SSゾイド

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SSゾイド(エスエスゾイド)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。2001年より商品ラインナップに登場した、可動部を多く設けられた小型の無動力キットを指す。ただしゾイドブロックスは除く。

概要[編集]

SSゾイドとは超小型ゾイドを意味する[1]ゾイドバトルストーリーにおいてはゾイド公式ファンブック3巻から登場。ガイロス帝国内部にありながらゼネバス帝国の復活を目論む一派「鉄竜騎兵団アイゼンドラグーン」が開発した一群の小型ゾイド。

中型以上のゾイドは高い性能を持ちつつも戦局の悪化と共に稼働率と供給が低下する危険性を有しており、実際の戦場においては最も有効な状況下において投入される特別な存在であった。ガイロス帝国を隠れ蓑に組織化されていた鉄竜騎兵団においては特に中・大型以上のゾイド供給はスムーズなものではなく、その戦力の中核は強力な小型ゾイドが据えられた[2]

最新の技術によって新たに開発されたゾイドは[2]、共通の弱点として防御力が低い傾向にあるものの[3]機体サイズから推し量ることのできない戦闘力や特化された機能を持ち、従来のものと区別するため、SSゾイドと呼称された。実戦においてSSゾイドはドラグーンネストによる拠点の分散や、ダークスパイナー等のジャミングの支援によって敵機コントロールの阻害や長距離狙撃を封殺していた事もあり、多大な戦果を挙げた[2]

鉄竜騎兵団との戦闘でその有効性を身をもって知ったヘリック共和国軍も、独自のSSゾイドを開発している。しかし鉄竜騎兵団の侵攻によって中央大陸の開発拠点を失い、後に低コストのゾイドブロックスが開発されたことで、SSゾイドはその役割をブロックスに取って代わられている。

商品仕様

動力を廃することでこれまでに無いモチーフや形状のゾイドを実現し、価格低下や構造のシンプル化、部品結合部の共通化によって、組み立てや改造遊びを容易にするといった目的もあった。1999年以降のゾイドはその多くにおいて中国・タイ生産を行っていたが、SSゾイドの初版キットは国産であった。

ガンタイガー[編集]

ガンタイガー
GUNTIGER
番号 EZ-063
所属 ネオゼネバス帝国
分類 タイガー型
全長 7.9m
全高 5.5m
重量 12.5t
最高速度 270.0km/h
乗員人数 1名
武装
装備
AZ105mmスタティックマグナム
ハイフリークエンシファング
ハイフリークエンシクロー×4
デュアルセンサーアイ
レーダーイヤー×2
イオンブースター×2
マルチアンテナ×2
後方警戒センサー

運動性と射撃能力に優れたタイガー(トラ)型SSゾイド[注 1]鉄竜騎兵団アイゼンドラグーン幻影部隊(ステルス機と高速機で編成された奇襲部隊)においてライガーゼロイクスをサポートする[5]。対ゲリラ戦や建物など遮蔽物の多い市街戦を得意とし、ヘリック共和国首都攻略戦で活躍した[6]。砲撃力ではセイバリオンに勝る[5]ディロフォースと同じくバイクのようなコクピットシートを持つ。

武装・装備
AZ105mmスタティックマグナム
背部に装備する。連射は不可能だが、中型ゾイドの装甲を貫通する威力を持つ[5]
非使用時は砲身が格納される。
ハイフリークエンシファング
ガンタイガーの牙部。
ハイフリークエンシクロー
四肢の爪部。
デュアルセンサーアイ
ガンタイガーの眼部。
レーダーイヤー
ガンタイガーの耳部。
イオンブースター
前肢の肩部に装備する。
マルチアンテナ
コクピットの真後ろに搭載する。マッカーチスやディマンティスと共通の装備。
後方警戒センサー
尾部に装備する。

キラードーム[編集]

キラードーム
KILLER DOME
番号 EZ-061(ガイロス帝国/ネオゼネバス帝国)
設定なし(フューザーズ
所属 ガイロス帝国軍・鉄竜騎兵団
ネオゼネバス帝国
チーム・ドラールス(フューザーズ)
分類 カニ型
全長 6.0m
全高 4.1m
重量 35.0t
最高速度 水中 38.0kt
陸上 150.0km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 ラトル・ドラールス(フューザーズ)
武装
装備
ジャイアントグラブ×2
ハイパークロー×8
ガトリング砲×2
レーザーキャノン砲×2
AZパルスレーザー砲×8
3D電子式レーダー
レーザーセンサー×4
連結ラッチ

鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンが極秘裏に開発した海陸両用のカニ型SSゾイド。本来は電子戦を想定した機体であったが、前面投影面積の小ささ及びレドーム自体の重装甲によって直接戦闘が可能と判明[5]。各種重装備が追加された[5]。上陸戦・渡河戦を得意とし、その装甲厚や全高の低さから高い生還率を誇る[7]。また、CZSコンビネーションゾイドシステムをも導入し[8]、EZ-060 ダークスパイナーとドッキング可能。ダークスパイナーとの合体後は武装の出力が向上する[5]

武装・装備
ジャイアントグラブ
キラードームの鋏部。小型ゾイドを一撃で真っ二つにする事も可能としている[9]
ハイパークロー
キラードームの歩脚。
ガトリング砲
ジャイアントクラブ内部に格納される。
スナイプマスタークラスの機体を貫通し撃破可能な威力を持つ[10]
レーザーキャノン砲
ジャイアントクラブ側面に内蔵される。大口径の中距離戦用装備で、威力が高い[9]
AZパルスレーザー砲
3D電子式レーダー側面に設置される。回転させる事で、シャワーのように敵機を薙ぎ払う事も可能[9]
3D電子式レーダー
キラードームの甲羅部。レドームと重装甲がセットとなっている[11]
スナイプマスターのスナイパーライフルならば完全に防ぎきる防御力を有する[10]
レーザーセンサー
3D電子式レーダー前面に設置される。いち早く敵機の接近を捕捉する事が可能で、隠れた敵をも発見できる[9]
連結ラッチ
キラードームの仕様変更後に追加された装備[5]
ラッチ部には車輪を有する。
作中の活躍

アニメ『ゾイドフューザーズ』では、チーム・ドラールスのラトルが搭乗。マロイの搭乗するダークスパイナーとのZiユニゾンによってキラースパイナーとなる。 1話でラスターニ率いるチーム・ブラックインパクトと対戦し、2対3(ユニゾンしているので事実上1対3)で戦ってこれを圧倒した。その際、レーザーブレードを受け付けない装甲の頑強さをも見せた。 同アニメにおいては機体下からのジェット噴射で飛行することで前進もできる。

キット

動力による歩行・走行ギミックを持たない。腹甲部の車輪を回転させると、ギアにより背部のレドーム(甲羅)が回転するとともに、ハサミを開閉させる。これらの動作を行うためのギアユニットは、前胴中心部をほぼ占有し、さらにハサミ基部までシャフトが延びる大きなものである。ダークスパイナーとドッキングさせる場合には、ギアユニット下部左側面の車輪を外す。手動ギミックは脚の開閉のみ。SSゾイドだが機体サイズや重量は中型ゾイドに匹敵し、使用されているキャップも大型ゾイド用の物である。

通常版(EZ仕様)が単品で発売されたほか、『ゾイドフューザーズ』での登場に際し、ダークスパイナー、キラードーム、新規シールを同梱した「FZ-011 キラースパイナー」としても発売された。

多くのゲームでは主にダークスパイナーの武装として扱われていることが多い。ゾイドVS.IIではBloxと記載されている。また、この頃は合体時の名称はダークスパイナーKDだった。 続編ではブラキオレックスやD.A.リザード、ライガーゼロフェニックスにも装備させることができ、射撃とハンマー攻撃ができるカニ型兵器とされている。

キラードームマキシ[編集]

電撃ホビーマガジン2002年7月号掲載。ダークスパイナーとの合体能力を排除し、機動性と策敵性能を向上させた改造タイプ。脚部がノーマルよりも大型化している。

グランチャー[編集]

グランチャー
GROUNCHAR
番号 EZ-051
所属 ガイロス帝国軍・鉄竜騎兵団
ネオゼネバス帝国
分類 ハリモグラ
全長 9.3m
全高 3.6m
重量 20.0t
最高速度 地上 120.0km/h
地中 約20~30km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 キャプリ・コンラッド(ゾイドバトルカードゲーム
武装
装備
小型マグネーザー×2
パルスレーザーガン×1
超硬度ドリル×4
レーザーソード×3
ハイパーキラークロー×4
トリプルレーザー砲×1

鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンが極秘裏に開発したハリモグラ電子戦用SSゾイド。本格的な地中行動を想定したゾイド史上初の地底機である。また、「魔の海域」と恐れられるトライアングルダラスの強電磁波と似た妨害電波「ジャミングウェーブ」を発生させる機能を持つ[1]。敵ゾイドはこのジャミングウェーブに電子機能を狂わされ、行動不能に陥ってしまう[1]。戦闘能力も各種兵装の充実によって並の中型ゾイドに後れを取ることはない[12]。四肢の脚部を内側に折り畳みボーリング形態をとる事も可能[12]

武装・装備
小型マグネーザー
本機の格闘戦用装備の一つ[13]。地中潜航の際は掘削にも使用される[1]
パルスレーザーガン
頭部先端に装備。
超硬度ドリル
四肢に計4基備える。地中潜航用の装備[13]
レーザーソード
背部に装備。格闘戦用の装備であるが[1]、ジャミングウェーブ発生の際はここから電磁波を放出する[14]
バーサークフューラーの追加武装としても使用する事が可能[13]
ハイパーキラークロー
グランチャーの四肢の爪。
トリプルレーザー砲
背部後端に装備する。
作中の活躍
ZAC2101年8月のニクス大陸ウィグリド平原の戦いにおいては、ジャミングウェーブを地下から発し閃光師団の機体を稼働不能に追い込んだ[14]
ZAC2106年早春にはクック要塞攻略戦において攻め入るヘリック共和国軍のゴジュラスギガに奇襲攻撃を敢行。脚部装甲の隙間にパルスレーザーガンを着弾させ、損傷させた[15]

グレイヴクアマ[編集]

グレイヴグアマ
GLAIVE QUAMA
番号 EZ-059
所属 ガイロス帝国軍・鉄竜騎兵団
ネオゼネバス帝国
分類 ロンギスクアマ型
全長 11.5m
全高 7.9m
重量 22.0t
最高速度 M2.5
乗員人数 1名
武装
装備
パルスレーザーガン×2
ハイパーキラークロー×4
ソードウイング×2
高機動ブースター×6

鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンが極秘裏に開発したロンギスクアマ型ゾイド。元々は対地攻撃機として開発が行われていたが[16]、実戦テスト時に低空戦闘において中型ゾイドのEZ-005 レドラーをも上回る戦闘力を証明[5]。爆撃から輸送・空戦までを行うゾイドとして位置づけられている[17]。反面、航続距離は短いため、レドラーからの空中給油によってそれを補う[2]。また、二足歩行も可能であり、陸戦能力を有する[17]。EZ-068 シュトルヒと共に、ネオゼネバス帝国軍の数少ない貴重な航空戦力である。

武装・装備
パルスレーザーガン
前肢に装備する。
ハイパーキラークロー
四肢の爪部。
ソードウイング
主翼部。格闘戦用の装備を兼ねる[17]
高機動ブースター
四肢それぞれに計4基、尾部に2基装備する。
フック[注 2]
本体腹部に増設可能な、SSゾイド一機を懸吊する専用フック。
地上ゾイドを戦地に送り込み、空挺作戦でヘリック共和国軍に大きな損害を与えた[5]
キット
ディロフォースとは背部パックの規格が共通化されており、このゾイドのウイングを装着する事ができる[18]
没案ではライガーゼロイクスと合体しキャノン砲となるデザインが起こされていた[2]

セイバリオン[編集]

セイバリオン
SABERLION
番号 RZ-062
所属 ヘリック共和国
分類 ライオン型
全長 8.5m
全高 6.0m
重量 14.5t
最高速度 255.0km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 トミー・パリス大尉
武装
装備
ハイフリークエンシファング
ハイフリークエンシクロー×4
ハイフリークエンシブレード×3
デュアルセンサーアイ
レーダーイヤー×2
スモークディスチャージャー×2
後方警戒センサー

