ウルトラザウルス

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ウルトラザウルス (ULTRASAURUS) は玩具メーカートミー(現タカラトミー)が展開する『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。

機体解説[編集]

ウルトラザウルス
ULTRA SAURUS
番号 RBOZ-005(旧)
RZ-037(新)
所属 ヘリック共和国
ゾイドバトル連盟(スラッシュゼロ
分類 ウルトラサウルス
ロールアウト ZAC2037年[1]
全長 50.0m[1]
全高 27.5m[1]
全幅 14.1m[2]
重量 507.0t[1]
最高速度 地上 50km/h
水上 47ノット
乗員人数 8名
14名[3]
設計者 ハーバート・リー・チェスター教授[4]
主な搭乗員 ヨハン・エリクソン(バトルストーリー
ケプラー大佐(バトルストーリー
チャンス・ギルバート中佐[5]
武装(旧)[2] 36cm高速キャノン砲×4
40mm連装対空砲×2
小口径対空ビーム砲×6
対空ビーム砲×2
魚雷発射管×4
8連ミサイルランチャー
ミサイルポッド×2
連装対空ミサイル×2
サーチライト×2
対空レーダー
通信アンテナ
カタパルト×3
搭載機×3(内1機はメインコックピット兼用)
武装(新)[6] ハイパーキラーバイトファング
360mmリニアキャノン×4
AAZ100mm2連装ビームガン×2
AAZ90mm3連装パルスレーザーガン×2
AAZ120mmビームキャノン×2
8連装ミサイルランチャー
AZ6連装ハイマニューバーミサイルポッド×2
AAZマニューバーミサイル×4
レーダー×2
通信アンテナ
ビークル用カタパルト
ハイドロジェット×2

ウルトラサウルス型の超巨大ゾイド。ZAC2035年から開発がスタートし[7]、ZAC2037年にロールアウトした[1]ヘリック共和国の科学者であるハーバート・リー・チェスター教授が開発した[4]超巨大ゾイドで、共和国全軍を束ねる戦闘司令旗艦としての能力を持ち合わせる[8]

主兵装はリニアキャノンやミサイルポッドといった火器類[1]。腹部には乗員居住スペースが存在し[8]24ゾイドを搭載する母艦機能も有する[9]。加えて、ペガサロスクラスのゾイドなら3機まで積載可能[3]。頭部には高速バトルコンピューターが搭載され、戦闘状況の分析から部隊のフォーメーション指示まで行う[8]。火力・通信能力が充実した多機能な機体だが、通信士や操縦、火器担当のパイロットを分担する事によって負担は軽減されている[2]

戦力比ではサーベルタイガーと1:5、アイアンコングと1:4、レッドホーンと1:10の優位性を誇り[10]デスザウラーが登場するまでは無敵のゾイドであった[1]

弱点としては巨体故の鈍重さと高速ゾイドとの格闘戦が苦手な事が挙げられる[1][注 1]。陸上での速力は最高50km/hだが、水上では脚部に備えたハイドロジェットエンジン[8]によって47ノットを発揮し、陸上戦よりも水上作戦の方を得意としている[1]

量産体制も敷かれていたが[3]、ZAC2056年惑星Zi大異変によってその殆ど絶滅し、配備されていたのは大統領専用機1機のみとなった[1]

武装・装備[編集]

