と自動車で混雑していた。

そのため、両駅に挟まれた地域の駅前整備事業が行われ、幹線道路(奈良県道14号桜井田原本王寺線)に接続して自動車の乗り入れを容易にした駅前広場を整備し、当駅に西口駅舎を設置することとなった。

西口駅舎は2009年平成21年)7月から工事に着手し、同年12月6日から使用が開始された[5]。駅舎は黒い屋根と白い壁によるデザインになっている。

当駅の西口駅舎と西田原本駅間に通路を設けることにより、踏切を渡らずに乗り換え可能となった[5]とともに、その通路に屋根が設けられたことにより、雨の日でも濡れずに乗り換えができるようになった。

田原本線が近鉄になった(1964年)頃には、田原本駅と西田原本駅を現在の北側に移転して統合する構想があったが、人の流れが変わって悪影響を受けることを懸念した地元(駅周辺の商店など)が反対して立ち消えになったという[7]

当駅乗降人員[編集]

近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[8]

  • 2015年11月10日:13,173人
  • 2012年11月13日:13,130人
  • 2010年11月9日:13,801人
  • 2008年11月18日:13,302人
  • 2005年11月8日:13,375人

利用状況[編集]

  • 主として通学・通勤用に利用される。
  • 田原本駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す[9]。年度間の比較に適したデータである。これには、田原本線西田原本駅からの乗り継ぎ人員を含まない(すなわち、当駅を旅行開始駅とした乗客の人数である)。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。これには、田原本線との乗り継ぎ人員を含む。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

駅周辺[編集]

公共施設[編集]

神社・仏閣[編集]

商業施設[編集]

企業[編集]

金融機関[編集]

バス[編集]

駅前広場に奈良交通の田原本バスセンターバス停がある(駅前広場整備前は西田原本駅の南側にあった)が、発着路線は2016年現在以下の1路線のみ。

隣の駅[編集]

近畿日本鉄道
B 橿原線
急行
平端駅 (B32) - 田原本駅 (B36) - 大和八木駅 (B39)
普通
石見駅 (B35) - 田原本駅 (B36) - 笠縫駅 (B37)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 近畿日本鉄道株式会社 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 近畿日本鉄道、2010年12月、682・684頁。全国書誌番号:21906373
  2. ^ a b c 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、11-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4
  3. ^ a b c 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳』8 関西1、新潮社2008年、28-29頁。ISBN 978-4-10-790026-5
  4. ^ “平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります” (pdf) (プレスリリース), 近畿日本鉄道, (2007年1月30日), http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf 2016年2月26日閲覧。 
  5. ^ a b c d e “橿原線 田原本駅の西駅舎が完成!” (pdf) (プレスリリース), 近畿日本鉄道, (2009年11月20日), http://www.kintetsu.jp/news/files/091120tawaramotoekisha.pdf 2016年2月26日閲覧。 
  6. ^ 生駒線・田原本線_近鉄合併50th_anniversary_event_生駒発新王寺行き臨時急行運転[リンク切れ]
  7. ^ 近鉄田原本線 他線と接続なし - 読売新聞奈良版 2014年5月25日
  8. ^ 駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線 - 近畿日本鉄道
  9. ^ 奈良県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]