根室振興局

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日本 > 北海道 > 根室振興局(旧・根室支庁
根室振興局 管内のデータ
自治体コード 01690-0
発足 2010年4月1日
根室支庁から改組)
面積 8,534.22 km²
(2009年10月1日)
北方領土の面積を含む)
世帯数 34,192世帯
(2010年3月31日 住民基本台帳
(北方領土を除く)
総人口 67,996
(2024年3月31日 住民基本台帳)
(北方領土を除く)

隣接している
振興局管内

釧路総合振興局(根室市、別海町、中標津町で接する)
オホーツク総合振興局(羅臼町、標津町、中標津町で接する)
根室振興局(旧・根室支庁)
所在地 〒087-8588
根室市常盤町3丁目28番地
根室振興局
外部リンク 根室振興局

根室振興局(ねむろしんこうきょく)は、北海道振興局のひとつ。振興局所在地は根室市2010年平成22年)4月1日根室支庁に代わって発足した。

歴史

所管

従来の根室支庁と同一である。

14支庁を9総合振興局・5振興局へ再編する北海道総合振興局設置条例では、釧路支庁より改組される道東総合振興局(どうとうそうごうしんこうきょく)の下部組織として設置される予定であったが、「格下げ」に対する反発が生じたことから2009年(平成21年)3月に条例を改正。根室を始めとする5振興局については、総合振興局と同等の地位(地方自治法上の支庁)とされる一方で、「広域で所管することが望ましい業務」に関しては、隣接する釧路総合振興局が根室振興局の管内においても事務に当たることが出来るものとされた。

なお、北海道庁では、本庁で行っている北方領土返還運動に関する業務を根室振興局へ全面的に移管することを提案している。

地理・人口

根室振興局の自治体
1.根室市 / 2. 別海町 / 3. 中標津町 / 4. 標津町 / 5. 羅臼町 / 6. 色丹村 / 7. 泊村 / 8. 留夜別村 / 9. 留別村 / 10. 紗那村 / 11. 蘂取村
北方領土
A.歯舞群島 / B. 色丹島 / C. 国後島 / D. 択捉島
北海道と北方四島(ロシア名・南クリル諸島)の衛星写真

地理

北海道の最東端に位置し、根室海峡太平洋に接する。

  • 北部は知床半島、南部は根室半島が東に向かって伸びる
  • 北部は知床連峰が知床半島に向かって東西に連なり、オホーツク総合振興局(旧網走支庁)との境界をなす
  • 中部は根釧台地と呼ばれる丘陵が広がり、大酪農地帯となっている
  • 南部は平坦な地形
  • 西で釧路総合振興局(旧釧路支庁)と接する
  • 北海道本島から根室海峡を挟んで東に歯舞群島、色丹島、国後島択捉島北方地域(北方領土、北方四島)がある。択捉島から択捉水道を挟んで、ロシアが実効支配する得撫島と接する。

人口変遷


根室振興局(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷

以下は、根室振興局管内における都市雇用圏(10% 通勤圏、中心都市の DID 人口が1万人以上)の変遷である。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。

  • 10% 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
根室振興局管内の都市雇用圏
自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 自治体
(現在)
根室市 根室 都市圏
42880人
根室 都市圏
36912人
根室 都市圏
34934人
根室 都市圏
33150人
根室 都市圏
31202人
根室 都市圏
29201人
根室市
別海町 - - - - - - 別海町
中標津町 中標津 都市圏
21187人
- 中標津 都市圏
22326人
- 中標津 都市圏
23792人
- 中標津町
標津町 - - - - - - 標津町
羅臼町 - - - - - - 羅臼町

外部リンク