(旧)は中央大陸戦争第一次大陸間戦争時代、(新)は第二次大陸間戦争時代の装備呼称。

36cm高速キャノン砲(旧) / 360mmリニアキャノン(新)
背部に装備される。ウルトラキャノン砲とも呼称される装備で[8]、有効射程は100km以上となり、敵基地を破壊可能[13]
運用のため砲手が乗り込む[2]
40mm連装対空砲(旧) / AAZ100mm2連装ビームガン(新)
高速キャノン砲(リニアキャノン)の上部に備える。
小口径対空ビーム砲(旧) / AAZ90mm3連装パルスレーザーガン(新)
ビークル格納庫の両側面に備える。
対空ビーム砲(旧) / AAZ120mmビームキャノン(新)
尾部先端に装備する。砲手は尾部の銃座に搭乗する。
魚雷発射管(旧)
腹部上陸用格納庫側面のスリットに備える[2][注 2]。ホーミング魚雷を発射し、敵機や基地を攻撃する[8]
8連ミサイルランチャー(旧) / 8連装ミサイルランチャー(新)
胴体部に装備する。任務に応じて対地攻撃用のミサイルから海戦用のホーミング魚雷を装填可能[14]
ミサイルポッド(旧) / AZ6連装ハイマニューバーミサイルポッド(新)
前脚部に装備される。
連装対空ミサイル(旧) / AAZマニューバーミサイル(新)
尾部に装備される。後方警戒から対空攻撃に使用される[2]
サーチライト(旧)
前脚部装甲に備える[3]
対空レーダー(旧) / レーダー(新)
首部に設置される。全方位レーダーであるためあらゆる方向から敵機を補足可能なほか、妨害電波の発生も可能[2]
通信アンテナ
カタパルトに備える。ビークル発進時の管制、離着陸の指示等に使用される[8]
カタパルト(旧) / ビークル用カタパルト(新)
ビークルを発進させるためのカタパルト[8]。後部には格納庫も存在する[8]
搭載機(旧)
コックピットと背部格納庫と胸部ハッチに計3機艦載されるビークル。うち1機はコクピットを兼ねる[2]
イオンクラフトで飛行し、航続距離450km・飛行速度300kmに達する[8]
ハイパーキラーバイトファング(新)
牙部の装備[注 3]
ハイドロジェット(新)
脚部に装備。水流を噴出し、ウルトラザウルスの水中行動時の推進器となる[8]

キット[編集]

RBOZ-005 ウルトラザウルス
1986年9月発売。巨大な機体でありながら、動力はゴジュラスと同じく、単二電池2本が主動力である。そして、単三電池2本がライトユニットとして活用される。単二電池は胴体下部に、単三電池は尾のカバーを開けてセットする。首をSの字に曲げた後、一気に伸ばすという動きを繰り返しながら口を開閉させ、4つ脚で歩行する。その際に機体両脇のウルトラキャノン砲身を左右それぞれに上下させる。また、歩行と連動し尾を左右に振るような動きを無動力ながら見せる。電飾は目を赤く光らせ、時間が経つと点滅する。機体サイズが大型の為、飛行甲板に小型ゾイドや、ミニモデルなどを載せる基地遊びのようなことも出来た。基本搭乗員6人(残り2人は搭載された偵察用ビークルのパイロット)の内、頭部コックピットおよびウルトラキャノン砲砲座の計3人はキャノピーから頭が露出する構造となっている。
価格とサイズは当時のゾイド最大級の物となっており、パーツ数も100を越えた。
RZ-037 ウルトラザウルス
2000年10月発売。銀を基調にしたカラーに変更されたほか、電飾ギミックの電源を主動力側から採る方式に変更したため、使用電池はボディ側の単二電池2本のみとなった。尾部分の電池を納める部分は空洞になっている。電飾がムギ球からLEDに変更されたため目のライトは点滅しない。


2012年1月にコトブキヤからゾイドをデフォルメされたシリーズ「ZOIDS D-STYLE ウルトラザウルス」が発売された。

余談だが、初期バトルストーリーのジオラマでは、本機の遠景モデルにザットンとブラキオスを改造したものが、後期ではジュニアゾイドのものが用いられている。

劇中での活躍[編集]

バトルストーリー[編集]

ZAC2037年に初登場。開発情報を入手した帝国軍スパイコマンド・“エコー”中佐の手によって鹵獲作戦が展開され、奪取されたウルトラザウルスサラマンダーのミサイル攻撃にも耐え切る強靭さを見せる。これに対し、共和国軍陸軍中尉ロイ・ジー・トーマスによる奪回作戦が行われ、二体のゴジュラスが動きを一瞬止めたところをカノントータスの精密射撃が直撃し、ウルトラザウルスのキャノピー破壊に成功。同機は奪回された[15]。その後、帝国では国力、生産力の観点からウルトラザウルスが量産化された場合には同国が危機に陥るとし、早期決戦に踏み切る[16]

