バイオゾイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

バイオゾイドとは、アニメ『ゾイドジェネシス』およびライトノベル『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場する架空の兵器である。

解説[編集]

特殊な流体金属、ヘルアーマーでフレームを包んでいる恐竜型ゾイド群。その装甲はビームを反射し、実弾を跳ね返す特性を有しており、通常型ゾイドでの対抗を困難にしている[1]。ただし、メタルZi製の武器では貫通・破壊されてしまう[2]。機体には天空人の技術が導入されている[3][4][5]

『ゾイドジェネシス』におけるバイオゾイド[編集]

ディガルド武国が占有する主力ゾイドとして登場し、ジェネレーターからレッゲルを奪うべく世界各地の町や藩へと侵攻した。操縦形式も他の通常ゾイドと異なり、操縦者は機体とチューブで繋がれた土偶のようなスーツを着て操作を行うが、具体的な制御方法や原理などは良く分かっていない。なお、本作劇中では「バイオゾイドと人間の操縦可能適合率は極めて低い」とされ、大量配備は不可能と言われていた。が、後のディガルド軍はとある方法により短期間での大量配備に成功している(バイオラプターの項参照)。また、特殊な石版に手を当て、その際の石版の光り具合で適合率を測定可能で、占領地の住民は全員調査済みとなっている。ザイリン(バイオメガラプトルの操縦者)も元々は占領地の住民である。

本作では、ヘルアーマー(劇中ではバイオ装甲と呼称)はキット解説ほど頑丈ではなく、リーオ(メタルZi)の弾丸なら射撃でも破壊可能[注 1]。ただし貴重なリーオを使い捨ての弾丸に使用できたのは物語終盤でソラノヒトがディガルド討伐軍の味方となって供給してからである(唯一の例外がソラノヒトのエージェントが乗るバンブリアン)。また、落石やデッドリーコングのパンチ等の大質量攻撃で機体内部に直接ダメージを与えて破壊する事もある。他にも、装甲の無い口腔内を攻撃したり、高温で熱して内部を溶かす、といった対抗策も見られた。

バイオゾイドは攻撃を浴びて倒された時は、機体表面のヘルアーマーが煮立つようにして蒸発して無くなり、内部フレームが黄白色に変色し、文字通り骨のようにバラバラに崩れ去っていく、という映像で表現された。

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』におけるバイオゾイド[編集]

古代より復活した謎の異形ゾイドとして登場。マザーバイオにより無尽蔵に出現し、人間や他のゾイド達を襲う。僅かながら知能や独自の意思を持っており、パイロットを必要としないため、兵器と言うよりはむしろファンタジーに出てくる魔物に近い存在となっている。『ゾイドジェネシス』と同様ヘルアーマーはキット解説ほど頑丈ではないが、通常兵器ではどんなに傷付いても戦闘を続行するため、作中では「不死身のゾイド」と呼ばれた。

商品仕様[編集]

キットは、組立済のプラ製各関節可動フレームに、軟質素材製の外装をランナーから切り離して組み付ける形式になっている。ただしバイオラプター及びバイオラプターグイは無動力のプラキットで、この2体を除くシリーズ製品にはボタン電池で作動する電飾及びサウンドギミックを備える。

バイオメガラプトル[編集]

バイオメガラプトル
BIO MEGARAPTOR
番号 BZ-001
分類 メガラプトル型
全長 25.8m
全高 10.8m
重量 75t
最高速度 330km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘルファイアー
ヒートキラーバイト
テイルカッター
ヒートスパイク×2
ヒートハッキングクロー×2
バーニングジェット×2

メガラプトル型のバイオゾイド。接近戦を得意とし、爪部のヒートクローによって敵機の装甲ごと内部機関を貫通する事ができる。また、口腔内にはゲル状のナパームを発射するヘルファイアーを持つ[1]

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
胸部に有する[1]
ヘルアーマー
全身を覆う装甲。
ヘルファイアー
口腔内に装備する。
ヒートキラーバイト
バイオメガラプトルの口部。牙が鋭く、敵機を噛砕する[要出典]
テイルカッター
バイオメガラプトルの尾部。
ヒートスパイク
両足の爪部。
ヒートハッキングクロ-
両手の爪部。
バーニングジェット
背部両側面に装備する。

劇中での活躍[編集]

