ドミトリー・ムラトフ

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Dmitry Muratov
ドミトリー・ムラトフ
2018-06-20 Boris Nemzow Preis 2018-9831.jpg
ドミトリー・ムラトフ(2018)
原語名Дмитрий Муратов
生誕Дмитрий Андреевич Муратов
(1961-10-29) 1961年10月29日(60歳)
Flag of the Russian SFSR.svg ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 サマーラ
国籍ロシアの旗 ロシア
職業ジャーナリスト
活動期間1987年-現在
雇用者ノーヴァヤ・ガゼータ
政党ヤブロコ
受賞ノーベル平和賞(2021)
公式サイトnovayagazeta.ru/authors/12
ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2021年
受賞部門:ノーベル平和賞
受賞理由:民主主義と恒久的な平和の前提条件である表現の自由を守るための努力に対して

ドミトリー・アンドレーヴィチ・ムラトフロシア語: Дми́трий Андре́евич Мура́тов, 英語: Dmitry Andreyevich Muratov, 1961年10月29日 - )は、ロシアのジャーナリスト。ノーヴァヤ・ガゼータ編集長。2021年ノーベル平和賞受賞[1]

来歴[編集]

2021年、言論の自由を守るため独裁権力への対抗が評価され、フィリピンマリア・レッサとともにノーベル平和賞を受賞した[2]

2022年3月22日、ロシアのウクライナ侵攻による避難民を支援する団体にノーベル平和賞のメダルを寄付すると表明した。メダルは競売にかけられる[3]。ムラトフはノーヴァヤ・ガゼータで「我々の国はプーチン大統領の命令でウクライナと戦争を始めた。私は悲しむとともに、恥じている」といった侵攻に反対する記事を複数掲載していたが、ロシア当局から「虚偽情報の流布」として削除を命じられた[3]。3月28日には2回目の警告を受け当局が裁判所にノーヴァヤ・ガゼータの登録廃止を申請することが可能となり、ノーヴァヤ・ガゼータは特別軍事作戦が終了するまでの業務一時停止に追い込まれた[4]。4月7日には列車の客室にいたところを何者かに襲撃され赤い油絵の具を浴びせられ、目を負傷するなど被害を受けた[5]

脚注[編集]

  1. ^ The Nobel Peace Prize 2021
  2. ^ ロ・比記者にノーベル平和賞授与 報道「独裁権力への対抗手段」”. 共同通信 (2021年12月10日). 2022年3月23日閲覧。
  3. ^ a b ノーベル平和賞メダルを競売に 受賞のロシア紙編集長、避難民支援へ”. 朝日新聞 (2022年3月22日). 2022年3月23日閲覧。
  4. ^ “ロシアのリベラル紙、警告受け活動停止 編集長はノーベル平和賞受賞”. 朝日新聞. (2022年3月28日). https://www.asahi.com/articles/ASQ3X77Q8Q3XUHBI03M.html 2022年3月29日閲覧。 
  5. ^ “ノーベル賞編集長、襲撃受ける 塗料掛けられ目を負傷―ロシア”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2022年4月8日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040800361 2022年4月8日閲覧。 

外部リンク[編集]