大山結子
この記事は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。(2014年8月) |
大山 結子 | |
---|---|
誕生日 | ????年5月16日 |
出生地 | 埼玉県 |
国籍 | 日本 |
芸術分野 | 現代美術、美術、演劇、俳優、パフォーマンスアート、インターメディア |
教育 | 多摩美術大学卒業 |
代表作 | NGOうさぎ組 |
受賞 | |
ウェブサイト | 公式サイト |
大山 結子(おおやま ゆうこ、5月16日 - )は、日本の現代美術家。俳優やパフォーマーとしても活動する、インターメディア・アーティスト。元水着キャンペーンガール。
人物
埼玉県春日部市出身、東京都世田谷区在住。化粧品のための動物実験の反対運動を目的とした、通称「うさぎ組」という芸術家NGOの代表(「うさぎ組」はNGOという形式の現代美術作品)を務める。ベジタリアン。
来歴
十文字中学校・高等学校に進学。在学中に希望した美大進学を両親に反対され、両親の意向で、某私立大学に世界史の一芸入試で合格、進学するも、本人の意思で家出をしつつ水着キャンペーンガールのアルバイトで貯金をし、すいどーばた美術学院デザイン科に入学(ただし、油画科進学希望だが書類上の手違いでデザイン科に在籍)。同学院では日本画家の高橋浩規などに師事し、女子美術大学デザイン科に入学。その後、本来の志望進路に進むため、貯金をして新宿美術学院油画科に特待生として入学。同学院を経た後、多摩美術大学に入学。
多摩美術大学に在学中、油画を専攻していながら、映像演劇科の研究公演『自来也』に主役の一人として抜擢され、「自来也A役」として出演。多摩美術大学発行の「平成15・16年度 多摩美術大学 造形表現学部 映像演劇学科 共同研究報告書」によれば、『自来也』総合プロデューサーで詩人・評論家の鈴木志郎康から「相手役を食ってしまった」と高い評価を受けている。
『自来也』で共演した多摩美術大学映像演劇科の学生達は卒業と同時に劇団「小指値」(こゆびち)—鈴木志郎康が命名—を立ち上げ、のちに劇団名を「快快」(ファイファイ)に改名して演劇活動を展開。大山は野田秀樹芸術監督就任記念プログラム・日比野克彦との合作、東京芸術劇場の特設野外舞台での発表作品『火の鳥 (ストラヴィンスキー)』で主演を務める。
2009年にはザルツブルク博物館「日本の芸術」展で、日本の現代美術家として紹介される。
近年は、「化粧品類のための動物実験の撲滅を目指す」という主旨の、通称「うさぎ組」と呼ばれる芸術家NGOを立ち上げ、「NGOうさぎ組」の「組長」(代表)として、「化粧品のための動物実験の反対運動」が目的の市民活動と、「現代美術」を融合させた作品を発表することが多く見られる。
「NGOうさぎ組」の主な活動は、ザルツブルク博物館館長Perter Husty のキュレーションによるパフォーマンスアート発表や、早稲田大学法学部主催、塚原史のキュレーションによるパフォーマンスアートの発表などである。
2011年、東日本大震災によって村上隆主催のGEISAI#15が中止になった折には、それを受けて同年6月に開催された「プチGEISAI決起オフ」の招待作家となり、「カイカイキキギャラリー」でパフォーマンスアートを「NGOうさぎ組」として行った。
NGOうさぎ組
「NGOうさぎ組」には、俳優の北澤理恵やデザイナーの本谷真理、平野彩花など約60人の「組員」(メンバー)がおり、継続的に公演活動を行っている。
エピソード
- 大山は多摩美術大学在籍中に知り合った、現代美術家、画家の増山麗奈の自宅におしかけて弟子入りした。
- 大山は多摩美術大学入学以前から漫画家・画家の田村吉康と交流があり、たびたび悩み相談に乗ってもらっていた。彼の妻でイラストレーターの小池真理とも交流があった。
主な作品
- 『勲章』 TAMA ART COMPETITION入選、ザルツブルク博物館「日本の芸術展」出展、『GIRLY POWER!』掲載
