フジテレビ系列平日午前のワイドショー枠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

フジテレビ系列平日午前のワイドショー枠(フジテレビけいれつへいじつごぜんのワイドショーわく)とは、フジテレビをはじめとするFNS系列で、平日月曜日 - 金曜日)の午前に放送されているワイドショーのこと。

歴史[編集]

  • 1965年に『奥さまスタジオ 小川宏ショー』が開始。トーク企画などを中心にリニューアルすると徐々に安定した視聴率を獲得するようになった。ところが、1980年代に入ると再び視聴率が低迷、1980年に『フレッシュワイド 小川宏ショー』として情報番組にリニューアルするも2年で終了となった。
  • 代わって1982年に『おはよう!ナイスデイ』を開始すると再び視聴率が回復。ところが、1996年になると次第に視聴率が伸び悩み、1998年に『ナイスデイ』としてリニューアルを図るも回復せず終了した。
  • FNS系列全局ネット化は、1983年新潟総合テレビFNN・FNSフルネット局化に伴う『おはよう!ナイスデイ』開始で、他系列よりも先んじて達成している。
  • 1999年に『とくダネ!』が開始となる。この直前(『ナイスデイ』終了)でもって、FNS非加盟局での本枠のネットは終了した。

主な番組[編集]

歴代ネット局[編集]

系列は現在の系列。現在はFNN・FNS全28局(太字の局)でネットしている。

放送対象地域 放送局 系列 備考
関東広域圏 フジテレビ フジテレビ系列 基幹・制作局
北海道 札幌テレビ 日本テレビ系列 『小川宏ショー』初回から1972年3月まで
1972年3月まではフジテレビ系列とのクロスネット局
北海道文化放送 フジテレビ系列 1972年4月開局から
岩手県 IBC岩手放送 TBS系列 1969年12月1日から
1980年3月31日打ち切り
岩手めんこいテレビ フジテレビ系列 1991年4月開局から
宮城県 仙台放送 『小川宏ショー』初回から
秋田県 秋田テレビ 1969年10月開局から
山形県 山形テレビ テレビ朝日系列 1970年4月開局から
1993年3月31日打ち切り
1993年3月まではフジテレビ系列局
さくらんぼテレビ フジテレビ系列 1997年4月開局から
福島県 福島テレビ 1983年4月のFNN・FNSへのネットチェンジから
新潟県 新潟総合テレビ 1968年12月開局から
1981年3月31日打ち切り
FNN・FNSフルネット局になった1983年10月3日からネット再開
長野県 長野放送 1969年4月開局から
静岡県 テレビ静岡 1968年11月開局から
富山県 富山テレビ 1969年4月開局から
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ 1969年10月開局から
中京広域圏 東海テレビ 『小川宏ショー』初回から
近畿広域圏 関西テレビ
島根県
島根県・鳥取県
山陰中央テレビ 旧:テレビしまね。1970年4月開局から
鳥取県では1972年9月22日から放送
岡山県
岡山県・香川県
岡山放送 旧:テレビ岡山。1969年4月開局から
香川県では1979年4月2日から放送
広島県 広島テレビ 日本テレビ系列 1966年4月1日から1975年9月30日まで
1975年9月まではフジテレビ系列とのクロスネット局
テレビ新広島 フジテレビ系列 1975年10月開局から
山口県 テレビ山口 TBS系列 1970年4月開局から
1999年3月31日打ち切り[1]
1987年9月まではフジテレビ系列とのクロスネット局
徳島県 四国放送 日本テレビ系列 1965年10月11日から
1966年7月2日打ち切り[2]
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列 旧:愛媛放送。1969年12月開局から
高知県 高知さんさんテレビ 1997年4月開局から
福岡県 テレビ西日本 『小川宏ショー』初回から
佐賀県 サガテレビ 1969年4月開局から
長崎県 テレビ長崎
熊本県 テレビ熊本
大分県 テレビ大分 日本テレビ系列
フジテレビ系列
1970年4月開局から
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
鹿児島県 鹿児島テレビ フジテレビ系列 1969年4月開局から
沖縄県 沖縄テレビ 1970年10月から

