かよエール

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かよエール(通学用)

かよエールとは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が発売する、特急急行列車自由席が利用できる定期乗車券である。1997年(平成9年)4月より発売開始された。

概説[編集]

特急定期券の設定区間内の、特急・急行列車自由席を利用できる。有効期間の設定は、1箇月・3箇月・6箇月とあり[1]、高校生用・中学生用の設定もある(これはJR北海道が発売する一般の通学定期券と同様)。別途で指定券・グリーン券を買い求めれば、指定席グリーン席も利用できる。

設定範囲[編集]

下記駅の範囲内の相互間で設定されている。

特急停車駅以外からでも利用可能だが、その場合「かよエール」の区間は区間内の最初の特急停車駅相互間となる(例:奈井江 - 札幌の場合、美唄 - 札幌が特急利用可能区間)。なお旭川方面・東室蘭方面・追分方面のうち、岩見沢 - 白老や追分 - 苫小牧などのような2区間にまたがる発売はしていない。またがる場合は白石あるいは南千歳で分け、それぞれの区間の定期券を別に買い求める必要がある。

設定範囲の拡大[編集]

平成23年(2011年)3月16日以降は、通学用に限り設定範囲が、根室本線の新得~釧路、函館本線の函館~長万部、石北本線の旭川~網走、宗谷本線の旭川~稚内にまで拡大された。それらの区間の発売額は、通常の通学定期料金に以下の追加料金を上乗せする。[2]

  • 25kmまで - 2,000円
  • 50kmまで - 4,000円
  • 100kmまで - 6,000円
  • 200kmまで - 8,000円

利用状況[編集]

2010年の1日平均利用客数は1,290人で、そのうち札幌 - 旭川間内の利用が8割以上を占めている。発売開始以降発売枚数は毎年増加しており、2006年度に年間1万枚を超えた。また2010年度中に累計発売枚数が10万枚を超えるとされている。

最も利用の多い設定区間は「滝川 - 札幌」で、次いで「旭川 - 札幌」「美唄 - 札幌」の順となっている。普通列車の本数が少ない「深川 - 滝川」などの短区間利用も多い。

歴史[編集]

  • 1997年(平成9年) - 発売開始。
  • 2000年(平成12年) - 発売額値下げ。
  • 2001年(平成13年) - 指定料金券・グリーン料金券との併用が可能になる。
  • 2002年(平成14年) - 発売額値下げ。
  • 2011年(平成23年) - 通学用の設定範囲を拡大。
  • 2016年(平成28年) - 石勝線の設定範囲を拡大(南千歳 - 新夕張間)、通学用の設定範囲から津軽海峡線を削除。

備考[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2015年3月31日まで、通学用に限り、2箇月・4箇月用も発売されていた。
  2. ^ もっと便利に、さらに快適に 特急定期券「かよエール」は累計発売枚数まもなく10万枚

関連項目[編集]

外部リンク[編集]