バイオゾイド

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バイオゾイドとは、アニメ『ゾイドジェネシス』およびライトノベル『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場する架空の兵器である。

解説[編集]

恐竜の骨格を模した特殊な流体金属、ヘルアーマーでフレームを包んでいる謎の恐竜型ゾイド達。その装甲はビームや実弾等従来の兵器を一切受け付けないため、撃破が非常に困難であり、傷つける事が出来るのはメタルZiで作られた武器を用いての接近戦だけである。

そういった強力な戦闘力と防御力を持った代償として、ゾイドコアが残っている限り体を再生できる通常ゾイドと違い、ダメージを受けた身体を回復できる能力がほとんど失われており[1]、寿命も、通常のゾイドより短い。

キットは、組立済のプラ製各関節可動フレームに、軟質素材製の外装をランナーから切り離して組み付ける形式になっている。独特の質感が流体金属装甲の設定と非常によくマッチしている。ただしバイオラプター及びバイオラプターグイは無動力のプラキットで、この2体を除くシリーズ製品にはボタン電池で作動する電飾及びサウンドギミックを備える。

『ゾイドジェネシス』におけるバイオゾイド[編集]

ディガルド武国が占有する主力ゾイドとして登場し、ジェネレーターからレッゲルを奪うべく世界各地の町や藩へと侵攻した。第39話ではバイオゾイドが元々ソラノヒトの技術であることが明かされた。操縦形式も他の通常ゾイドと異なり、操縦者は機体とチューブで繋がれた土偶のようなスーツを着て操作を行うが、具体的な制御方法や原理などは良く分かっていない。なお、本作劇中では「バイオゾイドと人間の操縦可能適合率は極めて低い」とされ、大量配備は不可能と言われていた。が、後のディガルド軍はとある方法により短期間での大量配備に成功している(バイオラプターの項参照)。また、特殊な石版に手を当て、その際の石版の光り具合で適合率を測定可能で、占領地の住民は全員調査済みとなっている。ザイリン(バイオメガラプトルの操縦者)も元々は占領地の住民である。

本作では、ヘルアーマー(劇中ではバイオ装甲と呼称)はキット解説ほど頑丈ではなく、リーオ(メタルZi)の弾丸なら射撃でも破壊可能[2]。ただし貴重なリーオを使い捨ての弾丸に使用できたのは物語終盤でソラノヒトがディガルド討伐軍の味方となって供給してからである(唯一の例外がソラノヒトのエージェントが乗るバンブリアン)。また、落石やデッドリーコングのパンチ等の大質量攻撃で機体内部に直接ダメージを与えて破壊する事もある。他にも、装甲の無い口腔内を攻撃したり、高温で熱して内部を溶かす、といった対抗策も見られた。

バイオゾイドは攻撃を浴びて倒された時は、機体表面のヘルアーマーが煮立つようにして蒸発して無くなり、内部フレームが黄白色に変色し、文字通り骨のようにバラバラに崩れ去っていく、という映像で表現された。

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』におけるバイオゾイド[編集]

古代より復活した謎の異形ゾイドとして登場。マザーバイオにより無尽蔵に出現し、人間や他のゾイド達を襲う。僅かながら知能や独自の意思を持っており、パイロットを必要としないため、兵器と言うよりはむしろファンタジーに出てくる魔物に近い存在となっている。『ゾイドジェネシス』と同様ヘルアーマーはキット解説ほど頑丈ではないが、通常兵器ではどんなに傷付いても戦闘を続行するため、作中では「不死身のゾイド」と呼ばれた。

バイオメガラプトル[編集]

バイオメガラプトル
BIO MEGARAPTOR
番号 BZ-001
分類 メガラプトル型
全長 25.8m
全高 10.8m
重量 75t
最高速度 330km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘルファイアー
ヒートキラーバイト
テイルカッター
ヒートスパイク×2
ヒートハッキングクロー×2
バーニングジェット×2

機体解説[編集]

ディガルド武国に所属するザイリン少将の駆るメガラプトル型のバイオゾイドで、後に開発される量産型バイオゾイド「バイオラプター」の試作型。バイオゾイドでは最初に完成した機体でもある。