備考[編集]

系列局における放送[編集]

フジテレビ系列局で未ネットだったケース[編集]

  • フジテレビ系列局でもクロスネット局では本枠の番組が未ネットだったケースがあった。
福島県の事例[編集]
新潟総合テレビの事例[編集]
  • 新潟総合テレビでは、1968年開局時(開局時は日本テレビ系列・テレビ朝日系列とのトリプルネット局)から『小川宏ショー』をネットしていたが、1981年4月のテレビ新潟(日本テレビ系列)開局に伴う番組改編に伴い、新潟放送(TBS系列)からテレビ朝日『モーニングショー』の放映権移行を受けたために『小川宏ショー』が途中打ち切りとなった(『ハイ!土曜日です』〈関西テレビ〉も同時に打ち切られたが、『3時のあなた』はネット継続)。新潟総合テレビは1983年10月に新潟テレビ21(テレビ朝日系列)開局に伴う『おはよう!ナイスデイ』ネット開始で、本放送枠のネットが2年半ぶりに復活したと同時に、FNS全局ネット化を達成した。
広島テレビの事例[編集]
  • 広島テレビ(現在は日本テレビ系列)は、開局からテレビ新広島開局までは日本テレビ系列・フジテレビ系列のクロスネット局だったが、枠立ち上げ当時は放送開始が10時であったため、当時朝ワイドショーがまだ立ち上がっていなかった日本テレビ系列の番組はもちろん、この枠もネットせず、10時まで放送休止の状態が続いた。枠立ち上げ翌年の1966年4月1日に放送開始時間を繰り上げたため当枠のネットを開始した[3]以後テレビ新広島開局までこの枠をネットした。

山陰中央テレビの鳥取県への電波相互乗り入れ後の状況[編集]

  • 山陰中央テレビは1972年9月の電波相互乗り入れで鳥取県にもエリアを拡大したが、乗り入れ開始当初の競合2局(日本海テレビ山陰放送)の裏番組がいずれもNETテレビ→テレビ朝日の『モーニングショー』だった。
    • 山陰中央テレビ(開局当時の局名はテレビしまね)は1970年4月に島根県域局として開局した。1972年9月22日の鳥取・島根の電波相互乗り入れで鳥取県にもエリアを拡大したのに伴い鳥取県でも『小川宏ショー』の放送を開始した。しかし、鳥取県域局として開局した日本海テレビ(日本テレビ系列・テレビ朝日系列→日本テレビ系列)と島根県域局として開局した山陰放送(TBS系列)では、2局ともNETテレビ→テレビ朝日の『モーニングショー』を放送しており、山陰中央テレビにおける『小川宏ショー』→『おはよう!ナイスデイ』の裏番組が2局とも『モーニングショー』という状態が17年に渡って続いていた。しかし、1989年4月に鳥取県の地元紙が『モーニングショー』の日本海テレビ・山陰放送における2局同時放送を問題として取り上げたことから、日本海テレビは同年10月にANN脱退並びにNNSマストバイ局化に踏み切り、『モーニングショー』打ち切り並びに『朝の連続ドラマ』と『ルックルックこんにちは』の読売テレビとの同時ネットへの変更でこの状態は解消された。
    • 現在島根県・鳥取県に所在する民放3局における平日8時台・9時台は、2009年3月に山陰放送がテレビ朝日『スーパーモーニング』の打ち切り並びにTBS『はなまるマーケット』のネットを開始したことで、3局共キー局同時ネットになっている。

山形県における放送[編集]

