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: 初期の姓はウィリアムズ。腕っ節が強く、歌や楽器演奏の才能もある黒人の少年。父親は弁護士で母親は科学者、家は年収20万ドルを下らないサウスパーク屈指の大金持ちで、それを同級生にからかわれる事を真剣に悩んでいたこともあった。名前の由来は、米語の " Token Black " 。すなわち、白人主体のテレビドラマ等において、「黒人が登場しないのは不自然である」等人種団体からの批判をかわすために端役で登場する黒人のこと。本作におけるトークンの役割も " Token Black " を脱構築、パロディ化したものである。黒人である事から、主にカートマンによってからかわれる立場にある。 |
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;ピップ・ピリップ (Philip "Pip" Pirrup) |
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: 声 - 小形満/英 - マット・ストーン |
: 声 - 小形満/英 - マット・ストーン |
2008年6月13日 (金) 21:03時点における版
サウスパーク (South Park) は、1997年8月からアメリカのコメディ中心のケーブルテレビチャンネル、コメディ・セントラルで放送されている大人向け(R指定)の切り絵風アニメ。
原作は、トレイ・パーカーとマット・ストーンの2人。2人はコロラド大学の同級生で、在学時から映画などの映像製作で意気投合してコンビを組んでいた。脚本はもちろん、主人公の4人(カートマン、スタン、カイル、ケニー)をはじめ、かなりの登場人物の声も2人で分け合って担当している他、音楽までも手掛けている。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
概要
過激で社会風刺的な内容が放映開始当初から話題を呼び、スポーツ番組を除くケーブルテレビ史上最高視聴率を記録するなど、社会的現象ともいえるような大ブームを巻き起こした。アメリカ本国では現在第12シーズンが放映され、今後第15シーズン(2011年ごろ)までの製作が予定されている。日本では第7シーズンまでWOWOWで放送済み。AXN(スカイパーフェクTV!、CATVなど)でも放送されている事がある。破滅的で反社会的な表現が多用され、制作期間の短さからリアルタイムな時事的要素を取り入れている事も多い。1999年に映画化され、2005年と2007年にエミー賞アニメ部門作品賞を受賞した。バーブラ・ストライサンド、フィル・コリンズら実在の俳優、著名人も時折登場するが、殆どが痛烈に皮肉られ、こき下ろされている。特にパリス・ヒルトンは激怒し、法的措置も辞さないとコメントしたこともある。また最新の第12シーズンでは、ブリトニー・スピアーズを題材としたパリス以上の過激な内容のエピソードがある(第2話)。なお、無論著名人の出演は本人が声などを担当したゲスト以外は基本的に無許可である。
タイトルは、コロラド州に実在する地名(South Park)にちなむ。
登場人物
主要人物
- スタン・マーシュ ( Stanley "Stan" Marsh )
- 声:結城比呂/英 - トレイ・パーカー
- 本名はスタンリー・マーシュ。
- 作者によれば「すべてにおいて平均的アメリカ家庭の子供」という設定で作られたキャラクターであり、頭の回転が速く機転が利き、まともと言えばまともなので主人公4人の中ではまとめ役となっている。性格は冷静かつ現実的で、その分気苦労も絶えない。極度に呆れると、下を向いて目を瞑り眉間を押さえる癖があり、これは母親譲りと推測される。常に赤いポンポン付きの青い帽子を被っているが帽子を脱ぐと父親似の黒髪。スポーツが得意でフットボールチームの花形クォーターバックをしたり第10シーズン14話「Stanley’s Cup」ではちびっこホッケーの監督を任された。当然、無免許であるが車やバスなどの運転ができる。更にギターも弾けるが、ギターヒーローというゲームの方が得意な様で本物はダサいと言っている。『The List』のエピソードでは女子にクライドとトークンの次に顔が良いと投票されていたが調子に乗る事もなく最下位とされたカイルの事を気遣うなど友情に篤く、カイルとは一番の親友で何回か命を救っている。
- だがそれ以上に恋愛を優先する傾向にある。ウェンディの事が好きでシーズン1の頃から付き合っていたが、美人の先生に憧れたりべーべの胸が膨らんだ際は猿と化するなど少々浮気性な面もある。しかし、好きな女の子と良い雰囲気になると緊張と興奮から吐いてしまう繊細な体質。ウェンディには 第7シーズン第14話「子供キャバクラVSゴスキッズ」( Raisins )で一方的に振られ、そのショックから暫く立ち直れずゴスに入り人生を悲観していたがウェンディに直接別れたくないとは言えなかった。その後、立ち直ってもウェンディのことを気にしていたらしく第9シーズン第10話「Follow That Egg!」で見直してもらおうとしたりウェンディとペアを組んだカイルに嫉妬していた。第12シーズン第7話では校外学習の際にウェンディとペアを組み手を繋いで行動するなど二人の関係の修復は順調な様子。
- しばしば聖書の言葉と混同してスタートレックの名言を引用する事がある。瞳の色はブルー。喘息を患っている。姉のシェリーに虐待を受けているが献身的に接している。スパーキーという名のゲイの犬を飼っている。動物好きだが蛇は大の苦手。
- 誕生日は10月19日。体重は63pound ( 28.6kg ) 。番地は2001。日本語吹き替え版での一人称は俺、たまに僕。
- カイル・ブロフロフスキー ( Kyle Broflovski )
- 声 - 山口勝平/英 - マット・ストーン
- ユダヤ系の家庭の子供なため周囲との文化の違いが見られる部分も多く、ユダヤに関する話題が出た話ではたいてい振り回される役柄。ユダヤ系である事をからかうカートマンとは犬猿の仲であり、頻繁に罵り合っている。
- 性格は、穏やかで良識もあり動物好きで成績優秀だが、神経質で理屈っぽい。また、キレやすく自分がいじめられると絶望してその原因である人物を殺そうとしたり学校自体を焼き払おうとするなど暴走行為に走る事もしばしば。特にテレンス&フィリップやMr.ハンキーの事になると誰よりも熱を上げる。また、かなりの博識で幅広い分野の事柄を辞書の丸暗記のように説明したりする。流行に鈍感で、去った後に熱烈にハマり馬鹿にされることもしばしば。また、暗示に掛かり易い純粋な一面もある。
- ブロッコリーのような天然パーマの赤毛がコンプレックスなのか、常に緑の帽子を被っていて帽子を脱ぐ事を嫌う。家は裕福で、象をペットとして購入した事もある。序盤は弟のアイクを蹴り飛ばして遊ぶ事もあったが、基本的には可愛がっている。バスケット選手に憧れている。歌うシーンは多いが、リズム感が悪く、曲に合わせてのダンスは苦手。これは、ユダヤ人はリズム感が悪いという米俗説による設定である。第4シーズンの第7話「腎臓移植で鼻から牛乳」で糖尿病である事が判明、重度の腎臓疾患を発症したが、カートマンからスタンが騙し取った腎臓を使った移植手術で一命を取り留める。
- 初期では作品の終盤でそのエピソードのテーマをまとめて語るキャラクタとして定着しており、大半のエピソードではその回で学んだこと、感じたことを彼の口から語らせるのが一般的なオチの付き方であった。(ただし、必ずしもカイルだけが話をまとめる役割ではなく、内容ごとに適者がまとめるパターンも多い)。
- 誕生日は5月26日で、血液型はAB型RH-。体重は44pound ( 20.0kg ) 。日本語吹き替え版での一人称は僕、たまに俺。
- エリック・カートマン ( Eric Theodore Cartman )
- 声 - LiLiCo/英 - トレイ・パーカー
- 本名はエリック・セオドア・カートマン。
- ドイツ系アメリカ人。非常に食いしん坊で紛れもなく肥満体型であるが、母の嘘のせいで自分を骨太または筋肉質なのだと思い込んでいた。しかし後にその言は母自身によって撤回されている[1]。しばしばカイルやスタンに「デカっ尻」と言われ、実際彼の尻(おそらく肛門~直腸)はパラボラアンテナや遊園地が入ってしまうほどの大きさである。