ザイリンが乗り第二話で登場。エレファンダー部隊を一瞬で全滅させる。ミロード村ではルージムラサメライガーと戦い、片腕を切られ、さらにはジェネレーターを破壊してしまう。その後はガラガのデッドリーコングを軽くいなし、投げ飛ばしたりしたが、霧の河の戦いでハヤテライガーの攻撃により、遂に撃破。ザイリンはバイオヴォルケーノへ乗り換えることとなった。

その後、量産も行われ、こちらの仕様は試作機と異なって、装甲がグレー、フレームが黒、爪・キャップが紫、目とコアが緑になっている。量産機は中盤以降、バイオラプターを率いてディガルド軍の主戦力となり、ディガルド軍人とナンバーがそれぞれ乗り込んで討伐軍を苦しめたが、終盤には幾つかの機体とそれを操縦する部隊長達が、ザイリンがジーンに離反した事を契機に討伐軍に付いて戦った。


『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』には、バイオドロマエオサウルスという機体が登場するが、姿はバイオメガラプトルそのものである。

バイオヴォルケーノ[編集]

バイオヴォルケーノ
BIO VOLCANO
番号 BZ-008
分類 メガラプトル型
全長 33.8m
全高 14.8m
重量 92t
最高速度 380km/h
武装 バイオゾイドコア
クリムゾンヘルアーマー
バイオ粒子砲
ブレイズキラーバイト
ブレイズハッキングクロー×2
ブレイズスパイク×2
ティルアックス
バーニングジェット×6

バイオメガラプトルをベースに開発されたバイオゾイドで、全身を真紅のクリムゾンヘルアーマーで覆い、背中や腕、頭部、尾、そして脚部など至る所から突きだしたクリスタルスパインはメタルZiの武器による攻撃をも跳ね返す強度を持つ。クリスタルスパインはブレードのように攻撃に使用することもでき、並のゾイドなら触れるだけで切り裂ける威力を持つ。胸部にはバイオティラノに匹敵する破壊力を持つバイオ粒子砲を装備。また6基に増加したバーニングジェットで機動力が大幅に上昇している[6]

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
クリムゾンヘルアーマー
バイオヴォルケーノ専用のアーマー。
バイオ粒子砲
ブレイズキラーバイト
バイオヴォルケーノの口部。牙が鋭く、敵機を噛砕する[要出典]
ブレイズハッキングクロ-
両手の爪。
ブレイズスパイク
両足の爪。
テイルアックス
バイオヴォルケーノの尾部。

劇中での活躍[編集]

霧の河でのルージとの戦いでメガラプトルを失ったザイリンに新しく与えられた最新のバイオゾイド。第28話にてムラサメライガーを圧倒し、レ・ミィランスタッグをも撃退する。32話では再びムラサメライガーを追いつめるが、バンブリアンの自爆攻撃により一時的に行動不能になる。また、モルガ部隊をヘルファイア(アニメオリジナル装備)の一撃で葬るという圧倒的な攻撃力を見せつけている。反面、搭乗者のザイリンが苦痛を感じる描写があるが、ヴォルケーノに搭載された生命エネルギー変換装置の為であることが判明している。

その力はルージのムゲンライガー相手にも優位に立つほどだったが、敵ゾイドに敵対の意志がある事が分かると操縦者のコントロールを離れて自動でバイオ粒子砲の発射準備をするようにプログラミングされており、その反動でザイリンは倒れてしまう。また、44話にてバイオ粒子砲を発射しようとするものの、ザイリンがどうにか止め、その隙にムラサメライガーでバイオゾイドコアを串刺しにされ倒れたが、46話にてソラノヒトにより修復された。その際生命エネルギー変換装置や自動操縦システムが取り外され、バイオ粒子砲の任意発射も可能となった。

47話でジーンの正体を知ったザイリンは怒りに燃えて機械兵工場を破壊して裏切り、ジーンのバイオティラノに挑むが、その圧倒的な力の前に返り討ちに遭い、一時後退する。最終決戦では討伐軍に参加、バイオティラノのバイオ粒子砲「神の雷」をヴォルケーノのバイオ粒子砲で破壊し、最後はバイオティラノの動きをデッドリーコングと共に止め、ゾイドコアを守る胸殻を2機の連続攻撃で粉砕して、ムゲンライガーの最後の攻撃へと繋ぐ役目を果たした。

バイオティラノ[編集]