バイオゾイドは通常の恐竜型ゾイドよりも軽量だが、バイオメガラプトルはその中でも陸上における運動性と機動性がずば抜けて高く、搭乗するザイリンの操縦技術とあいまって至近距離で軽々とムラサメライガーのブレードを回避したり、崖を駆け上がったりという、芸達者とも言える性能を発揮している。口内のヘルファイアーはバイオラプター程度のヘルアーマーならば強引に蒸発させてしまうほどの熱である。

劇中での活躍[編集]

ザイリンが乗り第二話で登場。エレファンダー部隊を一瞬で全滅させる。ミロード村ではルージムラサメライガーと戦い、片腕を切られ、さらにはジェネレーターを破壊してしまう。その後はガラガのデッドリーコングを軽くいなし、投げ飛ばしたりしたが、霧の河の戦いでハヤテライガーの攻撃により、遂に撃破。ザイリンはバイオヴォルケーノへ乗り換えることとなった。

その後、基本性能の優秀さが証明されたのか量産も行われ、こちらの仕様は試作機と異なって、装甲がグレー、フレームが黒、爪・キャップが紫、目とコアが緑になっている。量産機は中盤以降、バイオラプターを率いてディガルド軍の主戦力となり、ディガルド軍人とナンバーがそれぞれ乗り込んで討伐軍を苦しめたが、終盤には幾つかの機体とそれを操縦する部隊長達が、ザイリンがジーンに離反した事を契機に討伐軍に付いて戦った。

余談[編集]

初期出荷分のバイオメガラプトルは非常にシンナー臭いと有名である。二次出荷分やグリアームドからは解決されている。また保持力が無く、すぐに倒れてしまうのでスタンドが欠かせないゾイドである。保持力の回復方法としては股部を分解、ジョイント裏のネジを締め直す等がある。外装も外れやすかったが、ここでの開発経験は速やかに次の製品に反映され、めざましく改良された。

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』には、バイオドロマエオサウルスという機体が登場するが、姿はバイオメガラプトルそのものである。

バイオヴォルケーノ[編集]

バイオヴォルケーノ
BIO VOLCANO
番号 BZ-008
分類 メガラプトル型
全長 33.8m
全高 14.8m
重量 92t
最高速度 380km/h
武装 バイオゾイドコア
クリムゾンヘルアーマー
バイオ粒子砲
ブレイズハッキングクロー×2
ブレイズスパイク×2
ティルアックス
バーニングジェット×6

機体解説[編集]

高性能なバイオメガラプトルの量産化と平行して開発が行われたメガラプトルの更なる強化発展型。全身を真紅のクリムゾンヘルアーマーで覆い、背中や腕、頭部、尾、そして脚部など至る所から突きだしたクリスタルスパインはメタルZiの武器による攻撃をも跳ね返す強度を持つ。クリスタルスパインはブレードのように攻撃に使用することもでき、並のゾイドなら触れるだけで切り裂ける威力を持つ。胸部にはバイオティラノに匹敵する破壊力を持つバイオ粒子砲を装備。また6基に増加したバーニングジェットで機動力が大幅に上昇している。

なお、キットでは同じフレームを使用しているメガラプトルの問題点であった保持力の無さが見事なまでに解決されており、曲芸的な立たせ方も出来る程に安定している。

劇中での活躍[編集]

霧の河でのルージとの戦いでメガラプトルを失ったザイリンに新しく与えられた最新のバイオゾイド。第28話にてムラサメライガーを圧倒し、レ・ミィランスタッグをも撃退する。32話では再びムラサメライガーを追いつめるが、バンブリアンの自爆攻撃により一時的に行動不能になる。また、モルガ部隊をヘルファイア(アニメオリジナル装備)の一撃で葬るという圧倒的な攻撃力を見せつけている。反面、搭乗者のザイリンが苦痛を感じる描写があるが、ヴォルケーノに搭載された生命エネルギー変換装置の為であることが判明している。

その力はルージのムゲンライガー相手にも優位に立つほどだったが、敵ゾイドに敵対の意志がある事が分かると操縦者のコントロールを離れて自動でバイオ粒子砲の発射準備をするようにプログラミングされており、その反動でザイリンは倒れてしまう。また、44話にてバイオ粒子砲を発射しようとするものの、ザイリンがどうにか止め、その隙にムラサメライガーでバイオゾイドコアを串刺しにされ倒れたが、46話にてソラノヒトにより修復された。その際生命エネルギー変換装置や自動操縦システムが取り外され、バイオ粒子砲の任意発射も可能となった。