同年に行われた中央大陸最北端・ザブリスキーポイントでの戦いにおいてはエコーの作戦により偽の共和国の救難信号を発信され、ウルトラザウルスが誘導される。この機体はエコーのアイアンコングMk-IIの攻撃によって窮地に陥ったものの、サラマンダーに懸下され上空を警護していたトーマスのゴジュラスMk-IIが応戦する。戦いはエコーが優位に立つが、勝利を確信したエコーの一瞬生まれた隙をついたウルトラの援護により、トーマスの勝利に終わった[17]

ZAC2038年には帝国領土に突き出た「オウムのくちばし地区」と呼ばれた国境地域において帝国軍の包囲作戦が敢行される。十数名の搭乗員を乗せたウルトラザウルスは国境近くまで追撃を受ける事となるが、全武装を開放し機体が白い閃光を包むほどの一斉発射を行う全方位攻撃によってウルトラを包囲した帝国軍大型ゾイド部隊を撃破(この際は同時に地面がクレーター状になるほどの威力を見せた)、脱出に成功する[18]

同年にはやクーパー港から出港し、ミーバロス湾から帝国領土への上陸作戦に参加。最終的には帝国司令部を砲撃する活躍を見せた[19]

ZAC2039年には帝国首都攻略戦に参戦。ウルトラザウルスが司令本部として機能した[20]。ゼネバスを捕らえようとした共和国のエリクソン大佐が操縦するEマークのウルトラザウルスが暗黒大陸へ向かうシンカーを撃破しようとしたが、ダニー・ダンカン将軍によって阻止される[21]

ZAC2041年にはゼネバスの帰還作戦が行われ、港に停泊していたウルトラザウルスに対し、ウオディックの魚雷攻撃が行われた[22]

ZAC2044年にはトビー・ダンカン少尉のデスザウラーとエリクソン大佐機のウルトラザウルスが因縁の激闘を繰り広げる。橋を行軍中のデスザウラーに対し、水面からウルトラザウルスの奇襲攻撃が行われ、デスザウラーを転落させる事に成功。そのままエリクソン大佐の操縦するウルトラは砲撃を加えて牽制し、デスザウラーにのしかかり、水没を目論む。しかし、その寸前でデスザウラーにウルトラザウルスの首が折られるとともにコククピットを握り潰され、エリクソン大佐は戦死する[23]

同年12月には共和国軍によるクック基地攻撃作戦に参加。ヘリック大統領専用機に偽装した機体が陽動をしかけ、共和国軍の包囲作戦に貢献した[24]

翌年のZAC2045年3月にはデスザウラー捕獲作戦に参戦。サラマンダーとの連携を行うが、失敗する[25]。同年5月にはフロレシオ海海戦に空母改造を施した機体が参戦。フロレシオ海全域の制海権奪取に寄与する[26]。同年7月には友軍のゲルマンジー半島上陸作戦を援護すべく、陽動として水上戦に参加。このウルトラザウルスは、水面に荷電粒子砲の一撃を受けた事から浜辺まで吹き飛ばされ、大破する。しかし、死に際にデスザウラーの荷電粒子吸入ファンの破壊に成功。増援に駆け付けた上陸部隊のウルトラザウルス複数機の砲撃により、同戦闘に参加したデスザウラーも撃破された[27]

ZAC2046年3月にはさらにパーツごとに解体して運び込んだウルトラが組み上げられ、中央山脈の帝国基地を攻略するゲリラ戦でも大活躍した[28]

ZAC2048年8月には国境地帯の戦闘に参戦。幾つかのグレートサーベルを撃破する。しかし、ゴーレムにより機体内部に侵入、爆破装置をセットされ、撃破されている[29]

ZAC2051年3月にはビッグマザーマッドサンダーの輸送に従事[30]

ZAC2054年2月には飛行艇が暗黒大陸上陸作戦を支援した[30]

新シリーズではZi大異変の影響でそのほとんどが絶滅し、大統領専用機の一機しか残らなかったが、西方大陸戦争の激化に伴いZAC2100年に参戦。ウルトラザウルスは超巨大砲の1200mmウルトラキャノンを搭載したウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーに改造され、デストロイヤー師団に配属された後にロブ・ハーマン少佐をパイロットとして同年9月に進撃を開始。そして1200mmウルトラキャノンの砲撃によって帝国軍を撃破し、同年10月にはニクシー基地を陥落させた[31]

