張本優大
ソフトバンク時代 (2015年5月1日 神戸第二サブ球場にて) | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 日本・大阪府豊中市 |
生年月日 | 1990年10月13日(34歳) |
身長 体重 |
180 cm 83 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2013年 育成選手ドラフト4位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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張本 優大(はりもと まさひろ、1990年10月13日 - )は、大阪府豊中市出身[1]の元プロ野球選手(捕手)。右投右打。
経歴
プロ入り前
菊華高等学校(愛知県)では2年秋の秋季愛知県大会で 、捕手として全試合に出場したが準決勝で東邦高等学校に敗れた[3]。3年夏の甲子園予選は3回戦で本塁打を放ったが、岡崎商業に敗れた[4]。
佛教大学では1年春から京滋リーグ戦に出場し、2011年・2年春には一塁手としてベストナインを獲得した[5]。関西地区大学選手権では4試合を2点に抑える配球でチームの関西代表選出に貢献した[6]。第42回明治神宮野球大会では5番・捕手として出場したが1回戦で愛知学院大学に完封負けした[7][8]。2012年・3年時の6月には大学日本代表候補選手強化合宿メンバーに選出されたが[9]、二次合宿の24人には残れなかった[10]。3年秋には捕手としてベストナインを獲得[11]、4年秋にはベストナインと敢闘賞を受賞した[10][12]。
2013年10月24日に行われたドラフト会議で育成選手ドラフト4巡目で指名を受け[13]、12月5日に入団会見を行い、背番号は141に決まった[14][15]。
プロ入り後
2014年は三軍のみに出場し、70試合で170打数38安打、打率.224に終わった[16]。
2015年、3月22日二軍初打席初安打し、三軍の4番として非公式戦で17試合に出場して打率.450、1本塁打、12打点と頭角を現した(4月14日時点)[17]。5月6日のウエスタン・リーグ対阪神タイガース戦で先発出場して二軍公式戦で初完封目前の8回に玉置隆から頭部に死球を受けて負傷退場した。病院へ直行して検査し、異常は無かった。
シーズンオフの11月28日から台湾で開催された2015年アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPB選抜として選出された。同大会では12試合に出場し、打率.375、6打点の成績を残す[18]。
2016年、7月14日にマスカットスタジアムで行われたフレッシュオールスターゲーム2016において、ウエスタン選抜として出場する[19]。7月31日に支配下選手登録される。背番号は77に決定する。一軍戦での出場機会は無かったが、二軍戦において28試合出場する[20]。
2017年、宮崎春季キャンプでは斐紹、甲斐、栗原らとともに若手捕手4名がA組スタートとなり、キャンプからオープン戦にかけて開幕一軍出場選手登録を争ったが、開幕一軍入りは果たせなかった[21]。今季も一軍出場機会は無く、二軍公式戦においては、31試合出場と前年は上回ったが、打率は.091と低迷[22]。三軍戦には27試合に出場した[23]。
2018年は一軍での出場がないまま、10月4日に戦力外通告を受けた[24]。二軍公式戦では42試合に出場し、打率.200、2打点[25]。三軍戦に34試合に出場し、打率.302、2本塁打、15打点を記録する[26]。同年12月に育成選手として再契約。背番号は131。
2019年は二軍公式戦の出場が僅か2試合に終わり、無安打。三軍戦には75試合に出場し、打率.231、1本塁打、21打点を記録した。10月1日、球団より来季の契約を結ばないことを通告され、現役引退を決断した[27]。
現役引退後
ソフトバンクにスタッフとして残り、2020年からは二軍及び三軍のブルペン担当を務める[28]。
選手としての特徴・人物
- アマチュア時代からパンチ力のある打撃に定評があった[10]。
- プロ入団会見で目標に掲げた選手は谷繁元信[14]。
- 達川光男ヘッドコーチからは、守備を「サッカーのGKみたいだった。生活感がにじみ出ていた。いいものを見せた」と評された[29]。
- 現役引退時には「将来、指導者になりたいと思っている」と夢を語っている[27]。
詳細情報
年度別打撃成績
一軍公式戦出場なし
背番号
- 141 (2014年 - 2016年7月30日)
- 77(2016年7月31日 - 2018年)
- 131 (2019年)
- 116 (2020年 - )
登場曲
代表歴
- 2015年アジアウインターベースボールリーグ:NPB選抜
脚注
注釈
出典
- ^ “支配下登録発表のホークス張本優大、「存在感のある捕手になりたい」”. full-Count (2016年7月31日). 2017年4月16日閲覧。
- ^ 豊中リトルシニア 進学先
- ^ 第61回愛知県高等学校野球選手権大会組み合わせ 結果 秋季大会 2008年09月11日配信 一般財団法人愛知県高等学校野球連盟
