厶部

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康熙字典 214 部首
厂部 厶部 又部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

厶部(しぶ)は、漢字部首により分類したグループの1つ。康熙字典214部首では通算28番目、2画の22番目に置かれる。

厶の字は物を囲い込んで自分のものとする様子に象る。手を「伸ばす、伸びる」の意がある。「私」の本字。偏旁では私的であることを示す。「ござ(る)」と訓ずるのは国訓である。

厶部ではこれを構成要素とする漢字をいくらか収めるが、多くは「厶」の形を筆画の一部にもつにすぎない漢字である。

部首の通称

  • 日本:む(片仮名の形から)
  • 中国:私字
  • 韓国:마늘모부(maneulmo bu、(ニンニク片のような)三角形の部)
  • 英米:Radical Private

部首字

例字

  • 去・參()・