なみだ恋

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なみだ恋
八代亜紀シングル
B面 雨のカフェテラス
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル テイチク
作詞・作曲 悠木圭子(作詞)
鈴木淳(作曲)
小谷充(編曲)
チャート最高順位
  • 週間12位(オリコン
  • 1973年度年間19位(オリコン)
八代亜紀 シングル 年表
恋街ブルース
1972年
なみだ恋
1973年
おんなの涙
(1973年)
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なみだ恋」(なみだこい)は、1973年2月5日に発売された八代亜紀の4枚目のシングル。

解説[編集]

  • 「夜の新宿 裏通り…」で始まる哀感漂う悲恋を歌った曲で、60万枚の大ヒットとなる。この曲で八代は1973年(昭和48年)の第15回日本レコード大賞で歌唱賞を受賞し、第24回NHK紅白歌合戦に初出場を果たす。また東映映画(後述)の主題歌ともなる。なお、2000年(平成12年)の第51回でも同曲を歌っている。
  • 当初は「雨のカフェテラス」がA面候補になっており、B面曲として用意されていた「なみだ恋」はレコーディングでほんの数回サラリと歌っただけだったが、最終的にはこちらがA面となり、大衆の支持を受けた。

収録曲[編集]

  1. なみだ恋
    作詞:悠木圭子
  2. 雨のカフェテラス
    作詞:二条冬詩夫

映画[編集]

夜の歌謡シリーズ
なみだ恋
Love Lost in Tears
監督 斎藤武市
脚本 成澤昌茂
製作 安斉昭夫(企画)
出演者 中島ゆたか八代亜紀
音楽 小杉太一郎
撮影 山沢義一
編集 祖田富美夫
製作会社 東映東京撮影所
配給 東映
公開 日本の旗1973年8月11日
上映時間 73分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 夜の歌謡シリーズ 女のみち
次作 夜の演歌 しのび恋
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本曲を題材とした『夜の歌謡シリーズ なみだ恋』は、1973年8月11日に公開。『夜の歌謡シリーズ』の第10作目だが、『夜の歌謡シリーズ』の冠が付くのはこれが最後となる。カラー、シネマスコープ、73分。

スタッフ[編集]

出演者[編集]

製作[編集]

主演は中島ゆたか。八代亜紀も自身の名前でクラブ歌手役として出演[1]。当時のインタビューで「こんど初めて映画に出していただくことになったんだけど、役作りが難しくて。3キロもやせちゃったのよ。主演の谷隼人さんとのからみもあるの。チャンと台詞だってあるんだから...」と話しており[1]、『おしゃれ大作戦』(東宝)でクラブ歌手役として撮影に参加したことを伝えるサンケイスポーツ1975年12月4日記事でも「八代は、四十八年大ヒットした『なみだ恋』を映画化した同題名映画に初出演、翌年も『しのび恋』に出演と過去に二回映画出演している」と書かれていることから[2]。映画デビューとされる『銀蝶流れ者 牝猫博奕』は歌を歌っているシーンのみを映したものと見られる。また当時人気が有った講談師の田辺一鶴が、外科医役で助演している。

エピソード[編集]

  • 八代は新人時代、映画は東映付いていたため、この時期、東映スターに混じり劇場でのスター一日支配人などを務めたり(改装完成した浅草東映1973年7月19日、同じく新宿東映1973年7月26日)[3]、東映系劇場のオープンイベントなどに出席した(1973年8月3日鹿児島東映の移転再オープンイベントに岡田茂東映社長や中島ゆたからと出席)[4]
  • 同時上映は『山口組三代目』。学生時代に東映の劇場に通いつめたという杉作J太郎は、『なみだ恋』との併映に「脅して酔わせてどうするつもり」という感想を持ったという[5]

同時上映[編集]

山口組三代目

出典[編集]

  1. ^ a b 「ミュージックバラエティー 『八代亜紀が夏やせならぬ"映画やせ"』」『週刊平凡』1973年8月2日号、平凡出版、 176頁。
  2. ^ “八代がゲスト出演 東宝『おしゃれ大作戦』でクラブ歌手”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社): p. 11. (1975年12月4日) 
  3. ^ “宣伝企画”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 2. (1973年7月14日) 
  4. ^ “座館消息”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 3. (1973年7月28日) 
  5. ^ 杉作J太郎×飯島洋一「男の二本立てを語る!」『映画秘宝』2006年2月号、洋泉社、 78-79頁。

関連項目[編集]