- 性格は、自己中心的で傲慢、優しさや良心などというものが全くない鬼畜であり、ほとんどの同級生から嫌われている。そのため馬鹿にされることが多々あるが、自身を馬鹿にするものには徹底的に復讐をするため周りから一目置かれている[2]。しかし殴り合いの喧嘩はかなり弱く足も遅い。ヒトラーを敬愛し、嫌いなものはユダヤ人、民主主義、ヒッピー、貧乏人を筆頭に、あらゆる人種差別思想を持ち合わせている。また、特筆すべき点として驚異的な悪知恵の持ち主で、金儲け等の自分の得になる話に関しては鋭く、しばしば類まれなカリスマ性とリーダーシップを発揮し、仲間や大人達を扇動することがあり、時には罪に問われない方法で殺人を行うこともある冷血漢。
- ママはサウスパークの成人男性ほとんどと関係をもつ「ビッチ(bitch、あばずれ女の意)」であり、彼自身よく口にする「サノバビッチ(son of a bitch、直訳で「売女の息子」)」を地で行っている。実はマザコンであり、母を馬鹿にされると激昂する場面も見られる。なお、ママは男性器のみが機能している両性具有者であるため、実際は「パパ」である。本当の母親は不明。尚、パイロットフィルム版では、家族は母だけでなく父と妹も存在する。普段はおくびにも出さないが、片親しかいない自分の家庭環境に密かに悩みを抱えており、たまに情緒不安定になって、自宅の裏庭や地下室で妙な行動をとることがある。欲しい物や流行りの物は町一番に手に入れたいらしく、その際は母に猫撫で声でおねだりする。しかし、どんな玩具よりもクライド・フロッグというカエルのぬいぐるみを大事にしている幼い面もある。
- 普段のからかい相手は主にカイルもしくはバターズで、特にカイルに屈辱を与えるためならいかなる努力も惜しまない。しかし、からかう相手がいなくなることを恐れてか、あるいは彼自身のゲイっぽさからか過去2度ほどカイルの命を救っている[3]。女子を敵対視し、からかったり馬鹿にする傾向にあるが、初恋の相手はウェンディである。
- 猫のキティとミニ豚のフラッフィーを飼っている。他のキャラクターと比べると比較的衣装チェンジが多く、形から入るタイプなのか、エピソードに沿ってコスプレをしたり髪型を変えたりと独自のこだわりを持っている。相手を茶化す時に「はははははーはーにゃにゃにゃにゃにゃーにゃ」というフレーズをその時々に歌詞を付けて歌う事があり、また自分に何かしらの不利なことがあると「無ー視、無ー視、お疲れ様でしたー」( Screw you guys, I'm going home! )といって立ち去る。イントネーションに多少の癖があり、「なにぬねの」であるべき所が「にゃににゅにぇにょ」になったり「まみむめも」であるべき所が「みゃみみゅみぇみょ」になる事がしばしばみられる。
- 誕生日は7月1日で、血液型はAB型RH-。体重は117pound ( 53.0kg ) 。日本語吹き替え版での一人称はオイラ、たまに俺。
- ケニー・マコーミック ( Kenneth "Kenny" McCormick )
- 声 - 小形満/英 - マット・ストーン
- 本名はケネス・マコーミック。
- サウスパークで一番の貧乏家庭に育ち、家はスラム街にある。貧乏な理由は父親が酒びたりで働いていないことと、マコーミック一家が散財をしているため。だが貧しい家庭という境遇に負けないたくましさとチャレンジ精神を持ち、ヨーロッパの音楽学校へ行くために路上で歌を歌い、そこで得た金でルーマニアまで行ってしまう[4]等常人には不可能な大胆な行動を取る。「金のためなら何でもする小学生」として看板番組「KRAZY KENNY!」を持つに至ったこともある[5]。貧しいキャラという設定だが、家に妙なハイテク機能(クラップ・オンや警備ロボット)があったり、パソコンがあったりと謎が多い。
- 貧しいながらも流行の服やおもちゃを買いに行ったり町で最初にPSPを買ったりするなど、流行には遅れていない様子である。また、PSPを買った時は四六時中手放さなかったり、第12シーズン第3話では猫の尿を顔に浴びる事によって気分をハイにして幻覚をみる行為を止められなくなるなど、あらゆる意味での中毒症状にかかり易いといった危険な一面もある。
- 常にかぶっているオレンジ色のパーカーのフードのせいで、口が覆い隠されており、声がくぐもって非常に聞き取りにくいが、実はかなり下品な言葉を口にしている事が多い。一例として吹き替え版のオープニングでケニーは「おまんこ大好きおっぱい大好き」と言っているとするのが通説。英語版のオープニングでは、シーズンにより幾つかの種類があり、第一シーズン、及び第二シーズンでは " I like girls with big fat tittys, I like girls with deep vaginas ' 、日本語に訳せば、「でかいオッパイと深いマンコを持ってる子が好きだよ。」となる。これらの事から分かるように、かなりのスケベで同級生に比べると性知識が豊富である。だからといって特に年上が好みなわけではないようで第3シーズン第1話では同じ年頃の女の子に恋をしていたり、同シーズン第2話ではカートマンに「新しい彼女とデートか?」と言われていた事から恋愛経験は少なくないようである。カートマンと比較的仲が良く、カートマンの下ネタジョークには大笑いすることがよくある。
- 他の洋服を着替えてもフードは被ったままのため基本的に素顔はうかがい知る事は出来ないが、第5シーズン第3話、第8シーズン第7話、第9シーズン第5話、劇場版では素顔を見せていて、いずれも共通する特徴は短髪のブロンドヘア。
- サウスパークで起こる事件に巻き込まれ、あるいは時に脈絡無く強引に死亡してしまう。ケニーが死んだ際は「なんてこった!ケニーが殺されちゃった!(スタン)」 ( Oh my God! They killed Kenny! ) 「この人でなしー!(カイル)」 ( You bastard! ) と叫ばれるのがお決まり。ただしその次の回には何事も無かったかのように再登場する。第一話からほぼ毎回死んでいたが、第5シーズンの最後の方から第6シーズン中はずっと死んだままになっており、逆に第7シーズンでの再登場時からはあまり死ななくなったが、それ以降登場の機会の大半がバターズに取られており、現在は順レギュラー化していて、背景に登場するだけだったり、まるっきり姿を見せないという回も珍しくなくなっている。
- また、第4シーズン第6話で「生き返る」のではなく、死ぬたびに親がまた産んだ子に「ケニー」と名づけていたことがわかった(その回では母親の「もう52回目よ」というセリフがある)。また、スタン達とバス停でシェフを待っていて何故か死亡し、その直後に生き返ったり、スタンの隣の空間に突然浮き上がってきて復活するシーンなどもあり、ケニー蘇生に関しては謎が多い。また、ケニーの死と再生は日常の出来事のため、復活に関してはスタン達に一切気にされなかったり“Oh hi Kenny”などと極普通に接しられている。口癖は「オッケー!」。
- 誕生日は3月22日。体重は56pound ( 25.4kg ) 。日本語吹き替え版での一人称は僕。
小学校の生徒達
主人公の同級生
- バターズ・ストッチ ( Leopold "Butters" Stotch )
- 声 - 鈴木紀子/英 - マット・ストーン
- 本名はレオポルド・ストッチ。スタンらの同級生。素直で子供らしい良心的なキャラクターだが、天然ボケで馬鹿正直で周りの空気を読めないうえ、融通が効かない事や女々しく鬱陶しい性格からか、同級生(主にカートマン)からはいじめの対象とされている。しかし、本人はそれがいじめであると言うことにあまり気づいていない。ただしカートマンを“意地悪な奴”とは理解している。親が異常に厳しく、頻繁に「外出禁止」を命じられている。ファミリーレストランのベニガンズが大好き。純粋さゆえに非常に騙され易く子供キャバクラでは見事に貢がされていたが本人は貢いでいるという自覚はなかった。
- 計算力は高いようで第7シーズン9話「イカす!? バンド成金 やりー」(Christian Rock Hard) で1億8千万人×12ドル95セント=23億3千百万ドルを一瞬で計算した。「勉強ばっかするやつ」と言われていたり、スタンに勉強を教えていたことから頭は良いと推測できる。一度野球スタジアムのスクリーンをハッキングするなど、コンピュータ関係の知識も持ち合わせているようである。
