デニス・ミューレン
デニス・ミューレン Dennis Muren | |||||||||||||
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本名 | Dennis Elmer Muren | ||||||||||||
生年月日 | 1946年11月1日(78歳) | ||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州グレンデール | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
『スター・ウォーズ』シリーズ 『ドラゴンスレイヤー』/『E.T.』 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』 『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』 『インナースペース』/『ウィロー』 『ゴーストバスターズ2』/『アビス』 『ターミネーター2』 『ジュラシック・パーク』シリーズ 『A.I.』/『ハルク』/『宇宙戦争』 | |||||||||||||
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デニス・ミューレン(Dennis Muren, 1946年11月1日 - )はILMに所属する視覚効果スーパーバイザー。常に革命的な技術を生み出してきた人物である。特にスティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカスの作品でSFX/VFXを担当することで有名である。カリフォルニア州出身。
アカデミー視覚効果賞に14回ノミネートされ、8回受賞している。生存する個人での受賞としては最多の受賞記録である。
来歴
[編集]カリフォルニア州グレンデイルに生まれる。幼い頃から映画制作やSFXに興味を持ち始めた。Pasadena City大学で経済学を学んでいたとき、8千ドルの制作費で『Equinox』という短編のSF映画を製作。小規模の映画会社Tonylyn Productionsがこれを配給した。Tonylynは映画編集者のジャック・ウッズを雇って、『Equinox』を長編映画として完成させるため、追加シーンを監督させた。長編映画『Equinox』は1970年10月に公開。ミューレンは自ら映画を監督し、SFXをつくったにもかかわらず、プロデューサーとしてクレジットされた。映画は8千ドルの先行投資を十分にまかなうだけの売り上げを上げた。
その後『スター・ウォーズ』のSFX制作の為に設立されたILMに参加、ジョン・ダイクストラの下で第2特撮カメラマンとしてモーション・コントロール・カメラによる宇宙船プロップの撮影を担当した。ダイクストラがルーカスと袂を分かった後は新生ILMの中心人物として、スター・ウォーズ・シリーズを始め多くの作品の視覚効果を担当した。『ターミネーター2』『ジュラシック・パーク』などのCGやデジタル合成技術の開発でも中心的役割を果たした。
2006年にはILMに籍を置き続けながらピクサーと契約をしてCGアニメーションの研究、開発を行なっている。
主なフィルモグラフィ
[編集]- スター・ウォーズ/帝国の逆襲 The Empire Strikes Back (1980)
- E.T. E.T. the Extra-Terrestrial (1982)
- スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 Return of the Jedi (1983)
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 Indiana Jones and the Temple of Doom (1984)
- インナースペース Innerspace (1987)
- ウィロー Willow (1988)
- アビス The Abyss (1989)
- ゴーストバスターズ2 Ghostbusters II (1989)
- ターミネーター2 Terminator 2: Judgment Day (1991)
- ジュラシック・パーク Jurassic Park (1993)
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス Star Wars: Episode I – The Phantom Menace (1999)
- A.I. A.I. Artificial Intelligence (2001)
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 Star Wars: Episode II – Attack of the Clones (2002)
- ハルク Hulk (2003)
- 宇宙戦争 War of the Worlds (2005)
- SUPER 8/スーパーエイト Super 8 (2011)
- パラノーマル・アクティビティ4 Paranormal Activity 4 (2012)
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 Star Wars: The Force Awakens (2015)
受賞とノミネート
[編集]賞 | 年 | 部門 | 作品名 | 結果 |
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アカデミー賞 | 1980[1] | 特別業績賞 (視覚効果に対して) | スター・ウォーズ/帝国の逆襲 | 受賞 |
1981[2] | 視覚効果賞 | ドラゴンスレイヤー | ノミネート | |
1982[3] | E.T. | 受賞 | ||
1983[4] | 特別業績賞 (視覚効果に対して) | スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 | 受賞 | |
1984[5] | 視覚効果賞 | インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 | 受賞 | |
1985[6] | ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 | ノミネート | ||
1987[7] | インナースペース | 受賞 | ||
1988[8] | ウィロー | ノミネート | ||
1989[9] | アビス | 受賞 | ||
1991[10] | ターミネーター2 | 受賞 | ||
1993[11] | ジュラシック・パーク | 受賞 | ||
1997[12] | ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク | ノミネート | ||
1999[13] | スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス | ノミネート | ||
2001[14] | A.I. | ノミネート | ||
2005[15] | 宇宙戦争 | ノミネート | ||
英国アカデミー賞 | 1982[16] | 特殊視覚効果賞 | E.T. | ノミネート |
1983[17] | スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 | 受賞 | ||
1984[18] | インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 | 受賞 | ||
1991[19] | ターミネーター2 | 受賞 | ||
1993[20] | 特殊効果賞 | ジュラシック・パーク | 受賞 | |
1999[21] | 特殊視覚効果賞 | スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス | ノミネート | |
2001[22] | A.I. | ノミネート |
参考文献
[編集]- ^ “THE 53RD ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “THE 54TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “THE 55TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “THE 56TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “THE 57TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 58TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 60TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 61ST ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 62ND ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 64TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 66TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 70TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 72ND ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 74TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “THE 78TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “Film 1983”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “Film 1984”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “Film 1985”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “Film 1992”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “Film 1994”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “Film 2000”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2016年4月20日閲覧。
- ^ “Film 2002”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2016年4月20日閲覧。