八木西口駅
| 八木西口駅* | |
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駅舎 | |
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やぎにしぐち Yagi-Nishiguchi | |
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◄B39 **大和八木 (-km) (2.3km) 畝傍御陵前 B41► | |
| 所在地 | 奈良県橿原市八木町一丁目8-32 |
| 駅番号 | B40 |
| 所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
| 所属路線 | B 橿原線 |
| キロ程 |
20.5km(大和西大寺起点) 京都から55.1km |
| 電報略号 | ヤキニ |
| 駅構造 | 地上駅(地下駅舎) |
| ホーム | 2面2線 |
| 開業年月日 | 1923年(大正12年)3月21日 |
| 備考 |
* 1929年に八木駅から改称 ** 同一駅扱い |
八木西口駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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八木西口駅(やぎにしぐちえき)は、奈良県橿原市八木町一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)橿原線の駅である。駅番号はB40。
概要[編集]
開業当初は八木駅を名乗ったが、近隣を通過する大阪電気軌道(当時)の路線(現在の近鉄大阪線)の延伸に伴う駅設置により八木西口駅に改称した。この際、新たに設置された駅の同一駅構内扱いとされたことにより、営業上の扱いにおいて他の駅にはない特例が生ずることとなった。
営業上の扱い[編集]
旅客営業上は大和八木駅と同一駅(構内)扱いであり、営業キロは設定されていない(大和八木駅からの実距離は約400m)。運賃は大和八木駅発着と同額である[1]。大和八木駅を発着または経由する乗車券類を所持していれば当駅に乗車・下車できる[2]。なお、当駅と大和八木駅間のみを乗車する場合は、初乗り運賃の乗車券で乗車できる。
当駅は急行停車駅であるが、かつては運賃表、時刻表や発車標に駅名が記載されていなかった。
歴史[編集]
- 1923年(大正12年)3月21日 - 大阪電気軌道畝傍線(現在の橿原線)が平端駅から橿原神宮前駅(初代)間の延伸に伴い、八木駅として開業する[3]。
- 1925年(大正14年)3月21日 - 大阪電気軌道八木線(後に桜井線→大阪線)が、この駅より分岐して高田駅(現在の大和高田駅)まで開業する[4]。
- 1928年(昭和3年)8月 - 大軌八木駅に改称する[5]。
- 1929年(昭和4年)1月5日 - 大阪電気軌道桜井線としての大軌八木駅と桜井駅間開通に伴い、大軌八木駅は新線上(現在の大和八木駅)に移転するが、旧大軌八木駅も八木西口駅に改称して存続する(扱い上は大軌八木駅の別ホーム)[3][4]。
- 当駅が大和八木駅にほど近く、構内扱いとされているのは、このような歴史的経緯による。
- 当駅の位置は、旧高市郡八木町の町域の西寄りに当たる。移転先の大和八木駅は、旧磯城郡耳成村大字内膳に所在したが、1949年に大字内膳が八木町に編入され、1956年の市制施行によって橿原市内膳町となった。
- 旧駅が橿原線(当時は畝傍線)の駅として存続した背景には、1929年当時は国家神道体制にあって橿原神宮への参拝が奨励されており、大阪電気軌道も現在の連絡線である旧本線を用いて上本町駅と(旧)橿原神宮前駅・久米寺駅(のちに橿原神宮駅→(現)橿原神宮前駅へ統合。扱いとしては久米寺駅の改称とされる)間に急行電車を設定しており、八木地域で乗降できるようにするためであったとされる。
- 1939年(昭和14年)7月28日 - 橿原神宮の境内の拡張を受け、当駅から橿原神宮前駅(初代)までが廃止され、当駅から橿原神宮駅駅(久米寺駅から改称、現在の橿原神宮前駅(2代目))までの新線に切り替える[3][6]。同時に西大寺駅(現在の大和西大寺駅)から橿原神宮駅間が橿原線とされる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる[3]。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[3]。
- 1967年(昭和42年)12月20日 - 京伊特急と大阪線列車の乗り入れを廃止。最末期まで設定されていた大阪線列車は、夕方のラッシュ時に当駅が始発・終点となり、直接当駅で折り返す上本町駅発着の準急であった。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 当駅における、IC乗車カード「PiTaPa」の供用を開始する[7]。
駅構造[編集]
2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、駅舎は地下式。ホーム有効長は6両分ある。改札口は2箇所。エレベーター2基を備える。
この駅の北側で橿原線から左に分岐して大阪線につながる単線の連絡線がある。これは旧八木線時代の名残で、用地は複線分あり、当初の大阪線だった線路を単線化して連絡線としたものである。現在はこの連絡線経由での定期営業列車はなく、回送列車や団体貸切列車がときおり通過するほか、奈良線・南大阪線・けいはんな線系統の車両が定期検査などで五位堂検修車庫へ回送する際のルートにもなっている[8][9]。また、ホームのやや橿原神宮前寄りに上下渡り線がある。
のりば[編集]
| のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | B 橿原線 | 下り | 橿原神宮前・吉野・大阪阿部野橋方面 |
| 2 | B 橿原線 | 上り | 大和八木・天理・大和西大寺・奈良・京都・ 大阪上本町・大阪難波・尼崎・神戸三宮方面 |
利用状況[編集]
近鉄が実施する乗降人員調査では、当駅の乗降人員は大和八木駅に含めて集計されており、当駅単独の乗降人員は公式には公表されていない[10]。報道によれば、1日の利用者数は約5,000人である[11]。
駅周辺[編集]
大和八木駅と当駅の間は徒歩で約5分程度の距離であり、駅勢圏はおおむね重複している。
- 東口
- 西口
- 橿原市営駐輪場
- 今井町:駅南西徒歩5分。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ 八木西口駅の運賃を検索する場合 - 近畿日本鉄道
- ^ 一例として、大阪線の大和高田駅と桜井駅間の定期乗車券があれば、経路には含まれない大和八木駅と当駅間の乗車が可能である。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、11-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ a b 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 近畿日本鉄道、2010年12月、679頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 近畿日本鉄道、2010年12月、155頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ “平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります” (pdf) (プレスリリース), 近畿日本鉄道, (2007年1月30日) 2016年2月28日閲覧。
- ^ 1967年に新ノ口短絡線が完成するまでは京伊特急と先述の上本町 - 当駅間の準急が使用していた。前者の経由の手順は、まず大和八木駅の橿原線ホームに入線し、その後八木西口まで走ってから折り返し、連絡線を通って大阪線に入って再度折り返し、大和八木駅の大阪線ホームに停車してから伊勢方面へ向かう形を取っていたため、大和八木駅に2回停車していたことになる。後者は真菅側から直接同駅に入線して折り返していた。
- ^ 南大阪線系統の車両を五位堂検修車庫へ回送する際、橿原神宮前駅東側の台車振替場で標準軌用の仮台車に交換し、電動貨車モト90形(モト97・98)に牽引されて五位堂検修車庫に輸送される。またけいはんな線の車両は、モト75形に牽引されて東花園検車区東生駒車庫から大和西大寺・橿原神宮前経由で五位堂に輸送される。
- ^ 駅別乗降人員(橿原線) - 近畿日本鉄道
- ^ 「八木西口駅」廃止か存続か 近鉄と橿原市協議1年、なお平行線 - 産経新聞2017年1月5日