ペルディータ (衛星)

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ペルディータ
Perdita
S/1986 U 10 がペルディータ
S/1986 U 10 がペルディータ
仮符号・別名 S/1986 U 10UranusXXV
発見
発見日 1999年5月18日
発見者 Erich Karkoschka
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 76,416 km
離心率 (e) 0.003
公転周期 (P) 0.638 日
軌道傾斜角 (i) 0.07° (天王星赤道に対して)
天王星の衛星
物理的性質
直径 ~26 km
表面積 ~2,200 km2
体積 ~98,000 km3
質量 ~1.3×1016 kg
平均密度 ~1.3 g/cm3
表面重力 ~0.0047 m/s2
脱出速度 ~0.011 km/s
自転周期 0.638 日(同期回転)
アルベド(反射能) 0.07
赤道傾斜角 0
表面温度
最低 平均 最高
~64K
Template (ノート 解説) ■Project

ペルディータ (Perdita) は、天王星の内衛星軌道ベリンダパックの間にある。仮符号はS/1986 U 10、別名UranusXXV。名前はウィリアム・シェイクスピアの戯曲『冬物語』のレオンテスとハーマイオニーの娘にちなんで名づけられた。

発見[編集]

ペルディータの発見は若干複雑である。ペルディータの最初の画像は1986年ボイジャー2号天王星接近の際に撮影されている。この衛星はそれから10年以上も取り上げられることはなかった。1999年、エリック・Karkoschkaがこのことに気付き、報告した。しかしながらこの際ペルディータの実在を確認する画像が撮影できなかったために2001年に「新発見」は却下されていた。しかし、その後2003年ハッブル宇宙望遠鏡によって画像が取られ、ペルディータの存在が確認され、最終的に確認された。

軌道[編集]

ハッブル宇宙望遠鏡での観測により、ペルディータは天王星の周りでケプラーの法則でないとわかった。43:44の対比でベリンダとの軌道共鳴を、また8:7の対比でロザリンドとの軌道共鳴を持っている。