47話でジーンの正体を知ったザイリンは怒りに燃えて機械兵工場を破壊して裏切り、ジーンのバイオティラノに挑むが、その圧倒的な力の前に返り討ちに遭い、一時後退する。最終決戦では討伐軍に参加、バイオティラノのバイオ粒子砲「神の雷」をヴォルケーノのバイオ粒子砲で破壊し、最後はバイオティラノの動きをデッドリーコングと共に止め、ゾイドコアを守る胸殻を2機の連続攻撃で粉砕して、ムゲンライガーの最後の攻撃へと繋ぐ役目を果たした。

バイオティラノ[編集]

バイオティラノ
BIO TYRANNO
番号 BZ-002
分類 ティラノサウルス
全長 29.4m
全高 12.9m
重量 160t
最高速度 230km/h
武装 バイオゾイドコア
ダークネスヘルアーマー
ヘルファイアー
バイオ粒子砲(神の雷)
サンダーキラーバイト
テイルジャベリン
サンダーハッキングクロー×2
サンダースパイク×2
リブ・デスサイズ×2

機体解説[編集]

バイオゾイドの頂点に君臨するディガルド武国最強ゾイド。バイオゾイド版デスザウラーと呼んでもよいほどの圧倒的な力を誇り、パッケージ紹介では狂暴揃いのバイオゾイド達もティラノの前ではひれ伏すとまで云われる存在である。

メタルZi製武器の攻撃をも弾くダークネスヘルアーマーで全身を覆い、高速ゾイドの中でもトップクラスのスピードを誇るバイオヴォルケーノやソウルタイガーをも容易く捉えるという驚異の瞬発力により、格闘戦において圧倒的性能を誇る。両脇腹に隠された副腕のリブ・デスサイズは迂闊に接近した敵を捕獲し破壊する。さらに口内に装備されたバイオ粒子砲は、対象を分子レベルまで分解するジェネシス版荷電粒子砲とも言える超兵器である。

このバイオ粒子砲は更に強化され、技術者達は「ジーン砲」と命名したが当のジーンに「無粋」と切り捨てられて「神の雷(いかづち)」という名となり、48話にてその絶大な威力が発揮されている。なお、バイオ粒子砲が着弾点で大爆発を起こすのに対し、神の雷では着弾点に巨大な紫の光球が出現し、周囲の物質が光球の中心に向かって吸い込まれる描写がされている。

黒い装甲、紫色のフレームはジェノザウラーを彷彿とさせるカラーリングである。アニメ本編のバイオティラノの装甲は黒メッキのような印象となっており、リブ・デスサイズも本体に比例してキットより大型で、楯としても活用できる他に、掴む、握る、突き刺すと言った複雑な操作が可能となる。

ゾイドカードコロシアムおよびゾイドバトルコロシアムではゲームオリジナルとして、強化型の「ブラッディバイオティラノ」が登場した。ダークネスヘルアーマーはヴォルケーノ同様のクリムゾンヘルアーマーに改良され、軽量化された事により機動力もアップしたと設定されている。ちなみにクリスタルスパインは備えておらず追加装備も無いので赤いバイオティラノという印象を与える。

ゾイドインフィニティ』シリーズ(ゾイドインフィニティEX MEO)に登場する唯一のバイオゾイドでもある。

劇中での活躍[編集]

ディガルド軍総司令官、ジーン大将専用のバイオゾイドにして、本編の最終ボスとしてキット発売より大幅に遅れて第35話で登場する。従来のアニメ作品での例に倣い設定よりも巨大に描かれている。バイオヴォルケーノに搭載されていた生命エネルギー変換装置の改良型を搭載する事により、完全に完成する。ムラサメブレードをいとも容易く弾き、パワーでデッドリーコングを圧倒し、素早いソウルタイガーを軽く捉えるという脅威の戦闘力を見せつけた。また、演習ではバイオラプターの大群をアニメオリジナル装備のヘルファイアの一撃で容易く蹴散らした。