翌年のZAC2101年1月には改装途中に帝国の「ザバット」により激しい空爆を受ける[32]。その後は海戦仕様の「ウルトラザウルス・ザ・キャリア」への改装が完了し、同年6月にはアンダー海海戦に参加する。しかし、シンカーの大部隊の前に転進を余儀なくされ、トライアングルダラスに突入。鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)のマッカーチスの誘導によって暗黒大陸に上陸する事に成功する[33]。同年10月中旬に発生したビフロスト平原南部での戦いでは、艦砲射撃を行い司令部を守った[34]。その後のネオゼネバス戦では中央大陸帰還シーン以降は特に登場していない。

アニメ[編集]

ゾイド -ZOIDS-』第60話にて初登場。

続編の『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではゾイドバトル連盟の主要機関の施設として登場。バックドラフト団の荷電粒子砲の攻撃にも耐える強力なEシールドを搭載している。

ゲーム[編集]

PS版ZOIDSで登場。大型ゾイドを搭載できる母艦機能が再現されている。

バリエーション[編集]

ウルトラザウルスMoS[編集]

ウルトラザウルスMoS
所属 ヘリック共和国
ガーディアンフォース
分類 ウルトラサウルス
全長 555m[35]
全高 333m[35]
全幅 不明
重量 不明
最高速度 不明
主な搭乗員 ロブ・ハーマン大佐(司令官)(ゾイド -ZOIDS-
ムンベイ(操縦士)(ゾイド -ZOIDS-
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』に登場。全長555m、全高333m[35]と巨大なゾイドで[注 4]、作戦用ブリッジを持ち、機体内部には大型ゾイドを複数格納可能。移動拠点として機能する。また、その体内には複数の動力機関を内蔵している。リニアキャノンは持たないが、後にボディ両側に重力砲(グラビティカノン)とそのパワージェネレーターを装備した。
グラビティカノンは25m重力口径砲とも言われ、内部重力を持つ超重金属プラネタルサイトが着弾時に外部圧力が加わることにより重力崩壊を引き起こしブラックホール現象を引き起こす[36]この機体の最強装備。その性質上、プラネタルサイト砲弾は量産が困難とされる[注 5]
ロブ・ハーマンを総司令官とし、ガーディアンフォースの対デススティンガー戦の旗艦となった。
この機体呼称はゾイドバトルカードゲームより。
作中の活躍
共和国軍によって発掘され、偽装湖に密かに保有されていた。
デススティンガーの荷電粒子砲の到達寸前に起動、武装強化を行う為ピレムデン諸島へ航行する。道中、ヒルツの放ったシンカー部隊、そしてデススティンガーをメタンハイドレートに誘導することで振り切る。第62話からはドクター・ディが開発した重力砲(グラビティカノン)を装備、ヒルツのデススティンガーを機能停止寸前にまで追い込んだが、デススティンガーのゾイドコアと融合した完全体デスザウラーによって大ダメージを負う。そして決死の特攻を敢行するバン・フライハイトのブレードライガーをグラビティカノンから発射して撃破した。
ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではロイヤルカップのゴールとして、朽ち果てた状態で登場した。

ウルトラザウルスLB[編集]

プレイステーションの『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』に登場した機体で、ゴジュラスのロングレンジバスターキャノンを背部に装備している。

グレートザウルス[編集]

ウルトラザウルスLBにマッドサンダー(またはシールドライガーMk-II)のビームキャノンを加えたもの。
ゲーム登場のゾイドの中で、最も高いHPと武器搭載量を誇る。

第7艦隊指揮艦[編集]

RBOZ-005ウルトラザウルス(1986年9月発売)パッケージに掲載。水上艦隊を指揮する帰還であり、対空・対艦・対潜および通信能力が強化された。
装甲部はグレーとなっている。

第26陸戦隊旗艦[編集]

RBOZ-005ウルトラザウルス(1986年9月発売)パッケージに掲載。陸戦用の旗艦であり、3色迷彩で塗装されている。

空母型[編集]

ゾイドバトルストーリー3巻に登場した空母改造を施されたウルトラザウルス。
帝国軍の目に触れないよう、沖合に移動してから空母型改装を受けたもので、フロレシオ海海戦で活躍した。
ノーマル機と違い、36cm高速キャノンが首の付け根に据え付けられ、門数も2門に減ったものの、代わりに甲板に多数のプテラスを積めるよう延長された。

