センス・オブ・ジェンダー賞
センス・オブ・ジェンダー賞 | |
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受賞対象 | ジェンダーをテーマとして探求する作品(受賞作品は選考委員の討論及び投票で決定) |
会場 | 日本SF大会会場 |
国 | ![]() |
主催 | ジェンダーSF研究会 |
初回 | 2001年 |
最新回 | (毎年更新) |
最新受賞者 | (本文参照) |
公式サイト | http://gender-sf.org/ |
センス・オブ・ジェンダー賞(センス・オブ・ジェンダーしょう、Sense of Gender 賞)は、前年度の1月1日から12月31日までに刊行されたSF&ファンタジー関連の文学、漫画、映像作品などから広く性差、性別役割というテーマを探求する作品に贈られる文学賞。略称はSOG賞。
ジャンルSFにおいて、ジェンダーの理解をふかめようという意図で創立されたアメリカの文学賞ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞の日本版として設立された。
主宰はジェンダーSF研究会。ジェンダーSF研究会会員と外部の選考委員、合計5名の最終選考委員の討論及び投票で決定される。発表と授賞式は毎年日本SF大会にて行われる。各年度の最終選考5作品と選考委員の講評はジェンダーSF研究会ホームページで公開される。
受賞作品一覧[編集]
国内部門[編集]
- 第1回(2001年度)
- 大賞 - 茅田砂胡 『スカーレット・ウィザード』(中央公論社)
- 第2回(2002年度)
- 第3回(2003年度)
- 第4回(2004年度)
- 第5回(2005年度)
- 第6回(2006年度)
- 第7回(2007年度)
- 第8回(2008年度)
- 第9回(2009年度)
- 第10回(2010年度)
- 第11回(2011年度)
- 大賞 - 川原由美子『ななめの音楽I』『ななめの音楽II』(朝日新聞出版)
- シスターフッド賞 - 粕谷知世『終わり続ける世界のなかで』(新潮社)
- シスターフッド賞 TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』 監督:新房昭之
- 第12回(2012年度)
- 第13回(2013年度)
- 大賞 - 菅浩江『誰に見しょとて』(早川書房)
- 第14回(2014年度)
- 第15回(2015年度)
- 大賞 - オメガバース現象
- 第16回(2016年度)
- 第17回(2017年度)
- 第18回(2018年度)
- 第19回(2019年度)
海外部門[編集]
- 第1回(2005年度)
- 大賞 - シオドア・スタージョン『ヴィーナス・プラスX』(国書刊行会)
- 第2回(2006年度)
- 大賞 - アイリーン・ガン『遺す言葉、その他の短篇』(早川書房)
- 第3回(2007年度)
- 大賞 - ウェン・スペンサー『ようこそ女たちの王国へ』(早川書房)
- 第4回(2008年度)
- 大賞 - キャロル・エムシュウィラー『カルメン・ドッグ』(河出書房新社)
- 大賞 - エレン・カシュナー『剣の名誉』(早川書房)
- 特別賞 - 紀大偉『膜』(作品社)
- 第5回(2009年度)
- 大賞 - チャイナ・ミエヴィル『ペルディード・ストリート・ステーション』(早川書房)
- 第6回(2010年度)
- 大賞 - バーナード・ベケット『創世の島』(早川書房)
- 第7回(2011年度)
- 大賞 - N・K・ジェミシン 『空の都の神々は』(早川書房)
- 第8回(2012年度)