第47話では超高機動を誇るヴォルケーノを軽々と捉えるという恐るべき運動性能を見せ、そしてディグと多数のバイオラプター達を率いて各地を蹂躙。その侵攻ルート途中で街やディガルドの基地があっても容赦なく「神なる者の怒り」と称して神の雷で消し飛ばしてしまい、暴虐の限りを尽くした。最終決戦では手始めにエンジンを切って隠れていた討伐軍のゾイド達を簡単に探り当て、神の雷で討伐軍に付いた第16師団のバイオメガラプトル達を吹き飛ばして恐怖を与え、序盤から討伐軍に劣勢を強いた。

続いてソウタのランスタッグとフェルミバイオプテラを粉砕。ハヤテライガーとソウルタイガーの高速連携攻撃もまるで寄せ付けず、ヴォルケーノの尽力で神の雷を使用不能にされた後も圧倒的なパワーとスピードをもってソウルタイガーのゾイド核を破壊、続けて暴走状態のデッドリーコングもシザーアームを握りつぶして撃破し、再び挑んできたヴォルケーノさえも軽く退けてしまった。さらにはバンブリアン、ムゲンライガー、ミィのランスタッグをも葬るなど、まさに最強最大のバイオゾイドに相応しい活躍を見せた。

辛うじて生き残ったヴォルケーノ、デッドリーコングの逆襲で急所のゾイドコアを露出させられ、リブ・デスサイズで二体を捕縛するも、駆けつけたソードウルフによってそれも切断されて全武装を失い、最後は驚異的な再生能力を発揮し、復活したムゲンライガーの太刀に真っ二つに切り裂かれた直後に大爆発を起こし、遂にジーンの野望もろとも滅ぼされた。そしてバイオラプターの制御システムも組み込まれていたのか、バイオティラノが破壊されるとラプターに内蔵されていた魂達もすべて解き放たれた。

バイオトリケラ[編集]

バイオトリケラ
BIO TRICERA
番号 BZ-004
分類 トリケラトプス型
全長 22m
全高 7.5m
重量 80t
最高速度 130km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘルツインホーン
ノーズブレイクホーン
キラーバイト
デススパイク×4
テイルフォーク
フレアシールド

機体解説[編集]

ディガルド軍少将、ゲオルグの駆るトリケラトプス型のバイオゾイド。

2本のヘルツインホーンの内部には伸縮式のワイヤーが仕込んであり、それにより角をアンカーの様に撃ち出すことで中距離の敵を攻撃することが出来る。またバイオゾイドの中で唯一、フレアシールドというエネルギーシールドを装備しており、第48話で登場したゲオルグ機が猛威を振るった。

劇中での活躍[編集]

劇中ではキットと異なり、機体色は銀色であり、また大きさもソードウルフなどより大きくなっている。設定には無いが、拡散式のヘルファイアを使用。ゼ・ルフトの街を支配するゲオルグが乗り、幾度に渡ってラ・カンのソードウルフを苦しめた。ゼ・ルフトを攻めるレジスタンスのモルガを容赦なく抹殺し、街から逃避行するラ・カン一行に襲いかかり、ソードウルフを窮地に追い込み、ラ・カンを負傷させるものの、ソウルタイガーとランスタッグの援護によって一度退けられる。

続いてピクル村をバイオラプター隊を率いて焼き払おうとし、村を救う為引き返したルージのムラサメライガーを跳ね除け、傷が完治していないラ・カンとソードウルフを撃破寸前まで追いつめるが、その時ムラサメライガーが突如エヴォルトし、ハヤテライガーとなり一瞬で撃破される。

48話にて再びジーンに改造されたゲオルグの駆る機体が登場。機械兵工場のあるブラウ基地を襲撃し、バリアーによってリーオ製の弾丸も寄せ付けず、ハック達エレファンダー遊撃隊をはじめとした守備隊に全滅に近い打撃を与えただけに留まらず、捕虜となったディガルド軍人もろともブラウ基地を壊滅させた。その後、反ディガルドの演説放送を行っているガーシュ基地にもジーンの命令により「天罰」を与えるべく襲来、その際ソードウルフと交戦し、バイオクラッシャーを落とさせて再び窮地に追いやるものの、ラ・カンの捨て身の戦法でバリアー内部に回りこまれ、バンブリアンが援護で放ったリーオ製長槍を急所に突き立てられる。バイオティラノの神の雷に巻き込まれるも、それにすら耐えうるバリアーを張り続けていた事が皮肉にもソードウルフを救う結果となり、今度こそゲオルグを完全に葬る形で滅んだ。