ケンタウロス[編集]

同じく3巻に登場した対デスザウラー用の改造機。
下半身となっているウルトラをベースにゴジュラスの上半身、ゴルドスのレーダー、サラマンダーの翼を装備した最強合体ゾイド。ただし共和国軍の主力ゾイド4機を潰す必要が有るため量産は不可能で、大統領親衛隊所属の1機しか存在しない。
小山をも吹き飛ばす巨大な弓矢、バスターボウガンと、分厚いゾイドの装甲をも貫く巨大な槍、そしてゴジュラスの格闘能力とサラマンダーの飛行能力にゴルドスの電子戦能力に加え、ウルトラのパワーと火力を組み合わせたケンタウロスの総合戦力はデスザウラーよりも高いとされる。しかし、大量にエネルギーを消費するために短時間しか飛行することができないという欠点をもつ。
ヘリック大統領と女親衛隊長ローザの活躍で、帝国軍の陣地を次々と蹴散らすが、打倒ヘリックに命運を賭け、ゼネバス軍人であることを捨てた元大尉フランツ・ハルトマンの操縦する改造デスザウラーデスドッグと激突し、壮絶な戦いの末に両者相討ちとなった。

ビッグマザー[編集]

新ゾイドバトルストーリーに登場。マッドサンダーを海上から他の陸地へ迅速に輸送するために作られた改造ウルトラザウルス。分離後は単独で戦うことも可能。ZAC2051年3月、ニカイドス島に立て篭もるゼネバス帝国軍に対し、共和国軍は200隻のビッグマザーをもって島に上陸した。
初出は学年誌「小学三年生」1989年2月号

ウルトラザウルス空母[編集]

学年誌「小学一年生」1989年6月号に掲載。ウルトラザウルスを二台繋げ、その間のスペースにマッドサンダーやカノンフォートを搭載できる荷台を取り付けた改造機。同誌掲載のストーリーでは中央大陸と暗黒大陸の間に位置する共和国基地へとゾイドを輸送した。

ウルトラザウルス飛行艇[編集]

新ゾイドバトルストーリーに登場。サラマンダーF2の翼を装備した飛行艇仕様。脚を撤去し、代わりに増槽のようなものを装着している。ZAC2054年2月、ギル・ベイダーの基地を攻撃するため、ホワイト大佐率いるキングライガー部隊を輸送した。

キング・ザウラー[編集]

学年誌「小学四年生」記事「ゾイド改造塾」に掲載された改造作例。直立歩行形態に変更され、アイアンコングの両腕、デスザウラー爪(電磁クロウ)と後ろ脚、シールドライガーの頭部を胸部に取り付けたミキシングビルド。同誌1989年8月号で初登場。その際はウルトラザウルスの首が三つ生えた作例であったが、同年9月号では首は1本のみとなり、新たに翼が付加された。同年10月号では暗黒軍仕様のアイアンコングとガルタイガーの連携攻撃に敗れるジオラマも掲載された。

ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー[編集]

ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー
ULTRA SAURUS THE DESTROYER[37]
所属 ヘリック共和国
分類 ウルトラサウルス
全長 不明
全高 不明
全幅 不明
重量 不明
最高速度 不明
主な搭乗員 ロブ・ハーマン少佐(バトルストーリー)
武装 360mmリニアキャノン×4
8連装ミサイルランチャー
1200mmウルトラキャノン×2[14]
ゴジュラスキャノン×6[14]
各種対空装備(尾部ミサイルランチャー)[14]
100kmという射程に加え一撃で都市一つを壊滅させるという化物じみた超巨大砲「1200mmウルトラキャノン」を左右に一門づつ、さらにゴジュラスのロングレンジバスターキャノンを六門、尾部にミサイルランチャー[37]も装備した改造ウルトラザウルス。西方大陸戦争時、共和国軍の切り札として送られ、ニクシー基地を陥落させ、西方大陸戦争の勝利に貢献した。
この巨大実弾砲はアンカーを兼ねるスタビライザーが未完成であるため[37]、使用するには護衛専用に改装されたゴジュラス2機がアンカー代わりとしてウルトラザウルスを支える必要がある。夢想癖で有名な共和国の科学者が設計したものだと言われる[38]。カスタマイズパーツの没案を元にしており[39]、デザインは列車砲をイメージしたもの[37]