- タップダンスが非常に得意だが、タップダンスのコンテストで靴が足から外れてしまい、ステージにあった器物を落下させて8人の死者(死亡した妊婦のお腹の中の胎児と後の自殺者2名を含めると11人)を出した。そしてその後、スタンらと組んで出場したダンスの試合では、更に6人の死者を出してしまった経験がトラウマになっている。
- 初期は非常に目立たないキャラだったが第6シーズン以降ケニーが1シーズンまるまる死んでいた為、代役を勤め、ケニーが生き返ってからもその位置に定着しており、死にこそしないが今までケニーがカートマンやカイルらに受けてきたような酷い仕打ちの大半をバターズが請け負う形になって主人公4人に次ぐ存在感を獲得している。
- また、第6シーズン第3話では、ケニーの代役を外された怒りで「プロフェッサー・カオス」に変身して世界を混沌に導こうとする。以後、何度かプロフェッサー・カオスとして悪事を試みるが、「行おうとした悪事を、先に『ザ・シンプソンズ』が行っていると指摘され未遂に終わる」、「本物の手裏剣を投げられ目に刺さる」等、逆に悲惨な目にあっている事が多い。
- 誕生日は9月11日で、血液型はO型。日本語吹き替え版での一人称は俺。
- ウェンディ・テスタバーガー (Wendy Testaburger)
- 声 - 鈴木紀子/英 - エイプリル・スティワート
- スタンのガールフレンド。何度もスタンに嘔吐されているが献身的に接している。普段はとっても良い子で成績優秀かつ過度の平和主義者だが、自己顕示欲が強く嫉妬深く腹黒い面もあり、スタンに近づく女には容赦しない。エレン先生(ギャリソン先生の代わりに赴任、美人で男子生徒の注目を集めていたが、実はレズビアン)の元にイラク兵士を送り込んで、謀殺したこともある。カートマンが気になる時期があり、キスはスタンよりカートマンが先となった。(但し劇場版ラストでスタンとキスをするシーンがあり、前後の時間関係は不明)また第7シーズンでウェンディの側からスタンに一方的に別れを告げ、同話にてトークンとの交際が開始するが、その後の進展は不明。第11シーズンで久々にスタンと会話をし、共に行動した。第12シーズンでは 校外学習の際にスタンとペアを組み手を繋いで行動した。
- ティミー(Timmy)
- 声 - 田口トモロヲ/英 - トレイ・パーカー
- 注意欠陥障害をもち、電気車椅子に乗っている少年で、スタンらのクラスメート。一応、短距離であれば歩ける。「ティミー!」と叫ぶ以外は言語不明瞭だが、なぜか人気者。第4シーズン4話『ティミー!ティミー!ティミー!』で初登場し、ロックバンドのヴォーカルを務め人気を呼んだ。ケニーが死亡していた間、オープニングテーマで彼の担当していたパートを歌う。ただしほぼ「ティミー」と連呼するのみ。同じ障害児のジミーに障害児人気を取られそうになり、大喧嘩したことも。しかし、その後のエピソードでは仲良く一緒に行動している様子が見られる。ジミーからは「ティムティム」と愛称で呼ばれることも。
- ジミー・ヴァルマー (James "Jimmy" Vulmer)
- 声 - 山口勝平/英 - トレイ・パーカー
- 本名はジェームズ・ヴァルマー(初期の姓はスワンソン)。筋ジストロフィーのため、両手の杖で歩行するのと、どもりが特徴。人気者で、スタンドアップコメディが得意。トークの合間に「実にいいお客さんだ」 ( What a terrific audience. ) とよく口にする。売春婦を相手にセックスを体験済み。
- トゥイーク・トゥイーク (Tweek Tweak)
- 声 - 小形満/英 - マット・ストーン
- コーヒー屋の息子なのが災いして、重度のカフェイン中毒。中毒症状でいつも細かく震え、服のボタンもかけ間違っている。しばしば「アー!!」と奇声をあげる。病的なマイナス思考の持ち主。第6シーズンではバターズがケニーの代役を外された後、オーディションで後釜として入っており、スタンとカイルからは気に入られていた。母親はあくまで「注意欠陥多動性障害」 ( ADHD ) と言い張る。父親はコーヒーに惚れ込んでおり、よくコップを片手にコーヒーについて語りだす。緊張がピークに達すると、髪を引っ張る癖をもつ。口癖は「コーヒーが飲みたい!」 ( I need coffee! ) 「こんなプレッシャー耐えられない!」 ( Too much pressure! ) 。3年生の頃の体重は48pound ( 21.8kg )。
- クレイグ (Craig)
- 声 - 山口勝平/英 - トレイ・パーカー
- 青い帽子と青い服の少年。問題児で、マッケイ先生のカウンセリングルームの常連。すぐに中指を立ててしまう癖を持ち、この癖は家族全員に共通した物。クラスメイトであるクライドやトークンと仲が良く、時にジミーやトゥイーク等を含み4人のグループになって、しばしばスタン達と対立する関係にある。レッドレーサーというテレビ番組の熱心なファンらしい。母の悪口には無関心だが、ペットであるモルモットのストライプの悪口を言われると激怒する。カートマン曰く、歯並びが悪い。3年生の頃の体重は45pound ( 20.4kg )。
- クライド・ドノヴァン (Clyde Donovan)
- 声 - 山口勝平/英 - トレイ・パーカー
- 初期の姓はグッドマン、またはハリスとなっていたが、後にドノヴァンに確定した。マイペースで、少し泣き虫な少年。クラスでは、カートマンの次にデブ。第10シーズン第9話で、5歳の時に人工肛門の手術をした事が、両親によって発覚。しかし、彼が裸になるシーンでそれを思わせる描写はない。第1シーズン第4話では、愛犬レックス(♂)を、スタンの愛犬スパーキー(♂)に犯された。睾丸が1つしかないという疑惑や、人工肛門であることを暴露されたりと、不幸な設定が数多い。父親は地質学者という設定だったが、後にモールの靴屋に変更された。タコスが大好き。映画に詳しい。
- トークン・ブラック (Token Black)
- 声 - 乃村健次/英 - エイドリアン・ベアード
- 初期の姓はウィリアムズ。腕っ節が強く、歌や楽器演奏の才能もある黒人の少年。父親は弁護士で母親は科学者、家は年収20万ドルを下らないサウスパーク屈指の大金持ちで、それを同級生にからかわれる事を真剣に悩んでいたこともあった。名前の由来は、米語の " Token Black " 。すなわち、白人主体のテレビドラマ等において、「黒人が登場しないのは不自然である」等人種団体からの批判をかわすために端役で登場する黒人のこと。本作におけるトークンの役割も " Token Black " を脱構築、パロディ化したものである。黒人である事から、主にカートマンによってからかわれる立場にある。
- ピップ・ピリップ (Philip "Pip" Pirrup)
- 声 - 小形満/英 - マット・ストーン
- 本名はフィリップ・ピリップ。ハンチングと蝶ネクタイが印象的な、コックニーのイギリス人少年。野球場で定番のホットドッグとコーラを注文せず、紅茶とスコーンを注文しようとして顰蹙を買ったことも。そのコックニー訛りと極端なイギリス指向のためかよくいじめられる。英仏の微妙な関係を反映したキャラクターでもあり、「フランス人」と呼ばれると逆上する。ドッヂボールではカートマンに「フランス人」と煽られ激怒して強豪の中国代表選手を相手に一人で活躍した。サウスパークに引っ越してくる以前に両親は死去しており、田舎の鍛冶屋に引き取られていたが、良家の女の子に気に入られるために紳士修行をしたという経緯がある。第7シーズンから、めっきり出番がなくなった。
- ベーベ・スティーヴンス (Bebe Stevens)
- 声 - 鈴木紀子/英 - ジェニファー・ハウル
- ウェンディの友達の女の子。他の女子よりも体の成長が早く、男子に人気になったことがあるが、女子にはこころよく思われていなかった。最初はカイルのことが好きだったが、後にクライドに乗り換えた。女子の中ではウェンディに次いで出番が多く、それ故男子から見た女子の不可解さ、あくどさを反映したキャラクターにもなっている。
- ケヴィン (Kevin)
- 声 - 鈴木紀子/英 - トレイ・パーカー
- 初期の名前はケーシー。中国系アメリカ人の少年。しかし、彼もその両親も劇中で描かれる中国人特有の顔ではない。
他学年
- 6(5)年生達 (The 6th Graders)
- 声 - (リーダー)山口勝平、(スコット)乃村健次
