常陸大子駅
常陸大子駅 | |
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駅舎(2010年11月) | |
ひたちだいご Hitachi-Daigo | |
◄袋田 (3.8 km) (6.4 km) 下野宮► | |
所在地 | 茨城県久慈郡大子町大字大子710 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■水郡線 |
キロ程 | 55.6 km(水戸起点) |
電報略号 | タイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
449人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)3月10日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
常陸大子駅(ひたちだいごえき)は、茨城県久慈郡大子町大字大子にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。車両基地および乗務員基地である水郡線営業所を有するため、留置線が多い。留置線奥には転車台が設置されているが、使用機会は少ない。
直営駅(駅長配置)であり、管理駅として下小川駅 - 磐城棚倉駅間の各駅を管理している。みどりの窓口(営業時間 6時 - 19時)・自動券売機が設置されている。駅舎の半分にはヤマザキショップが入店している。雨量計設置駅。
駅前広場には、水郡線建設に功績のあった衆議院議員の根本正の胸像が1968年(昭和43年)に設置されている。本来根本の胸像は十二所神社境内に1930年(昭和5年)に「水郡線全通記念碑」として設置されていたが、第二次世界大戦に伴う金属回収によって供出され、現在はだいご小学校内に台座と碑文のみが残されている。なお、実際に水郡線が全通するのは1934年(昭和9年)であり、その4年前に「全通記念碑」を建てたのは、福島県側との連絡など建設推進のための題目にすぎず、地元と県庁所在地を結ぶ鉄道が完成しさえすればそれでよいという地域エゴの現れと指摘されている[1][2]。
のりば
1 | ■水郡線(上り) | 常陸大宮・水戸方面 |
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2・3 | ■水郡線(下り) | 磐城棚倉・磐城石川・郡山方面 |
駅弁
玉屋旅館が販売する主な駅弁は下記の通り[3]。
- 奥久慈しゃも弁当 - 購入には予約が必要である[4]。
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下のとおり。
- 2000年度 - 600人
- 2001年度 - 581人
- 2002年度 - 558人
- 2003年度 - 543人
- 2004年度 - 526人
- 2005年度 - 526人
- 2006年度 - 511人
- 2007年度 - 496人
- 2008年度 - 481人
- 2009年度 - 453人
- 2010年度 - 449人
駅周辺
駅前にはロータリーがあり、商店街がある。
路線バス
歴史
- 1927年(昭和2年)3月10日 - 鉄道省の駅として開業。
- 1930年(昭和5年)4月16日 - 当駅 - 磐城塙間延伸開業。
- 1981年(昭和56年)7月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年) - 駅弁販売が復活。
その他
- CHAGE&ASKAのアルバム『RED HILL』に収録されている楽曲『Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは』のプロモーションビデオのロケーション撮影に使われたことがある。
- 2006年(平成18年)に放送された毎日放送制作のドラマ30『がきんちょ〜リターン・キッズ〜』の中で何度か登場した。
隣の駅
脚注
- ^ 中川浩一『茨城県鉄道余話』 下(第1刷)、筑波書林、1981年12月15日、127 - 137頁。
- ^ 「駅前の風景第7回 水郡線常陸大子駅」(PDF)『JOYO ARC』、財団法人常陽地域研究センター、2007年7月、1 - 3頁。
- ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)620ページ
- ^ 朝日新聞社"asahi.com(朝日新聞社):「凍る滝」に熱~い視線 袋田温泉(茨城県)"2009年2月13日(2010年11月10日閲覧。)