47話にて増産された量産機が登場。こちらはキットの色合いに近いものとなっている。量産機も最終話に参戦し、レインボージャークを捕獲して攻撃するが、封印を解除したデッドリーコングによって一蹴される。

バイオケントロ[編集]

バイオケントロ
BIO KENTRO
番号 BZ-003
分類 ケントロサウルス型
全長 17.3m
全高 9.5m
重量 60t
最高速度 170km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ビーストスレイヤー×2
バックランス
ポイズンバイト
ヘルスパイク×4
テイルナイフ

機体解説[編集]

ディガルド軍大尉、ソウタの駆るケントロサウルス型バイオゾイド。

接近戦に特化しており、全身に刃のような武装を施している。自在に可動する2本の大剣「ビーストスレイヤー」はメタルZiの武器の攻撃を受け止め、背部のバックランスはミサイルのように発射することができ、さらに再装填も可能である。キットは約半分ほどがバイオトリケラと共通パーツになっており、ヘルアーマーはダークグリーンだが、アニメではメタリックグリーンとなっている。

劇中での活躍[編集]

24話で初登場し、シャドーフォックスを撃破する。その後もラ・カンのソードウルフや、ルージのハヤテライガーを圧倒した。大破した敵を徹底的に切り刻むということからソードダンスとして恐れられたバイオケントロだったが、ムラサメライガーの大刀で前脚を斬られ撤退。その後、大群を率いてズーリを襲撃するものの、エヴォルトしたムゲンライガーによって逆に徹底的に切り刻まれて撃破された。

残された1本のビーストスレイヤーが、後にソウタの新たな乗騎となったランスタッグに装備された。

最終話に量産機とおぼしき機体が登場。ケーニッヒウルフを集団で串刺しにした他、寝返ったメガラプトルと刺し違えたり、デッドリーコングの全身にバックランスを浴びせた。カラーはソウタ機と変わりは無い。

バイオプテラ[編集]

バイオプテラ
BIO PTERA
番号 BZ-005
分類 プテラノドン
全長 25.2m
全高 7.2m
重量 26t
最高速度 マッハ3
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
トマホークウイング×2
バーニングジェット×2
ソニックビーク
レーダーラダー
キラーニードル×2
ヒートハッキングクロー×2
グラップフット×2

機体解説[編集]

ディガルド軍少将フェルミが搭乗するバイオゾイド。

飛行能力を持つというバイオゾイドの中でも特異の存在であり、その推力システムはマグネッサーシステムではなくバイオプテラ独自の物であると思われる。設定上では火器は搭載しておらず、接近戦用の武装を数多く装備しており、高速で敵に接近し、ソニックビークから放つブレード状の衝撃波で敵を攻撃するソニックブレード、敵目掛けて急降下し、鷲掴みした状態で高空まで上昇・落下させ、敵を切り刻むヘブンズランデブーなどが必殺技である。 ただし、劇中ではこれらの必殺技は使用されたことはない。また、これも設定上にはないヘルファイアを使用。(ロンのゾイド講座ではコア圧縮ナパームと呼ばれていた)キットではパイロットは伏せて搭乗するが、アニメでは他のバイオゾイドと同様に立って操縦する。

劇中での活躍[編集]

第20話ラストで初登場。バイオプテラはソラノヒトであるフェルミからジーンへ裏でこっそりと推力システムの設計図を提供したことで完成したバイオゾイドであり、飛翔する姿を見たザイリンもその誕生を驚いていた。

劇中では数少ない航空戦力となって幾度かコトナのレインボージャークと戦い、武装だけではなく最高速でも勝り優勢な戦いをしていたが、ジャークがウインドダンサーを装備したために速度では負けてしまい、アイアンロックでは取り逃がしてしまった。

作中中盤~後半にかけて偵察に飛びまわって討伐軍の動向を探る役割も兼ねており、ディガルド側に作戦を察知されないよう神経を尖らせていたルージ達にとって間接的とはいえ脅威となった。トラフではルージのムゲンライガーによって片翼を切断されて撤退している。

