ウンブリエル

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ウンブリエル
Umbriel
Umbriel (moon).jpg
仮符号・別名 Uranus II
発見
発見年 1851年
発見者 ウィリアム・ラッセル
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 266,000 km
近天点距離 (q) 265,000 km
遠天点距離 (Q) 267,000 km
離心率 (e) 0.0039
公転周期 (P) 4.144 日
平均軌道速度 4.668 km/s
最小4.650 km/s
最大 4.686 km/s
軌道傾斜角 (i) 0.205° (天王星赤道から)
天王星の衛星
物理的性質
赤道面での直径 1,169.4 km
表面積 4,300,000 km2
体積 837,300,000km3
質量 1.17×1021 kg
平均密度 1.4 g/cm3
表面重力 0.23 m/s2
脱出速度 0.5 km/s
自転周期 4.14 日(同期)
アルベド(反射能) 0.21
赤道傾斜角 0
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ウンブリエル (Uranus II Umbriel) は、天王星の第2衛星で、天王星の5大衛星の1つである。内側から13番目に回っており、3番目に大きい。

天王星の全ての衛星は、ウィリアム・シェイクスピアもしくはアレクサンダー・ポープの作品にちなんで名づけられる。ウンブリエルはポープの『髪盗人』の登場する悪霊ウンブリエルにちなんで付けられた[1]

性質[編集]

写真はボイジャー2号の撮影した、南半球のものだけである。

表面は天王星の大型衛星の中で最も暗い。同じような大きさのアリエルの約半分のアルベドである。因みに、アリエルとウンブリエルのどちらが大きいのかは、はっきりしていない。構成物質の大部分は水の氷、その他に珪酸質の岩、メタンの氷である。

ウンブリエルの目立つ特徴は、赤道付近にある明るい環状の構造物である。Wundaと名付けられている。クレーターの類のようであるが、形があまりに精密なため、結局のところ謎とされている。

後期重爆撃期に表面に大量のクレーターを形成した。この時アリエルとチタニアも多くのクレーターを作ったが、ウンブリエルが最も多くクレーターを作ったとされる。クレーターは、形成以来ほとんど変化していないと推測されている。

参考文献[編集]

「太陽系はここまでわかった」リチャード・コーフィールド著、水谷淳訳、文芸春秋、2008年

出典[編集]