タイラー・スカッグス

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  • タイラー・スカッグス
  • タイラー・スキャッグス
タイラー・スカッグス
Tyler Skaggs
Tyler Skaggs on July 14, 2016.jpg
ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2016年7月14日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンタモニカ
生年月日 (1991-07-13) 1991年7月13日
没年月日 (2019-07-01) 2019年7月1日(27歳没)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト1巡目(全体40位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名
初出場 2012年8月22日 マイアミ・マーリンズ
最終出場 2019年6月29日 オークランド・アスレチックス
年俸 $3,700,000(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

タイラー・ウェイン・スカッグスTyler Wayne Skaggs , 1991年7月13日 - 2019年7月1日)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタモニカ出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。最終所属はMLBロサンゼルス・エンゼルス

NBAロサンゼルス・レイカーズのファンであり、同チームに所属していたニック・ヤングの愛称であるスワッギー PのPを抜いたスワッギーがスカッグスの愛称である[2]

経歴[編集]

2009年のMLBドラフト1巡目(全体40位)でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムに入団。

2010年7月25日ダン・ヘイレンとの1対4のトレードが成立し、スカッグスは後日発表選手として8月7日アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[3]

2011年オールスター・フューチャーズゲームに出場し、後半戦には2Aまで昇格。158イニングで198個の三振を奪い、トレバー・バウアーと共にダイヤモンドバックスの期待の星となる[4]

2012年8月22日マーリンズ戦でメジャーデビューを果たし、7回途中を2失点で初登板初勝利を挙げた[5]

2013年、オフの12月10日にダイヤモンドバックス、シカゴ・ホワイトソックス、エンゼルス間の三角トレードでエンゼルスに復帰した[6]

2014年8月10日トミー・ジョン手術を受け、シーズンの残り試合の欠場が決まり、同年の12月にはリハビリにより2015年シーズンも全て欠場することが発表された[7]

2016年、2シーズンぶりにメジャーに復帰した。10試合に先発登板し、防御率4.17を記録。

2019年7月1日午後2時18分、テキサス・レンジャーズ戦に向けた遠征の際に宿泊先のホテルで意識不明状態で発見され、その後死亡が確認された[8]。27歳没。同日の試合は中止となった。翌日、エンゼルスの選手全員がスカッグスの背番号45のユニフォームを着用し、試合開始前に黙祷が捧げられ、多くの関係者が彼の死を悼んだ。今季開幕からローテションの一角として15試合に先発し、チームトップの7勝(7敗)を挙げていた。7月9日に行われたMLBオールスターゲームの試合前に両軍の選手らがグラウンドに出て、スカッグスに黙祷を捧げた。また、エンゼルスから選出されたマイク・トラウトは背番号45のユニフォームを着て試合に臨んだ。さらに両軍の監督、コーチ、選手らも胸に45番のバッジをつけ、スカッグスを追悼した[9]。7月12日、スカッグスが急逝して以来初めてとなる本拠地での追悼試合で、エンゼルスの選手全員がスカッグスの背番号「45」と名前が記されたユニフォームを着用し、試合前の追悼セレモニーではスカッグスの母、デビーさんが始球式を行った。この試合でエンゼルスは継投によるノーヒット・ノーランを達成した[10][11]。試合後、選手たちはマウンドへ足を運び、次々とユニフォームを脱いで盛り上がった場所に並べていった。プレートを清める選手もいれば、天を仰ぎ思いを馳せる選手もおり、思い思いの方法でスカッグスに別れを告げた[12]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2012 ARI 6 6 0 0 0 1 3 0 0 .250 133 29.1 30 6 13 0 2 21 1 0 20 19 5.83 1.47
2013 7 7 0 0 0 2 3 0 0 .400 170 38.2 38 7 15 2 2 36 2 0 23 22 5.12 1.37
2014 LAA 18 18 0 0 0 5 5 0 0 .500 464 113.0 107 9 30 1 4 86 7 0 59 54 4.30 1.21
2016 10 10 0 0 0 3 4 0 0 .429 219 49.2 51 5 23 0 2 50 0 0 23 23 4.17 1.49
2017 16 16 0 0 0 2 6 0 0 .250 365 85.0 90 13 28 0 6 76 5 2 46 43 4.55 1.39
2018 24 24 0 0 0 8 10 0 0 .444 533 125.1 127 14 40 0 5 129 2 0 60 56 4.02 1.33
MLB:6年 81 81 0 0 0 21 31 0 0 .404 1884 441.0 443 54 149 3 21 398 17 2 231 217 4.43 1.34
  • 2018年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 37 (2012年 - 2013年)
  • 45 (2014年 - 2019年)

脚注[編集]

  1. ^ Tyler Skaggs Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年1月19日閲覧。
  2. ^ Explaining Angels Players Weekend nicknames MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧
  3. ^ Los Angeles Angels trade Joe Saunders to Arizona Diamondbacks for Dan Haren
  4. ^ D-backs' system loaded with arms
  5. ^ Arizona Diamondbacks' Tyler Skaggs pleased with 1st start in big leagues
  6. ^ Angels acquire LHP Hector Santiago and LHP Tyler Skaggs from Diamondbacks MLB.com
  7. ^ Skaggs slowly steering his way toward 2016
  8. ^ “大谷の同僚、エンゼルスの左腕スカッグスが27歳で急死 2日の試合は中止” (日本語). Full Count. 株式会社Creative2. (2019年7月2日). https://full-count.jp/2019/07/02/post426551/ 2019年7月2日閲覧。 
  9. ^ オールスターで急逝のエ軍・スカッグス投手に黙とう トラウトは背番号「45番」でプレー” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ) (2019年7月10日). 2019年7月10日閲覧。
  10. ^ “スキャッグスを背に”エンゼルスが本拠地で継投ノーヒッター 大谷翔平は猛攻に繋がる左前打で8戦連続H” (日本語). ベースボールチャンネル(BaseBall Channel). 2019年7月13日閲覧。
  11. ^ 大谷感動!エンゼルス、急逝スカッグス氏追悼試合でノーノーリレー” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ) (2019年7月14日). 2019年7月13日閲覧。
  12. ^ スカッグスへ捧ぐ― ノーノー達成後の追悼シーンに米感動「これこそが野球を特別に」” (日本語). THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト. 2019年7月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]