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去年の冬、きみと別れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
去年の冬、きみと別れ
著者 中村文則
発行日 2013年9月26日
2016年4月12日(文庫)
発行元 幻冬舎
ジャンル 長編小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 192
195(文庫)
公式サイト www.gentosha.co.jp
コード ISBN 978-4-344-02457-1
ISBN 978-4-344-42467-8文庫本
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去年の冬、きみと別れ』(きょねんのふゆ きみとわかれ)は、中村文則の小説。2013年9月26日幻冬舎より刊行された[1]2014年(第11回)本屋大賞候補作[2]

2018年にこの本を原作とした実写映画が公開された。

あらすじ

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フリーライターの「僕」は、2人の女性を殺害した罪で死刑判決を受けた木原坂雄大への取材を開始する。木原塚の撮影した写真に魅了されての取材開始であったが、木原坂と交友のあった人物、木原塚の姉・朱里、人形師の鈴木らのもとを訪ねても、事件に至った動機や不可解な点は一向に解決されない。

癖のある人物との接触を続けるなかで導かれた、思いもよらぬ事件の真相とは。

主な登場人物

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僕 
フリーライター。ある犯罪者に関する本を執筆する仕事に取り掛かっている。
木原坂雄大 
「僕」に取材されている犯罪者。35歳でアート写真専門のカメラマンを職業としながらも、主に祖父の遺産で生活をしている男。2人の女性を殺害した罪で死刑判決を受けている。
木原坂朱里 
木原坂雄大の姉。
鈴木
人形師。
吉本亜希子
1件目の事件の犠牲者。
小林百合子
2件目の事件の犠牲者。

書誌情報

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映画

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去年の冬、きみと別れ
監督 瀧本智行
脚本 大石哲也
原作 中村文則『去年の冬、きみと別れ』
製作 久保田修
製作総指揮 高橋雅美
濱名一哉
出演者 岩田剛典
山本美月
斎藤工
浅見れいな
土村芳
北村一輝
音楽 上野耕路
主題歌 m-flo「never」
撮影 河津太郎
編集 高橋信之
制作会社 C&Iエンタテインメント
製作会社 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
配給 日本の旗 ワーナー・ブラザース映画
公開 日本の旗 2018年3月10日
香港の旗 2018年6月27日
上映時間 118分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2018年3月10日に公開[3]。 主演は岩田剛典[4]

キャスト

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スタッフ

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脚注

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  1. ^ 書籍明細:去年の冬、きみと別れ”. 幻冬舎. 2018年2月27日閲覧。
  2. ^ 2014年 第11回本屋大賞”. 本屋大賞実行委員会. 2025年6月23日閲覧。
  3. ^ “岩田剛典、斎藤工に翻弄される 映画『去年の冬、きみと別れ』予告解禁”. ORICON NEWS. (2018年1月22日). https://www.oricon.co.jp/news/2104399/full/ 2018年2月27日閲覧。 
  4. ^ “岩田剛典が映画『去年の冬、きみと別れ』に主演 共演に山本美月、斎藤工ら”. CINRA.NET. (2017年8月1日). https://www.cinra.net/news/20170801-fuyukimi 2018年2月27日閲覧。 (2017年8月1日のアーカイブ
  5. ^ a b c d e f キャスト”. 映画『去年の冬、きみと別れ』オフィシャルサイト. 2018年2月27日閲覧。
  6. ^ “m-floに15年ぶりLISAが復帰、映画『去年の冬、きみと別れ』主題歌を提供”. CINRA.NET. (2017年12月15日). https://www.cinra.net/news/20171215-fuyukimi 2018年2月27日閲覧。  {{cite news}}: 不明な引数|1=が空白で指定されています。 (説明)

外部リンク

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