マット・ウェスト
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | テキサス州ヒューストン |
生年月日 | 1988年11月21日(35歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 200 lb =約90.7 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2007年 MLBドラフト2巡目(全体80位) |
初出場 |
MLB / 2014年7月10日 NPB / 2017年5月3日 |
最終出場 |
MLB / 2015年6月21日 NPB / 2017年5月5日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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マシュー・ロバート・オニール・ウェスト(Matthew Robert O'Neil West, 1988年11月21日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。
オリックス・バファローズでの表記はマット・ウエスト。
経歴
[編集]プロ入りとレンジャーズ時代
[編集]2007年のMLBドラフト2巡目(全体80位)でテキサス・レンジャーズから指名され、内野手として契約。傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズで29試合に出場し、打率.301、17打点、1盗塁の成績を残した。
2008年はA-級スポケーン・インディアンスで67試合に出場し、打率.258、4本塁打、30打点、1盗塁の成績を残した。
2009年はA級ヒッコリー・クロウダッズで135試合に出場し、打率.234、5本塁打、55打点、12盗塁の成績を残した。
2010年はA級ヒッコリーで115試合に出場し、打率.223、13本塁打、48打点、7盗塁の成績を残した。
2011年に右腕の強さを買われ、投手へ転向[1]。A-級スポケーンで23試合に登板し、1勝2敗9セーブ、防御率3.12、35奪三振の成績を残した。9月にA+級マートルビーチ・ペリカンズへ昇格し、1試合に登板した。オフの11月18日にレンジャーズとメジャー契約を結び[2]、40人枠入りを果たした。
2012年はA+級マートルビーチで17試合に登板し、0勝3敗、防御率6.64、14奪三振の成績を残した。8月22日にトミー・ジョン手術を行った。
2013年は前年の手術の影響で大半をリハビリに費やし、8月にルーキー級アリゾナリーグで復帰した。
2014年はAA級フリスコ・ラフライダーズで開幕を迎え、8試合に登板。2勝0敗3セーブ、防御率0.68、10奪三振と好投し、5月にAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ昇格。AAA級ラウンドロックでは19試合に登板した。7月10日にメジャーへ昇格し[3]、同日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦でメジャーデビュー。10点ビハインドの6回表から登板し、2回を無安打無失点1奪三振に抑えた[4]。この年は3試合に登板し、防御率6.75、3奪三振の成績を残した。
プルージェイズ傘下時代
[編集]2015年1月14日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍した[6]。開幕は傘下のAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツで迎えた。5月2日にDFAとなった[7]。
ドジャース時代
[編集]2015年5月4日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、同日中に傘下のAA級タルサ・ドリラーズへ異動した[8]。メジャーでは6月に2試合登板し、7月11日にDFAとなった[9]。15日にマイナー契約でAAA級オクラホマシティ・ドジャースに異動した[10]。この年はプレーしたマイナー4球団合計で34試合に登板して2勝2敗1セーブ、防御率3.54、55奪三振の成績を残した。
2016年はAAA級オクラホマシティでプレーし、39試合に登板して3勝0敗6セーブ、防御率2.33、38奪三振の成績を残した。9月1日に自由契約となった[10]。
オリックス時代
[編集]2016年12月13日にオリックス・バファローズへの入団が発表された[11]。背番号は29。
2017年は一軍での登板はわずか2試合の登板に終わった。オフの12月2日に自由契約となった[12]。
オリックス退団後
[編集]2018年1月24日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだが[13]、開幕前にFAとなる。5月17日に独立リーグであるアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約。この年は17試合に登板して、0勝0敗、防御率0.54の成績を残した。
2019年もシュガーランド・スキーターズと再契約。50試合に登板して2勝3敗4セーブ、防御率3.00の成績を残した。シーズン終了後に退団した。
2019年12月2日にメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンと契約したが[14]、新型コロナウイルスの感染拡大によりメキシカンリーグの2020年シーズンが開催中止となったため、公式戦に出場することはなかった。タバスコ・キャトルメンとの契約は残したまま、7月に古巣のシュガーランド・スキーターズ[15]と契約してプレーした。
2021年4月21日にタバスコ・キャトルメンを自由契約となった[10]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2014 | TEX | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 18 | 4.0 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 3 | 6.75 | 1.75 |
2015 | LAD | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 11 | 3.0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
2017 | オリックス | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 10 | 2.0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4.50 | 2.00 |
MLB:2年 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 29 | 7.0 | 8 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 3 | 3 | 3.86 | 1.43 | |
NPB:1年 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 10 | 2.0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4.50 | 2.00 |
- 2017年度シーズン終了時
記録
[編集]- NPB投手記録
- 初登板:2017年5月3日、対東北楽天ゴールデンイーグルス5回戦(Koboパーク宮城)、8回裏に2番手として救援登板・完了、1回無失点
背番号
[編集]- 63(2014年)
- 76(2015年)
- 29(2017年)
脚注
[編集]- ^ T.R. Sullivan (2011年11月18日). “Texas adds Perez, five more to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2016年12月22日閲覧。
- ^ "Rangers purchase contracts of six players for 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 18 November 2011. 2016年12月22日閲覧。
- ^ "Rangers recall RHP Matt West from Triple-A Round Rock, option RHP Phil Irwin to Round Rock" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 10 July 2014. 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Scores for Jul 10, 2014” (英語). ESPN MLB (2014年7月10日). 2014年7月12日閲覧。
- ^ "Rangers sign free agent infielder Adam Rosales to one-year contract" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 5 January 2015. 2015年1月6日閲覧。
- ^ "Blue Jays roster moves" (Press release) (英語). MLB.com (Toronto Blue Jays). 14 January 2015. 2015年1月15日閲覧。
- ^ David Singh (2015年5月2日). “Blue Jays send Pompey, Albers to triple-A Buffalo” (英語). Sportsnet. 2015年5月4日閲覧。
- ^ Steve Adams (2015年5月4日). “Dodgers Acquire Matt West From Blue Jays” (英語). MLB Trade Rumors. 2015年5月5日閲覧。
- ^ Eric Stephen (2015年7月11日). “Dodgers option Josh Ravin, DFA Matt West to make room for Brandon Beachy”. SB Nation. 2015年7月14日閲覧。
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2022年4月1日閲覧。
- ^ “新外国人選手獲得のお知らせ”. オリックス・バファローズ・オフィシャルウェブサイト (2016年12月13日). 2016年12月16日閲覧。
- ^ “自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ Jason Beck (2018年1月24日). “Tigers sign Amarista, 3 pitchers on Minors deals” (英語). MLB.com. 2018年1月27日閲覧。
- ^ “Olmecas anuncia la contratación de relevista Matt West”. Olmecas de Tabasco (2019年12月2日). 2022年4月1日閲覧。
- ^ この年はアトランティックリーグが開催中止となったため、一時的に結成されたコンステレーション・エナジー・リーグで活動。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Matt West stats MiLB.com
- 個人年度別成績 M.ウエスト - NPB.jp 日本野球機構