イドース
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| 物質名 | |
|---|---|
6-(hydroxymethyl)oxane- | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol)
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| ChemSpider | |
PubChem CID
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| 性質 | |
| C6H12O6 | |
| モル質量 | 180.16 |
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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イドース (idose, Ido) は、六炭糖およびアルドースに分類される単糖の一種。L-イドースはD-グルコースの5位のエピマーである。
イドース自体は自然界にほとんど存在しないが、イドースのウロン酸であるイズロン酸は皮膚や血液に含まれ、動物にとって重要なグリコサミノグリカンであるヘパラン硫酸(ヘパリン)やデルマタン硫酸を構成している。
D-イドースは、ヒドロキシ基(OH基)同士の1,3-ジアキシアル効果と、CH2OH基とC−Hの1,3-ジアキシアル効果が拮抗するため、α-イドピラノース型では水中で一般的ないす形(1C4)または珍しいねじれ形配座(S35)ともう一種類のいす形(4C1)の平衡状態として存在していることが示唆されている[2]。
特徴
[編集]水溶液中では異性化を起こし、アルデヒド構造(0.1%)、水和構造(0.5%)、環状構造(ピラノースならびにフラノース)との混合物となる(変旋光)[2]。
| D-イドース | ||
|---|---|---|
| ナッタ投影式 | ハース投影式 | |
α-D-Idofuranose 13.5% |
β-D-Idofuranose 16.5% | |
α-D-Idopyranose 35.9% |
β-D-Idopyranose 33.4% | |
脚注
[編集]- '^ Merck Index, 11th Edition, 4818
- ^ a b Snyder, J. R.; Serianni, A. S. (1986). “D-Idose: a one- and two-dimensional NMR investigation of solution composition and conformation”. J. Org. Chem. 51 (14): 2694–2702. doi:10.1021/jo00364a014.