バイオティラノ
BIO TYRANNO
番号 BZ-002
分類 ティラノサウルス
全長 29.4m
全高 12.9m
重量 160t
最高速度 230km/h
武装 バイオゾイドコア
ダークネスヘルアーマー
ヘルファイアー
バイオ粒子砲(神の雷)
サンダーキラーバイト
テイルジャベリン
サンダーハッキングクロー×2
サンダースパイク×2
リブ・デスサイズ×2

バイオゾイドの頂点に君臨するティラノサウルス型バイオゾイド。中型ゾイドを踏み砕く後脚を持ち、尾によって敵機を薙ぎ払う事も可能。腹部脇腹部には格納式のリブ・デスサイズを持ち、接近した敵機を捕獲・破壊可能。口腔内にはバイオ粒子砲を持ち、直撃を受けたものを分子レベルまで破壊する[7]

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
ダークネスヘルアーマー
バイオティラノ専用のアーマー。
ヘルファイアー
口腔内に装備する。
バイオ粒子砲
サンダーキラーバイト
バイオティラノの口部。牙が鋭く、敵機を噛砕する。
テイルジャベリン
バイオティラノの尾部。
サンダーハッキングクロ-
両手の爪。
サンダースパイク
両足の爪。
リブ・デスサイズ
両脇腹に装備する。

劇中での活躍[編集]

ディガルド軍総司令官、ジーン大将専用のバイオゾイドにして、本編の最終ボスとしてキット発売より大幅に遅れて第35話で登場する。従来のアニメ作品での例に倣い設定よりも巨大に描かれている。バイオヴォルケーノに搭載されていた生命エネルギー変換装置の改良型を搭載する事により、完全に完成する。ムラサメブレードをいとも容易く弾き、パワーでデッドリーコングを圧倒し、素早いソウルタイガーを軽く捉えるという脅威の戦闘力を見せつけた。また、演習ではバイオラプターの大群をアニメオリジナル装備のヘルファイアの一撃で容易く蹴散らした。

第47話では超高機動を誇るヴォルケーノを軽々と捉えるという恐るべき運動性能を見せ、そしてディグと多数のバイオラプター達を率いて各地を蹂躙。その侵攻ルート途中で街やディガルドの基地があっても容赦なく「神なる者の怒り」と称して神の雷で消し飛ばした。最終決戦では手始めにエンジンを切って隠れていた討伐軍のゾイド達を簡単に探り当て、神の雷で討伐軍に付いた第16師団のバイオメガラプトル達を吹き飛ばした。

続いてソウタのランスタッグとフェルミバイオプテラを粉砕。ハヤテライガーとソウルタイガーの高速連携攻撃もまるで寄せ付けず、ヴォルケーノの尽力で神の雷を使用不能にされた後も圧倒的なパワーとスピードをもってソウルタイガーのゾイド核を破壊、続けて暴走状態のデッドリーコングもシザーアームを握りつぶして撃破し、再び挑んできたヴォルケーノさえも軽く退けてしまった。さらにはバンブリアン、ムゲンライガー、ミィのランスタッグをも葬る。

辛うじて生き残ったヴォルケーノ、デッドリーコングの逆襲で急所のゾイドコアを露出させられ、リブ・デスサイズで二体を捕縛するも、駆けつけたソードウルフによってそれも切断されて全武装を失い、最後は驚異的な再生能力を発揮し、復活したムゲンライガーの太刀に真っ二つに切り裂かれた直後に大爆発を起こし、遂にジーンの野望もろとも滅ぼされた。バイオティラノが破壊されるとラプターに内蔵されていた魂達もすべて解き放たれた。

ゲーム[編集]

ゾイドカードコロシアムおよびゾイドバトルコロシアムではゲームオリジナルとして、強化型の「ブラッディバイオティラノ」が登場した。ダークネスヘルアーマーはヴォルケーノ同様のクリムゾンヘルアーマーに改良され、軽量化された事により機動力もアップしたと設定されている。ちなみにクリスタルスパインは備えておらず追加装備も無いので赤いバイオティラノという印象を与える。

ゾイドインフィニティ』シリーズ(ゾイドインフィニティEX MEO)に登場する唯一のバイオゾイドでもある。

バイオトリケラ[編集]

バイオトリケラ
BIO TRICERA
番号 BZ-004
分類 トリケラトプス型
全長 22m
全高 7.5m
重量 80t
最高速度 130km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘルツインホーン
ノーズブレイクホーン
キラーバイト
デススパイク×4
テイルフォーク
フレアシールド

