ぼくらが旅に出る理由
表示
「ぼくらが旅に出る理由 (Single Edit)」 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小沢健二 の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『LIFE』 | ||||||||||||||||
B面 | 流星ビバップ (“レヴュー96”ライブ:96/03/09 横浜アリーナ) | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | 8cmCD | |||||||||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||||||||
レーベル | EASTWORLD ⁄ 東芝EMI | |||||||||||||||
作詞・作曲 | 小沢健二 | |||||||||||||||
プロデュース | 小沢健二 | |||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
| ||||||||||||||||
小沢健二 シングル 年表 | ||||||||||||||||
| ||||||||||||||||
|
「ぼくらが旅に出る理由」(ぼくらがたびにでるりゆう)は、小沢健二の楽曲である。1994年に発売された2作目のオリジナル・アルバム『LIFE』に収録された。1996年5月16日にシングル・エディット版が東芝EMIから12作目のシングルとして発売された。
解説
[編集]イントロと間奏はポール・サイモンの「You Can Call Me Al」および「Late in the Evening」のフレーズが引用されている[1]。
シングル・エディット版では、 2ndアルバム『LIFE』収録テイクからイントロと歌詞の一部がカットされている。なお、このシングル・エディット版は、アルバム未収録。
ミュージック・ビデオも制作されており、出発前に洗面台で身嗜みをする小沢の様子で構成されている[2]。
2019年8月24日に敢行された藤津亮太著の『ぼくらがアニメを見る理由ーー2010年代アニメ時評』のタイトルは、本作が由来となっている[3]。
2022年8月の個人のSNSの中で、『ぼくらが旅に出る理由』の歌詞の2人は、飛行機の時間よりずっと早くに東京を出て、九十九里浜に寄ってから成田へ向かう。と幼少期に祖父母宅のある千葉で過ごした日の光景を歌にしたと記した。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|
1. | 「ぼくらが旅に出る理由」(Single Edit) | 小沢健二 |
|
2. | 「流星ビバップ」(“レヴュー96”ライブ:96/03/09 横浜アリーナ) | 小沢健二 | 小沢健二 |
3. | 「ぼくらが旅に出る理由」(オリジナル・カラオケ) |
収録アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
1994年08月31日 | アルバム『LIFE』(オリジナル) | TODT-3486 |
1995年05月17日 | シングル『戦場のボーイズ・ライフ』(ライブ音源) | TODT-3486 |
1996年05月29日 | 服部隆之『将太の寿司 オリジナル・サウンドトラック』 | TOCT-9492 |
1996年10月02日 | 『HIT TUNES 「あなたに逢いたくて~Missing You」~「FREEDOM」』 | SRCL-3658 |
2012年08月31日 | ライブ・アルバム+書籍『小沢健二作品集「我ら、時」』 | 9784891949778 |
タイアップ
[編集]- フジテレビ系金曜ドラマ『将太の寿司』主題歌
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)『にっぽんさんぽ/新九州交響旅・長崎』CMソング(1999年)
- ANA 「2017年 夏の旅割」篇 「2017年 年末年始の旅割」篇 「2018年 夏の旅割」篇「ANA SUPER VALUE 販売開始」篇 CMソング[4][5]
FMとやまで放送されている『富山ダイハツ 山内マリコのオッケイトーク』では本曲のインストゥルメンタル版がオープニング曲として使用されている。
カバー
[編集]発売日 | 収録作品 | 規格品番 | 備考 |
---|---|---|---|
2008年05月21日 | 安藤裕子『chronicle.』 | CTCR-14579B CTCR-14580 |
ゲストボーカルで茂木欣一が参加。 NHK広島放送局(中国ブロックネット)『山下健二郎 とっておき絶景旅』テーマ曲。 |
2011年09月21日 | 『モテキ的音楽のススメ Covers for MTK Lovers盤』 | AICL-2295 | フジファブリックによるカバー |