ヘリック共和国軍が鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンのSSゾイドを参考に開発した[3]、格闘戦を得意とするライオン型SSゾイド。その小型な体躯故に小回りが効き[3]、ゲリラ戦や市街地戦[19]、さらにはライガーゼロの支援機としての運用も想定されていた[20]ほどの十分な戦闘能力を持つゾイドだが、試作1号機が完成した直後にネオゼネバス帝国の侵攻によって共和国軍が駆逐された事や、その後の共和国軍の主力小型量産機が低コストのブロックスゾイドへ移行したため、「幻のゾイド」と呼ばれるほど配備数が少ない[3][注 3]。格闘力においてはEZ-061 ガンタイガーに勝る[5]。コクピット自体は前面こそ装甲で覆われているが、他の高速系SSゾイドと同じくバイク式になっている。

武装・装備
ハイフリークエンシファング
セイバリオンの牙部。
ハイフリークエンシクロー
四肢の爪部。
ハイフリークエンシブレード
左右頬部に1本、頭頂部に1本の計3本装備する。
ライガーゼロイクスの脚を切断するほどの威力を持つ[21]
デュアルセンサーアイ
セイバリオンの眼部。
レーダーイヤー
セイバリオンの耳部。
スモークディスチャージャー
後脚に装備する。
後方警戒センサー
尾部に装備する。
作中の活躍
ZAC2101年12月。鉄竜騎兵団のヘリックシティ侵攻時に完成直後の試作1号機が共和国大統領ルイーズ・エレナ・キャムフォードの首都脱出に使用された。これは小型なセイバリオンならば追手の裏をかけるという目論見による判断であり、道中ライガーゼロイクスとの交戦が発生しながらもセイバリオンはヘリックシティからの脱出に成功した。しかしながら、その際にコンテナが破損し、ルイーズ大統領は行方不明となっている[22]


ディマンティス[編集]

ディマンティス
DEMANTIS
番号 EZ-048
所属 ガイロス帝国軍・鉄竜騎兵団
ネオゼネバス帝国
バックドラフト団(スラッシュゼロ
分類 カマキリ
全長 6.48m
全高 7.2m
重量 10.0t
最高速度 370.0km/h
乗員人数 2名
主な搭乗者 ラオン博士(スラッシュゼロ)
武装
装備
2連装バルカン砲×2
ハイパーファルクス×2
マルチアンテナ×2
ガトリング砲座
イオンブースター
3連ビーム砲[23]

鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンが極秘裏に開発したカマキリ型SSゾイド。局地戦用の機体であり[24]、奇襲や集団戦闘を得意とする[1]。背部には人員を搭乗させるステップを設ける。また、ディマンティス同士で連結し大型機に合体することも可能[注 4][1]。配備数が多く、中央大陸侵攻の際にも主力を担ったゾイドである[7]

武装・装備
2連装バルカン砲
前肢部に装備する。
ハイパーファルクス
前脚に備える。内側にはスパイクが存在し、敵機を引き裂く[25]。このクラス以上の破壊力を誇る兵装[1]
マルチアンテナ
ディマンティスの触覚部に装備される。
ガトリング砲座
イオンブースター上面に備える。砲座が設置されており、高い貫通力を有する。また、頭部アンテナとの連動で全方位死角がない攻撃が可能[1]
イオンブースター
腹部に装備。これによってディマンティスは長距離の低空飛行も可能としている[1]
3連ビーム砲
本体腹部に装備する。
作中の活躍
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではバックドラフト団の所属機として登場。第21話ではラオン博士が搭乗、第22話では多数の機体がマッカーチスと共にアルティメットXの発掘作業で活躍した。

キラービー[編集]

ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。EZ-048 ディマンティスの飛行能力を強化した改造機。ハチのような外観をしており、集団で低空攻撃を行う。 月刊コロコロコミック誌2001年12月号付録「ZOIDS改造AtoZ」掲載時の名称はギャングビーであった。

ディロフォース[編集]

ディロフォース
DILOFORCE
番号 EZ-050
所属 ガイロス帝国軍・鉄竜騎兵団
ネオゼネバス帝国
分類 ディロフォサウルス型
全長 11.5m
全高 5.7m
重量 12.0t
最高速度 300.0km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 アイガー・レオネード少佐[1]
スージー・ミッチェル(ZBCG)
武装
装備
小型荷電粒子砲×1
Eシールド
ハイパーキラークロー×2
レーザーソード×2
テールソード×1

鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンが極秘裏に開発したディロフォサウルス型SSゾイド。バーサークフューラーのサポート機であり、共に主力部隊を構成する[1]最強の陸戦SSゾイドである[7]。突撃戦法を主眼としており、武装構成は遠近双方の戦いに対応する。反面、装甲は薄く、機動力で補っている[1]。集団戦闘時は大型ゾイドを撃破し得る性能を秘めている[26]。コックピットは単独での飛行が可能であり、偵察ビークル・緊急脱出装置としても機能[1]。パイロットはバイクのようにシートに跨って操縦する。

武装・装備
小型荷電粒子砲
口腔内に装備する。
本装備とEシールドは頭部ごとバーサークフューラーの追加武装として使用する事が可能[13]
Eシールド
頭部に装備。
ハイパーキラークロー
前脚部の爪。
レーザーソード
脚部左右に1枚ずつ計2基装備する。この兵装は走行時にウイングとしても機能するため、ディロフォースは高速走行を可能としている[1]
テールソード
尾部に装備。レーザーソード同様、走行時にはウイングとしての役割を果たす[1]
作中の活躍

漫画『ZOIDS惑星Zi』では、オサンゾの所有するゾイドの一体として登場するが、ダークスパイナーに破壊される。

スプラット[編集]

ゾイド公式ファンブック3巻に掲載されたウサギ型ゾイド。

作例は帝国SSゾイド(ディロフォースとディマンティス)のパーツを組み合わせて製作されているがヘリック共和国軍のゾイドであり、耳の高性能レーダーで敵を発見し、味方に急報するという設定。

月刊コロコロコミック誌2001年11月号の改造ゾイドアイデア読者公募によって生まれた。

マッカーチス[編集]

マッカーチス
MACCURTIS
番号 EZ-047
所属 ガイロス帝国軍・鉄竜騎兵団
ネオゼネバス帝国
バックドラフト団(スラッシュゼロ
分類 ザリガニ
全長 10.8m
全高 2.7m
重量 12.0t
最高速度 水中 32.0kt
陸上 120.0km/h
乗員人数 2名
主な搭乗者 エレクト・コミュニ(ZBCG)
武装
装備
ハイパーキラークロー×1
バルカン砲×1
ハイパーバイトクロー×1
マルチアンテナ×2
3連装バルカン砲×1
加速ビーム砲×2
小型スモークディスチャージャー×8
パルスレーザー砲×1

鉄竜騎兵団アイゼンドラグーンが極秘裏に開発していたザリガニ型水陸両用SSゾイド。SSゾイドながら中型ゾイドに迫る火力と装甲を備えている[27]。胴体下には小型飛行ビークル[23]も内蔵。鉄竜騎兵団配属時は海戦の主力であったが、単独での強行偵察も敢行でき[1]湿地帯川辺での戦いにも適する[25]。ハイパーキラークローによって戦闘力はブラキオスバリゲーターといったクラスが上のゾイドを凌駕する[1]。帝国側SSゾイドの標準装備として強電磁波に対する遮蔽がなされており、トライアングルダラス内やジャミングウェーブ(グランチャー参照)下でも行動を阻害されない[28]

武装・装備
ハイパーキラークロー
マッカーチスの右鋏脚。中型ゾイドを切断する威力を持つ[1]
バルカン砲
ハイパーキラークロー内部に装備する。
ハイパーバイトクロー
マッカーチスの左鋏脚。
マルチアンテナ
マッカーチスの触覚部。
3連装バルカン砲
口部に設置される。
加速ビーム砲
背部に2基装備。
小型スモークディスチャージャー
尾部装甲前面に設置される。
強行偵察[27]から奇襲攻撃[29]にまで使用される装備。
パルスレーザー砲
尾部に装備する。
作中の活躍

バトルストーリーではトライアングルダラスに突入し窮地に追いやられたウルトラザウルス・ザ・キャリアの前に出現。暗黒大陸への誘導を行った。

アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではバックドラフト団の所属機として登場。第22話ではディマンティスと共にアルティメットX発掘調査を行った。

タフアンレス[編集]

ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。『月刊コロコロコミック』2001年10月号での一般改造ゾイドとして紹介されたタイコウチ型改造機。

EZ-047 マッカーチスをベースに、EZ-048 ディマンティスのを装着して短時間の低空飛行を可能にした鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)海洋部隊の指揮官機。カラーリングは赤。

メガレオン[編集]

