飯島敏宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Uncyle (会話 | 投稿記録) による 2016年2月22日 (月) 11:15個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎関連図書)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

いいじま としひろ
飯島 敏宏
別名義 持統院丈太郎、千束北男
生年月日 (1932-09-03) 1932年9月3日(91歳)
出生地 日本の旗 日本 東京府
職業 映画監督、脚本家
ジャンル 特撮
活動期間 1957年 -
テンプレートを表示

飯島 敏宏(いいじま としひろ、1932年9月3日 - )は、日本演出家テレビプロデューサー脚本家東京府(現:東京都)出身[1]TBS、株式会社ドリマックス・テレビジョン(株式会社木下恵介プロダクション、株式会社木下プロダクション)を経て、現在はフリー。

来歴

人物

  • 脚本家としてのペンネームは千束 北男(せんぞく きたお)[1]。これは新婚当時、大田区北千束に居を構えていた事からそれをもじって「北千束の夫」という意味合いで付けられた「千束北夫」を、台本の印刷時に「北男」としてしまった事が由来とされる[1]
  • ウルトラマン』の代表キャラクターであるバルタン星人が登場した第2話「侵略者を撃て」と第16話「科特隊宇宙へ」の監督と脚本を担当しており、バルタン星人の生みの親とも称される[1]。バルタン星人の登場作品としては映画『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』や『ウルトラマンマックス』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」と第34話「ようこそ! 地球へ 後編 さらば!バルタン星人」なども担当しており、1993年には制作中止となった『ウルトラマン バルタン星人大逆襲』の脚本も執筆している[1]。飯島はバルタン星人は今よりも科学や経済が発達した人類の未来の姿を映した反面教師と位置づけており、悪役として描かれた後発のバルタン星人については認めていないと発言している[1]

主な担当作品

TBS演出部時代

TBS映画部時代

木下恵介プロ→木下プロ→ドリマックス時代

映画

ラジオ

オリジナルビデオ

飯島敏宏(に該当する役)を演じた俳優

  • 石田純一(『ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟』(1989年、TBS) - 飯沢宏美 役

関連図書・回想

池田憲章河崎実による回想インタビューと、実相寺昭雄との対談を収録。
  • 飯島敏宏 「ウルトラマン」から「金曜日の妻たちへ」(双葉社)ISBN 978-4-575-30298-1
白石雅彦による同氏の評伝と、飯島敏宏(千束北男)の小説、シナリオで構成されている。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 宇宙船編集部 編 編『ウルトラマンマックス マックス!マックス!マックス!怪獣大画報』円谷プロダクション 監修、朝日ソノラマファンタスティックコレクション〉、2006年10月30日、pp.54-55頁。ISBN 4257037350 

関連項目