ソラシティへの攻撃の際にはバイオラプターグイの大軍の指揮機として攻撃に参加し、ソラシティの撃墜に成功している。また、バイオケントロを持ち上げて飛行する高出力も持ち、その力でバイオティラノの攻撃からバイオヴォルケーノを救っている。最終決戦ではバイオティラノの攻撃からソウタのランスタッグを救ったが、バイオティラノに投げつけられたランスタッグソウタ仕様のビーストスレイヤーが突き刺さって墜落、爆散してしまった。

バイオラプター[編集]

バイオラプター
BIO RAPTOR
番号 BZ-006
分類 ラプトル型
全長 11.5m
全高 7.2m
重量 23.5t
最高速度 210km/h
武装 ライトヘルアーマー
ヘルファイアー
ヒートキラーバイト
ヒートハッキングクロー×2
ヒートスパイク×2
テイルカッター
レーダーウイング×2

機体解説[編集]

ディガルド武国の量産型バイオゾイド。 バイオメガラプトルのDNAを解析して作られたため姿は酷似しており、人工的な部分が多い。全身を覆うライトヘルアーマーは通常のバイオゾイドのヘルアーマーよりも防御力は劣る。黒い装甲を持つ隊長機も存在しており、24話の回想でザイリンも搭乗していた。隊長機は限定版としてキットも販売されたが、色合いは劇中と異なりガンメタルのようになっている。

パイロットは「ナンバー」と呼ばれる機械兵士で土偶のようなパイロットスーツを着ており、人工の体に人間の魂を埋め込んだものであったことが後に判明する。知能を持ち話すことが出来る。その正体はバイオゾイドの適性の有無にかかわらず体から出された魂でザイリンの友人も魂だけの存在となってしまった。が、ザイリンが上半身を解除した事により開放される。

バイオラプターグイ[編集]

バイオラプターグイ
BIO RAPTOR GUI
番号 BZ-007
分類 ミクロラプトル
全長 15.1m
全高 4m
重量 19t
最高速度 マッハ1.8
武装 ライトヘルアーマー
フリージングブレス
アイスキラーバイト
アイスハッキングクロー×2
フォースウイング×2
レーダーウイング×2
フラップテイル

機体解説[編集]

飛行能力を持たせたバイオラプター。武装はヒート系のものが多かったバイオラプターと違い、グイはアイス系のものを装備している。

アニメ本編では爆撃用ボムもしくは対空ミサイルを装備していた。また、胴体内部に小規模な格納庫をもつものもあり、終盤、ジーンの唯一神宣言を配布する際に格納庫に宣伝ビラを積んでいた。討伐軍のディグ侵攻の際に彼等に発見された時、ジーンが身を挺して守ったように、ディガルドにとって重要な兵器だったことがわかる。それを裏付けるようにストーリー後半のディガルドのズーリおよびソラシティ侵攻の主力ゾイドとして活躍した。

前肢が主翼で、後肢も小さな翼になっており着陸脚がないため、航空母艦となるディグからは勿論、地上基地からの発進にもカタパルトを使用する必要がある。着陸も走行するカタパルト台車の上に降りる形式をとっている。しかし、レッゲル搭載量はさして多く無いようで、ズーリ空襲の際にはルージにトラフを基地にしていた情報から、ジャークやプテラほど航続距離が無い事を見抜かれた。ソラシティ攻撃の際には自爆特攻攻撃を行う機体もあったが、飛ばすには相当の設備が必要なため、自由の丘の最終決戦では使われなかった。

バイオライガー[編集]

バイオライガー
BIO LIGER
番号 不明
分類 ライオン
全長 24.3m
全高 不明
重量 102.0t
最高速度 300km/h
武装 ショルダークロー
ツインアームブレード
バイオレーザークロー

機体解説[編集]

ZOIDS SAGA DS〜Legend of Arcadia〜』に登場する機体。ムラサメライガーにバイオゾイドのデータを組み込み異常進化させたゾイドで、青い機体色と全身から突き出た金色の角が特徴。ムラサメライガーと比べて耐久力と近接戦闘能力は高いものの、スピードの面ではやや劣る。