- 乱暴な上級生達。自転車に乗って集団で行動する。AVやおっぱいの写真で興奮する年頃。リーダーはシャツに自分の顔をプリントしていて、常に取り巻きが2人付いている。仲間の一人であるスコット・テナーマンは、カートマンによって最悪の事態を引き起こされる。また、最初は5年生という設定だったがスタン達が4年生に進級すると同時に彼等も6年生に進級した。
- ダギー (Dougie)
- 声 - 山口勝平
- 2年生。バターズの唯一の親友であり、「ジェネラル・デザスター」と称してプロフェッサー・カオスの悪事を手伝った。
- フィルモア (Filmore)
- 声 - 平野祐貴
- 幼稚園児。最初は飛び級してきたアイクを妬んでいたが、最終的には彼を認めた。叔母さんはロージー・オドネル。
小学校の教師達
- ギャリソン先生 (Mr. Herbert Garrison/Mrs. Janet Garrison)
- 声 - 田口トモロヲ/英 - トレイ・パーカー
- 本名はハーバート・ギャリソン。サウスパーク小学校の教師で、スタンたちの担任。カートマン以上の差別主義者。生徒より自分の身を守る方を優先する。左利きで、右手には「ハット君」という人形を第5シリーズまで着けていた(途中ハット君と痴話喧嘩し小枝君と名付けた枝をもって行動した)。授業では芸能界の疑惑に関する話題を採り上げることが多く、まともな授業はほとんど行わない。性同一性障害であり、そのせいで一時失職し、恋愛小説家(内容は官能小説)を経て、山篭りの後に幼稚園クラスの教師になるが、チョクソンディックの死後に復職。子供の頃に父親から性的いたずらをされなかった事が原因で、「自分は父から愛されていなかった」という思い込みを抱いていた。第9シーズン第1話Mr. Garrison's Fancy New Vaginaで、性転換手術を受けミセス・ギャリソンと名乗りはじめる(独身ではあるが)が、自分に生理がこない事や妊娠出来ないことを知ったうえ、バスケットの試合に出るために背の高い黒人に整形したカイルの膝に自分の睾丸が入ってる事を医師に伝えられ、試合をしたら睾丸が潰れる事を知り、止めに入るも失敗しカイルの膝が切断されると同時に中にあった睾丸が潰れてしまい、カイルの足は元通りになったが、ギャリソンの股間は元通りにならなかった。そんな事がありながらも本人は女の体で満足しており第11シーズンでレズビアンになったが第12シーズンで全財産をはたきペニスを購入し男性に戻った。
- シェフ (Jerome "Chef" McElroy)
- 声 - ブラザー・コーン、第5シリーズのみ小林正寛/英 - アイザック・ヘイズ
- 本名はジェローム・マッケロイ。故人。学校の食堂で働いていた。両親はスコットランド在住。サウスパークでは数少ない常識ある大人であり、相談を持ち掛けられる事も多い。しかしそのアドバイスは、子供には少々分かりづらいアダルティーなものである事が多い。歌が得意だが、歌詞が卑猥なため、子供に意味が通じる事は少なく、ピー音連発のため視聴者に通じることも少ない。また校長からは難色を示されている。並外れた女好きで、関係を持った女性は多数。第10シーズン第1話The Return Of Chefで、スーパーアドベンチャークラブに入会してしまい、成人女性よりも子供を愛するようになってしまう。更に、アクシデントによって谷底に落ち、クマやジャガーなどに襲われ命を落とす。その後、改造手術によって復活するが、ダース・ヴェイダーまがいの機械の鎧を身に付けた姿となってしまう。このThe Return Of Chefに関しては、背景に原語版声優のアイザック・ヘイズが信仰していた米国ではカルトと定義されているサイエントロジーという団体を巡っての、アイザック・ヘイズと制作者側との意見の対立があった。制作者側は彼が信仰しているサイエントロジーをしばしば侮辱的にアニメの中で扱ったため、彼はサウスパークの声優を辞する事を決意した。また彼の死後、誰が子供達に給食を作っているのかは不明である。
- マッケイさん (Mr. Mackey)
- 声 - 松尾貴史
- カウンセラー。指導室で生徒達のカウンセリングにあたる他、授業でドラッグやアルコール、喫煙の害を説く。しかし一方で、ドラッグにはまってしまったこともある。ものすごくねちっこく嫌味な話し方をするため生徒から嫌われている。チョクソンディックと恋愛関係になる。初体験から2度目の経験まで19年間女性関係がなかったため子供達にまともな性教育ができなかった。語尾に必ず「んけ~い」とつける。異常に頭がでかい。頭がでかいのはネクタイの締めすぎのため。カートマンのママとSMプレイをしたことがあり、ビデオに録画されていた。
- チョクソンディック先生 (Ms. Diane Choksondik)
- 声 - 乃村健次/英 - トレイ・パーカー
- 第4シーズンから登場する担任。女性教師だがオールドミスで斜視でブサイクで地面につくほどの垂れ乳の持ち主。その垂れ乳は子猫に大人気である。学生時代アメフト部のキャプテンと3日間だけ付き合ったことがあるが、実は相手から見れば罰ゲームとして付き合っているだけだった。そのため異性やセックスに対して強い嫌悪感を持っていたが、紆余曲折を経てマッケイと付き合うようになる。第6シーズンにレイプされたあげく惨殺されるが、生徒たちはそれを喜んだ。なお、名前のChoksondikは“chokes on dick”つまり“チンコで窒息する”という意味である。
- スレイブ君 (Mr. Slave)
- 声 - 乃村健次
- 第6シーズンで復職したギャリソンが連れてきたゲイのパートナーで担任補佐。初回はギャリソンがゲイを理由に解雇されることで多額の賠償金をせしめようとする作戦のために連れてきたがその後は担任補佐として学校で働いていた。生まれついての変態である(本人談)。ギャリソンとの行為によって体内には様々な動物の死骸がある(ツバメ・魚・カエル・ネズミ)。第8シーズンではパリス・ヒルトンとの真の変態決定戦において彼女を自らの肛門から体内に押し込んだ(パリスはそのまま体内に閉じ込められたままで生死不明)。第9シーズンでギャリソンが性転換したことにショックを受け別居、その後ビッグ・ゲイ・アルと結婚する。
- なお、彼の名前「slave」(スレイブ)は英語で奴隷という意味である。
- クラブツリーさん (Mrs. Veronica Crabtree)
- 声 - 鈴木紀子
- 故人。サウスパーク小学校の送迎バスの運転手で自他共に認めるビッチ。虫歯だらけで頭に鳥を飼っている。生徒を拾う際には「早く乗って!」と恫喝する。しかし、あくまで強制ではないため拒否するとすぐに発進してしまう。車内の騒音に厳しく生徒が騒ぐと常に怒鳴る(シェフなど引率の教師に対しても同様)。それでも騒ぎが収まらないときは座席に収容してあるウサギを使って(ウサギに拳銃を突きつけて)黙らせる。ただしこの行為は彼女本人の意志ではなくバス運転手マニュアルに乗っ取って行っていることである。生徒の夢の中で芸人として活動していた。第8シーズンの第13話で出番の少なさを理由に連続殺人犯に惨殺された。ケニー(もどき)を自身の子宮の中に潜り込ませ窒息死させたことがある。本人曰く「私のワレメに他人が興味持つのは16の時以来だよ」
また、第2シーズンのスクールバスを谷間に落としそうになる回では助けを求めた先の漫才実演中のホールで、「つまらーん!」などと恫喝し、観客に大うけ、テレビデビューを果たしたが夢オチだった。 シェフと同じく、彼女の死後誰が子供達を学校に送っているのかは不明である。
- アドラー先生 (Mr. Richard Adler)
- 声 - 乃村健次
- 本名はリチャード・アドラー。技術の授業担当の先生。気が短く、ニコチンガムを服用している。過去に飛行機のパイロットだった妻(実写)を事故で亡くしておりそれがトラウマとなっていた。それがきっかけで一時自殺するまでに追い込まれたが、ケニーが死亡した時になぜか霊媒された彼の妻・おばあちゃん・おじさん・に説得され、生きる希望を持った。頭に絆創膏が貼ってある。口癖は「ふざけるんじゃない」。
- ビクトリア校長 ( Principal Victoria )
- 声 - 鈴木紀子
- サウスパーク小学校の校長。女性。やはり常識人とはいえず、カートマンにクー・クラックス・クランの格好をさせたりする。日和見で、浅はか。
子供たちの家族
マーシュ家
- ランディ・マーシュ ( Randall "Randy" Marsh )
