ヘンゼルとグレーテル

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アーサー・ラッカムによる挿絵(1909年)

ヘンゼルとグレーテル』 (: Hänsel und Gretel, KHM 15) は、グリム童話に収録されている作品。「Hänsel」は「男の子」、「Gretel」は「女の子」である。

目次

[編集] 概要

元々は、長く続いた飢饉での、姥捨てならぬ、子供捨てによる口減らしの話。当時の不作と飢饉を救ったのは、歴史的にはジャガイモの耕作の始まりだったのだが、そうした時代の記憶を伝える話として見ることも出来る。

[編集] あらすじ

母親に捨てられた兄妹が森で道に迷い、森の奥に住む魔女に騙され捕らえられるが、隙を見て魔女をかまどに突き飛ばして焼き殺し、宝石真珠などを持って家に帰る。

[編集] エピソード改変例

主に子供向けの本では、一部のエピソードが残酷性などを理由に変更されている場合がある。以下ではその例を述べる。

  • 兄妹を捨てる母親が、実母ではなく継母になっている。
  • 父親は子捨てに反対するが、強行される。もしくは、言いくるめられて黙認する。
  • 父親が不在。もしくは、物語の最初で死別する。
  • グレーテルが、魔女の家で魔法を身につける。
  • 物語の最後で母親が雷に打たれて死ぬ。もしくは、兄妹の帰宅時にすでに故人になっている。
  • 魔女の家が雑多なお菓子だけで出来ている。原作では壁がレープクーヘンで、屋根は菓子類、窓は透き通った砂糖で出来ていたと記述されている。
  • 決定版とされている第七版では、森から家に帰る際に川を渡る時、鴨の背に乗るという別の伝承のエピソードが付け加えられている。

また

  • 最後にかまどの中で魔女が死ぬシーンで、継母(実母)も一緒に死ぬ。もしくは、魔女と継母(実母)が同一人物。

などの話もあるがこれは、「一部のエピソードが残酷性などを理由に変更されている」という理由からは外れるだろう(詳しくは魔女の項を参照)。甘口が徹底しているのはオペラ版で、母親は単に二人に苺摘みに森へ行くよう命じただけで、後から夫に魔女の話を聞き慌てて二人で行方を捜すという改変になっている。

[編集] 登場人物

  • ヘンゼル(Hänsel、兄)
  • グレーテル(Gretel、妹)
  • 父親
  • 母親
  • 魔女 (Hexe)

[編集] この童話を原作とする作品

[編集] 音楽分野

[編集] 小説部門

[編集] グリム名作劇場版

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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