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湯島天満宮

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湯島天満宮
所在地 〒113-0034
東京都文京区湯島3丁目30番1号
位置 北緯35度42分28秒 東経139度46分6秒 / 北緯35.70778度 東経139.76833度 / 35.70778; 139.76833
主祭神 天之手力雄命
菅原道真
社格 府社別表神社
創建 雄略天皇2年(458年
別名 湯島天神
例祭 5月25日
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湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)は、東京都文京区にある神社である。通称湯島天神。旧称湯島神社。旧社格は府社で、現在は神社本庁別表神社となっている。

古来より江戸東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っているため受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れるが、普段からも学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せている。また境内の梅の花も有名で、この地の梅を歌った「湯島の白梅」(1942年)は戦中時の歌として大ヒットした。

長野県長野市に湯島天満宮の分社がある。

歴史

ファイル:Yushima tenmangu 2005 June.jpg
1995年に再建された社殿

社伝によれば、雄略天皇2年(458年)1月、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられている。南北朝時代正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真勧請して合祀した。この時をもって正式な創建とする説もある。当の湯島天満宮では458年創建としている。

徳川家康江戸城に入ってから徳川家の崇敬を受けた。江戸時代には多くの学者・文人が訪れ崇敬を集める一方、享保期には富籤の興行が盛ん(江戸の三富の一つ)になり庶民に親しまれた。

明治5年に郷社に列し、明治18年に府社に昇格した。平成13年(2001年)に神社本庁の別表神社に指定された。

本殿の建築様式は権現造である。かつての社殿は明治18年に改築されたものであったが、老朽化が進んだために平成7年(1995年)12月に再建された。平成12年(2000年)3月31日に「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称した。

祭事

梅まつり(2~3月)
例大祭(5月)
例大祭(5月)


文化財

湯島天満宮が登場する作品

交通

周辺情報

関連項目

外部リンク