- 声 - 乃村健次
- スタンの父でジンボの種違いの兄弟。地質学者だが他の学問にも精通している。初期のシリーズでは目立たないふぬけ親父で、ジンボの方が目立っていた。しかしシリーズ後半からは、間違った方向に尽力するアホ親父のキャラが定着して、存分に存在感を発揮している。若い頃は人気アイドルだった。スタンの身近な大人の男性として良い見本にも悪い見本にもなっている。シャロンとは子供の頃からの付き合いで、若い頃は一緒にヒッピーをしていた。
- シャロン・マーシュ ( Sharon Marsh )
- 声 - 鈴木紀子
- スタンの母。ランディが時折とる奔放な行動に頭を悩ませることもあるが、シャロンがおかしくなることもある。離婚の話が進んだときには男を家に連れ込んだことも。巨乳らしく、小学校の上級生やバターズはシャロンの胸のファンである。
- シェリー・マーシュ ( Shelley Marsh )
- 声 - 鈴木紀子
- 歯を矯正中のスタンの姉。12歳。恐ろしく凶暴的で気に入らないことがあるとスタンに八つ当たりする。しかし両親はそれに気づいていない。本当にスタンが困っている時には助けてくれるという中途半端な優しさを持つ。どちらかといえば常識人。第3シーズンでカートマンと協力し、22歳の彼氏に復讐したこともある。生理時は、家中が文字通り血の海になるほどの月経血が出る。
- お爺ちゃん ( "Grampa" Marvin Marsh )
- 声 - 小形満
- 本名はマーヴィン・マーシュ。スタンの祖父でランディの父。車椅子生活だが、性欲は健在。実際、老人女性と性交し体力を消耗させて殺めたことがある。退屈な生活に飽き飽きして死にたがっていた為、他人に自分を殺して欲しいとせがんでいたが、亡くなった祖父の霊にたしなめられた(その祖父も自分を殺すのを頼んだ)。意外に頭がよい。既に90歳を越えている。スタンのことをいつもビリーと呼んでいる。
- スパーキー ( Sparky )
- 声 - ジョージ・クルーニー
- スタンの飼い犬。ゲイ。
ブロフロフスキー家
ユダヤ教一家。
- ジェラルド・ブロフロフスキー (Gerald Broflovski)
- 声 - 小形満
- カイルの父。弁護士。大した個性がないため、都合良く設定を付け加えられることが多い。おもな例は、イルカ好きやギャンブル狂といった設定。脱ぐと毛深い。
- シーラ・ブロフロフスキー (Sheila Broflovski)
- 声 - 鈴木紀子/英 - モナ・マーシャル
- カイルの母。母親達の中では特に教育に熱心で、躾に厳しい。活動家となることも多い。映画ではアメリカの攻撃長官に上り詰め、カナダを諸悪の根源として戦争を煽った。カートマン曰くビッチ。バーブラ・ストライサンドの大ファン。
- アイク・ブロフロフスキー (Ike Moisha Broflovski)
- 声 - 田中大偉
- カイルの弟。本名はアイク・モイシャ・ブロフロフスキー 。カナダ人の赤ん坊で、ブロフロフスキー家の養子。蹴っ飛ばされたり、窓ガラスを突き抜けたり、テーブルの柱にされても無傷だった。一度、カナダから実の両親が来て取り戻されたが、カイルが迎えに行ってサウスパークへ帰った。飛び級して幼稚園に通っている。10シーズンでは幼稚園の先生と駆け落ちし心中しようとするが土壇場で自分だけやめる。その幼稚園の先生とは肉体関係があったと推測される。
カートマン家
- リアン・カートマン (Liane Cartman)
- 声 - 鈴木紀子
- カートマンの母。ただし第2シーズンで男性器のみが機能している両性具有者と判明したため実際は父親である。息子を「エリックちゃん」、「私のかわいいマフィンちゃん」などと呼んで甘やかす。基本的に緩い考え方の持ち主で、息子の我侭にもよく従っている。男好きで、家に連れ込んだり自分の身体を利用することもしばしば。
- 全く躾をしないわけではなく、たまにカートマンを叩く時がある。犬の調教師に指導されて一度はカートマンを良い子に出来そうになったが、リアーン自身の性格の問題で成功へ至らなかった。カートマン一族は肥満体型の者が多い中、彼女だけは太っていない。
- キティ ( Mr. Kitty )
- 声 - ジェイ・レノ
- カートマンの飼っている猫。いつもカートマンにお菓子を分けてもらえない。英語版ではカートマンはキティーを"Mr.Kitty"と呼ぶが、実際はメス猫である。猫の乱交パーティを開いたことがある。
- フラッフィ (Fluffy)
- カートマンの飼っているミニチュア豚。雌。カイルの飼っている象に掘られたことがある。登場話数はたったの2話しかない。
マコーミック家
- スチュワート・マコーミック (Stuart McCormick)
- 声 - 乃村健次
- ケニーの父。酒びたりで無職のホワイトトラッシュ。テレビ局への抗議の際に一回死んでいるが、以降は何事もなかったのかのように登場している。昔はピザ屋でアルバイトしていた。マコーミック家の家屋は彼とカイルの父が子供時代2年かけて作った秘密基地である。
- キャロル・マコーミック (Carol McCormick)
- 声 - 鈴木紀子
- ケニーの母。彼女が働いて収入を得ている。ややヒステリック。口元に謎のシミがついている。
- ケビン・マコーミック ( Kevin McCormick )
- 声 - 鈴木紀子
- ケニーの兄。両親と同じ様に薄汚れている。登場することは滅多にない。
ストッチ家
- クリス(スティーブン)・ストッチ ( Chris Stotch/Stephen Stotch )
- 声 - [形満
- バターズの父。バターズに対する躾はかなり厳しく、かなり理不尽な理由で外出禁止にする。口癖は「外出禁止だ!バターズ。」息子には厳しいが自分には甘い。バイキュリアスであり、ハッテン場に通うこともあった。
- リンダ・ストッチ (Linda Stotch)
- 声 - 鈴木紀子/英 - モナ・マーシャル
- バターズの母。主人の性癖を知って精神を病み、バターズを殺して自分も自殺しようとしたことも。就職しており、エンジニア。
町の住人
- ジンボ・カーン (Jimbo Kern)
- 声 - 小形満
- ランディの種違いの兄弟。銃火器店を経営している。狩猟が趣味で、動物を見ると何かと理由をつけて射殺する虐待マニア。良くサウスパークで起こる騒動に関して、賭け事をしている。地元のケーブルテレビで狩猟番組を持っていたが、メキシコニラミガエルのヤラセ疑惑(第2シーズン第6話)で番組が打ち切りになる。ベトナム帰還兵で、ゲリラ戦の天才らしい(第3シーズン第13話参照)。実はゲイ(?)らしい(第5シーズン第2話)。ネッドとのコンビはサウスパークのアホな大人の代表格。
- ネッド・ガブランスキー (Ned Gerblansky)
- 声 - 乃村健次
- ジンボの親友。彼同様に狩猟が趣味で、動物虐待マニア。ベトナム帰還兵で、戦いの中で右腕を失くし、タバコの吸い過ぎによる咽頭ガンにより声帯を失い、棒読み口調のボイスボックスで会話をしている(ゲップでも会話が何とか成立させられるが、電話では通用しなかった)。
- マクダニエルズ市長 (Mayor McDaniels)
- 声 - 鈴木紀子
- サウスパークの市長。女性。常に体面を繕うことだけを考えている。目立ちたがり屋で極端なマスコミ好き、マスコミに露出する事を好む。無茶で派手なイベントを計画して、マスコミに登場しようとするが、大概は惨憺たる結果に終わる。バーブラディ巡査と怪しい関係にある。
- バーブラディ巡査 (Officer Barbrady)
- 声 - 乃村健次
- サウスパークの治安を守る唯一の警官(初期シリーズで何回か「保安官」と吹き替えている回もある)。だが実は読み書きが出来ず、スタンたちと同じクラスで再教育を受けされられる。頭が相当弱いが、彼がどうして警官に採用されたのかは不明である。警官としての行為もかなり無茶苦茶である。市長と怪しい関係にある。既婚者らしい。
- イエス・キリスト ( Jesus )
- 声 - リリー・フランキー・第3シーズン - 中田雅之