  • 山形県では山形テレビ(現在はテレビ朝日系列)のネットチェンジの影響で、1993年4月から1997年3月まで『おはよう!ナイスデイ』が視聴できなくなっていた。
    • 山形テレビは1970年4月にフジテレビ系列局として開局して以来『小川宏ショー』→『おはよう!ナイスデイ』(以下『ナイスデイ』)をネットしていた[4]。しかし、1993年4月1日にフジテレビ系列からテレビ朝日系列にネットチェンジしたため、同年3月31日を以って『ナイスデイ』のネットが打ち切られた。テレビ朝日系列へのネットチェンジには大部分の山形県民が猛反発していたこともあり、山形テレビやフジテレビにもこの件に関する苦情が寄せられた。その結果、『ナイスデイ』を視聴していた視聴者は『モーニングショー』→『スーパーモーニング』よりも、山形放送(日本テレビ系列)において同時ネットを開始した『ルックルックこんにちは』や、テレビユー山形(TBS系列)の『モーニングEye』に視聴者が流れる結果となった。さらには隣接局(秋田テレビ仙台放送福島テレビ新潟総合テレビ)が受信可能な地域では、アンテナを隣接県に向けた上で『ナイスデイ』を隣接局で視聴する視聴者もいた。また、山形テレビの当該週のラテ欄には『ナイスデイ』(終)と記載された2日後に『モーニングショー』(終)と記載される事態となった。[5]なお、山形県における『ナイスデイ』の放送は、1997年4月のさくらんぼテレビ開局に伴い、4年ぶりに放送を再開している。
    • 山形テレビでは現在は『モーニングショー』をネットしている。

他系列局における放送[編集]

  • 本放送枠は、フジテレビ系列局以外でも四国放送(日本テレビ系列)・岩手放送テレビ山口(いずれもTBS系列)でもネットされていた。
    • 四国放送(日本テレビ系列)では、当時他の民放1局地域のほとんどがこの時間帯の番組としてNETテレビの『モーニングショー』のネットを選択する中、『小川宏ショー』のネットを選択、1965年10月11日よりネットを開始。当時の1局地域唯一かつ他系列局唯一のネット局(ネット当時)としてこの枠を受けていたが、わずか9か月で打ち切り、『モーニングショー』にネットを切り替えた。なお四国放送はのちに1970年より『3時のあなた』の同時ネットを開始している。
    • 岩手放送(現:IBC岩手放送、TBS系列)では、1969年12月から、これまで放送していたNETテレビの『モーニングショー』をテレビ岩手(日本テレビ系列・テレビ朝日系列→日本テレビ系列)に移行して、『小川宏ショー』のネットを開始。岩手放送ではすでに『ハイ!土曜日です』をネットしていたことや、『3時のあなた』も同時にネット開始したことで、岩手放送の月 - 土曜のワイドショーはフジテレビ系列に統一されたが、1980年4月の『小川宏ショー』の8:30開始並びに、テレビ岩手のANN脱退並びにNNSマストバイ局化に伴う番組改編に伴い打ち切り(『ハイ!土曜日です』〈関西テレビ〉も同時に打ち切られたが、『3時のあなた』はネット継続)。ちなみに岩手県におけるフジ系平日朝のワイドショーの放送は、1991年4月の岩手めんこいテレビ開局に伴う『おはよう!ナイスデイ』のネット開始に伴い、11年ぶりに放送を再開している。
    • テレビ山口(TBS系列・フジテレビ系列→TBS系列)では、1970年4月の開局から本放送枠のネットを開始し、1987年10月のFNS離脱後も『おはよう!ナイスデイ』の終了までネットした(『ナイスデイ』終了翌日に開始した『2時のホント[6]はネット継続[7])。ちなみにテレビ山口の月 - 土曜日の全時間帯におけるワイドショーの編成は1979年4月から1989年3月までは、1969年12月 - 1980年3月のIBC岩手放送と同じく全てフジテレビ系列の編成だった。
      • テレビ山口での本枠ネット終了に伴い、FNS非加盟局での本枠のネットは終了した。
    • IBC岩手放送・テレビ山口の本枠ネット打ち切りにより、岩手県・山口県に所在する民放局(IBC岩手放送・テレビ山口〈TBS系列〉、テレビ岩手・山口放送〈日本テレビ系列〉、山口朝日放送〈テレビ朝日系列〉)の平日8時台・9時台はキー局同時ネットとなった。四国放送は日本テレビの現在は『スッキリ』を、IBC岩手放送・テレビ山口の2局は、現在はTBSの『ビビット』をネットしている。

