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ロサギガンティア

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ロサギガンティア
2014年皐月賞
欧字表記 Rosa gigantea
品種 サラブレッド
性別
毛色 青毛
生誕 2011年4月18日(13歳)
登録日 2013年5月30日[1]
抹消日 2017年12月20日[2]
フジキセキ
ターフローズ
母の父 Big Shuffle
生国 日本の旗 日本北海道千歳市
生産者 社台ファーム
馬主 社台レースホース
調教師 藤沢和雄美浦
競走成績
生涯成績 28戦5勝
獲得賞金 2億2455万5000円
勝ち鞍 GIIスプリングステークス(2014年)
GII阪神カップ(2015年)
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ロサギガンティアは、日本競走馬である。馬名の意味はバラ属の種(ロサ・ギガンティア)。主な勝ち鞍は2014年スプリングステークス2015年阪神カップ

経歴

2歳(2013年)

7月7日函館競馬場の芝1800mの新馬戦藤田伸二を鞍上にデビュー。中団からの競馬になるも5着に敗れる。2戦目は3ヶ月の休みを挟んでの東京の芝1600mの未勝利戦。2着に2馬身差以上の圧勝で初勝利。このあと500万下のベゴニア賞に出走もショウナンワダチに最後差されて2着に惜敗した。

3歳(2014年)

2月の東京の500万下(芝1800m)で2勝目をあげると、皐月賞トライアルのスプリングステークスに出走。最後は1番人気のアジアエクスプレスの猛追を凌ぎきり重賞初制覇を果たしたが[3]、本番の皐月賞はいいところなく10着に敗れた。このあとNHKマイルカップに出走し、出遅れて最後方からの競馬となり、直線はよく追い込むも逃げたミッキーアイルを捕らえることができず、首、鼻、首差の4着に惜敗した[4]。秋に入り、古馬相手との対戦ではいずれも勝ち切れないレースが続き、この年を終える。

4歳(2015年)

この年前半も勝ち切れないレースが続いていたが、8月の朱鷺ステークスで3着となり復調の兆しを見せていた。11月のオーロカップは好位追走から抜け出すと最後はアルバタックスの追撃を振り切り久々の勝利を挙げる[5]。年末の阪神カップは先団の後ろでレースを進めると直線で先行馬をかわして先頭に立つと外から追い上げてきたダンスディレクターとの叩き合いの末、ハナ差で重賞2勝目をマークした[6]

5歳(2016年)〜6歳(2017年)

2016年初戦の京王杯スプリングカップは3着と好走する。しかし、安田記念で9着に敗れるとその後のレースでも不本意が続き、2017年に入っても惨敗が続いた。2017年11月12日のオーロカップに出走したが、最後の直線で競走中止。レース後、右浅趾屈腱脱位と判明し競走能力喪失となり[7]、同年12月20日付で競走馬登録を抹消された[2]。引退後は千葉県成田市の緑の馬牧場で乗馬となる[2][8]