- ^ 高校野球 愛知大会試合結果 - 第91回全国高校野球選手権大会 7月22日の試合 朝日新聞
- ^ 佛教大学硬式野球部公式ウェブサイト|京滋リーグ
- ^ 佛大、守りでリズムを明治神宮野球大会、23日開幕 2011年11月21日 京都新聞
- ^ 佛大、愛知学院大に0—1敗れる 2011年11月24日 京都新聞
- ^ 第42回明治神宮野球大会(大学の部) 【1回戦】愛知学院大1-0佛教大 全国大学野球総合情報サイト 大学野球~神宮への道~
- ^ 大学日本代表候補選手(3年生以下)一覧 2012年6月18日 日刊スポーツ
- ^ a b c ドラフト候補100選手カタログ 大学生30人 週刊ベースボール速報
- ^ 京学園大・若原が最優秀選手 京滋野球ベストナイン選出 2012年10月27日 京都新聞
- ^ 硬式野球部 張本選手 福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト4位指名 2013年10月24日 大学紹介に関するお知らせ 佛教大学
- ^ ドラフト会議、地元九州の加治屋投手ら計8名を指名! 2013年10月25日 球団ニュース 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- ^ a b 育成新入団会見を行いました。石川投手「将来はチームを背負う投手に」 2013年12月5日配信 球団ニュース 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- ^ 【ソフトB】育成張本「目標は張本選手」 2013年12月5日 日刊スポーツ
- ^ “2014年 3軍個人成績 打撃成績(ホークス) 2014年10月3日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2015年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月20日閲覧。
- ^ ホークス育成・張本優大は「打てる捕手」 17試合で打率.450、12打点 2015年4月14日 Yahoo!ニュース スポーツライター田尻耕太郎
- ^ “TEAM 日職聯軍 球員成績 打擊成績”. 亞洲冬季棒球聯盟. 2017年12月23日閲覧。
- ^ “プロ野球フレッシュオールスターゲーム2016 出場者一覧”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年7月1日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ “2016年度 福岡ソフトバンクホークス・個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年3月30日閲覧。
- ^ “ソフトバンク田中らA組/春キャンプ振り分け一覧”. 日刊スポーツ (2017年1月30日). 2017年3月30日閲覧。
- ^ “2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月4日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 打撃成績 2017/11/16(金)現在”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年11月16日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ “ソフトバンク張本と来季契約結ばず「考える時間を」”. 日刊スポーツ (2018年10月4日). 2019年4月6日閲覧。
- ^ “2018年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 打撃成績(ホークス) 2018/11/7(水)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2019年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク育成の張本「将来指導者に」戦力外通告”. 日刊スポーツ. (2019年10月1日) 2020年8月31日閲覧。
- ^ “【ソフトバンク】2020年度の新入団スタッフを発表 元選手の江川智晃氏らがスタッフ入り”. スポーティングニュース・ジャパン. (2020年1月30日) 2020年8月31日閲覧。
- ^ “ソフトバンク張本の献身守備に生活感?/今日の一番”. 日刊スポーツ (2017年2月13日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2019年4月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 131 張本優大 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- 張本優大 (@m_hari1013) - X(旧Twitter)