- かの有名なイエス・キリストご本人様。どのようなわけかサウスパークの住人。ケーブルテレビ「South Park Public Access」で「イエスと仲間たち」という人生相談番組に出演している。この作品では、奇跡を起こせる訳でもなくほぼ全くの無力であるが、空を飛んだり(第5シーズン第4話のラストを参照)、生き返ったりする[6]。リリー・フランキー氏本人のアドリブなのか台本通りなのかは別だが、発言が時々過激になる(「おう頼むよ、体重で決め付けんなよ!」「お前らユダか、裏切り者!」等)。イスラム教のテロリストを相手に、卓越した戦闘技術を披露した事もある。
- Mr.ハンキー ( Mr. Hankey )
- 声 - 松尾貴史
- あらゆる宗教・人種を越えた、クリスマスの妖精である大便。しかし、それは表面上だけで、家の中では夫婦喧嘩が絶えない。映画祭を追い出す為に、魔法を使ってサウスパークを大便まみれにした事もある。アルコール依存症の妻と3人の子持ち。モチーフはミッキーマウスである。
- タオリー (Towelie)
- 声 - 小形満
- 水に関係することを言うと現れるタオル状の怪生物。科学の粋を結集して作られた。ウザいと思われている。重度のマリファナ中毒でいつもキメたがっている。マリファナをキメながら書いた自叙伝「A Million Little Fibers」は大ベストセラーになった。口癖は「タオル忘れちゃだめよ~」(Don't forget your towel!)、「キメたくなぁい?」(Do you wanna get high?)。この「Do you wanna get high?」というセリフは、アメリカのティーンエイジャーが使う一種の隠語であり、マリファナを吸わないか、という誘い文句。17歳。
- マキシ神父 (Priest Maxi)
- 声 - 乃村健次
- サウスパークにあるカトリック教会の神父。祈りの聖句をNFLのデンバー・ブロンコスの応援に変えてしまったり、懺悔室の中で女性と性行為に及ぶ罰当たり。更に、イエス・キリストに「こいつ、テレビの相談番組に出てる奴じゃないのか!?」とか「奴をブチのめすんだろ、キリストさん!」と暴言を吐いたりする。ただ、幼児性愛に対しては徹底的に否定しており、バチカン市国にまで乗り込んだ事もある(第6シーズン第8話参照)。昔はゲイであった。
- メフィスト博士 (Dr. Alphonse Mephisto)
- 声 - 菊池隆則・第3シリーズ - 中田雅之
- 本名はアルフォンス・メフィスト。マッドサイエンティスト。遺伝子操作をして4つ尻の猿や増殖し続ける七面鳥などを作った。一度スタンのクローンを作ったことがあるが、失敗して町中を暴れまわった。甥にタランスといういじめっこがいるが、1話しか登場していない。助手のケビンは猿のような謎の生物で、喋らない。
- ドクター医師 (Dr. Doctor)
- 声 - 乃村健次
- サウスパークにある「HELLS PASS HOSPITAL」(直訳すると地獄行き病院)の常勤医師。元ネタは「ER緊急救命室」のダグラス・ロス。ダグラス役のジョージ・クルーニーは劇場版ではドクター医師を演じた。(それに際して日本語吹き替えはダグラス担当の小山力也が吹き替えた。TV版の吹き替えは乃村健次)元ネタのダグラスが小児科担当からかスタン達を担当するのは決まって彼である。医師としては怪しい部分が多く手術前に自分に対してモルヒネを大量投与したり一般人に執刀させたり子供に執刀補助をさせたりする。一度例外はあったが基本的にスタン達は入院すると一般病棟ではなくICUで治療を受けている。映画版では「グワッシュ医師 ( Dr. Gouache )」という名前が付けられていた。
- ビッグ・ゲイ・アル (Big Gay Al)
- 声 - 梅垣義明
- 心優しいゲイ。子どもにも大人にも大人気。「飼い主に理解されないゲイの動物達」を保護する。初登場時は非人間のような設定だった。現在はスレイブ君と付き合っている。
- トアン・ルー・キン (Tuong Lu Kim)
- 声 - 松尾貴史
- 中華料理店「金鳳軒(きんぽうけん)」(City Wok:カリフォルニアに実在するチェーン店)のマスター。しかし中国語訛りのため自分の店を「チンポウケン」(Shitty Wok)と呼んでしまう。マヌケな性格で、よく騙されてしまう。「中国人だから」という理由でサウスパークに万里の長城を思わせる巨大な壁を作らされたことがある。飛行機を操縦でき、「金鳳航空」なるものも運営している。妻のWingは、実在する歌手である(声優もWing本人が務めた)。
- スキーター (Skeeter)
- 声 - 中田雅之
- マゼンタの服とオレンジ髪の飲んだくれ。言動も性格も乱暴。バーの常連で、バーに見慣れない客が来ていると、「おい!そこの○○!この辺じゃおめぇみたいなのは歓迎しねぇんだ!」「やめろスキーター、何もしてねぇだろ。(バーのマスターがフォローして言う)」「うるせえ!俺はこちらのミスター・○○に一つ聞きてぇことがあるんだよ!」という具合に因縁を付けてくる。町の過激な大人達のリーダー格で、赤ん坊殺しのハット・マコールの釈放運動や、戦争支持派のリーダーを務めた。戦争賛成か反対かでランディと音楽で張り合ったことがある。職業は不明。取り巻きが2人存在する。
その他の人物
- テレンス&フィリップ ( Terrance and Phillip )
- 声 - 山本泰輔・山崎たくみ
- カナダ人お笑いコンビ。「アンクルファッカー」という歌詞の入った歌を歌う。オナラネタを好み、品性はあまりいいとはいえない。Mrハンキーと並んで、臭いものに蓋をする体制を皮肉る存在。映画版では彼らが原因で戦争が起こった。一度、コンビ解散の危機に陥ったことがある。どこか作者の2人に似ている。
- サンタクロース ( Santa )
- 声 - 乃村健次
- サンタクロース本人。いつもは北極に住み、良い子悪い子リストを作る日々だが、クリスマスシーズンになるとサウスパークのショッピングモールに来たりする。イエス・キリストとは、クリスマスの解釈の違いによって乱闘になるが、その後に和解。以後、良好な関係を保っている。しかし、世の中にキリストを讃えた歌よりも、サンタを讃える歌の方が少ない件に関しては嫉妬している。ミスター・ハンキーとも親交が深い。
- 腹ぺこマーヴィン ( Starvin' Marvin )
- 第1シーズンでスタン達が腕時計ほしさに募金をし、その腕時計と間違えられてエチオピアからやって来た子供。スタン達からはかっこいいと評された。スタン達が学校に連れて行ったばかりに一度は送り返されそうになったが手違いでカートマンがエチオピアに送り返される。その後何とか帰ることが出来た。第3シーズンでは故郷の村に突如墜落した宇宙船に乗り再びスタン達と再会する。その後惑星マークラーに辿り着き村ごと移住させることに成功した。
- サタン ( Satan )
- 声 - 松尾貴史
- 地獄の支配者。実はゲイで小心者。悪魔であるが、意外と善人らしい所を見せることがある。息子のダミアンは1回だけサウスパーク小学校に転校してきた。
- サダム・フセイン (Saddam Hussein)
- 声 - 乃村健次
- 元イラク大統領のサダム・フセイン本人。サウスパーク最大の敵。ゲイでサタンのことが好き。カナダを支配しようとしたり、地獄でサタンと協力して世界を支配しようとする。第2シーズンで殺されてからは基本的に死んでいるが、何故か生き返っている時もある。無論冗談だが、映画版での本国声優のクレジットは「HIM SELF」すなわち彼自身となっている。昔はサタンと地獄にいたが、サタンにフラれ現在天国にいる。
- トム・パッスリッカー (Tom Pusslicke)
- 声 - 乃村健次
- ニュースキャスター。サウスパークで起こった事件などを報道する。かつては「ビキニ姿の小人」や「ポニーに乗った*****のスイス人」などの変なリポーターを用意していたが、最近は全くしていない。
映画版
1999年にR-15指定で全米公開。日本公開は2000年8月。詳細はサウスパーク/無修正映画版を参照。
日本での放送
日本では1999年からWOWOWが放映権を取得し吹き替え版を放送してきたが、2004年夏放送の第7シーズンを最後に放送は中断している。
番組内容の過激さもあり、日本では放送されなかった回もある。WOWOWでは 日本で欠番になったタイトルは、
- 第3シーズン・第10話 CHINPOKO MON(チンポコモン)
- 日本天皇やポケットモンスターをチンポコモンと皮肉った作品のため。
- 第4シーズン・第10話 Do The Handicapped Go To Hell?(ティミーは地獄行き?)