- 『もう飲むのヤダ』TAMA ART COMPETITION 明和電機賞
- 『ためいき』「表象文化展」出展、原爆の図丸木美術館企画展 今日の反核反戦展出展
- 『森はたぶんあなたを許さない』(2011年)『GIRLY POWER!』掲載
- 『パリ♡アート革命』日本経済新聞掲載
- 『ぼうりょくだん♡うさぎ組』『新潮』掲載
- 『旋律とノイズ』(ザルツブルク博物館)『いかす!アート』掲載
- 『大山結子とゆかいなうさぎ達~没後64年目のレクイエム~@村上隆プチGEISAI決起オフ』招待発表
- 『自来也』出演
- 『火の鳥 (ストラヴィンスキー)』の主演(野田秀樹芸術監督就任記念日比野克彦特設野外舞台、東京芸術劇場)
- 『ペール・ギュント(イプセン、グリーグ)』出演(「藝大21「第6回東京藝術大学奏楽堂企画学内公募演奏会」)
- 『バスティアンとバスティエンヌ(モーツァルト)作曲』出演(北とぴあ国際音楽祭2012)
- 『ヘンゼルとグレーテル(エンゲルベルト・フンパーディンク作曲)』出演(「漫画『のだめカンタービレ」二ノ宮知子×ペーター・コンヴィチュニー演出協力、ティアラこうとう大ホール)
- 『スザンナの秘密(エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ)』出演(北とぴあ国際音楽祭2013)
他
年譜
- 2004年
- 『自来也』自来也A役で出演(多摩美術大学研究公演/東京)
- 2005年
- TAMA ART COMPETITION 明和電機賞
- 2009年
- 「日本の芸術展」9japanese contemtorary artist's exhibition出展(ザルツブルク博物館)『いかす! アート』掲載、全国商工新聞掲載
- 『パリ・アート革命』日本経済新聞掲載(2010年1月19日夕刊)
- 早稲田大学法学部(副専攻表象文化研究)主催「アヴァンギャルド〈生〉あります。」出演(「新潮」掲載 (文章・塚原史:早稲田大学教授)2010年発行)
- 2010年
- 「マニフォルド2010展」出展全国商工新聞掲載
- 演劇『ワンルーム・タイムマシン』脚本、主演 『GIRLY POWER! 』掲載
- 2011年
- 『大山結子とゆかいなうさぎ達~没後64年目のレクイエム~@村上隆プチGEISAI』招待発表
- 2011年
- 『うさぎ組』@村上隆プチGEISAI』受賞
- 2012年
- 『ペール・ギュント(イプセン、グリーグ)』出演(「藝大21「第6回東京藝術大学奏楽堂企画学内公募演奏会」)
- 2012年
- 『バスティアンとバスティエンヌ(モーツァルト)作曲』出演(北とぴあ国際音楽祭2012)
- 2013年
- 『ヘンゼルとグレーテル(エンゲルベルト・フンパーディンク作曲)』出演(「漫画『のだめカンタービレ」二ノ宮知子×ペーター・コンヴィチュニー演出協力、ティアラこうとう大ホール)
- ショパン (雑誌) 別冊「Hanna」掲載
- 2013年
- 『スザンナの秘密(エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ)』出演(北とぴあ国際音楽祭2013)
他
主な出版物
- 『GIRLY POWER! 』増山麗奈著、鹿砦社出版(2011年)
- GIRLY POWER!』には、大山の幼児期の体験や成年後の出来事について掲載されているほか、巻頭のグラビアページには、グラビアアイドルの小滝かれんとともにモデルとして登場している。
テレビ出演
- 「大山結子のマニフォルド」(TokyoBorderlessTV)
主な参考文献
- 『GIRLY POWER!』鹿砦社出版(2011年)
- 日本経済新聞(2010年11月19日)
- 全国商工新聞(2010年10月4日)
- 東洋経済日報(2011年7月1日)
- ショパン (雑誌) 別冊「Hanna」(2013年7月)