トリケラトプス型のバイオゾイド。攻防双方の能力を併せ持ち、2本のヘルツインホーンとノーズブレイクホーンによる突撃戦を得意とする。また、フレアシールドという電磁シールドを装備する[8]

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘルツインホーン
角部に有する[8]。アニメーション作中においては、2本のヘルツインホーンを伸縮式のワイヤーを通して撃ち出し、中距離の敵に対して攻撃する姿も見られた[9]
ノーズブレイクホーン
鼻の上に装備する。
キラーバイト
バイオトリケラの口部。
デススパイク
四肢の爪。
テイルフォーク
バイオトリケラの尾部。
フレアシールド
フリル部に有する[8]。側面の角部から電磁バリアを展開し、味方機を守る役目を持つ[8]

劇中での活躍[編集]

劇中ではキットと異なり、機体色は銀色であり、また大きさもソードウルフなどより大きくなっている。設定には無いが、拡散式のヘルファイアを使用。ゼ・ルフトの街を支配するゲオルグが乗り、幾度に渡ってラ・カンのソードウルフを苦しめた。ゼ・ルフトを攻めるレジスタンスのモルガを容赦なく抹殺し、街から逃避行するラ・カン一行に襲いかかり、ソードウルフを窮地に追い込み、ラ・カンを負傷させるものの、ソウルタイガーとランスタッグの援護によって一度退けられる。

続いてピクル村をバイオラプター隊を率いて焼き払おうとし、村を救う為引き返したルージのムラサメライガーを跳ね除け、傷が完治していないラ・カンとソードウルフを撃破寸前まで追いつめるが、その時ムラサメライガーが突如エヴォルトし、ハヤテライガーとなり一瞬で撃破される。

48話にて再びジーンに改造されたゲオルグの駆る機体が登場。機械兵工場のあるブラウ基地を襲撃し、バリアーによってリーオ製の弾丸も寄せ付けず、ハック達エレファンダー遊撃隊をはじめとした守備隊に全滅に近い打撃を与えただけに留まらず、捕虜となったディガルド軍人もろともブラウ基地を壊滅させた。その後、反ディガルドの演説放送を行っているガーシュ基地にもジーンの命令により「天罰」を与えるべく襲来、その際ソードウルフと交戦し、バイオクラッシャーを落とさせて再び窮地に追いやるものの、ラ・カンの捨て身の戦法でバリアー内部に回りこまれ、バンブリアンが援護で放ったリーオ製長槍を急所に突き立てられる。バイオティラノの神の雷に巻き込まれるも、それにすら耐えうるバリアーを張り続けていた事がソードウルフを救う結果となり、ゲオルグとともに撃破された。

47話にて増産された量産機が登場。こちらはキットの色合いに近いものとなっている。量産機も最終話に参戦し、レインボージャークを捕獲して攻撃するが、封印を解除したデッドリーコングによって一蹴される。

バイオケントロ[編集]

バイオケントロ
BIO KENTRO
番号 BZ-003
分類 ケントロサウルス型
全長 17.3m
全高 9.5m
重量 60t
最高速度 170km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ビーストスレイヤー×2
バックランス
ポイズンバイト
ヘルスパイク×4
テイルナイフ

ケントロサウルス型バイオゾイド。接近戦に特化しており、全身に刃のような武装を施している。自在に可動する2本の大剣「ビーストスレイヤー」は斬撃から刺突までを可能とし、背部にはヘルアーマーをより硬質に生成したバックランスを持つ。得意技として、高速で敵機を切り刻むソードダンスを持つ[10]

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ビーストスレイヤー
バイオケントロの両肩に装備する。
バックランス
バイオケントロの背部に装備する。
アニメ『ゾイドジェネシス』第33話等ではランスパーツを射出し、攻撃する姿も見られた。
ポイズンバイト
バイオケントロの口部。
ヘルスパイク
四肢の爪。
テイルナイフ
バイオケントロの尾部。

劇中での活躍[編集]

24話で初登場し、シャドーフォックスを撃破する。その後もラ・カンのソードウルフや、ルージのハヤテライガーを圧倒した。大破した敵を徹底的に切り刻むということからソードダンスとして恐れられたバイオケントロだったが、ムラサメライガーの大刀で前脚を斬られ撤退。その後、大群を率いてズーリを襲撃するものの、エヴォルトしたムゲンライガーによって逆に徹底的に切り刻まれて撃破された。