- 第4シーズン・第11話 Probably(地獄の三角関係)
- 第10話は障害者を馬鹿にした内容のため自粛。第11話はその続きになる挿話が重要視され混乱を避けるため。
- 第6シーズン・第12話 A Ladder to Heaven(天国への階段)
- 第7シーズン・第2話 Krazy Kripples(世界征服クラブ)
- スーパーマンであるクリストファー・リーヴをネタにした内容。第7シーズン第一話の最後で予告映像が流れるも、彼が急逝したためにシーズン6の#3が再放送された。
すべて放送されていれば放送100回を迎える記念の回では、ラストで放送100回を祝う内容が入ったために、途中放送されなかったエピソードがあったことがわかる。(また日本独自の内容で放送をとばしたことをカイルがつっこんでいる) 尚、第4シーズンの第10話・11話に限っては字幕版でDVDに収録されている。
放映リスト
- 第1シーズン
- 「カートマン、お尻から火炎フン射(Cartman Gets Anal Probe)」<1997年8月13日放送>
- 「ケニー、火山噴火で爆死(Volcano)」<1997年8月20日放送>
- 「カートマン、ダイエットで体重激増(Weight Gain 4000)」<1997年8月27日放送>
- 「愛犬スパーキーのおホモだち(Big Gay Al's Big Gay Boat Ride)」<1997年9月3日放送>
- 「カイルの象、豚とメイク・ラブ(An Elephant Makes Love to a Pig)」<1997年9月10日放送>
- 「スタンのおじいちゃん、ポックリ大作戦(Death)」<1997年9月17日放送>
- 「ケツ膜炎ゾンビ計画(Pink Eye)」<1997年10月29日放送>
- 「大食いカートマンと腹ぺこマーヴィン(Starvin' Marvin)」<1997年11月19日放送>
- 「おしゃべりウンチのMr.ハンキー(Mr. Hankey, the Christmas Poo)」<1997年12月17日放送>
- 「ダミアンのいんちきパパ(Damien)」<1998年2月4日放送>
- 「ウエンディ、レズに嫉妬(Tom's Rhinoplasty)」<1998年2月11日放送>
- 「メカ・ストライサンドの大迷惑(Mecha-Streisand)」<1998年2月18日放送>
- 「ママはヤリたガール(勃発!編)(Cartman's Mom Is a Dirty Slut)」<1998年2月25日放送>
- 第2シーズン
- 「テレンス&フィリップ緊急特番(Terrance and Phillip in "Not Without My Anus")」
- 「ママはヤリたガール(解決!編)(Cartman’s Mom Is Still A Dirty Slut)」
- 「めんどりレイプ魔トリ物帖(Chickenlover)」
- 「アイクはめちゃムケ?(Ike’s Wee-Wee)」
- 「世界へピップ・ステップ・ジャンプ(Conjoined Fetus Lady)」
- 「ニラミ・ガエルをニラミ・カエセ(The Mexican Staring Frog of Southern Sri Lanka)」
- 「バスもババアもフォーリング(City On The Edge Of Forever)」
- 「花火禁止でスネスネスネーク(Summer Sucks)」
- 「喰えっ!喰えっ!クソッ!チョコボール(Chef’s Salty Chocolate Balls)」
- 「サウスパーク水ぼうそう族(Chicken Pox)」
- 「プらりったリウム狂騒曲(Roger Ebert Should Lay Off The Fatty Foods)」
- 「クラブラブハウス建設チュー(Clubhouses)」
- 「牛に馬乗りでウッシッシ(Cow Days)」
- 「シェフ救済ライブ(Chef Aid)」
- 「殺人金魚の事件簿(Spooky Fish)」
- 「聖なる夜の脱獄犯(Merry Christmas, Charlie Manson!)」
- 「パンツの精とノーパンキッズ(Gnomes)」
- 「氷の爆笑(Prehistoric Ice Man)」
- 第3シーズン
- 「恋するケニーの熱帯夜(Rainforest Shmainforest)」
- 「ボッキーの復活祈願!(Spontaneous Combustion)」
- 「サキュバスの甘い罠(The Succubus)」
- 「ガキンコ・ファイト・クラブ(Tweek Vs. Craig)」
- 「セクハラパンダで一攫千金(Sexual Harassment Panda)」
- 「流星物語 ワイルド・ワイルド・カートマン(Cat Orgy)」
- 「流星物語 スタンズ・エンジェル(Two Guys Naked in a Hot Tub)」
- 「流星物語 カイルとケニーのユダヤスカウト(Jewbilee)」
- 「ジャコブとホープの繁殖大作戦(Jackovasaurus)」
- 「宇宙戦士!腹ぺこマーヴィン(Starvin' Marvin in Space)」
- 「世にも奇妙な海賊お化け(Korn's Groovy Pirate Ghost Mystery)」
- 「おサルのスペリング講座(Hooked on Monkey Phonics)」
- 「サウスパーク版 南北戦争(The Red Badge of Gayness (War))」
- 「Mr.ハンキーのクリスマスDEショー(Mr. Hankey's Christmas Classics)」
- 「Y2K 思春期の悩み("Are you there God? It's me, Jesus")」
- 「ウンコ漏らし周波数(The Brown Noise)」
- 第4シーズン
- 「塀の中の懲りない友情 (Cartman's Silly Hate Crime 2000)」
- 「抜け歯のちびっこギャング団 (The Tooth Fairy's Tats 2000)」
- 「五つ子サーカス亡命騒動 (Quintuplets 2000)」
- 「ティミー!ティミー!ティミー! (Timmy 2000)」
- 「名作劇場 大いなるピップ (Pip)」
- 「少年愛好会 NAMBLA (Cartman Joins NAMBLA)」
- 「腎臓移植で鼻から牛乳 (Cherokee Hair Tampons)」
- 「恋のためらい ウェンディとカートマン (Chef Goes Nanners)」
- 「君にフィンガーバンッ! (Something You can do with Your Finger)」
- 「バック・トゥ・ザ・3年生 (Forth Grade)」
- 「カートマンズ・クリークの秘密 (Trapper Keeper)」
- 「ティミーと奇跡の七面鳥 (Helen Keller The Musical)」
- 「強制ダイエット合宿 (Fat Camp)」
- 「恐怖の呪文“M” (Wackey Molestation Adventure)」
- 「ウンチまみれのクリスマス (A Very Crappy Christmas)」
- 第5シーズン
- 特番「初級講座~うんちクてんこもり!~」
- 「カートマン・レクターの鬼畜晩餐会(Scott Tenorman Must Die)」
- 「マル金 解禁!(It Hits The Fan)」
- 「ティミーまじギレ!バリトゥード(Cripple Fight)」
- 「カルトっQ!丸刈りータ☆で大脱走(Super Best Friends)」
- 「帰ってきた テレンス&フィリップ(Terrance and Phillip: Behind the Blow)」
- 「成金カートマンとイボ痔のカイル(Cartmanland)」
- 「勃発!コンドーム戦争(Proper Condom Use)」
- 「最終兵器タオリー(Towelie)」
- 「爆笑短小ビンビンラディン(Osama Bin Laden Has Farty Pants)」
- 「ケツ顔ファミリー全員集合(How to Eat With Your Butt)」
