グリース・バンド

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グリース・バンド
ウッドストックでのグリース・バンド
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル
活動期間 1969年 - 1975年
共同作業者 ジョー・コッカー
旧メンバー

グリース・バンドThe Grease Band)は、ジョー・コッカーのバックバンドとして結成されたイギリスロックバンド

バンド自体の名義でも、1970年代に2枚のアルバムを録音している。バンド名が冠された最初のアルバム『グリース・バンド』について、 『オールミュージック』のジョー・ヴィリオーネは、次のように述べている。「...およそ商業性からは遠い作品だが、1969年にジョー・コッカーのバックで、1970年代半ばにマリアンヌ・フェイスフルのバックで、魔法を見せてくれた連中の音が記録されていることは重要だ。... ロンドンで録音されたこのレコードはヴィンテージものであり、録音から100年経っても、丹精された歴史的な録音盤として敬意をもたれることだろう[2]」。

キーボード奏者のクリス・ステイントン英語版は、ジョー・コッカーと同じくシェフィールド出身で、仲間内では「ロビン (Robin)」という名で親しまれ、後にはエリック・クラプトンのツアーに頻繁に参加した。ベース奏者のアラン・スペナー英語版は、リズムギターニール・ハバート英語版とともに、後にはイギリスの白人ソウル・バンド、ココモに参加した。ドラムブルース・ローランド英語版は、1975年から1979年までフェアポート・コンヴェンションに参加した。リードギターヘンリー・マッカロク英語版は、ポール・マッカートニーウイングスの初期に参加したほか、現在もソロ・アーティストとして活動を続けている[3]

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • 『グリース・バンド』 - The Grease Band (1971年、Shelter/Harvest)[4]
  • Amazing Grease (1975年、Goodear)[5]

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b c Eder, Bruce. The Grease Band Biography, Songs, & Albums - オールミュージック. 2022年4月6日閲覧。
  2. ^ Viglione, Joe. “The Grease Band/The Grease Band”. allmusic. 2012年7月16日閲覧。
  3. ^ Biography”. Henry McCullough. 2011年11月19日閲覧。
  4. ^ Joe Viglione. “The Grease Band - The Grease Band - Songs, Reviews, Credits, Awards - AllMusic”. AllMusic. 2014年12月24日閲覧。
  5. ^ Amazing Grease - The Grease Band - Songs, Reviews, Credits, Awards - AllMusic”. AllMusic. 2014年12月24日閲覧。

外部リンク[編集]