メガレオン
MEGALEON
番号 RZ-058
所属 ヘリック共和国
分類 カメレオン型
全長 10.0m
全高 3.6m
重量 20.0t
最高速度 80.0km/h
乗員人数 2名
武装
装備
ツインエネルギー砲
パルスレーザーガン×2
アームキャッチャー
遠視スコープ×2
赤外線スコープ×2
3Dレーダー
光学迷彩

ヘリック共和国軍がマッカーチスやディマンティスといった鉄竜騎兵団のSSゾイドを参考に開発した超小型ゾイド[30]。本土防衛[3]及び対空攻撃[18]、強行偵察用[2]の機体である。高い余剰出力によって射撃能力・ステルス性能・索敵能力に優れる[3]。反面、機動力は低く、光学迷彩によ隠密性を防御手段として対処している[31]

武装・装備
ツインエネルギー砲
背部に装備。高い貫通力を持つ[3]。格納式となっており、使用時は背部格納庫ごと砲身が展開する。
コクピットもこの格納庫部に配されており、並列複座式となる。
パルスレーザーガン
尾部に装備する。
アームキャッチャー
メガレオンの口腔に装備する。敵を絡め取る兵装[3]
遠視スコープ
眼部に装備する。メガレオンは背部にコクピットを移設した事により、数種類の電子機器を積載するスペースが生まれている[2]
赤外線スコープ
眼部に装備する。
3Dレーダー
眼部に装備する。
光学迷彩
エネルギースクリーンを用いる事で機体を隠匿する装備[32]
メガレオンはこの光学迷彩によって姿を隠し、待ち伏せしたうえでセンサーにより敵機を補足、ツインエネルギー砲で急所を破壊する戦法を得意としている[3]
キット
頬にディロフォースのEシールドを、脇腹にグランチャーのレーザーブレードを装着できるラックが存在し、組み替えて遊ぶ事ができる[18]
作中の活躍
ZAC2101年12月、中央大陸への上陸を果たした鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)と交戦。対空防御で活躍したが、多勢に無勢で大局を変えるまでには至らなかった。
漫画『ZOIDS惑星Zi』では、オサンゾの所有するゾイドの一体として登場するが、ダークスパイナーに破壊される。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 媒体によってはセイバリオンを参考に開発したとする記述も存在する[4]
  2. ^ 呼称は「EZ-059 グレイヴクアマ」の組立説明書より
  3. ^ 電撃ホビーマガジン2002年6月号では鉄竜騎兵団侵攻によって撤退を余儀なくされたライガーゼロを支援するため、メガレオンとともに2号機が運用されたとする説も存在する
  4. ^ 腹部の三連ビーム砲を尾のイオンブースターに接続する形で行われる[23]

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『ゾイド公式ファンブック3』小学館、2002年3月1日初版発行、88-93頁。(ISBN 4-09-106030-7)
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  4. ^ こどもぽるた ZOIDS GATE 2002年5月24日アーカイブ
  5. ^ a b c d e f g h i j 『ゾイド公式ファンブック4』小学館、2004年2月1日初版発行、82-83頁・88頁。(ISBN 4-09-106132-X)
  6. ^ 『EZ-063 ガンタイガー』トミー、2002年5月18日発売、商品パッケージ。
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  8. ^ 『ゾイドグラフィックスVOL.03』トミー、2001年、配布店頭小冊子。
  9. ^ a b c d 「月刊コロコロコミック」2002年3月号 小学館 56-57頁
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  13. ^ a b c d 『月刊コロコロコミック』2001年8月号、小学館、40-41頁。
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  15. ^ 「オフィシャルファンブックEX.04」『RZ-067 アロザウラー』トミー、2003年4月24日発売、付属冊子。
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  28. ^ 『ゾイド公式ファンブック3』小学館、2002年3月1日初版発行、38-46頁。(ISBN 4-09-106030-7)
  29. ^ 『月刊コロコロコミック』2001年7月号、小学館、42頁。
  30. ^ 「機獣新世紀ゾイドバトルストーリー THE AVENGE OF PROITEN(プロイツェンの反逆)」『ゾイドコアボックス』小学館、2003年10月24日発売、付属書籍、66頁。(ISBN 978-4099410865)
  31. ^ 『RZ-058 メガレオン』トミー、2002年2月16日発売、商品パッケージ。
  32. ^ 『ゾイド公式ファンブック4』小学館、2004年2月1日初版発行、18-21頁。(ISBN 4-09-106132-X)