競走成績

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2013.07.07 函館 2歳新馬 芝1800m(良) 08 5 5 002.00(1人) 04着 01:56.1(34.9) -0.5 藤田伸二 54kg サングラス
0000.10.06 東京 2歳未勝利 芝1600m(稍) 12 7 9 002.10(1人) 01着 01:35.7(34.3) -0.4 柴田善臣 55kg (サクラシュトローム)
0000.11.24 東京 ベゴニア賞 500万下 芝1600m(良) 18 6 12 005.90(3人) 02着 01:35.6(34.0) -0.1 柴田善臣 55kg ショウナンワダチ
2014.02.02 東京 3歳500万下 芝1800m(良) 12 5 5 004.70(2人) 01着 01:47.9(34.4) -0.2 北村宏司 56kg (オリハルコン)
0000.03.23 中山 スプリングS GII 芝1800m(良) 15 2 2 005.60(3人) 01着 01:48.4(35.3) -0.2 M.デムーロ 56kg (アジアエクスプレス)
0000.04.20 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 6 11 011.60(6人) 10着 02:00.2(35.0) -0.6 柴田善臣 57kg イスラボニータ
0000.05.11 東京 NHKマイルC GI 芝1600m(良) 18 2 4 008.10(2人) 04着 01:33.3(33.2) -0.1 柴田善臣 57kg ミッキーアイル
0000.10.12 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 15 6 11 008.00(3人) 07着 01:45.6(33.1) -0.4 柴田善臣 55kg エアソミュール
0000.10.25 東京 富士S GIII 芝1600m(良) 16 2 4 007.60(3人) 04着 01:33.3(33.6) -0.1 柴田善臣 56kg ステファノス
0000.11.30 東京 キャピタルS OP 芝1600m(良) 16 5 10 003.50(1人) 02着 01:33.7(34.3) -0.1 G.ブノワ 57kg シェルビー
0000.12.27 阪神 阪神C GII 芝1600m(良) 18 7 14 005.20(2人) 15着 01:21.4(35.0) -0.7 G.ブノワ 56kg リアルインパクト
2015.04.26 京都 マイラーズC GII 芝1600m(良) 18 6 11 019.40(7人) 08着 01:33.0(32.6) -0.4 岩田康誠 56kg レッドアリオン
0000.05.23 東京 モンゴル大統領賞 OP 芝1800m(良) 17 8 16 007.60(3人) 05着 01:45.0(34.0) -0.3 柴田善臣 57kg サトノアラジン
0000.06.21 阪神 米子S OP 芝1600m(良) 10 7 8 005.10(3人) 04着 01:34.3(34.4) -0.3 松山弘平 56kg スマートレイアー
0000.08.30 新潟 朱鷺S OP 芝1400m(稍) 17 8 16 006.10(3人) 03着 01:20.7(34.7) -0.3 柴田善臣 56kg ベステゲシェンク
0000.11.15 東京 オーロC OP 芝1400m(稍) 18 2 4 006.10(2人) 01着 01:21.7(33.5) -0.2 柴田善臣 57kg (アルバタックス)
0000.12.26 阪神 阪神C GII 芝1400m(稍) 17 7 13 008.20(3人) 01着 01:21.4(34.5) -0.0 M.デムーロ 57kg (ダンスディレクター)
2016.05.14 東京 京王杯SC GII 芝1400m(良) 16 1 1 004.30(2人) 03着 01:19.8(33.1) -0.2 M.デムーロ 57kg サトノアラジン
0000.06.05 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 12 3 3 019.70(5人) 09着 01:33.6(33.7) -0.6 M.デムーロ 58kg ロゴタイプ
0000.08.14 新潟 関屋記念 GIII 芝1600m(良) 18 6 11 004.50(2人) 05着 01:32.1(34.6) -0.3 M.デムーロ 57kg ヤングマンパワー
0000.10.09 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(稍) 12 8 12 029.90(8人) 11着 01:47.9(35.1) -1.3 北村宏司 57kg ルージュバック
0000.12.24 阪神 阪神C GII 芝1400m(稍) 15 2 3 010.80(4人) 05着 01:22.1(34.8) -0.2 田辺裕信 57kg シュウジ
2017.02.26 阪神 阪急杯 GIII 芝1400m(良) 12 5 5 004.80(2人) 09着 01:22.7(36.5) -1.3 四位洋文 56kg トーキングドラム
0000.05.13 東京 京王杯SC GII 芝1400m(重) 13 2 2 029.00(9人) 10着 01:23.7(34.3) -0.5 柴田善臣 56kg レッドファルクス
0000.08.13 新潟 関屋記念 GIII 芝1600m(良) 16 3 5 100.8(14人) 07着 01:32.7(33.6) -0.5 大野拓弥 57kg マルターズアポジー
0000.09.10 中山 京成杯AH GIII 芝1600m(良) 15 8 15 095.8(15人) 08着 01:32.5(35.0) -0.9 杉原誠人 57kg グランシルク
0000.10.15 新潟 信越S OP 芝1400m(良) 14 7 12 010.70(5人) 06着 01:21.1(34.2) -0.6 杉原誠人 57kg アポロノシンザン
0000.11.12 東京 オーロC OP 芝1400m(良) 16 4 7 006.20(2人) 競走中止 V.シュミノー 57kg トウショウピスト

血統表

ロサギガンティア血統(*印は海外産の日本輸入馬) (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系

フジキセキ 1992
青鹿毛 千歳市
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ミルレーサー
Millracer 1983
鹿毛 アメリカ
Le Fabuleux Wild Risk
Anguar
Marston's Mill In Reality
Millicent

*ターフローズ
Turfrose2004
黒鹿毛 ドイツ
Big Shuffle 1984
鹿毛 アメリカ
Super Concorde Bold Reasoning
Prime Abord
Raise Your Skirts Elevation
Strings Attached
母の母
Turfquelle 1993
鹿毛 アイルランド
*シャーディー Danzig
Unfurled
Thekla Prince Ippi
Tania
母系(F-No.) ターフローズ(GER)系(FN:8-b) [§ 2]
5代内の近親交配 アウトブリード [§ 3]
出典
  1. ^ [9]
  2. ^ [9]
  3. ^ [9]


脚注

注釈

出典

  1. ^ 競走馬情報:ロサギガンティア - @Keiba”. @Keiba - 競馬サービスプロバイダ. 2022年3月17日閲覧。
  2. ^ a b c ロサギガンティア号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2017年12月20日). 2018年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月20日閲覧。
  3. ^ 【スプリングS】ロサギガンティア 2歳王者下して皐月切符獲得! - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年5月26日閲覧。
  4. ^ 【NHKマイルC】2番人気ロサギガンティア 出遅れ響き4着 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年5月26日閲覧。
  5. ^ 実績上位のロサギガンティアが好位から抜け出し勝利!…オーロC”. 競馬ラボ (2015年11月15日). 2017年11月28日閲覧。
  6. ^ ロサギガンティアが競り合いを制し久々の重賞V!/阪神C”. netkeiba.com (2015年12月26日). 2017年11月28日閲覧。
  7. ^ “ロサギガンティアは競走能力喪失と判明 右浅趾屈腱脱位”. スポーツ報知. (2017年11月16日). オリジナルの2017年12月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171201221143/http://www.hochi.co.jp/horserace/20171116-OHT1T50163.html 2017年11月28日閲覧。 
  8. ^ ロサギガンティア ウマシェア | 引退馬ファンクラブTCC”. www.tcc-japan.com. 2022年5月26日閲覧。
  9. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ロサギガンティア|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年3月17日閲覧。

外部リンク