ターボ・ユニオン RB199

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RB199. 左が前方で空気取り入れ口につながり、右が排気口。排気口上下の2枚の板は逆推力装置。

ターボ・ユニオン RB199 (Turbo-Union RB199) はロールスロイスMTU、フィアットアヴィオ(現アヴィオ)の合弁企業ターボ・ユニオンによる低バイパス比ターボファンエンジンである。ジェット攻撃機/戦闘機トーネード IDS/ADVはRB199を2発搭載する。かつては、FS-X初期案において、搭載エンジンとしてPW1120、F404/F2J1とともに検討されていた[1]

開発[編集]

RB199はモジュラー構成である。

1972年、RB199はアブロ バルカンに搭載されて飛行試験を行ったが、その機体はかつてコンコルドに搭載されていたロールス・ロイス オリンパスの実験にも使われていた。

Mk104の派生型であるRB199-122は、タイフーンの試作機であるDA1とDA2に搭載され、本来のエンジンであるEJ200が手に入るまでの間使用された。

派生型[編集]

3つのタイプが存在する。

RB199-103
トーネード IDS用。推力:40.5 kN(ドライ)/ 71.2 kN(リヒート使用時)
RB199-34R-Mk104
トーネード F3用。推力:40.5 kN(ドライ)/ 73 kN(リヒート使用時)
RB199-Mk105
トーネード ECR用。推力:42.5 kN(ドライ)/ 74.3 kN(リヒート使用時)

いずれも3軸式であり、制動用にスラスト・リバーサー(逆噴射装置)を装備している。多用途機として重爆装での出撃任務をも担当するうえ、逆噴射装置や可変翼を装備しているため重量過大になりがちなトーネードに合わせて、エンジンの特性は小型で推力重量比が大きく燃料消費率が少なくなるように設計されている。 湾岸戦争イラク戦争におけるトーネードの活躍を反映して、イギリス空軍ドイツ空軍ドイツ海軍・サウジアラビア空軍・イタリア空軍において総計500万飛行時間以上の運用実績がある。

関連[編集]

  1. ^ 1986 1986 - 0567.PDF