2012年05月16日 | フジファブリック『徒然モノクローム/流線形』 | AICL-2373 AICL-2375 AICL-2376 |
|
2012年07月11日 | 初音ミク『渋谷系 feat. 初音ミク』(feat. koyori[電ポルP])[6] | WPCL-11058 | |
2013年05月15日 | Bank Band with Great Artists『ap bank fes '12 Fund for Japan』 | TFXQ-78110 TFBQ-18134 |
|
2014年11月12日 | 野宮真貴『実況録音盤 野宮真貴、渋谷系を歌う。 Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards』 | DDCB-12961 | |
2014年11月25日 | EmiLy『colorful ribbon』 | ||
2015年04月10日 | OHGIYA KENTO & OISHI MASAYOSHI『プチカフェ ~カフェ・ド・TOKYO~』 | SPCC-1003 | |
2015年11月04日 | Benjamin Wallfisch『オリジナル・サウンドトラック GAMBA ガンバと仲間たち』 | RBCP-2968 | |
2015年12月9日 | Cana『PEACEFUL』 | MPCS-00012 | |
2018年7月18日 | RiRiKA『toc-toc』 | ボサノヴァ調にアレンジされている[7]。 | |
2021年9月29日 | Bank Band『沿志奏逢4』 | TFCC-86784/5 | 『ap bank fes '12 Fund for Japan』のライブ音源。 |
この他、倍賞千恵子によるカバー・バージョンが劇場アニメ『GAMBA ガンバと仲間たち』(2015年)主題歌[8]、RINKU(Mistera Feo)によるカバー・バージョンがNHK BSプレミアムのテレビアニメ『龍の歯医者』(2017年)主題歌に起用された[9]。
テレビ出演
[編集]ぼくらが旅に出る理由
- 1996年12月27日 テレビ朝日『ミュージックステーション』[10]
- 2017年2月24日 テレビ朝日『ミュージックステーション』[11]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “小沢健二が魅せたポップミュージックの新境地『LIFE』は邦楽オールタイムベスト作のひとつ”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2018年1月3日) 2019年10月28日閲覧。
- ^ “『ぼくらが旅に出る理由/小沢健二』は○○に向けられた曲!?タモリも絶賛と話題の歌詞の意味を徹底解説!(2/2)”. OTOKAKE(オトカケ) (株式会社TechFactory). (2017年10月13日) 2019年10月27日閲覧。
- ^ “藤津亮太が語る、2010年代のアニメ評論「回答を作品の中に探していく」”. リアルサウンド ブック (株式会社blueprint). (2019年10月10日) 2019年10月27日閲覧。
- ^ “ANA「旅割2017夏」のCMソングは?”. CDJournal リサーチ (株式会社シーディージャーナル). (2017年6月2日) 2019年10月27日閲覧。
- ^ “綾瀬はるかと吉沢 亮が出演するANAのCMソングは?”. CDJournal リサーチ (株式会社シーディージャーナル). (2018年10月5日) 2019年10月27日閲覧。
- ^ “初音ミクが「渋谷系」小沢健二やピチカート・ファイヴをカヴァー”. FASHIONSNAP.COM (株式会社レコオーランド). (2012年5月7日) 2019年10月28日閲覧。
- ^ “新婚・RiRiKA、幸せいっぱい「ノンストレス!」キューピットはマネージャー”. MusicVoice(ミュージックヴォイス) (株式会社アイ・シー・アイ). (2019年9月29日) 2022年6月19日閲覧。
- ^ “「GAMBA」主題歌PV、倍賞千恵子が小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」カバー”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年10月2日) 2015年10月2日閲覧。
- ^ “庵野秀明が制作総括、カラー初のTVアニメ「龍の歯医者」声優は清水富美加”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年12月16日) 2019年10月27日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (1996年12月27日). 2019年10月27日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (2017年2月24日). 2019年10月27日閲覧。