ウルトラザウルス・ザ・キャリア[編集]

ウルトラザウルス・ザ・キャリア
所属 ヘリック共和国
分類 ウルトラサウルス
全長 60.0m[40]
全高 27.5m[40]
全幅 不明
重量 900.0t[40]
最高速度 27.5ノット[40]
主な搭乗員 ミロリー・ルディット大尉[41](バトルストーリー)
暗黒大陸上陸作戦に向け、1200mmキャノンを撃ち尽くした後のウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーを航空母艦型(実質的には航空戦艦)に改修した改造ウルトラザウルス。中央後部に発着用の飛行甲板を持ち、左右にアングルドデッキを持つ。機体左右と後部には3連装ロングレンジバスターキャノンを計3基装備。共和国艦隊の旗艦としてアンダー海海戦で戦うが、海底に潜んでいたシンカーの猛攻により、被害を受けトライアングルダラスへ逃げ込んだ。その後、暗黒大陸での戦いにも参加している。

アルティメットファランクス[編集]

アルティメットファランクス
所属 ヘリック共和国
分類 ウルトラサウルス
全長 65.0m[42]
重量 548.0t[42]
最高速度 42ノット[42]
武装 8連装ミサイル
3連大口径迫撃砲
胸部3連大口径迫撃砲
ハイパーファング
ゲーム『ゾイドサーガ2』で初登場したバリエーション。ウルトラザウルスの武器・装甲などを改造した機体。非常に強力だが、スピードと積載量はウルトラザウルスより劣る。



ウルトラデビルス[編集]

ウルトラデビルス
所属 ヘリック共和国
分類 ウルトラサウルス
全長 50.0m
全高 27.5m
重量 518.0t
最高速度 38.0km/h(陸)
ゾイドバトラー雷牙』『ゾイド改造マニュアル』に登場した改造機。見た目は首部に4連機銃、胴体両側に伸縮型クロー(ゴジュラスの腕をベースにしている)、ロングレンジバスターキャノンを装着したウルトラだが、首が左右に分かれ、そこから現れる巨大な隠し刃「キラーアックス」を振り下ろすという戦法を持っている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、戦力比較においてはセイバータイガーはリニアキャノンを受けずに格闘戦に持ち込む事が難しく、ライトニングサイクスであっても決め手に欠けるために、勝率はウルトラザウルスの方が高いとされている[11]。また、ファンブック4巻におけるウルトラザウルスの格闘力はAと評価されており、セイバータイガーやライトニングサイクスはB+としている[12]
  2. ^ 資料によって8連ミサイルランチャーを魚雷発射管とするものや[8]、装備個所は胴体腹部側面であるとするものも存在する[3]
  3. ^ 新シリーズでは格闘用の武器として新たに設定し直されたが、これは同じ竜脚類型ゾイドであるブラキオスと共通する変更となった。
  4. ^ 劇中では設定よりもさらに倍近く巨大に描かれている。
  5. ^ 試射用・攻撃用及びその予備弾頭の計3発。ただし、イブポリスでの最終戦ではドクター・ディの手により新規弾頭が一発製造されている。