ゲームではオーピスがムラサメライガーを解析して作ったバイオゾイドということになっており、四天王の一人、ゲイルが搭乗するが、アトレー達に敗北。機体は自爆した。

バイオゾイド・死神[編集]

バイオゾイド・死神
分類 キメラ型
全長 30.8m
全高 13.8m
重量 72t
最高速度 350km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘッドブレイクホーン
ヘルツインホーン
バックランス
ポイズンキラーバイト
テイルナイフ
ポイズンスパイク×2
ポイズンクロー

機体解説[編集]

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場したバイオゾイドの亜種。

マザーバイオにより生み出された強力なバイオゾイド。外観はラプトルタイプをベースに、バイオケントロ・バイオトリケラの身体的特徴を混ぜ込まれた、キメラ的な印象を受ける。従来のバイオゾイドに比べ、より攻撃性が強化されており、敵味方を問わない戦闘スタイルによく現れている。特徴的な長い爪には強力な毒が含まれており、感染したゾイドは例外なく死に至るという。ライガーブルーに致命傷を与え、その額に深い傷を残した。その正体は、「地の底より這いいでしもの」が輝く獣ことライガーブルーを倒すために育て上げた個体。

バイオゾイド・死神(進化形態)[編集]

バイオゾイド・死神(進化形態)
分類 キメラ型
全長 30.8m
全高 13.8m
重量 81t
最高速度 350km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ヘッドブレイクホーン
バイオマグネッサーウイング
バックランス
ボーンスピア
ポイズンキラーバイト
テイルナイフ
ポイズンスパイク×2
ポイズンクロー

機体解説[編集]

最終決戦に登場した、マザーバイオによって更に進化したバイオゾイド・死神。その攻撃力は具足をも破壊するまでに強化されている。
最後は、レッズタイガーとソウガの連携に敗れる。

バイオスピノ[編集]

バイオスピノ
BIO SPINO
分類 スピノサウルス
全長 25.3m
全高 18.2m
重量 120t
最高速度 220km/h
武装 バイオゾイドコア
ヘルアーマー
ジャミングブレード
サンダーキラーバイト
テイルジャベリン
サンダーハッキングクロー×2
ヘルスパイク×2

機体解説[編集]

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場。

マザーバイオから生み出されたスピノサウルス型バイオゾイド。特徴的な背鰭から放つジャミングウェーブを放ち、周囲のゾイドの行動を狂わせる。その戦闘スタイルはダークスパイナーを彷彿とさせる。

2年前にジンのレッズウルフと戦った事があり、ジンは落雷の際にジャミングウェーブが乱れる隙を突いて攻撃する戦法を取ったが、実際に倒されたのかどうかは描かれていない。最終決戦でも姿を現したが、レッズタイガーによって倒された。2年前の個体と同一個体かどうかは不明。

マザーバイオ[編集]

マザーバイオ
MOTHER BIO
分類 ティラノサウルス(?)型
全長 127.7m
全高 73.2m
重量 666t
最高速度 230km/h
武装 マザーバイオゾイドコア
ヘルアーマー
バイオメガ粒子砲
ヒートキラーバイト
テイルバイオ粒子砲
テイルマグネーザークロー
ヒートハッキングクロー×2
ヒートスパイク
リブ・デスサイズ×2

機体解説[編集]

『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』に登場。

伝承の中で「地の底より這いいでしもの」と呼称され、全てのバイオゾイドの発生源。先代の輝く獣の封印が弱まったことで再び復活を遂げ、これにより次々とバイオゾイドが生み出され各地に出現した。外見はバイオティラノに似ているが色は白く、コアが肥大化している。封印されている最中は化石のような外見で、生み出したバイオゾイドが集めてくる遺伝子情報を分析、統合、再構成し、新たな種を生み出す能力を持つ。封印が解けるとその巨体から繰り出される巨大な爪で敵を粉砕、口から発するバイオ粒子砲(作中では熱線と呼称)で全てを焼き払う。

脚注[編集]

  1. ^ 劇中では、メガラプトルやヴォルケーノなどは工場で修理するシーンがある。
  2. ^ 幾つかリーオ製弾丸無しの火器で敵にダメージを与えるシーンもみられた他、ブラストルタイガーのサーミックバーストで機体を丸ごと溶かされたりもした。