- 「試乗最高の名車“イット”(The Entity)」
- 「若きトークンの悩み(Here Comes The Neighborhood)」
- 「ケニー、死亡。(Kenny Dies)」
- 「バターズ☆ベリーマッチ(Butter's Very Own Episode)」
- 第6シーズン
- 「あごちんボール症候群(Freak Strike)」
- 「ジャレットは「エイズ」持ち(Jared has Aides)」
- 「スキーなんか大嫌い(Asspen)」
- 「ラッセルクロウの世界ケンカ紀行(The New Terrance and Phillip Movie Trailer)」
- 「監禁された赤ちゃん牛(Fun with Veal)」
- 「怒りのバターズ(Professor Chaos)」
- 「チン没 カートマン帝国(The Simpsons Already Did It)」
- 「カトリックとケツのおアツイ関係(Red Hot Catholic Love)」
- 「監督はディレクターズカットがお好き(Free Hat)」
- 「超モテモテ巨乳天国(Bebe's Boobs Destroy Society)」
- 「超過剰反応!人を見たら誘拐と思え(Child Abduction Is Not Funny)」
- 「18禁ロード・オブ・ザ・ビデオ(The Return of the Lord of the Rings to the Two Towers)」
- 「復活ギャリソン恐怖のSM(サドマゾ)教室(The Death Camp os Tolerance)」
- 「彷徨えるケニーの魂と宇宙最秀の浣腸野郎(The Biggest Douche in the Universe)」
- 「バック・トゥー・ザ・未来の俺(My Future Self n' Me)」
- 「キリスト 怒りのバグダッド(Red Sleigh Down)」
- 第7シーズン
- 「戦争反対の賛成なのだ!?(I'm a Little Bit Country)」
- 「羊たちのトイレットペーパー(Toilet Paper)」
- 「ケツさく! アナから宇宙放送?(Cancelled)」
- 「世界の中心でタコス(Fat Butt and Pancake Head)」
- 「サウスパークこども警察(Lil' Crime Stoppers)」
- 「渡る世間は「金」だより(Red Man's Greed)」
- 「オネエはタマげたクラブピープル(South Park is Gay)」
- 「イカす!? バンド成金 やりー(Christian Rock Hard)」
- 「自由の国のシルバー暴走族(Grey Dawn)」
- 「仁義なきカサ・ボニータ(Casa Bonita)」
- 「ユタから来た転校生(All About the Mormons?)」
- 「死ぬより怖い禁煙運動(Butt Out)」
- 「子供キャバクラVSゴスキッズ(Raisins)」
- 「アイクをたずねて3000里(It's Christmas in Canada)」
トリビア
- 画用紙を切り貼りしたような画風だが、現在はデジタル制作しているため3日ほどでストーリーは完成する。そのため時事のできごとなどをすぐに取り入れることができる。
- ふたりはコロラド州の白人だらけの田舎町で育ったのでサウスパークという町が誕生した。
- トレイ・パーカーは主人公のスタンを、マット・ストーンはカイルが自分の分身といっている。
- トレイが担当する声:スタン、ランディ、お爺ちゃん、カートマン、ギャリソン先生、マッケイさん、Mr.ハンキー、神様、サンタクロース、ティミー、ジミー、クライド、クレイグ、ネッド、フィリップ、サタン、ブライアン・ボイターノ(スケート選手)、バーブラディ巡査+その他大勢
- マットが担当する声:カイル、ジェラルド、ケニー、スチュワート、バターズ、ジンボ、キリスト、ビッグ・ゲイ・アル、サダム・フセイン、テレンス、ピップ、トゥイーク+その他大勢
- トレイ・パーカーの両親の名前はランディとシャロン(スタンの両親と同じ)
- マット・ストーンの両親の名前はジェラルドとシーラ(カイルの両親と同じ)
- シェフの声優であるソウル・シンガーのアイザック・ヘイズが、第9シーズン第12話 Trapped in the Closetにて、自らが信仰しているサイエントロジーが批判されたことを理由に降板した。そのためシェフ最後のエピソードである第10シーズン第1話The Return Of Chefでは過去のシェフのセリフを編集して喋らせている。
サウスパークの歴史
1995年:トレイパーカーとマットストーンが後にサウスパークの原型となるアニメ短編「クリスマスの精神」(Spirit of Christmas)を制作する。この作品にはスタン、カイル、カートマン、ケニーとおぼしき子供達が登場している。
- その頃「Mr.ハンキーショー」という番組を準備していたトレイとマットだが20世紀フォックス重役ブライアン・グレイドンのアドバイスで題名を「サウスパーク」に変更。
1996年
- 10月:「サウスパーク」のパイロット版完成。
1997年
- 1月:コメディ・セントラルがパイロット版を買い上げる。
- 2月:コメディ・セントラルは「サウスパーク」のシリーズ化をオファー
- 8月31日:コメディ・セントラルで「サウスパーク」放送開始。
1998年
- 2月:トレイとマットは映画版の製作を発表。
- 4月1日:「テレンス&フィリップ緊急特番」放映後、コメディ・セントラルにファンからの抗議が殺到する。
- 7月:「愛犬スパーキーのおホモだち」がエミー賞にノミネート
- 10月2日:映画版製作開始
- 12月:映画版の最初の予告編が公開される。
1999年
- 1月19日:映画版正式題名を発表。正式題名は「SOUTH PARK:BIGGER,LONGER&UNCUT」
- 7月30日:映画版、全米公開。後に主題歌はアカデミー賞にノミネートされる。
最終興行収入は2100万ドル。
- 11月11日:ほとんどの女性キャラの声を担当していたメアリー・ケイ・バーグマンが拳銃自殺。
メアリー・ケイの後任はエリザ・シャイダー。
- 11月17日:「宇宙戦士!腹ぺこマーヴィン」放映。冒頭に黒バック・白文字で
「In Memory Mary Kay Bergman(このエピソードをメアリー・ケイに捧ぐ)」との追悼文が出る。 そして、このエピソードにはレギュラーの女性キャラは一人も登場していない。
- 12月13日:映画版がロサンゼルス批評家協会最優秀音楽賞を受賞。(トレイとマーク・シャイマン)
公式版サウスパーク コンプリート・ガイド
2001年に洋泉社から発売された、この本は各エピソードの解説や(各エピソードのケニーの死に方も解説)製作者のインタビューなど、かなり充実した内容であったが、現在は版元にも在庫がないなど絶版状態になっている。
脚注
- ^ 第4シーズン13話『強制ダイエット合宿』
- ^ 第5シーズンの第1話「カートマン・レクターの鬼畜晩餐会」など
- ^ 第10シーズンの第2話及び第11シーズン11話
- ^ 第4シーズン第3話「五つ子サーカス亡命騒動」
- ^ 第4シーズン第15話「強制ダイエット合宿」
- ^ 手品を得意とするが、2000年前の技術であるため現在の手品師には通用しない。サンタの怪我を治したこともあった。第6シーズン第17話Red Sleigh Downでイラク人に射殺されたが、第11シーズン第5話にて5年ぶりに復活。ユダヤ人のカイルに殺してもらい、またもや復活する
関連項目
外部リンク
- List of South Park episodes (英語)
- サウスパークぱーく(WOWOW公式サイト)
- AXN公式サイト
- DVD公式サイト(更新停止中)
- DVD公式サイト(VOL.12以降を掲載)
- サウスパーク 無修正映画版(劇場版DVD公式サイト)
- メアリーケイ・バーグマンまとめ
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