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j 『ゾイド公式ファンブック2』小学館、2001年3月1日初版発行、70-71頁。(ISBN 4-09-102863-2)
  2. ^ a b c d e f g h 『RBOZ-005 ウルトラザウルス』トミー、1986年9月発売、商品パッケージ。
  3. ^ a b c d e SUPER REAL ACTION MAGAZINE ゾイドグラフィックスVOL.8』トミー、1986年、小冊子。
  4. ^ a b 『ゾイドバトルストーリー4』小学館、1988年12月1日初版発行、4-5頁。
  5. ^ 『小学三年生』1987年1月号、小学館、2頁掲載広告。
  6. ^ 『RZ-037 ウルトラザウルス』トミー、2000年10月25日発売、商品パッケージ。
  7. ^ 『ゾイドバトルストーリー』小学館、1987年1月10日初版発行、42頁。
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  9. ^ 『ゾイドバトルストーリー4』小学館、1988年12月1日初版発行、48-49頁。
  10. ^ 『ゾイドバトルストーリー』小学館、1987年1月10日初版発行、36-37頁。
  11. ^ 『ゾイド公式ファンブック2』小学館、2001年3月1日初版発行、114頁。(ISBN 4-09-102863-2)
  12. ^ 『ゾイド公式ファンブック4』小学館、2004年2月1日初版発行、76頁および94-97頁。(ISBN 4-09-106132-X)
  13. ^ 『小学三年生』1986年9月号、小学館、32-33頁。
  14. ^ a b c d 『月刊コロコロコミック』2000年10月号、小学館、18-19頁。
  15. ^ 『ゾイドバトルストーリー』小学館、1987年1月10日初版発行、46-49頁。
  16. ^ 『ゾイドバトルストーリー』小学館、1987年1月10日初版発行、50-51頁。
  17. ^ 『ゾイドバトルストーリー』小学館、1987年1月10日初版発行、52-55頁。
  18. ^ 『ゾイドバトルストーリー』小学館、1987年1月10日初版発行、56-57頁。
  19. ^ 『ゾイドバトルストーリー』小学館、1987年1月10日初版発行、58-61頁。
  20. ^ 『ゾイドバトルストーリー2』小学館、1987年11月1日初版発行、6-9頁。(ISBN 4-09-104761-0)
  21. ^ 『ゾイドバトルストーリー2』小学館、1987年11月1日初版発行、10-13頁。(ISBN 4-09-104761-0)
  22. ^ 『ゾイドバトルストーリー2』小学館、1987年11月1日初版発行、14-15頁。(ISBN 4-09-104761-0)
  23. ^ 『ゾイドバトルストーリー2』小学館、1987年11月1日初版発行、58-61頁。(ISBN 4-09-104761-0)
  24. ^ 『ゾイドバトルストーリー3』小学館、1988年5月1日初版発行、6-9頁。
  25. ^ 『ゾイドバトルストーリー3』小学館、1988年5月1日初版発行、10-11頁。
  26. ^ 『ゾイドバトルストーリー3』小学館、1988年5月1日初版発行、12-15頁。
  27. ^ 『ゾイドバトルストーリー3』小学館、1988年5月1日初版発行、46-49頁。
  28. ^ 『ゾイドバトルストーリー3』小学館、1988年5月1日初版発行、52-53頁。
  29. ^ 『ゾイドバトルストーリー4』小学館、1988年12月1日初版発行、46-49頁。
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  31. ^ 『ゾイド公式ファンブック2』小学館、2001年3月1日初版発行、46-49頁および59-60頁。(ISBN 4-09-102863-2)
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  33. ^ 『ゾイド公式ファンブック3』小学館、2002年3月1日初版発行、32-39頁。(ISBN 4-09-106030-7)
  34. ^ 『ゾイド公式ファンブック4』小学館、2004年2月1日初版発行、26頁。(ISBN 4-09-106132-X)
  35. ^ a b c 「ウルトラザウルス・MoS」『ゾイドバトルカードゲーム エキサイティングブースター』トミー、2001年7月発売、収録カードの記述。
  36. ^ 『電撃ホビーマガジン』2001年5月号、メディアワークス、188-189頁。
  37. ^ a b c d 『電撃ホビーマガジン』2001年1月号、メディアワークス、214-215頁。
  38. ^ 『ゾイド公式ファンブック2』小学館、2001年3月1日初版発行、104-105頁。(ISBN 4-09-102863-2)
  39. ^ 『電撃ホビーマガジン』2002年3月号、メディアワークス、228頁。
  40. ^ a b c d 「機獣新世紀ゾイドバトルストーリー THE AVENGE OF PROITEN(プロイツェンの反逆)」『ゾイドコアボックス』小学館、2003年10月24日発売、付属書籍、62頁。(ISBN 978-4099410865)
  41. ^ 『ゾイド公式ファンブック3』小学館、2002年3月1日初版発行、79頁。(ISBN 4-09-106030-7)
  42. ^ a b c ゾイドサーガ2』トミー、2003年4月発売、ゲーム内データベース。