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塩素酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
塩素酸
Chloric acid
Chloric acid
Chloric acid
Chloric acid
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.029.303 ウィキデータを編集
性質
HClO3
モル質量 84.45914 g mol−1
外観 無色
密度 1 g/mL, solution (approximate)
>40 g/100 ml (20 °C)
酸解離定数 pKa ca. −1
構造
三角錐形
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
酸化剤、腐食性
GHS表示:
支燃性・酸化性物質腐食性物質
Danger
H271, H314
P210, P220, P221, P260, P264, P280, P283, P301+P330+P331, P303+P361+P353, P304+P340, P305+P351+P338, P306+P360, P310, P321, P363, P370+P378, P371+P380+P375, P405, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
関連する物質
その他の
陰イオン
臭素酸
ヨウ素酸
その他の
陽イオン
塩素酸アンモニウム
塩素酸ナトリウム
塩素酸カリウム
関連物質 次亜塩素酸
塩酸
亜塩素酸
過塩素酸
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

塩素酸(えんそさん、: chloric acid)は塩素オキソ酸の1つで、化学式 HClO3 の化合物。+5価の塩素を中心にヒドロキシ基1つと酸素原子が2つついた構造を持つ。

化学的性質

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遊離酸は単離できない。

希硫酸塩素酸バリウム水溶液を混合すると、不溶性の硫酸バリウムが析出して塩素酸水溶液を生じる。

水溶液は強酸で、強力な酸化剤でありしたがって漂白作用がある。冷たい水溶液はおよそ30%まで安定で、そこから慎重に減圧することで40%まで濃縮することができる。温めたりそれ以上の濃度にすると分解して様々な化合物を生じる。

塩素酸塩

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塩素酸塩はいずれも不安定で取り扱いに注意を要する。火薬爆薬の原料として、また漂白にも使われる。日本国内では、塩素酸塩類は消防法に基づく危険物第1類に指定されている。

関連項目

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外部リンク

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