本枠を放映権移行を伴わずに打ち切った局で切り替えた番組[編集]

  • フジテレビ系新局への放映権移行を伴わずに、本枠のネットが途中打ち切りや一時打ち切りとなったIBC岩手放送・山形テレビ・新潟総合テレビ・テレビ山口・四国放送の5局における切り替えた番組は次の通り(太字は後に放送を再開した地域)。
放送対象地域 放送局 後番組 後番組の開始時期 備考
岩手県 IBC岩手放送 モーニングジャンボ奥さま8時半です
TBS
1980年4月1日
山形県 山形テレビ モーニングショー
テレビ朝日
遅れネット番組枠など
1993年4月1日 テレビ朝日系列へのネットチェンジに伴い山形放送から放映権移行
9時台後半は遅れネット枠へ変更
新潟県 新潟総合テレビ 1981年4月1日 新潟放送から放映権移行の上変更
9時台後半は遅れネット枠へ変更
『モーニングショー』は1983年9月30日まで放送し、
新潟テレビ21へ放映権再移行の上、
FNN・FNSフルネット化で『ナイスデイ』で本枠のネット再開
徳島県 四国放送 1966年7月4日 9時台後半 - 10時台前半は自主編成枠(【ライオン奥様劇場』の遅れネットなど)に切り替え
切り替え以後当該枠は2011年3月31日まで『モーニングショー』→『スーパーモーニング』を放送し、
2011年4月1日に『スッキリ』へ再度切り替え
山口県 テレビ山口 はなまるマーケット
(TBS)
1999年4月1日 『ナイスデイ』終了と同時に本枠のネット終了

フジテレビ系列局がない地域における取材やニュース素材の提供に関して[編集]

  • フジテレビ系列局がない地域からの取材やニュース素材の提供に関しては、青森山梨の2県はフジテレビの支局(青森支局甲府支局)が、徳島県は関西テレビが、山口県はテレビ新広島・テレビ西日本・山陰中央テレビがそれぞれ直接取材を行っている。

その他[編集]

  • 本放送枠は開始以来、時差ネットは一貫して行っていない他、飛び乗り実施局も一時期の『おはよう!ナイスデイ』におけるテレビ山口・テレビ大分と、2004年9月までの『とくダネ!』におけるテレビ大分のみとなっている。

脚注[編集]

  1. ^ これに伴い、FNS非加盟局での本枠のネットは終了した。
  2. ^ 当時『小川宏ショー』は土曜日まで放送だっため、打ち切り日は土曜日に当たる。出典:徳島新聞、1965年10月11日、7ページ、テレビ欄。および、徳島新聞、1966年7月4日、7ページ、テレビ欄。
  3. ^ 出典:産経新聞、1965年9月1日 - 9月7日、1966年4月1日の岡山・広島地区版番組表
  4. ^ この間、テレビ朝日系列とのクロスネットとなっていた時期があったが、この枠の編成には変化はなかった。
  5. ^ 越境視聴は『おはよう!ナイスデイ』に限らず、殆どのフジテレビ系番組も同様だった。また、山形テレビの当該週のラテ欄に関しても『笑っていいとも!』→『人間探検!もっと知りたい!!』も同様に『笑っていいとも!』(終)→『もっと知りたい!!』(終)と記載される事態となった。
  6. ^ 1999年4月1日に開始し、2000年3月31日に終了した。
  7. ^ こちらは、『2時のホント』終了でもってテレビ山口四国放送この枠のネットを終了したため、それに伴いFNS非加盟局での該当枠のネットは終了した。

関連項目[編集]