残された1本のビーストスレイヤーが、後にソウタの新たな乗騎となったランスタッグに装備された。

最終話に量産機とおぼしき機体が登場。ケーニッヒウルフを集団で串刺しにした他、寝返ったメガラプトルと刺し違えたり、デッドリーコングの全身にバックランスを浴びせた。カラーはソウタ機と変わりは無い。

バイオプテラ[編集]

バイオプテラ
BIO PTERA
番号 BZ-005
分類 プテラノドン
全長 25.2m
全高 7.2m
重量 26t
最高速度 マッハ3
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
トマホークウイング×2
バーニングジェット×2
ソニックビーク
レーダーラダー
キラーニードル×2
ヒートハッキングクロー×2
グラップフット×2

プテラノドン型バイオゾイド。ヘルアーマーは極限まで軽量化が施されており、主翼のトマホークウイングとともに機体の音速飛行に寄与する。また、この主翼で敵機を切り裂くことも可能。ブレード状の衝撃波を発し敵機を切断するソニックブレードいう攻撃も可能で、目掛けて急降下し、鷲掴みした状態で高空まで上昇・落下させ、敵を切り刻むヘブンズランデブーという必殺技を持つ[11][注 2]

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
ヘルアーマー
トマホークウィング
バイオプテラの主翼部。
バーニングジェット
バイオメガラプトルから引き継がれている。
ソニックビーク
バイオプテラの嘴部。
レーダーラダー
バイオプテラの鶏冠部。
キラーニードル
膝部に装備する。
ヒートハッキングクロ-
主翼に装備された爪。
グラップフット
バイオプテラの脚部。敵機を鷲掴みにする。

劇中での活躍[編集]

第20話ラストで初登場。バイオプテラはソラノヒトであるフェルミからジーンへ裏でこっそりと推力システムの設計図を提供したことで完成したバイオゾイドであり、飛翔する姿を見たザイリンもその誕生を驚いていた。

劇中では数少ない航空戦力となって幾度かコトナのレインボージャークと戦い、武装だけではなく最高速でも勝り優勢な戦いをしていたが、ジャークがウインドダンサーを装備したために速度では負けてしまい、アイアンロックでは取り逃がしてしまった。

作中中盤~後半にかけて偵察に飛びまわって討伐軍の動向を探る役割も兼ねており、ディガルド側に作戦を察知されないよう神経を尖らせていたルージ達にとって間接的とはいえ脅威となった。トラフではルージのムゲンライガーによって片翼を切断されて撤退している。

ソラシティへの攻撃の際にはバイオラプターグイの大軍の指揮機として攻撃に参加し、ソラシティの撃墜に成功している。また、バイオケントロを持ち上げて飛行する姿も見られ、バイオティラノの攻撃からバイオヴォルケーノを救っている。最終決戦ではバイオティラノの攻撃からソウタのランスタッグを救ったが、バイオティラノに投げつけられたランスタッグソウタ仕様のビーストスレイヤーが突き刺さって墜落、爆散してしまった。

バイオラプター[編集]

バイオラプター
BIO RAPTOR
番号 BZ-006
分類 ラプトル型
全長 11.5m
全高 7.2m
重量 23.5t
最高速度 210km/h
武装 ライトヘルアーマー
ヘルファイアー
ヒートキラーバイト
ヒートハッキングクロー×2
ヒートスパイク×2
テイルカッター
レーダーウイング×2

ディガルド武国の量産型バイオゾイド。バイオメガラプトルのDNAを解析して作られたため姿は酷似しており、人工的な部分が多い。全身を覆うライトヘルアーマーは通常のバイオゾイドのヘルアーマーよりも防御力は劣る。単体での戦闘力は高くなく、複数での運用を想定している。また、生産を重視したためにゾイドコアの調整が不十分であり、寿命が短い[12]

武装・装備[編集]

ライトヘルアーマー
ヘルファイアー
口腔内に装備する。
ヒートキラーバイト
バイオラプターの口部。バイオメガラプトルから引き継がれている。
ヒートハッキングクロ-
両手の爪。バイオメガラプトルから引き継がれている。
ヒートスパイク
両足の爪。バイオメガラプトルから引き継がれている。
テイルカッター
バイオラプターの尾部。バイオメガラプトルから引き継がれている。
レーダーウイング
背部両側面に装備する。

バイオラプター(隊長機)[編集]

