セレン化水素
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| 物質名 | |||
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Hydrogen selenide | |||
別名 Hydroselenic acid | |||
| 識別情報 | |||
3D model (JSmol)
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| ChEBI | |||
| ChemSpider | |||
| ECHA InfoCard | 100.029.071 | ||
| EC番号 |
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| KEGG | |||
PubChem CID
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| RTECS number |
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| UNII | |||
| 国連/北米番号 | 2202 | ||
CompTox Dashboard (EPA)
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| 性質 | |||
| H2Se | |||
| モル質量 | 80.98 g/mol | ||
| 外観 | 無色の気体 | ||
| 匂い | 腐敗した西洋ワサビのような[1] | ||
| 密度 | 3.553 g/dm3 | ||
| 融点 | −65.73 °C (−86.31 °F; 207.42 K) | ||
| 沸点 | −41.25 °C (−42.25 °F; 231.90 K) | ||
| 0.70 g/100 mL | |||
| 溶解度 | 二硫化炭素、ホスゲンに溶ける | ||
| 蒸気圧 | 9.5 atm (21°C)[1] | ||
| 酸解離定数 pKa | 3.89 | ||
| 共役酸 | セレノニウム | ||
| 共役塩基 | セレニド | ||
| 構造 | |||
| 折れ線型 | |||
| 危険性 | |||
| 労働安全衛生 (OHS/OSH): | |||
主な危険性
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極めて有毒、可燃性 | ||
| GHS表示: | |||
| Danger | |||
| H220, H330, H410 | |||
| P210, P260, P271, P273, P284, P304+P340, P310, P320, P377, P381, P391, P403, P403+P233, P405, P410+P403, P501 | |||
| NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |||
| 引火点 | 可燃性ガス | ||
| 致死量または濃度 (LD, LC) | |||
LCLo (最低致死濃度)
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0.3 ppm (モルモット, 8 時間) 5.9 ppm (ラット, 1 時間)[2] | ||
| NIOSH(米国の健康曝露限度): | |||
| TWA 0.05 ppm (0.2 mg/m3)[1] | |||
| TWA 0.05 ppm (0.2 mg/m3)[1] | |||
| 1 ppm[1] | |||
| 安全データシート (SDS) | ICSC 0284 | ||
| 関連する物質 | |||
| その他の 陰イオン |
水 硫化水素 テルル化水素 ポロニウム化水素 | ||
| その他の 陽イオン |
セレン化ナトリウム セレン化銀(I) | ||
| 関連物質 | アルシン | ||
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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セレン化水素(セレンかすいそ、英: hydrogen selenide)は、化学式が H2Se で表されるセレンと水素の化合物で、カルコゲンの水素化合物(カルコゲン化水素)の一つ。セレンの酸化数は-2。爆発範囲は8.84 - 62.4 vol%。
生成
[編集]セレン化アルミニウムなどのセレンと金属の化合物に水または希塩酸を反応させると、水の場合酸化アルミニウム、希塩酸の場合塩化アルミニウムとともに生成する[3]。
また、セレンの蒸気と水素を直接反応させることでも生成できる[3][4]。
化学的性質
[編集]ニンニクのような臭気があり、毒性がある[5][6]。高圧ガス保安法で規定された特殊高圧ガスで、毒物に指定されている。硫化水素に性質が似ている。
水溶液(セレン化水素酸)中では、セレン化物イオン (Se2-) と水素イオンに電離しやすい。そのため酸性を示す。
刺激性が強いので、取り扱いには注意を要する。
大気中に放出されると、対流圏の場合3〜6時間で半減すると計算されている[7]。
その他
[編集]- IUPAC組織名:セラン
用途
[編集]有機セレン化合物の合成に用いられる。また、半導体の製造の際にも用いられる[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e NIOSH Pocket Guide to Chemical Hazards 0336
- ^ “Hydrogen selenide”. 生活や健康に直接的な危険性がある. アメリカ国立労働安全衛生研究所(NIOSH). 2026年3月9日閲覧。
- ^ a b 『Experimental chemistry lectures, 第 9 巻』Nihon Kagakkai、1958年、17頁。
- ^ 奥原 哲 (1959-06). “トリアゾ水素酸及びセレン化水素の製法”. 論集 6 (1): 54-57.
- ^ “水素化セレニウム H2Se 毒物(セレン化合物及びこれを含有する製剤)” (PDF). 滋賀県. 2022年5月28日閲覧。
- ^ a b “セレン及びその化合物”. 化学物質ファクトシート 2012年版/セレン及びその化合物. 環境省. 2022年5月28日閲覧。
- ^ “化学物質の初期リスク評価書 No. 128 セレン及びその化合物” (PDF). 製品評価技術基盤機構. p. 20 (2008年11月). 2013年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月28日閲覧。