バイオラプターのバリエーションの一つで、隊長クラスが搭乗する機体として黒色の区分がなされている[13]

バイオラプターグイ[編集]

バイオラプターグイ
BIO RAPTOR GUI
番号 BZ-007
分類 ミクロラプトル
全長 15.1m
全高 4m
重量 19t
最高速度 マッハ1.8
武装 ライトヘルアーマー
フリージングブレス
アイスキラーバイト
アイスハッキングクロー×2
フォースウイング×2
レーダーウイング×2
フラップテイル

飛行能力を持たせたバイオラプター。四肢に翼を持ち、諜報活動や略奪行為、複数機での一撃離脱戦法を得意とする。バイオラプターと同様に、コアの調整不足から寿命が短い[14]

武装・装備[編集]

ライトヘルアーマー
フリージングブレス
口腔内に装備する。
アイスキラーバイト
バイオラプターグイの口部。敵機を噛砕する。
アイスハッキングクロ-
主翼に装備された爪。
フォースウイング
レーダーウイング
フラップテイル
バイオラプターグイの尾部。

バイオライガー[編集]

バイオライガー
BIO LIGER
番号 不明
分類 ライオン
全長 24.3m
全高 不明
重量 102.0t
最高速度 300km/h
武装 ショルダークロー
ツインアームブレード
バイオレーザークロー

武装・装備[編集]

ショルダークロ-
両肩の突起。
ツインアームブレード
バイオライガー背部に装備される。可動アームを介して可動する。
バイオレーザークロ-
四肢の爪。

機体解説[編集]

ZOIDS SAGA DS〜Legend of Arcadia〜』に登場する機体。ムラサメライガーにバイオゾイドのデータを組み込み異常進化させたゾイドで、青い機体色と全身から突き出た金色の角が特徴。ムラサメライガーと比べて耐久力と近接戦闘能力は高いものの、スピードの面ではやや劣る。

ゲームではオーピスがムラサメライガーを解析して作ったバイオゾイドということになっており、四天王の一人、ゲイルが搭乗するが、アトレー達に敗北。機体は自爆した。

バイオゾイド・死神[編集]

バイオゾイド・死神
分類 キメラ型
全長 30.8m
全高 13.8m
重量 72t
最高速度 350km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘッドブレイクホーン
ヘルツインホーン
バックランス
ポイズンキラーバイト
テイルナイフ
ポイズンスパイク×2
ポイズンクロー

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘッドブレイクホーン
頭部の角。
ヘルツインホーン
バイオトリケラから引き継がれている。
バックランス
バイオケントロから引き継がれている。
ポイズンキラーバイト
口部。
テイルナイフ
尾部。バイオケントロから引き継がれている。
ポイズンスパイク
両足の爪。
ポイズンクロ-
両手の爪。

機体解説[編集]

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場したバイオゾイドの亜種。

マザーバイオにより生み出された強力なバイオゾイド。外観はラプトルタイプをベースに、バイオケントロ・バイオトリケラの身体的特徴を混ぜ込まれた、キメラ的な印象を受ける。従来のバイオゾイドに比べ、より攻撃性が強化されており、敵味方を問わない戦闘スタイルによく現れている。特徴的な長い爪には強力な毒が含まれており、感染したゾイドは例外なく死に至るという。ライガーブルーに致命傷を与え、その額に深い傷を残した。その正体は、「地の底より這いいでしもの」が輝く獣ことライガーブルーを倒すために育て上げた個体。

バイオゾイド・死神(進化形態)[編集]

バイオゾイド・死神(進化形態)
分類 キメラ型
全長 30.8m
全高 13.8m
重量 81t
最高速度 350km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘッドブレイクホーン
バイオマグネッサーウイング
バックランス
ボーンスピア
ポイズンキラーバイト
テイルナイフ
ポイズンスパイク×2
ポイズンクロー

武装・装備[編集]

バイオマグネッサーウィング
背部の翼。
ボーンスピア

機体解説[編集]

最終決戦に登場した、マザーバイオによって更に進化したバイオゾイド・死神。その攻撃力は具足をも破壊するまでに強化されている。
最後は、レッズタイガーとソウガの連携に敗れる。

バイオスピノ[編集]

バイオスピノ
BIO SPINO
分類 スピノサウルス
全長 25.3m
全高 18.2m
重量 120t
最高速度 220km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ジャミングブレード
サンダーキラーバイト
テイルジャベリン
サンダーハッキングクロー×2
ヘルスパイク×2

武装・装備[編集]

バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ジャミングブレード
バイオスピノの背鰭。
サンダーキラーバイト
バイオスピノの牙部。バイオティラノから引き継がれている。
テイルジャベリン
バイオスピノの尾部。バイオティラノから引き継がれている。
サンダーハッキングクロ-
両手の爪。バイオティラノから引き継がれている。
ヘルスパイク
両足の爪。バイオケントロの後脚を改造したものである。

機体解説[編集]

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場。

マザーバイオから生み出されたスピノサウルス型バイオゾイド。特徴的な背鰭から放つジャミングウェーブを放ち、周囲のゾイドの行動を狂わせる。

2年前にジンのレッズウルフと戦った事があり、ジンは落雷の際にジャミングウェーブが乱れる隙を突いて攻撃する戦法を取ったが、実際に倒されたのかどうかは描かれていない。最終決戦でも姿を現したが、レッズタイガーによって倒された。2年前の個体と同一個体かどうかは不明。

マザーバイオ[編集]

マザーバイオ
MOTHER BIO
分類 ティラノサウルス(?)型
全長 127.7m
全高 73.2m
重量 666t
最高速度 230km/h
武装 マザーバイオゾイドコア
ヘルアーマー
バイオメガ粒子砲
ヒートキラーバイト
テイルバイオ粒子砲
テイルマグネーザークロー
ヒートハッキングクロー×2
ヒートスパイク
リブ・デスサイズ×2

武装・装備[編集]

マザーバイオゾイドコア
ヘルアーマー
バイオメガ粒子砲
ヒートキラーバイト
マザーバイオの口部。
テイルバイオ粒子砲
テイルマグネーザークロー
ヒートハッキングクロー
両手の爪。
ヒートスパイク
両足の爪。
リブ・デスサイズ

機体解説[編集]

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場。

伝承の中で「地の底より這いいでしもの」と呼称され、全てのバイオゾイドの発生源。先代の輝く獣の封印が弱まったことで再び復活を遂げ、これにより次々とバイオゾイドが生み出され各地に出現した。外見はバイオティラノに似ているが色は白く、コアが肥大化している。封印されている最中は化石のような外見で、生み出したバイオゾイドが集めてくる遺伝子情報を分析、統合、再構成し、新たな種を生み出す能力を持つ。封印が解けるとその巨体から繰り出される巨大な爪で敵を粉砕、口から発するバイオ粒子砲(作中では熱線と呼称)で全てを焼き払う。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 幾つかリーオ製弾丸無しの火器で敵にダメージを与えるシーンもみられた他、ブラストルタイガーのサーミックバーストで機体を丸ごと溶かされたりもした。
  2. ^ ただし、劇中ではこれらの必殺技は使用されたことはない。また、これも設定上にはないヘルファイアを使用。(ロンのゾイド講座ではコア圧縮ナパームと呼ばれていた)キットではパイロットは伏せて搭乗するが、アニメでは他のバイオゾイドと同様に立って操縦する

出典[編集]

  1. ^ a b c 『GB-001 バイオメガラプトル』トミー、2005年3月、商品パッケージ。
  2. ^ 『月刊コロコロコミック』2005年4月号、小学館、108-109頁。
  3. ^ 『GZ-018 ギルドラゴン』トミー、2005年10月、商品パッケージ。
  4. ^ アニメーション『ゾイドジェネシス』第39話
  5. ^ 『電撃ホビーマガジン』2006年3月号、メディアワークス、169頁。
  6. ^ 『GB-008 バイオヴォルケーノ』トミー、2005年10月発売、商品パッケージ。
  7. ^ 『GB-002 バイオティラノ』トミー、2005年6月、商品パッケージ。
  8. ^ a b c d 『GB-004 バイオトリケラ』トミー、2005年6月、商品パッケージ。
  9. ^ アニメーション『ゾイドジェネシス』第19話
  10. ^ 『GB-003 バイオケントロ』トミー、2005年6月、商品パッケージ。
  11. ^ 『GB-005 バイオプテラ』トミー、2005年7月、商品パッケージ。
  12. ^ 『GB-006 バイオラプター』トミー、2005年7月、商品パッケージ。
  13. ^ 『バイオラプター(隊長機)』トミー、2005年8月、商品パッケージ。
  14. ^ 『GB-007 バイオラプターグイ』トミー、2005年7月、商品パッケージ。